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BLEACH (アニメ)
日本のテレビアニメシリーズ ウィキペディアから
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『BLEACH』(ブリーチ)は、久保帯人による同名の漫画作品を原作とした日本のテレビアニメシリーズ。2004年10月から2012年3月までテレビ東京系列ほかにて放送された[3]。アニメ独自のオリジナルシリーズを織り交ぜつつ、原作漫画の「死神代行篇」から「死神代行消失篇」の内容を基にアニメ化された[4]。また、2006年から2010年にかけて4作の劇場アニメが公開された[5]。
この項目には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
前シリーズから約10年ぶりの続編となるテレビアニメ『BLEACH 千年血戦篇』(ブリーチ せんねんけっせんへん[6])では、原作漫画の最終章「千年血戦篇」が分割4クールでアニメ化される予定[7][8]。第1クールは2022年10月から12月まで、第2クール『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』(ブリーチ せんねんけっせんへん けつべつたん[6])は2023年7月から9月まで、第3クール『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』(ブリーチ せんねんけっせんへん そうこくたん[9])は2024年10月から12月まで、いずれもテレビ東京系列ほかにて放送された[10][11][12]。第4クール『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』(ブリーチ せんねんけっせんへん かしんたん[13])は、2026年に同系列ほかにて放送予定[14]。
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スタッフ
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制作
要約
視点
BLEACH(制作)
2004年7月12日発売の『週刊少年ジャンプ』33号にて「ジャンプフェスタ・アニメツアー'04」でのオリジナルアニメ化が発表され[19][20]、8月2日発売の36号にてテレビアニメ化と制作スタジオが発表された[21][22]。同月23日発売の39号にて制作スタッフおよび主要キャラクターの声優陣が[23][24]、同月30日発売の40号にてオープニング・エンディングテーマを担当するアーティストがそれぞれ発表された[25][26]。
制作体制
アニメーション制作はstudioぴえろが担当した[3]。監督には、プロデューサーを務める萩野賢とのコンビで『幽☆遊☆白書』『NINKU -忍空-』などの作品を手掛けてきた阿部記之が起用された[27]。シリーズ構成には『テニスの王子様』などを担当した十川誠志が[28]、音楽には『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られる鷺巣詩郎がそれぞれ起用された[29]。キャラクターデザインは、複数人のコンペティション参加者の中から、工藤昌史を原作者の久保が指名した。久保は工藤を指名するに至った理由として、工藤による本作の登場人物・井上織姫のデザインが「可愛かった」ことを挙げており、自身が苦手としていた「肉感っぽい織姫」の表現を評価しての採用となった[30]。工藤は『プラネテス』などで作画監督を務めた経験を持つが、キャラクターデザインとしては本作が初の担当作品となる[31]。また、メインの作画スタッフにも若手が起用された[32]。
2009年には、オリジナルシリーズ・斬魄刀異聞篇が制作された[33]。阿部とプロデューサーは新たな視点を取り入れるため、本作に未参加の脚本家をシリーズ構成に起用する方針を決定し、舞台脚本を手掛けていたきだつよしを迎えた[33]。きだは、ぴえろが手掛けた舞台作品で脚本・演出を担当したことが縁となり、本作に参加することとなった[33]。オリジナルシリーズ・護廷十三隊侵軍篇以降は、下山健人がシリーズ構成を担当した[34]。
シリーズ構成
『アニメディア』は本作の特色について、原作沿いのストーリーの合間に、バウント篇や新隊長天貝繍助篇、斬魄刀異聞篇などの独立したアニメオリジナルシリーズを織り交ぜながら放送を続けたこととまとめている[35]。
シリーズ構成の十川は、本作におけるこだわりとして、「男子にも女子にも配慮した脚本作り」と、アクションシーンを細部にわたり想定して書いた「殺陣」を挙げている[28]。
バウント篇では、阿部から十川に対し、先の展開は決めずに脚本を作ってほしいという要望が示された[36]。これは「ジャンプ的な面白さ」を念頭に置いたものであり、尸魂界・救出篇が佳境に向かう中にあっても、スタッフの誰も新シリーズの結末を知らない状態で制作が進められた[37]。阿部はバウント篇での戦いはこれまでと違うものにしたいとし、剣で戦えない状況にあってもチームプレイで敵の弱点を突く頭脳戦をその一例として挙げた[36]。また、同篇について、「バウント篇は尸魂界篇と違い、一護が皆を引っぱっていく戦いではなく、むしろ『仲間』の戦う理由が一護を引っぱる群像劇になっています」と述べている[38]。
グリムジョーとの戦いを区切りとして、アニメは再びオリジナルの展開へ移行した[39]。阿部は新隊長天貝繍助篇について、空席となっていた三番隊に新たな隊長が着任することから始まる独立したエピソードであり、尸魂界と現世のふたつの視点から物語が展開される構成になっていると説明している[40]。久保はシナリオの初期段階に関わり、その経験を貴重なものとして振り返っている[41]。
斬魄刀異聞篇では、きだが提示した複数のアイデアが原作サイドと協議される中、「死神と斬魄刀が戦う」という構想を久保が気に入り、その方向性で進められることが決まった[33]。当初、斬魄刀の実体化は一部のみと想定されていたが、久保の提案により、登場するすべての斬魄刀を実体化させることとなった[33]。きだは原作の世界観と地続きでありながらもオリジナル要素を取り入れた構成を意識し、既存のキャラクターを活かした物語作りを考える中で斬魄刀に着目したという[33]。きだは同篇について「番外編の豪華版」のようなストーリーであると述べている[33]。
本作では上記シリーズのほかにも、阿部が「いつもは見られない隊長格の一面が見られる」と話す日番谷先遣隊を扱ったエピソード[42][注 3]、原作のカラーの扉絵に着想を得た「扉絵シリーズ」[1][注 4]、幕間として放送された「お正月スペシャル」などの「季節モノ」[35]、『劇場版BLEACH 地獄篇』との連動企画として放送されたエピソードなど[44][注 5]、多様なアニメ独自のエピソードが制作された[35]。また、死神代行篇では、久保のデザインによるオリジナルキャラクターを登場させたことに伴い、原作漫画や「ジャンプフェスタ・アニメツアー'04」で上映された作品( § BLEACH memories in the rain)とは異なる独自の展開が構想された[32][45]。
演出
ぴえろ社内の商品パッケージを手掛けるデザイナーにより制作されたタイトル画面には、放送中の話数を示す数字のみが表示される[46]。毎回デザインが異なるこの画面について、阿部は原作漫画のデザイン性を求めた演出であると述べており[28]、オープニング・エンディングまで随所にわたりクールでスタイリッシュなテイストに仕上げられた作風は、男性ファンだけでなく女性ファンからも支持を集めた[47]。
キャラクターデザイン
久保の絵柄が連載時期によって変化していることもあり、工藤はコンペティションに際して久保の「新しい絵」に似せることを意識したという[30]。久保は「最初のころはものすごく直しとかがあったけど、だんだん、工藤さんの絵が僕側に近づいてからは、逆に僕が工藤さんの影響を受けたりしてます」と語り、服のなびき方や体の肉感的な表現などをその例に挙げた[48]。
一方で、工藤は初のアニメオリジナルシリーズであるバウント篇より登場するキャラクターに関し、久保によるキャラクターとのすり合わせは常に頭に置いているとしつつ、『BLEACH』の世界観から少し外れたデザインで制作をしてみたことも明かしている[49]。
破面・虚圏潜入篇に挿入されたメノスの森編では、久保が設定資料を作成し、オリジナルキャラクターのアシドや作中舞台のデザインを手掛けた[50][51]。また、新隊長天貝繍助篇では久保がオリジナルキャラクターの霞大路瑠璃千代、犬龍、猿龍のデザインを担当した[52]。
斬魄刀異聞篇に登場する実体化した斬魄刀のデザインは、久保の意向により、久保が工藤にイメージを伝え、そのイメージを基に工藤が具現化する過程で生みだされた[53]。工藤はシリーズ構成がある程度固まった段階で久保と直接打ち合わせを行い[33]、徹夜でデザインについて議論を重ねた[53]。久保にはイメージが明確なものとそうでないものがあり、二人で資料を調べながら検討を重ねたという[33]。久保は実体化した斬魄刀を全員人型にしてほしいとの要望を示し[54]、原作において未登場であった設定類なども工藤に伝えられた[55]。工藤は実体化した斬魄刀のデザインにあたり、男性キャラクターと女性キャラクターのバランスを意識したという。また、「名前からのイメージ」や「形状からのイメージ」など、情報が豊富なキャラクターほどデザインしやすかったと述べている[54]。仕上がったデザインについて、久保は「ぴったりでした。だから、ほとんど直してない」「すごくイメージ通りにできた」と高く評価した[53]。工藤は同篇を「本当に“キャラおし”」と表現し、久保も「僕の『BLEACH』の漫画の描き方が、キャラクターありきで描くので、そっちに近い」と同意している[54](BLEACH 斬魄刀異聞篇 § 登場人物も参照)。
音楽
→トラックリストについては「§ BLEACH(サウンドトラック)」を参照
音楽は作曲家の鷺巣が一環して手掛けており、レコーディング・セッションは、鷺巣が活動の拠点とするロンドン・パリ・東京のスタジオで行われた。
オリジナル・サウンドトラック (OST)『TV Animation BLEACH Original Soundtrack 1』のセルフライナーノーツ冒頭で、鷺巣は以下のように記している。
コミックを最初に読んだときにヒシヒシと感じた、このBLEACH特有の「新しさ」と「時代性」を何よりも大切にしよう……それが今回BGM(劇中音楽)制作するうえで僕がまず心掛けたコト。 — 鷺巣詩郎[56]
本作のサウンドは「切れ味するどい」ことが大切であるとし[57]、初回レコーディング・セッションは、ギター・ドラムス・ヴァイオリン、そして先鋭的な打込みというごくシンプルな編成により[56]、テレビシリーズの放送が開始される3か月前に東京のスタジオで行われた[58]。ロンドンセッションでは、ヴォコーダー・サウンドだけでなく、良い意味で挿入曲らしくない完全な「唄モノ」をBGMに加えるという試みを課し、本作の主人公・黒崎一護のテーマ"Number One"、さまざまな空間の歪みを表現した"Nothing Can Be Explained"という長年にわたり本作で使用されることになる楽曲が誕生した[56]。
バウント篇のOST『TV Animation BLEACH Original Soundtrack 2』では、レコーディングにストリングス・オーケストラが参加した[57]。これは、テレビシリーズがいったん原作から離れ、オリジナルシリーズに差し掛かったことで重厚なサウンドも必要になったためであると鷺巣は述べており、落合徹也率いる弦一徹ストリングス・オーケストラを迎え、「切れ味するどいストリングス・オーケストラ」をテーマに掲げたレコーディング・セッションが行われた[57]。
破面篇のロンドンセッションは、2006年12月にヴァイオリニストのギャヴィン・ライト率いるスタジオ・オーケストラ、フラメンコ・ギタリストのスティーヴ・ホルムズを迎えて行われた[59]。同篇のOST『TV Animation BLEACH Original Soundtrack 3』では、スティーヴによるギター・ソロをフィーチャーした楽曲が前半8曲に配置されており、鷺巣は同作のセルフライナーノーツにおいて、「破面篇の音楽は、もう彼のギターに尽きる」と賛辞の言葉を残している[60]。
『劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』では大合唱団をフィーチャーした重厚な楽曲を登場させるなど、鷺巣は本作のサウンドの幅を拡大し続けてきたが、斬魄刀異聞篇より新たに加わることになった楽曲は、「初期BLEACHの強靭でアヴァンギャルドなロックに回帰」をスタッフ全員の合言葉として、2004年の初回レコーディング・セッション同様、ごくシンプルな編成により制作された[58]。同篇のOST『TV Animation BLEACH Original Soundtrack 4』のセルフライナーノーツから、その背景について鷺巣が記した文章を抜粋して以下に掲げる。
嬉しいことに、BGMにかぎって言えば、TVシリーズと劇場版の垣根はすでに崩壊している。阿部監督が、劇場版BGMをTVシリーズでも実に有効に活用しているからだ。TVとは思えないほど「贅沢なサウンド」が毎週ふつうに流れているのだ。「こうした満たされた日常」もまた、今回ここらへんで「回帰しようか」という良きトリガーになってくれたのだと思う。 — 鷺巣詩郎[58]
鷺巣は斬魄刀異聞篇に使用されているBGMについて、「劇場版も含めた過去5年間からのセレクト・ミクスチャーである」とも述べており、そのような経緯から、同篇のOSTには、さまざまな制作背景と幅広い音楽性を持つ楽曲が多数配置されている[61]。
コーナー
スタッフ間で「予告コント」と称される次回予告は、さまざまな登場人物がギャグ調の掛け合いを見せるコミカルな内容となっており[62]、2006年11月時点ではプロデューサーの萩野がネタ作りを担当していた[63]。
その後、2007年および2008年には、本作の脚本を手掛けるぴえろ文芸スタッフの大久保昌弘が次回予告を担当していることが紹介された[64][65]。大久保は次回予告の制作コンセプトについて以下のように語っている。
プロデューサーの萩野さんから「普通の予告にはしたくない」なんて無茶なリクエストがありまして(笑)。今は「15秒で1ネタやる」というスタイルなんですが、その中でネタを完結させるのは結構難しいんですよ(笑)。でも次週の内容に必ず触れるようにはしているんです。予告を見て、次の週を見ていただければ「ああ、そういうことだったのね!」と分かってもらえるようには作ってます。 — 大久保昌弘[64]
また、次回予告後には、「死神図鑑」「死神図鑑ゴールデン」をはじめとするさまざまなコーナーが配置された[47]。放送トラブルやアニメオリジナルシリーズの挿入に際しては、このコーナーにおいて「大人の事情」によるものであるとの説明がしばしばなされた[66]。死神図鑑ゴールデンを担当する大久保は、本作ではキャラクターが確立しているため、「それを『どう崩してストーリーを作っていくか』という部分が難しい」と述べている[64]。
BLEACH 千年血戦篇(制作)
本作より登場するキャラクターの声優は、スマートフォン・PC・PlayStation 4向けゲーム『BLEACH Brave Souls』の声優陣が続投する[7][67]。
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評価
要約
視点
→「BLEACH § 社会的評価」も参照
BLEACH(評価)
売上
テレビ東京は2008年に自社の業績に貢献度の高い作品として、『ポケットモンスター』、『NARUTO-ナルト-』、『遊☆戯☆王』とともに本作の名前を挙げた[68]。本作はテレビアニメの放送終了後も海外向けの配信やゲームライセンスなどが好調であり[69]、同社のアニメ事業において重要な収益源のひとつとなっている[70]。
日本国外では、2006年3月にビズメディアが南北アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア地区でのテレビ放映およびビデオグラム化権、商品化権のマスターライセンスを獲得し、各国において作品・商品展開が行われた[71]。北米におけるDVDの累計販売枚数は、2012年2月時点で180万枚を超えている[72]。
オープニングテーマとして使用された楽曲の多くは、オリコンチャートでトップ10入りを記録した[73]。音楽メディア・BARKSによれば、主題歌を担当したアーティストの多くが後にブレイクを果たしており、本作とのタイアップは「ヒットへの登竜門」とも称されていたという[73][74]。
ランキング・受賞
『アニメディア』の読者が選ぶ歴代作品人気ランキングでは、2006年に初めてベスト10入りし、第4位を獲得した。2007年は前年に放送されたオリジナルシリーズ「バウント篇」の影響もあり第7位となったが、2008年は「破面篇」の展開が支持を集め、第6位へと回復した[75]。
ラテンアメリカのアニメサイト「ANMTV」によるアンケート結果が2011年にシネマトゥデイで紹介され、南米で人気のアニメシリーズ第2位にランクインした[76]。
BLEACH 千年血戦篇(評価)
批評
リアルサウンドのライター・キットゥン希美は、これまでのテレビシリーズと比べて作画のクオリティが大幅に向上しており、戦闘シーンについても劇場アニメと遜色なく、スタイリッシュな戦いが忠実に再現されていると評している[2]。同メディアのライター・あんどうまことは第1クール『BLEACH 千年血戦篇』について、原作漫画のストーリーが凝縮されテンポよく描かれており、「1話1話が非常に濃密なものとなっている」と評している[8]。アニメイトタイムズ編集部の岩崎航太は第2クール『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』について、「原作では描かれなかった要素が数多く盛り込まれた、これぞ理想的な脚本・脚色の形と言えるアニメ化作品」と評している[87]。
ライターの照沼健太は本作の音楽について、鷺巣詩郎が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズで培った技術を全面的に『BLEACH』の世界に反映させていると述べている。また、テレビアニメ作品でありながら、その音楽的なクオリティや風格において映画音楽の品格を備えていると称賛している[88]。
ランキング・受賞(第1クール)
アニメイトタイムズ編集部が独自に集計した「2022秋アニメみんなが選んだ人気おすすめランキング・トップ20」では第6位[89][90]、「2022年アニメ人気作品総選挙」では第9位にランクインした[91][92]。
Filmarksがサービス内のデータに基づいて発表した「2022年秋アニメ 満足度ランキング」では第2位を獲得した[93]。
英語圏のアニメメディアAnime Cornerが発表した「Fall 2022 Anime of the Season Rankings」では本作が第1位[94]、「Best Boy of the Fall 2022 Anime Season」では黒崎一護が第1位を獲得した[95]。
英語圏のアニメメディアAnime Trendingが発表した「FINAL FALL 2022 ANIME RANKINGS」では第6位となった[96]。
MyAnimeListが発表した「Top Anime From 2022 」では第1位を獲得した[97]。
中国のソーシャル・カルチャー・サイトDoubanが発表した「2022年度映画ランキング(豆瓣2022年度电影榜单)」では、テレビアニメ部門で第1位を獲得した[98][99]。
ランキング・受賞(第2クール)
Filmarksがサービス内のデータに基づいて発表した「2023年夏アニメ 満足度ランキング」では第1位を獲得した[107]。
アニメイトタイムズの編集部とライターが選ぶ「2023夏アニメおすすめランキング」では第4位に選出された[87]。
英語圏のアニメメディアAnime Cornerが発表した「Summer 2023 Anime of the Season Rankings」では本作が第2位[108]、「Best Boy Ranking: Summer 2023 Anime Season」では黒崎一護が第4位[109]、「Best Girl Ranking: Summer 2023 Anime Season」では朽木ルキアが第3位を獲得した[110]。
中国のソーシャル・カルチャー・サイトDoubanが発表した「2023年度映画ランキング(豆瓣2023年度电影榜单)」では、テレビアニメ部門で第7位にランクインした[111]。
ランキング・受賞(第3クール)
ドワンゴがニコニコでの動画視聴数やコメント数、アクセス数を元に集計した「2024年秋アニメランキング」では第2位を獲得した[118]。
英語圏のアニメメディアAnime Cornerが発表した「Fall 2024 Anime of the Season Rankings」では第1位を獲得した[119]。また、同メディアによる2024年秋アニメの「Best Male Character Ranking」では黒崎一護が第3位に選ばれた[120]。「Best Supporting Character」では、男性キャラクター部門で涅マユリが第2位、阿散井恋次が第3位、京楽春水が第5位に、女性キャラクター部門で涅ネムが第1位、伊勢七緒が第2位、四楓院夜一が第8位にそれぞれランクインした[121]。
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アニメオリジナルシリーズ
要約
視点
この項目では、テレビアニメ『BLEACH』で放送されたオリジナルシリーズのあらすじを扱う。
バウント篇
バウント 尸魂界・強襲篇
- 第92話 - 第109話(全18話)
- 当初、虚圏(ウェコムンド)へ向かうと思われていたバウントの真の目的が尸魂界の殲滅であることを知った一護たちは、ふたたび尸魂界へ足を踏み入れる。一方、バウントたちは周到な計略により尸魂界へと侵入を果たし、復讐をもくろむ。そして、それらを阻止抹殺しようと護廷十三隊も動き出す。
メノスの森編
- 第147話 - 第149話(全3話)
- 白砂の番人・ルヌガンガを倒し、虚夜宮(ラス・ノーチェス)を目指す一護たちの前に、2体目のルヌガンガが姿を現す。砂に飲みこまれた一護たちは、虚圏の地下深くに広がるメノスが生息する空間・メノスの森へと落ちていく。落下する際に一護たちとはぐれたルキアは、そこで謎の死神・アシドと出会う。
- 数百年前、アシドは仲間たちと虚圏に消える虚を追いかけ、メノスの森に辿り着いた。以来、死神として現世に向かう虚の数を少しでも減らすため、そして同じ信念のもと森で戦うことを誓い合い、敗れていった仲間たちとの約束を守るため、森でたった1人虚と戦い続けていた。
- アシドのアジトに身を潜めていたルキアとアシドは、ギリアンの大群と戦闘を続ける一護たちの霊圧を感じ、ふたたび森へと入っていく。一方、一護たちは虚によって連れ去られたネルたちを助けるため、バワバワの先導のもとネルたちの行方を追う。やがて森を管理するアジューカスたちは、アシドと行動をともにするルキアの存在に気づき、侵入者を一網打尽にするため、巣に連れ去ったネルたちを利用しようと画策する。
- ルキアからの進言を受け入れ、尸魂界に帰還する意思を固めたアシドは、森での最後の仕事として因縁のアジューカスと対峙し、これを打ち倒す。2人はアジューカスの手からネルたちを奪還した一護たちと合流し、地上への出口を目指す。しかし、一行を敗残したアジューカスの1体が追撃し、殿を務めたアシドはふたたび森へと身を投じていった。
- 一護たちは虚夜宮にほど近い地上への脱出に成功する。ルキアはメノスの森に残されたアシドに対し、「必ずお前を迎えに戻る」と誓いを立て、一護たちとともに虚夜宮に囚われた井上織姫の救出に向かう。
新隊長天貝繍助篇
第204話 - 第205話は同篇の後日談にあたる。
- 第168話 - 第189話(全22話)
- 尸魂界では、藍染たちの反乱で市丸ギンが抜け空席となった三番隊隊長の座に、新隊長として虚討伐の遠征部隊を率いていた天貝繍助を迎えることとなる。三番隊・ひいては護廷十三隊の改善に尽力しようとする天貝と、天貝が唱える新体制に、三番隊の隊員たちは反発してみせる。しかし、天貝の実力と強力なリーダーシップを肌で感じ、隊員たちも徐々に天貝に惹かれていく。そして、市丸失踪以降ずっと三番隊を守り続けていた吉良は、天貝の唱える新体制と隊員たちとの狭間で振り回されつつも、天貝が信頼に値する隊長であると認め徐々に折り合いを付けていく。やがて、吉良は天貝が連れてきた第三席・貴船理の不審な行動に疑問を持つようになる。
- 一方、現世では上級貴族霞大路家の姫・霞大路瑠璃千代が、お供の犬龍・猿龍の引導で黒崎家の隣に移り住み、一護の学校にも転入をしてくる。瑠璃千代は、霞大路家を取り仕切り、霞大路家の乗っ取りを画策する雲井尭覚に命を狙われていた。それを知った一護とルキアは、犬龍から瑠璃千代のボディーガードを依頼される。一護たちは、霞大路家の秘術で作られた刀「獏爻刀(ばっこうとう)」を与えられた雲井の刺客たちとの戦いを強いられることになる。やがて霞大路家を取り巻くお家争いは、尸魂界を巻き込む騒動へと発展する。
斬魄刀異聞篇
- 第230話 - 第265話(全36話[35])
→「BLEACH 斬魄刀異聞篇」を参照
護廷十三隊侵軍篇
- 第317話 - 第342話(全26話)
- 藍染との決戦を終え、尸魂界と現世には平穏が戻る。しかし、断界で死神たちが消息を絶つ事件が発生し、護廷十三隊は調査を開始する。一方、現世ではコンが穿界門から落ちてきた少女・九条望実を保護するが、その正体は不明なままであった。時を同じくして出頭を命じられた一護は、断界内で起きた事件の首謀者として死神たちから襲撃される。死神たちは十二番隊第七席・因幡影狼佐の手により、尸魂界で魂魄の器として使われる「霊骸(れいがい)」にすり替えられていた。影狼佐は原種の死神に代わる護廷十三隊「侵軍」を組織し、尸魂界の乗っ取りを進める。望実は影狼佐から狙われる中、コンや一護たちとの交流を経て次第に心を開き、自ら戦うことを決意する。
- 原種の死神たちと霊骸たちの戦いが続く中、望実と影狼佐が改造魂魄であり、改造魂魄の開発者・由嶌欧許の魂から分たれて生まれた存在であることが明かされる。影狼佐は望実を捕らえて融合し、由嶌の姿となる。尸魂界に潜入した一護たちは望実と融合した影狼佐と交戦する。望実の意識が影狼佐の行動を妨げ、影狼佐は一護に敗北する。影狼佐は最期に真の目的である尸魂界の破壊を試みるが、死神と霊骸たちの共闘によって阻止される。望実と影狼佐は共に消滅する。
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アニメオリジナルキャラクター
要約
視点
隠密機動
バウント篇(登場人物)
改造魂魄
浦原喜助によって作られた、3匹の改造魂魄[134]。個々の能力に加え、バウントの霊子の波長を探知する機能が追加されている[38]。バウントとの戦いのあとは浦原商店に身を寄せ、引き続き一護たちの手助けをしている。
阿部は改造魂魄の3匹について、「無茶やバカが許されるいいキャラ」であり気に入っていると述べている[38]。
- りりん
- 声 - かかずゆみ[134]
- 改造魂魄のリーダーである少女[135]。幻術を使用する[135]。泣き虫な一面がある。
- 鳥のぬいぐるみの中に入り、バウントからの護衛もかねて一護の家に居候する[135]。バウントとの戦いでは、主に一護のサポート役を担う。
蔵人 ()- 声 - 飛田展男[134]
- 多弁な中年男性[135]。変身能力を持ち[135]、相手の姿や戦闘能力を模すことができる。
- ウサギのぬいぐるみの中に入り、バウントからの護衛もかねて織姫の家に居候する[135]。バウントとの戦いでは、主に織姫のサポート役を担う。
之芭 ()- 声 - 杉田智和[134]
- 空間移動能力を持つ寡黙な男性[135]。恥ずかしがり屋な性格で、「問題ない」が口癖。
- 亀のぬいぐるみの中に入り、バウントからの護衛もかねてチャドの家に居候する[135]。バウントとの戦いでは、主にチャドのサポート役を担う。
バウント
滅却師と同様に特殊な能力を持った一族であり[136]、西洋では吸血鬼と呼ばれている。技術開発局が創設されるはるか以前に行われていた不死の魂魄の研究における事故によって誕生した。「ドール」と呼ばれる個性的で変幻自在な力を使い[38]、各々が固有の紋章を持つ。死んだ人間の魂を吸収し自らの糧とすることで、際限なく寿命を延ばすことができる[136]。そのようなバウントが生きた人間を襲い始めたことにより[136]、尸魂界から警戒される対象となった[137]。のちに一族の内紛[137]、一護たちや護廷十三隊の活躍により[38]、蘭島に保護された古賀剛を除くバウントは消滅した。
狩矢神 ()- 声 - 大川透[138]、生天目仁美(少年時代)
- バウントのリーダー[139]。かつてはユージン・カリアーと名乗っていた。
- 蘭島から与えられた紋章を自らの体に刻みこみ、ドールと融合している[139][140]。生きた人間の魂魄を集めるドール「ビット」を作り出し[137]、強大な力を手に入れた[38]。
- 技術開発局の奥深くに眠るオリジナルのバウントの紋章「浄界章」で尸魂界を壊滅させることを目論み、流魂街のならず者を利用して瀞霊廷へ侵入する[38][140]。浄界章を解放し[140]、爆発させようと試みたが失敗に終わる。一護と戦い[141]、敗北し、消滅した。
- 破面・出現篇では幻影として登場し、一護に「戦う決意と意味」を問いかける。
相馬芳野 ()- 声 - 勝生真沙子[138]
- かつて狩矢の恋人であったが、その本性を目の当たりにして彼のもとを去った[138]。狩矢の野望を知り、それを阻止するために行動する[137]。
- 負傷した石田を保護し、バウントが受けた迫害の歴史を語った[136]。このふれあいを通じてバウントとしての誇りを取り戻し、狩矢との戦いに挑むが、返り討ちに遭い、石田の腕の中で消滅する[38]。芳野の死は、石田に狩矢への復讐という戦う目的を与えた[38]。また、芳野の死とともに生まれたビットによって、バウントたちはさらなる力を手に入れることとなる[38]。
- バウントを作り出した研究者・蘭島の魂魄から複製されたため、容貌が蘭島に似ている。歌で人間を操る能力を持つ。
宇田川稜 ()- 声 - 咲野俊介[138]
- 自分を貴族と認識し、人間を食料と見なしている。一護の前で狩矢に反旗を翻すが、返り討ちに遭い、一之瀬によって葬られた[136]。
鵬 ()、磐 ()- 声 - 阪口大助[138]
- 双子の兄弟[136]。鵬は野球帽を、磐はビーニー帽を被っている。外見は子供であるが、生命の限界を超えるほどの長い年月を生きており、人間を蔑視している。
- ドールを操り石田が入院する病院を襲撃するが[136]、岩鷲の花火によって敗れ去った。
古賀剛 ()- 声 - 古澤徹[138]
- かつてはクラウド・ゴーガンと名乗り、人里を離れて静かに暮らしていた。狩矢から預かった若いバウント・ケインの死をきっかけとして、狩矢に付き従うようになる[136][138]。平和に暮らせる世界を望んでいる[38]。
- 瀞霊廷への侵入後、暴走する狩矢をいさめようとするが[38]、返り討ちに遭う。狩矢を追う途上、日番谷と戦い敗れるものの、一命を取り留め、夜一と蘭島によって保護された。バウント唯一の生存者となる。
馬橋 ()- 声 - 小野大輔[138]
- 当初は保守的な態度を示し、狩矢のやり方にも反対していたが、無理矢理取り込まされた人間の魂魄に酔い、好戦的な性格に豹変する。瀞霊廷への侵入後、砕蜂と戦い敗北した。
- ヨシ
- 声 - 沢海陽子[138]
- 戦いそのものを楽しんでおり[140]、死神への復讐には興味がない。瀞霊廷への侵入後、交戦した石田にドールの弱点を見破られ敗北した。
宇柿 ()- 声 - 鈴木勝美[138]
- 狩矢とともにドールを研究し、ビットを開発した[138]。戦いにはあまり参加せず、主に情報収集や研究を中心とした活動を行う。
- 恋次との戦いのさなか、暴走した自身のドールに握り潰され消滅した。死の間際、狩矢から捨て駒にされていたことを知る。
- ドール「ゲゼル」
- カードを使用して遠隔で操作する。小型ドールの「ゲゼルの目」から放たれる光によって作られた影の中から、ゲゼルの本体を実体化させて攻撃する[139]。
沢渡 ()- 声 - 藤本譲[138]
- バウントは不老の存在であるが、力を欲し、何万人もの生きた人間の魂魄を吸収し続けた結果、副作用によって老いた姿となった。バウントの長になる野望を抱いている。
- 瀞霊廷への侵入後、涅マユリと戦い[140]、敗れ去った。
- ケイン
- 声 - 藤本隆行[138]
- 故人。かつて狩矢が古賀のもとへ預けたバウント。当初は古賀に反抗的な態度を取っていたが、共に暮らしていくうちに打ち解けていく。古賀の了承を得ずにドールを召喚してしまい、その反動で灰となった。
バウント関係者
一之瀬真樹 ()- 声 - 千葉進歩[138]
- バウントと手を組む元十一番隊所属の死神[38]。光を操る斬魄刀「虹霞(にじがすみ)」を所持する[139]。やちるからは「マキちゃん」と呼ばれている。
- 敬愛する先代の十一番隊隊長を殺した更木剣八と相容れず、尸魂界から出奔し、狩矢を新たな忠誠の対象とした[38]。
- 尸魂界では、一之瀬を気にかけていた剣八から[38]、忠義と他者への依存を混同していたことを指摘される。流魂街で剣八と戦い[140]、敗北した。
- 最期は狩矢の命令に背いたが、狩矢の暴走を止めることはできなかった[38]。
蘭島 ()- 声 - 勝生真沙子[138]
- バウント研究の中心人物[142]。見た目は若いが、実年齢はかなりの高齢。
- バウントの子供(少年時代の狩矢)を逃がしたことが原因で瀞霊廷から追放され、死神としての力も封印された。その後の研究により、自身を守れる程度の能力を身につける。償いの人生を送っていたが、狩矢が尸魂界に復讐を企てていることを知り、一護たちに協力する。バウントを救いたいと願っている[38]。
メノスの森編(登場人物)
- アシド /
狩能雅忘人 ()[143] - 声 - 加瀬康之[143]
- メノスの森でルキアを救った死神[144]。虚の仮面を被り[145]、裸足で肩に毛皮を掛けている[146]。素顔は表情の少ない大人の男[146]。戦いが日常の一部となっているため、常に落ち着いた様子であり[146]、ギリアンを一太刀で両断する実力を有する。また、背負った虚の仮面を盾として使い虚閃を弾くことができる[146]。森を管理するアジューカスの力が変容したことから、尸魂界で異変が起きたことを感じ取っていた。
- テレスホルカン、アロマゾン、ペキュネス、パラテラウル
- 声 - 黒田崇矢(テレスホルカン)、杉崎亮(アロマゾン)、矢部雅史(ペキュネス)、中村悠一(パラテラウル)
- 藍染からメノスの森を取り仕切るよう命じられているアジューカス[147]。長年にわたりアシドと対立している[147]。ギリアンを操ることができる。
新隊長天貝繍助篇(登場人物)
三番隊
天貝繍助 ()- 声 - 堀内賢雄[148]
- 三番隊隊長に任命され[149]、隊の再建に尽力する。自由闊達で気取らず、周囲からの信頼が厚い[149]。しかし、その真の目的は、父・如月秦戉を殺した山本元柳斎重國への復讐であった。霞大路家を巡る陰謀の黒幕でもあり、一護との戦いで敗北する。父の死の真相を知った後、自らの斬魄刀で自害する。
- 斬魄刀「雷火(らいか)」を所持する。解号は「断ち切れ」。卍解は「雷火・業炎殻(らいか・ごうえんかく)」。また、死神の力を無効化する獏爻刀も所持している。
貴船理 ()- 声 - 緑川光[148]
- 剣の腕前を見込まれ、三番隊第三席に任命される[149]。冷静沈着な性格で[149]、隊士からの信望も厚いが、実際には実力の劣る者を見下している。真央霊術院時代から不満を抱え、強大な力を求めて霞大路家の獏爻刀に手を染めていた。
- 瑠璃千代の捜索にあたる吉良イヅルと対峙し、獏爻刀の力を駆使するも敗北。その反動で獏爻刀に力を喰われ、焼死する。
- 斬魄刀「烈風(れっぷう)」を所持する。解号は「荒れ狂え」。獏爻刀の力で、イヅルの斬魄刀「侘助」の能力を無効化した。
霞大路家
霞大路瑠璃千代 ()- 声 - 高木礼子[148]
- 霞大路家の正統後継者。わがままな性格であるが[148]、優しさも持ち合わせている。先代当主である母は瑠璃千代を出産後に死亡し、父もその後に亡くなっている。天貝に命を狙われるが、一護に救われる。
犬龍 () /犬崎劉聖 ()- 声 - 高橋広樹[148]
- 瑠璃千代の侍従である死神。忠義心が強い。一護たちには高圧的な態度を見せる[148]。
- 斬魄刀「紅枝垂(べにしだれ)」を所持する。解号は「咲き乱れよ」。
猿龍 () /猿猴川 流三郎 ()- 声 - 置鮎龍太郎
- 瑠璃千代の侍従である死神。サングラスをかけた大柄な男性[148]。寡黙で[148]、自分の気持ちを身振りで表現する。
- 斬魄刀「大地丸(だいちまる)」を所持する。解号は「揺らせ」。
雲井尭覚 ()- 声 - 佐藤正治[150]
- 霞大路家の実権を握り、瑠璃千代の暗殺を企てるが、天貝に切り捨てられる。
菅ノ木愁 ()- 声 - 代永翼
- 瑠璃千代の許嫁。家同士の取り決めによるものであるが、個人的にも瑠璃千代に好意を抱いている。瑠璃千代を救うため、一護たちに協力する。
貫井半左 ()- 声 - 永野善一[150]
- 雲井に仕える暗殺部隊の隊長。獏爻刀「砕我(さいが)」を手にし、一護たちを襲撃する。一護を追い詰めるが、砕我に力を喰われた反動で命を落とす。
銅虎陣内 ()- 声 - 土門仁
- 貫井が編成した部隊の一員。獏爻刀「烈雷(れつらい)」を所持し、ルキアと交戦するが、烈雷の暴走によって消滅する。
厳牙 ()- 声 - 松岡大介
- 貫井が編成した部隊の一員。獏爻刀「角翼(かくよく)」を手に入れるため、貫井の下についた。チャドとの死闘の末に敗北する。
九頭竜四郎 ()- 声 - 花田光
- 貫井が編成した部隊の一員。獏爻刀「白霧(しらぎり)」を所持し、石田と戦うが敗北。その後、貴船によって斬り捨てられる。
重要人物
如月秦戉 ()- 声 - 杉野博臣
- 元柳斎の部下であり、弟子でもあった死神。
- 霞大路家への潜入捜査を行い、獏爻刀の試作品を使った人体実験を暴こうとしたが、雲井によって獏爻刀の実験台にされた。元柳斎を殺すよう仕向けられ、やむなく元柳斎に斬られた。死の間際、息子である天貝に「獏爻刀に気をつけろ」と警告を残した。
斬魄刀異聞篇(登場人物)
→「BLEACH 斬魄刀異聞篇」を参照
護廷十三隊侵軍篇(登場人物)
九条望実 ()- 声 - 金元寿子
- 断界での事件と前後して現世に現れた少女。コンによって保護され、黒崎家に匿われる。素性を明かそうとせず他人と距離を取るが、コンや一護たちとの交流を通じて心を開いていく。その正体は、由嶌欧許の精神を移植し、由嶌の霊子から作られた霊骸に宿された改造魂魄。
- 斬魄刀は「退紅時雨(あらぞめしぐれ)」。解号は「降りしきれ」[151]。相手の霊圧を吸収し衝撃波として放つ能力を有する。
因幡影狼佐 ()- 声 - 古川登志夫
- 護廷十三隊十二番隊第七席・技術開発局断界研究科課長。
- 霊骸による護廷十三隊「侵軍」を組織し、尸魂界の破壊を目論む。正体は、由嶌の精神を移植し、由嶌の霊子から作られた霊骸に宿された改造魂魄。望実とは由嶌の魂から分かたれた存在であり、由嶌の記憶を受け継いでいる。
- 斬魄刀「來空(らいくう)」を所持する。解号は「狂え」[151]。空間そのものを記憶・復元して自在に操る能力を持つ。
由嶌欧許 ()- 声 - 三浦祥朗
- 元十番隊隊士→元十二番隊隊士・元技術開発局員。
- 改造魂魄の開発者であり、尖兵計画(スピアヘッド)を推し進めた人物。尖兵計画の廃止後、改造魂魄に関する情報を断界に封じ、復讐のために影狼佐と望実を創出した。その後は「蛆虫の巣」に収監され、意識を失ったままの状態となっている。
- 斬魄刀は「墨月暈(すみつきがさ)」。解号は「滾れ(たぎれ)」。退紅時雨と來空の能力を併せ持つ本来の形態だが、体が脆弱であったため使いこなせなかった。
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主題歌
BLEACH(主題歌)
オープニングテーマ
- 「*〜アスタリスク〜」[152]
- ORANGE RANGEによる第1話から第25話のオープニングテーマ[153]。作詞・作曲はORANGE RANGE。
- オープニングアニメーションはクレジットをイラストに組み込んだポップな仕上がりとなっている[154]。
- 「D-tecnoLife」[155]
- UVERworldによる第26話から第51話のオープニングテーマ[153]。作詞・作曲はTAKUYA∞、編曲はUVERworldと平出悟。
- ボーカルのTAKUYA∞によれば、「オープニングテーマの話を頂く前から」同バンドのメンバーは全員が原作漫画を読んでいたという。TAKUYA∞は同楽曲について、「今回、曲を作る際楽しかったのは、BLEACHの世界観にどっぷり入って曲を考えていく事で、難しいのは、世界観に入り込みすぎて自分達の色が消えそうになってしまう事」と述べ、「最終的には『UVERworld』の色も出しつつ『BLEACHの世界観』をうまく表現できた」と振り返っている[156]。
- リアルサウンドのライター・流星さとるは同楽曲のオープニングアニメーションについて「音と絵のマッチングが完璧すぎ!」と称賛している[157]。アニメ!アニメ!が2022年に実施したアンケート「『BLEACH』歴代OP・EDで好きな楽曲は?」の「OP編」では1位に選ばれた[158]。
- 「一輪の花」[159]
- HIGH and MIGHTY COLORによる第52話から第74話のオープニングテーマ[153]。作詞・作曲・編曲はHIGH and MIGHTY COLOR。
- 「TONIGHT,TONIGHT,TONIGHT」[160]
- BEAT CRUSADERSによる第75話から第97話のオープニングテーマ[153]。作詞はヒダカトオル、作曲・編曲はBEAT CRUSADERS。
- 「Rolling star」[161]
- YUIによる第98話から第120話のオープニングテーマ[153]。作詞・作曲はYUI、編曲はnortha+。
- 「ALONES」[162]
- Aqua Timezによる第121話から第143話のオープニングテーマ[153]。作詞・作曲は太志、編曲はAqua Timez。
- リアルサウンドのライター・ふじもとは、「爽やかなメロディとアグレッシブなバンドアンサンブル」が、モノクロ調のオープニングアニメーションに施された「スピード感のあるザラついた映像演出」に調和していると評している[163]。また、楽曲の歌詞からは破面篇前半における井上織姫の姿が想起されると指摘している[163]。
- 「アフターダーク」[164]
- ASIAN KUNG-FU GENERATIONによる第144話から第167話のオープニングテーマ[153]。作詞は後藤正文、作曲は後藤正文と山田貴洋、編曲はASIAN KUNG-FU GENERATION。
- 「CHU-BURA」[73]
- KELUNによる第168話から第189話のオープニングテーマ[153]。作詞・作曲・編曲はKELUN。
- ボーカル・ギターの児嶋亮介はジャンプ作品の愛好家であり、本作とのタイアップを喜んでいる[165]。
- 「Velonica」[166]
- Aqua Timezによる第190話から第214話のオープニングテーマ[153]。作詞は太志、作曲・編曲はAqua Timez。
- リアルサウンドのライター・ふじもとは、「唸るようなベースとシンセサイザーの音像」と「肉薄するようにまくしたてるラップ」が印象的な楽曲であり、破面篇終盤の展開にさらに熱を与えたと評している[163]。また、歌詞全編にわたって本作を想起させるフレーズが盛り込まれており、「『BLEACH』の世界観を立体的に描いた楽曲」と形容している[163]。
- 「少女S」[167]
- SCANDALによる第215話から第242話のオープニングテーマ[153]。作詞はTOMOMI、作曲はYuichi Tajika、編曲はKen Iijima。
- ねとらぼ調査隊は同楽曲について、「作中に登場する朽木ルキアや井上織姫など、たくましさと可憐さを併せ持つ女性をイメージさせるような楽曲でした」と評している[168]。
- 「アニマロッサ」[169]
- ポルノグラフィティによる第243話から第265話のオープニングテーマ[153]。作詞・作曲は岡野昭仁、編曲はak.hommaとPorno Graffitti。
- 「chAngE」[170]
- miwaによる第266話から第291話のオープニングテーマ[153]。作詞・作曲はmiwa、編曲はNaoki-T。
- 「乱舞のメロディ」[171]
- シドによる第292話から第316話のオープニングテーマ[153]。作詞はマオ、作曲は御恵明希、編曲はシド。
- ねとらぼ調査隊が2021年に実施したアンケート「アニメ『BLEACH』のOPで好きな曲は?」では1位に選ばれた。同メディアはこの曲について、「作品の世界観にマッチした歌詞やスタイリッシュなOP映像は、まさに『BLEACH』にピッタリでした」と評している[168]。
- ベースの明希は原作漫画を愛読していたことを明かしており、同楽曲がアニメの視聴者から支持を集めた要因について、「ファンの方の目線と僕らが近いからこそ、共感していただけるのかなと思ってます」と語っている[172]。ギターのShinjiはレコーディングについて、「作者さんの意向もあったんですけど、ドラムも含め音色もワイルドな方向性で、ギターも爪が当たるような激しい弾き方をしています。勢いを大事にして一発録りに近いレコーディングだったので印象深いですね。」と述べている[173]。
- 「BLUE」[174]
- ViViDによる第317話から第342話のオープニングテーマ[153]。作詞はシン、作曲はイヴ、編曲はViViDと宅見将典。
- ボーカルのシンは連載開始以来原作漫画を愛読しており、本作とのタイアップが決まったことについて喜びを語っている[174]。
- 「HARUKAZE」[175]
- SCANDALによる第343話から第366話のオープニングテーマ[153]。作詞はSCANDALとNoriyasu Isshiki、作曲はNoriyasu Isshiki、編曲はAtsushi。
- 「少女S」に続く本作との2度目のタイアップとなった[175]。
エンディングテーマ
- 「Life is Like a Boat」[176]
- Rie fuによる第1話から第13話のエンディングテーマ[153]。作詞・作曲はRie fu。
- ねとらぼ調査隊は同楽曲について、「戦いの傷を癒してくれるような、EDテーマにふさわしい楽曲です」と評している[177]。
- 「サンキュー!!」[178]
- HOME MADE 家族による第14話から第25話のエンディングテーマ[153]。作詞はKUROとMICROとU-ICHI、作曲はKUROとMICROとU-ICHIとTAKAHIRO WATANABE、編曲はHOME MADE 家族。
- 「ほうき星」[179]
- ユンナによる第26話から第38話のエンディングテーマ[153]。作詞は佐藤永麻、作曲・編曲は田中直。
- 阿部によるエンディングアニメーションを護廷十三隊各隊のPVにするというコンセプトのもと[180]、「ほうき星」に合わせた13種類のエンディングアニメーションが制作された[177][181]。冒頭で描かれる一護たちのイラストは連続物となっている[180]。
- ねとらぼ調査隊は同楽曲について、「ユンナさんの伸びやかな歌声が響く歌で、どこか切なくも優しく愛情深い歌詞がEDにぴったり」と評している[177]。
- 「happypeople」[182]
- Skoop On Somebodyによる第39話から第51話のエンディングテーマ[153]。作詞はSOSと小林夏海、作曲はSOS、編曲はSOSとspamKASUGAI。
- 「LIFE」[183]
- YUIによる第52話から第63話のエンディングテーマ[153]。作詞・作曲はYUI、編曲はnortha+。
- YUIは同楽曲の歌詞について、「スポーツやTVゲームの世界でもそうなんですけれど相手が弱すぎたり、まったく困難がないとするならば それって実はつまらないと思うんです。だから『♪カンタンにいかないから生きてゆける』ってフレーズを最後に持ってきました。BLEACHの世界観と共通したテーマじゃないかなぁと思います。」と語っている[184]。
- 第52話から第57話では「現世篇」、第58話から第63話では「尸魂界篇」の2種類のエンディングアニメーションが放送された[185][注 6]。
- 「マイペース」[186]
- SunSet Swishによる第64話から第74話のエンディングテーマ[153]。作詞・作曲は石田順三、編曲は坂本昌之とSunSet Swish。
- ねとらぼ調査隊が2021年に実施したアンケート「あなたが一番好きなアニメ『BLEACH』のED曲はどれ?」では1位に選ばれた[187]。
- 「HANABI」[188]
- いきものがかりによる第75話から第86話のエンディングテーマ[153]。作詞・作曲は水野良樹、編曲は江口亮。
- アニメ!アニメ!は同楽曲について、「せつなく、儚い曲調もまた『BLEACH』に垣間見える刹那を切り取っているかのような印象を与えます」と評している[158]。
- 「MOVIN!!」[189]
- タカチャによる第87話から第97話のエンディングテーマ[153]。作詞・作曲・編曲はタカチャ。
- 「Baby It's You」[190]
- JUNEによる第98話から第109話のエンディングテーマ[153]。作詞は立田野純、作曲はオオヤギヒロオ、編曲はOCTOPUSSY。
- 「桜日和」[191]
- 星村麻衣による第110話から第120話のエンディングテーマ[153]。作詞・作曲は星村麻衣。編曲はFalsetto de Es。
- 「爪先」[192]
- オレスカバンドによる第121話から第131話のエンディングテーマ[153]。作詞はたえさん、作曲はいかす、編曲はオレスカバンド。
- 「橙」[162]
- チャットモンチーによる第132話から第142話のエンディングテーマ。作詞・作曲は橋本絵莉子、編曲はチャットモンチー。
- 「種をまく日々」[193]
- 中孝介による第143話から第154話のエンディングテーマ。作詞は鴨川義之、作曲は大坂孝之介、編曲は河野伸。
- 「感謝。」[194]
- RSPによる第155話から第167話のエンディングテーマ[153]。作詞はRSPとAdamとAkira、作曲はDJ TAKI-SHITとAdamとAkira。
- 「オレンジ」[195]
- Lil'Bによる第168話から第179話のエンディングテーマ[153]。作詞はMIEとAILA、作曲・編曲は黒光雄輝。
- 「ギャロップ」[74]
- pe'zmokuによる第180話から第189話のエンディングテーマ[153]。作詞はsuzumoku、作曲はOhyama"B.M.W"Wataru、編曲はpe'zmoku。
- 「ヒトヒラのハナビラ」[196]
- ステレオポニーによる第190話から第201話のエンディングテーマ[153]。作詞・作曲はAIMI、編曲はステレオポニー。
- 「Sky chord 〜大人になる君へ〜」[197]
- 辻詩音による第202話から第214話のエンディングテーマ[153]。作詞・作曲は辻詩音、編曲はmw。
- 「君を守って 君を愛して」[198]
- サンボマスターによる第215話から第229話のエンディングテーマ[153]。作詞・作曲は山口隆、編曲はサンボマスター。
- 「Mad Surfer」[199]
- 浅井健一による第230話から第242話のエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は浅井健一。
- 「さくらびと」[200]
- SunSet Swishによる第243話から第255話のエンディングテーマ[153]。作詞・作曲は石田順三、編曲は坂本昌之とSunSet Swish。
- 「旅立つキミへ」[201]
- RSPによる第256話から第265話のエンディングテーマ[153]。作詞はkanako katoとRSP、作曲・編曲はJeff Miyahara。
- 「STAY BEAUTIFUL」[202]
- Diggy-MO'による第266話から第278話のエンディングテーマ[153]。作詞はDiggy-MO'、作曲・編曲はDiggy-MO'とJUNKOO。
- 「echoes」[203]
- universeによる第279話から第291話のエンディングテーマ[153]。作詞はharu、作曲はharuと板垣祐介、編曲は板垣祐介とuniverse。
- 「Last Moment」[204]
- SPYAIRによる第292話から第303話のエンディングテーマ[153]。作詞はMOMIKEN、作曲はUZ、編曲はSPYAIR。
- デモ音源の時点では明るくポップな楽曲だったが、本作とのタイアップが決まったことを受け、MOMIKENが「もっと『BLEACH』の世界観とリンクさせたい」と考え、歌詞を書き直したとIKEは語っている。完成した歌詞の冒頭にある「激しい感情をぶつけてゆく言葉」に合わせ、曲調も「ヘヴィなスタイル」へとアレンジされたという。MOMIKENは「『BLEACH』の世界観も、SPYAIRの持つ良さもと、両方を作品の中へしっかり活かせた」と述べており、エンディング映像も楽曲に合わせて制作された[205]。
- 「Song for...」[206]
- ROOKiEZ is PUNK'Dによる第304話から第316話のエンディングテーマ[153]。作詞はSHiNNOSUKE、作曲はROOKiEZ is PUNK'D。
- 「アオイトリ」[207]
- fumikaによる第317話から第329話のエンディングテーマ[153]。作詞は田中秀典と大西省吾、作曲は大西省吾、編曲は玉井健二と釣俊輔。
- 「ハルカカナタ」[208]
- UNLIMITSによる第330話から第342話のエンディングテーマ[153]。作詞は清水葉子、作曲は郡島陽子、編曲はUNLIMITS。
- 「Re:pray」[209]
- Aimerによる第343話から第354話のエンディングテーマ[153]。作詞はJane Suと玉井健二、作曲は矢田亨、編曲は田中隼人。
- 「MASK」[210]
- Aqua Timezによる第355話から第366話のエンディングテーマ[153]。作詞・作曲は太志、編曲はAqua Timez。
- 劇場版を含めて4回目となる『BLEACH』とのタイアップ楽曲であり[163]、死神代行消失篇に起用された最後のエンディングテーマ[211]。リアルサウンドのライター・ふじもとは、同篇における一護の孤独を丁寧に描いた楽曲であり、死神の力を失った彼の空虚な心情を表現していると評している[211]。アニメ!アニメ!が2022年に実施したアンケート「『BLEACH』歴代OP・EDで好きな楽曲は?」の「ED編」では1位に選ばれた[158]。
BLEACH 千年血戦篇(主題歌)
- 「スカー」[10]
- キタニタツヤによる第1クールオープニングテーマ。作詞・作曲・編曲はキタニタツヤ。
- 「最果て」[10][212]
- SennaRinによる第1クールエンディングテーマ。 作詞は茜雫凛、作曲・編曲・プロデュースは澤野弘之。
- 「Rapport」[213]
- キタニタツヤによる第1クール第1話のスペシャルエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲はキタニタツヤ。
- 2021年12月18日より開催された原画展「BLEACH EX.」のテーマソング[213]。
- 「STARS」[11]
- w.o.d.による第2クールオープニングテーマ。作詞・作曲はサイトウタクヤ、編曲はw.o.d.。
- 「Endroll」[214]
- 神山羊による第2クールエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は神山羊。
- 「言葉にせずとも」[12]
- SIX LOUNGEによる第3クールオープニングテーマ。作詞はナガマツシンタロウ、作曲はヤマグチユウモリ、編曲はSIX LOUNGE。
- 「MONOCHROME」[12]
- 水槽による第3クールエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は水槽。
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各話リスト
要約
視点
BLEACH(各話リスト)
サブタイトルは本編では表示されず[215]、公式サイトや新聞の番組欄などに記載された。太字のサブタイトルはアニメ版オリジナルエピソードを示す[216]。
- 補足事項
- 一部のネット局がこの回で放送終了。
BLEACH 千年血戦篇(各話リスト)
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放送局
要約
視点
BLEACH(放送局)
死神代行消失篇終了時点でのネット局
字幕放送はテレビ東京系列6局とキッズステーションのみで実施。
途中打ち切りのネット局
終了順に掲載。いずれの局も遅れネット・字幕放送なし。なお、放送日時は終了時点のものとする。
- 補足事項
- 2005年10月8日から2006年9月23日までは遅れネット。
- 第189話から放送。
- 第190話から放送。
- 2008年11月1日より第110話から放送。
- 第98話から放送。2008年9月17日までは同時ネット。2008年10月15日から2010年3月31日までは水曜 19時26分 - 19時54分。
- 2004年10月の放送開始から2009年3月28日までは土曜 5時30分 - 6時00分。2009年4月7日から9月29日までは火曜 15時30分 - 16時00分。2009年10月1日から2011年3月31日までは木曜 15時30分 - 16時00分。その後同年4月に再び火曜 15時30分 - 16時00分へ移動。
- 放送開始から2007年3月までは木曜 16時30分 - 17時00分。2007年4月から2010年3月25日までは木曜 16時24分 - 16時54分。2010年4月以降は金曜日に放送。
- 以前は金曜 15時54分 - 16時24分。
- 以前は土曜 17時30分 - 18時00分。
BLEACH 千年血戦篇(放送局)
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映像ソフト
要約
視点
BLEACH(映像ソフト)
→劇場アニメについては「劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY#DVD / Blu-ray」、「劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸#DVD / Blu-ray」、「劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ#DVD / Blu-ray」、「劇場版BLEACH 地獄篇#DVD / Blu-ray」を、OVA作品については「#ジャンプフェスタ・アニメツアー」を参照
死神代行篇のみ、携帯型ゲーム機・PlayStation Portable専用メディアであるUMDの発売も行われた[263]。ジャケット画にはキャラクターデザイン・工藤昌史による描き下ろしイラストが使用された[53]。
- TV Animation BLEACH 5th Anniversary BOX
- テレビアニメ放送5周年を記念し、2009年7月29日に1万5,000セット限定で発売されたDVD-BOX[280][281]。「死神代行篇」「尸魂界・潜入篇」「尸魂界・救出篇」の3シリーズを収録した本編DVD15枚は、工藤による描き下ろしデジパックに収められた[280]。特典として、鷺巣詩郎によるサウンドトラック未収録音源集「BLEACH Extra Soundtrack」を収録したBonus CD 1、Special Drama CD「ルキア」を収録したBonus CD 2、イベント上映作品『BLEACH カラブリ!護廷十三屋台大作戦!』を収録したBonus DVDが付属。また、5th Anniversaryブックレットやジャケットイラストピンナップ集が特装三方背収納BOXに同梱された[281]。
- BLEACH Blu-ray Disc BOX
- 2022年11月から2023年4月にかけて全3巻が発売された[282]。本来は2022年9月28日より順次発売予定であったが、映像変換の不具合により発売が延期された[283]。各巻には特典として特製冊子が付属された[282]。
BLEACH 千年血戦篇(映像ソフト)
第1クールのBlu-ray&DVD BOXは2023年4月26日に発売された。完全生産限定版特典として三方背ケース+描き下ろしデジジャケット、特製ブックレット、リバーシブルアイキャッチカードが付属されたほか、映像特典として原作・総監修の久保帯人が新規の台詞を執筆した「#05 ベレニケ・ガブリエリ “Q” フルVer.」などが収録された[284]。
第2クールのBlu-ray&DVD BOXは2024年2月28日発売予定であったが、制作上の都合により発売が延期され[285]、同年3月27日に発売された。完全生産限定版特典として三方背ケース+描き下ろしデジジャケット、特製ブックレット、リバーシブルアイキャッチカードが付属されたほか、映像特典として「キタニタツヤ「永遠」×TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』ANIMATION MV」などが収録された[286]。
第3クールのBlu-ray&DVD BOXは2025年5月28日に発売された。完全生産限定版特典として三方背ケース+描き下ろしデジジャケット、特製ブックレット、リバーシブルアイキャッチカードが付属されたほか、映像特典として「SennaRin「Reaper」×TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』ANIMATION MV」などが収録された[287]。
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ディスコグラフィ
要約
視点
サウンドトラック
→「劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY § サウンドトラック」、「劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸 § サウンドトラック」、「劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ § サウンドトラック」、および「劇場版BLEACH 地獄篇 § サウンドトラック」も参照
BLEACH(サウンドトラック)
本作のオリジナル・サウンドトラックは鷺巣詩郎が一貫して手掛けている[29]。各オリジナル・サウンドトラック (OST) には、初回特典としてキャラクターデザインの工藤昌史による「描き下ろしオリジナル・ステッカー」が封入された[288]。
また、2022年10月8日にはテレビアニメ『BLEACH』と劇場版のOST全8タイトルが各サブスクリプション・ダウンロードサービスにて配信された[29]。
2022年12月14日には既発アルバムの2枚組アナログ盤が発売。テレビアニメ『BLEACH』のOST第1弾・第2弾からセレクトした31曲が収録された[293]。また、同日には鷺巣によるセルフカバー・アルバムも発売された[293][294]。
BLEACH 千年血戦篇(サウンドトラック)
本作のオリジナル・サウンドトラックは、前シリーズに引き続き鷺巣詩郎が手掛けている[88]。
2022年12月14日には、本作のティザーPVで使用された楽曲"Number One - Bankai"が各サブスクリプション・ダウンロードサービスにてリリースされた[29][296]。
2023年9月27日には第1クールの劇伴を収録したOSTが発売された。同OSTのジャケットはキャラクターデザインの工藤による描き下ろしで、初回限定盤には"Blaze of soul - orchestra 2022"のフルスコアを収録した特製ブックレットのほか、ジャケットイラストのオリジナル・ステッカーが封入された[88]。
2024年12月18日にはOST第2弾が発売された。同OSTのジャケットは工藤による描き下ろしで、初回限定盤にはOSTを手掛けた鷺巣、総監督の田口智久、音響監督の長崎行男による鼎談が収録された特製ブックレットのほか、ジャケットイラストのオリジナル・ステッカーが封入された[297]。
主題歌ベスト・アルバム
キャラクターソング
BLEACH BEAT COLLECTION 1st SESSION
ヘヴィメタルバンド・聖飢魔IIのデーモン小暮閣下がサウンドプロデュースを務めた [300]。シリーズの各CDには初回生産特典として「ジャケット絵柄オリジナルステッカー」が封入された[300]。
BLEACH BEAT COLLECTION 2nd SESSION
音楽プロデューサーのpal@popがサウンドプロデュースを務めた[300]。シリーズの各CDにはキャラクターソングのオフヴォーカルバージョンがもれなく収録されたほか、初回生産特典として「オリジナルCDサイズステッカー」が封入された[300]。
BLEACH BEAT COLLECTION -SPECIAL EDITION-
『劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY』の公開に伴い、ローソン限定の「オリジナルキャラクターソングCD付き全国共通前売鑑賞券」としてリリースされた[305]。2007年3月21日に発売されたアルバム『BLEACH BEAT COLLECTION THE BEST 1』には、同シングルに収録された楽曲のフル・バージョンが収録された[305][306]。
BLEACH BEAT COLLECTION 3rd SESSION
本シリーズには、1キャラクターにつき2曲のキャラクターソングと担当声優によるボイスメッセージが収録された[307]。「BLEACH BEAT COLLECTION 3rd SESSION:01 -ULQUIORRA-」と「BLEACH BEAT COLLECTION 3rd SESSION:02 -GRIMMJOW JAEGERJAQUES-」は、2007年6月6日に2枚同時リリースされた[300]。シリーズの各CDには初回生産特典として「描き下ろしイラスト使用ジャケット&キャラクターWステッカー」が封入された[300][307]。
BLEACH BEAT COLLECTION 4th SESSION
本シリーズより、キャラクターソングに加え、ダブルキャストによる「Talk Session」が収録された。また、シリーズの各CDには初回限定仕様として「描き下ろしイラスト使用スーパーピクチャーレーベル」が採用された[300]。
BLEACH BREATHLESS COLLECTION
シンガーソングライターのSUEMITSU & THE SUEMITHがプロデュースを務めた[300]。2009年7月より放送された斬魄刀異聞篇の展開に添い、斬魄刀と死神の関係性を楽曲に反映したシリーズとなっている[314]。シリーズの各CDには初回特典として「描き下ろしジャケットデザインステッカー」が封入されたほか、前シリーズ同様「スーパーピクチャーレーベル」が採用された[300]。
BLEACH BEAT COLLECTION THE BEST
ブリコン 〜BLEACH CONCEPT COVERS〜
DJCD
→詳細は「BLEACH “B” STATION § DJCD」、および「劇場版BLEACH 地獄篇 § 特典CD」を参照
黒崎一護役・森田成一がメインパーソナリティを務めたラジオ番組『BLEACH “B” STATION』の放送を収録したラジオCD[321]。2011年8月24日に発売されたDVD『劇場版BLEACH 地獄篇』完全生産限定版には、同番組の2010年11月から12月放送分を収録したDJCDが特典CDとして同梱された[322]。
ドラマCD
→詳細は「§ BLEACH(映像ソフト)」、「劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸 § 特典ドラマCD」、および「劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸 § 関連商品」を参照
テレビアニメ『BLEACH』および『劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸』のDVD完全生産限定版に同梱された特典ドラマCD[323]。また、同劇場アニメの公開にあたっては、ローソン限定前売り券に付属する特典ドラマCDが販売促進用として制作された[323][324]。
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書誌情報
→「劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY § 関連書籍」、「劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸 § 関連書籍」、「劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ § 関連書籍」、および「劇場版BLEACH 地獄篇 § 関連書籍」も参照
関連書籍
- 久保帯人『BLEACH OFFICIAL ANIMATION BOOK VIBEs.』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2006年2月8日第1刷発行(2006年2月3日発売[325])、ISBN 4-08-874080-7
楽譜集
テレビアニメの主題歌の楽譜を収録。
- ピアノ弾き語り用
- 『ピアノミニアルバム BLEACH』2005年3月26日、ISBN 4-636-29437-8
- 『やさしいピアノ弾き語り BLEACH』2006年12月12日、ISBN 4-401-01804-4
- 12曲分収録。
- 『やさしいピアノ弾き語り BLEACH 改訂版』2007年8月8日、ISBN 978-4-401-01900-7
- 上記の楽譜に6曲プラスして、計18曲分収録。
- 『やさしいピアノ弾き語り BLEACH [改訂新版]』2007年12月、ISBN 978-4-401-01954-0
- 上記を改訂して収録。
- 『やさしいピアノ弾き語り BLEACH 2』2009年3月、ISBN 978-4-401-02167-3
- 9曲分収録。
- バンドスコア
- 『バンドスコア BLEACH Song Selection』2008年11月26日、ISBN 978-4-401-35422-1
- 10曲分収録。
- 『バンドスコア BLEACH Song Selection』2008年11月26日、ISBN 978-4-401-35422-1
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特別番組
BLEACH(特別番組)
2007年9月17日にテレビ東京系列にて『アニメBLEACH緊急SP! 〜BLEACHのお宝をゲットせよ!〜』が放送された[326][327]。
BLEACH 千年血戦篇(特別番組)
第1クールの放送に合わせ、第1作で放送された原作エピソードのうち、ユーザー投票で第1位から第13位に選出されたエピソードをセレクション放送する『BLEACH ANIMATION BEST』(ブリーチ アニメーション・ベスト)が、2022年7月3日から9月25日までTOKYO MX・BS11にて放送された[216][328]。また、本放送前の同年9月26日にはテレビ東京(関東ローカル)にて『「BLEACH 千年血戦篇」放送直前特番 まだ間に合う!BLEACH 振り返り篇』が、同年10月4日には同系列地上波6局にて『BLEACH千年血戦篇放送直前特番 放送まで待てない!千年血戦篇見どころ凝縮篇』がそれぞれ放送された[10][329]。
テレビアニメ20周年を記念して傑作選『BLEACH ベストバウトセレクション』が、2024年7月4日から9月26日までテレビ東京(関東ローカル)にて放送された[330][331]。
2025年4月1日にはテレビ東系列にて『第4クールまで待てない!まるごと「BLEACH」特別譚』が放送された[332]。
ラジオ
→詳細は「BLEACH “B” STATION」を参照
2005年4月から2010年12月まで、テレビアニメ『BLEACH』を紹介するラジオ番組『BLEACH “B” STATION』が日本のラジオ大阪などで放送された[333][334]。黒崎一護役の森田成一がメインパーソナリティを務め、同作の声優陣が月替りのゲストとして出演した[333]。
イベント
要約
視点
BLEACH(イベント)
2005年7月26日、27日にゆうぽうと簡易保険ホールにて、声優イベント「BLEACH SOUL SONIC 2005 “夏”」が開催された。2日間で4回の公演が行なわれ、森田成一(黒崎一護 役)をはじめ、総勢18名のキャストが登壇した[335]。同年10月20日には、全4公演を収録した2枚組のDVDがぴえろから発売された[336]。
2006年5月2日から9日まで、アニメイト池袋本店8階のイベントスペースにて「BLEACH SOUL FESTA」が開催された[337]。会場ではアニメ原画やキャストのサイン色紙などが展示されたほか、ウェブサイト「BLEACH-FAN!」にて配信されていたストリーミング番組『森田君の一護一笑FIRE!』の公開収録も行われた[337][338][339]。
2006年5月6日に国立代々木競技場第一体育館、6月10日に大阪城ホールにて、アニメと音楽のコラボレーションイベント「Sony Music Anime Fes. 06」がそれぞれ開催された。「BLEACH・銀魂」ステージでは、本作から森田成一、折笠富美子(朽木ルキア 役)、速水奨(藍染惣右介 役)、朴璐美(日番谷冬獅郎 役)、遊佐浩二(市丸ギン 役)、宮田幸季(山田花太郎 役)が登壇したほか、歴代主題歌を担当したHOME MADE 家族、UVERworld、ユンナ、HIGH and MIGHTY COLOR、YUI、SunSet Swish、BEAT CRUSADERS[注 7]、いきものがかりがライブを行った[340]。
2006年7月8日、9日にゆうぽうと簡易保険ホールにて、声優イベント「BLEACH SOUL SONIC 2006 “夏祭”」が開催された[341][342]。2日間で4回の公演が行なわれ、森田成一をはじめ、総勢18名のキャストが登壇した。同年10月20日には、全4公演を収録した2枚組のDVDが発売された[341]。
BLEACH 千年血戦篇(イベント)
2020年3月21日にYouTube Live、Periscopeにて「BLEACH20周年プロジェクト&久保帯人新作発表会」が生配信された[344][注 8]。本イベントの中で「千年血戦篇」のアニメ化が発表された[345]。
2022年9月11日に品川THE GRAND HALLにて「TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』千人先行上映会」が開催された。第1話・第2話の本編上映後にはトークショーが実施され、第1部では久保帯人、田口智久(監督・シリーズ構成)、平松正樹(シリーズ構成)、富永禎彦(studioぴえろプロデューサー)、集英社少年ジャンプ編集部担当が、第2部では森田成一、折笠富美子、杉山紀彰(石田雨竜 役)が登壇し、吉田尚記がMCを務めた[346]。第2部の模様は全国の映画館でライブビューイングされた[347]。同年10月27日発売の『ジャンプGIGA』2022 AUTUMNには、長谷川智広による第1部のルポ漫画「BLEACH 千年血戦篇と僕」が掲載された[348]。
2023年5月7日にアニメイト池袋本店9階のanimate hall BLACKにて、Blu-ray&DVD『BLEACH 千年血戦篇 I』の発売記念イベントが開催された。本イベントには森田成一、杉山紀彰が登壇した[349]。
第2クールの放送に先駆け、2023年6月25日にヒューリックホール東京にて「TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』先行上映会」が開催された。第14話・第15話の本編上映後にはトークショーが実施され、第1部では第1クールの先行上映会と共通のスタッフ陣が、第2部では森田成一、杉山紀彰、梅原裕一郎(ユーグラム・ハッシュヴァルト 役)、武内駿輔(アスキン・ナックルヴァール 役)が登壇し、松澤千晶がMCを務めた[350]。第2部の模様は全国の映画館でライブビューイングされた[351]。
2023年6月30日から7月31日までアニメイト池袋本店8階のSpace Galleria、9月1日から10月2日までアニメイト大阪日本橋別館のSpace Gratusにて、本作の放送を記念した展覧会「BLEACH 千年血戦篇 ANIME EXHIBITION into the other side」が開催された[352]。
2024年3月29日にアニメイト池袋本店9階のanimate hall BLACKにて、Blu-ray&DVD『BLEACH 千年血戦篇 II』の発売を記念したコンの着ぐるみによるグリーティング会が開催された[353]。また、同年5月6日にはyokohama LANDMARK HALLにて、森田成一、杉山紀彰、w.o.d.が登壇する同Blu-ray&DVDの発売記念イベントが開催された[354]。
2024年4月26日から5月26日まで、横浜ランドマークタワーにてアニメ20周年記念特別イベント「BLEACH THE LOCUS OF BRAVE」が開催された。本イベントでは、コラボカフェ、アニメ原画の展示などが行われた。また、5月6日には森田成一とアニメ制作スタッフが登壇するトークイベントも開催された[355]。
2024年5月から10月にかけて、東京・大阪・福岡のバンダイナムコ Cross Storeにて、アニメ20周年を記念した体験型イベント「BLEACH THE BLOOD WARFARE -REVIEW EVENT-」が順次開催された。第1クールと第2クールを振り返る企画が実施され、オリジナルグッズやコラボフードの販売が行われた[356]。
2024年9月14日から2025年2月11日まで、兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」にて、コラボイベント 『BLEACH 千年血戦篇』×ニジゲンノモリが開催された。夜間には「BLEACH THE NIGHT WALK WARFARE」、日中には『BLEACH』ドラマチック謎解きラリー inニジゲンノモリ「星十字騎士団 尸魂界諜報篇」という2つの企画が催された[357]。
第3クールの放送に先駆け、2024年9月16日に山野ホールにて「TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』プレミア上映会」が開催された。第27話・第28話の本編上映後にはトークショーが実施され、第1部では久保帯人、田口智久(総監督・シリーズ構成)、村田光(監督)、富永禎彦(PIERROT FILMS プロデューサー)、集英社少年ジャンプ編集部担当が、第2部では森田成一、杉山紀彰、小野友樹(バズビー 役)らが登壇し、松澤ネキがMCを務めた[358]。また、第2部の模様は全国の映画館でライブビューイングされた[359]。
2025年1月25日から4月3日まで、大韓民国・ソウルのAK PLAZA HONGDAEにて、「TVアニメ20周年記念 アニメBLEACH展 ソウル展示」が開催された[360][361][362]。
2025年6月13日から、池袋エリアにて大型イベント「BLEACH THE DEATHBERRY」が開催された[363]。企画の一環として、同日から7月13日までサンシャイン60展望台 てんぼうパークにて、久保の画稿や制作資料を含む展示型イベント「BLEACH THE LOCUS OF BRAVEⅡ」が開催された[363][364]。また、同日から7月27日までバンダイナムコ Cross Store 東京にて、体験型イベント「BLEACH WORLD」が開催され、東京会場終了後には大阪・福岡・横浜でも順次開催される予定である[363]。6月28日にはアニメイト池袋本店B2Fのアニメイトシアターにて、森田成一らがDJプレイを披露するクラブイベント「BLEACH THE DEATHBERRY SOUL GROOVER powered by aninight」が実施された[365]。そのほか、企業とのコラボレーションやポップアップショップなども展開された[363]。
ジャンプフェスタ・アニメツアー
要約
視点
2004年、2005年、2008年、2010年に開催されたジャンプフェスタの関連イベント「アニメツアー」では、『BLEACH』のアニメーション作品が上映された[280][366][367][368]。
BLEACH memories in the rain
オリジナルアニメ『BLEACH memories in the rain』(ブリーチ・メモリーズ・イン・ザ・レイン)が、2004年9月23日から11月21日まで、全国5都市で開催された「ジャンプフェスタ・アニメツアー'04」にて上映された[369][370]。
あらすじ(2004)
6年前の雨の日、黒崎一護の母・真咲は、一護を庇うようにして命を落とした。
真咲の命日、一護は家族と共に墓参りへ向かう。その日、一護は死神代行業を休むつもりでいたが、霊園には朽木ルキアが先回りしていた。前夜、一護から母は殺されたと聞かされたルキアは、虚が関与していた可能性を指摘するが、一護はその言葉を否定してその場を去る。母の死に対する自責の念に苛まれる一護の前に、在りし日の真咲の姿をした何者かが現れる。同じころ、墓参り中の遊子と夏梨が虚の襲撃を受け、駆けつけたルキアがふたりを守って応戦する。
自らの姿を隠しながら、疑似餌を人の姿にして操り、霊力の高い人間を誘い出して襲う虚・グランドフィッシャー。ルキアと妹たちの危機に駆けつけた一護は、疑似餌の姿を見て、グランドフィッシャーこそが6年前に母を殺した相手だと気づく。一護はグランドフィッシャーに斬りかかり、ルキアは助けに入ろうとするが、一護はそれを拒み、自分の戦いだから手を出さないでほしいと訴える。やがて降り出した雨の中、一護はグランドフィッシャーとの死闘に臨むが、あと一歩のところで逃げられてしまう。
戦いを終えた一護は、父・一心と真咲の墓前で言葉を交わす。その後、ルキアに対し、死神としてもっと強くなり、虚と戦う決意を伝える。
スタッフ(2004)
制作(2004)
本作は『BLEACH』初のアニメーション化作品であり[371]、テレビシリーズ放送前のプロトタイプとして製作された[369]。
原作者の久保帯人は「TVアニメの3倍近い動画枚数を使った美しい動き」をテレビシリーズとの違いとして挙げており、「好きなエピソードをAT、TVと2度も映像化してもらってうれしい限り」と語っている[372]。また、本作ではコンの声を自ら演じている[369]。
監督の阿部記之は、原作のキャラクターが初めて動き出し、喋り出す瞬間の緊張と興奮を語りつつ、制作に携わったスタッフの努力にも触れている[373]。キャラクターデザインを担当した工藤昌史にとっては、本作が初のキャラクターデザイン担当作品であり、「キャラクターたちの魅力を最大限に引き出せるよう、毎日が戦いです」と述べている[373]。
演技(2004)
黒崎一護役は森田成一が演じた。森田は、一護を「等身大のリアルな人間」として表現するため、飾り気のない演技を心がけたと述べており、そのぶん「言葉のニュアンス」には苦労したと振り返っている[374]。
朽木ルキア役の折笠富美子は、「かっこよく、けれども女性らしさを忘れないように」注意を払ったと語り、アニメならではの魅力を引き出せるよう意識して演じたと述べている[374]。
黒崎真咲役を演じた大原さやかは、限られた登場シーンの中で、「一護が母に対して表す感情に値する存在感を出せるかどうかドキドキでした」と語っている[374]。
グランドフィッシャー役の茶風林は、台詞にある「〜だワイ」などの言葉づかいに注意を払い、年寄りすぎず、年齢不詳の雰囲気を意識して演じたと述べている[375]。
黒崎一心役を演じた森川智之は、一心の人物像を踏まえ、「あまり知的にならないように、かといってアホにもならないよう」心がけたと語っている[375]。
井上織姫役の松岡由貴は、「しゃべるリズムを少し落としています」と演技上の工夫を語り、ふわふわした温かさと元気さを織り交ぜて演じたと述べている[375]。
なお、浮竹十四郎役の石川英郎は、本作が自身にとって同キャラクターの初収録だったと述べており、収録当時は浮竹をオリジナルキャラクターだと思っていたと振り返っている。その後、アフレコ現場で久保から浮竹が護廷十三隊の隊長であることを知らされたという[376]。
DVD(2004)
イベント上映後、『週刊少年ジャンプ』誌上で本作を収録したDVDの限定通販が実施された。DVDのジャケットには久保による描き下ろしイラストが使用され、ポストカード2枚が封入された。また、映像特典として『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』スペシャル映像などが収録された。
2010年11月24日には、DVD『BLEACH ジャンプアニメツアー 2004&2005』がアニプレックスより発売された[369]。品番はANSB-3844。同DVDには描き下ろし三方背BOX、改訂版縮刷パンフレットが付属された[280]。
『BLEACH ジャンプアニメツアー 2004&2005』は、発売初週に3,430枚の推定売上を記録した(オリコン調べ)[377]。
BLEACH The Sealed Sword Frenzy
オリジナルアニメ『BLEACH The Sealed Sword Frenzy』(ブリーチ・ザ・シールド・ソード・フレンズィー)が[378]、2005年に全国5都市で開催された「ジャンプフェスタ・アニメツアー'05」にて上映された[379]。『アニメディア』では、「護廷十三隊の中から人気投票で選ばれた10人の死神(おまけ付)」が登場すると紹介されている[369]。
あらすじ(2005)
ある寺院で封印が破られ、立ち上る炎の中に降り立った死神・梅針が、「我は…刃なり…[380]」と告げる。
日曜日、黒崎家に阿散井恋次が訪ねてくる。恋次が一護に特命を伝えようとした矢先、梅針が突如現れ一護たちを襲撃する。一護たちは苦戦を強いられるが、日番谷冬獅郎の介入により、梅針はその場から逃亡する。その後、日番谷は梅針について明かす。400年ほど前、護廷十三隊の死神であった梅針は、あるとき突然狂気に走り、多くの死神たちを殺害したため現世に封印されていた。しかし、その封印を解いて出てきたのだという。一護は新たに派遣された護廷十三隊の隊長たちと共に梅針の捜索を開始する。梅針の霊力に引き寄せられた無数の虚を倒すさなか、一護は梅針の狙いが自身の霊力にあると気づく。霊力を解放して自ら梅針を誘い出した一護は、再び梅針と対峙することとなる。
やがて一護の霊力を吸収して卍解した梅針であったが、戦いの中で一護は梅針が斬魄刀と一体化していることに気づく。梅針は技を極めようとし、斬魄刀と一体化したものの、斬魄刀から離れることができなくなっていたのである。梅針はもとの体に戻るため、一護から奪った霊力を起爆剤代わりにして斬魄刀と分離しようとしていた。しかしその望みが叶うことはなく、卍解した一護に敗れた後には1本の斬魄刀のみが残されたのであった。
スタッフ(2005)
出典:[381]
- 原作 - 久保帯人
- 監督 - 阿部記之
- 脚本 - 十川誠志
- コンテ・演出 - 阿部記之
- 作画監督 - 砂川則博
- キャラクターデザイン - 工藤昌史
- 美術監督 - 高木佐和子
- 色彩設計 - 上谷秀夫
- 撮影監督 - 福島敏行
- 編集 - 植松淳一、濱宇津妙子
- 音楽 - 鷺巣詩郎
- 音響制作 - ザック・プロモーション
- プロデューサー - 渡辺直樹、萩野賢
- アニメーション制作 - studioぴえろ
- 製作 - 集英社
制作(2005)
本作は、2005年のジャンプフェスタ・アニメツアー上映用に製作された[382]。スタッフおよびメインキャストはテレビアニメ版と同様であるが、本作のみのオリジナルストーリーが描かれている[382]。一護と日番谷の卍解は、テレビアニメ版に先駆けて映像化された[383]。
直訳すると「狂気を内包する刀」となるサブタイトルは、原作者の久保による命名である[382]。また、久保はオリジナルキャラクター・梅針のデザイン原案も担当しており、アニメではこの原案をもとにクリンナップが行われた[382]。
DVD(2005)
イベント上映後、『週刊少年ジャンプ』誌上にて本作を収録したDVDの限定通販が実施された。DVDのジャケットには久保による描き下ろしイラストが使用され、ポストカード2枚が封入された。また、映像特典としてノンクレジットバージョンのエンディング映像が収録された[366]。
関連書籍(2005)
- 久保帯人(原作) / ジャンプ・コミック出版編集部(編)『JF・AT版 BLEACH The Sealed Sword Frenzy アニメコミックス』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2006年6月7日第1刷発行(2006年6月2日発売[384])、ISBN 4-08-874093-9
放送(2005)
2018年7月29日にアニマックスにて放送された『アニマックス開局20周年特別番組 週刊少年ジャンプ お宝アニメスペシャル』の中で[385]、テレビでの初放送が行われた[386]。
BLEACH カラブリ!護廷十三屋台大作戦!
オリジナルアニメ『BLEACH カラブリ!護廷十三屋台大作戦!』が、2008年9月21日から11月23日まで、全国10都市で開催された「ジャンプ・スーパーアニメツアー」にて上映された[367]。『Vジャンプ』(集英社)で連載された『BLEACH』の番外編カラー漫画『カラブリ!』のエピソードがアニメ化された[280]。
あらすじ(2008)
女性死神協会の副会長・伊勢七緒は、護廷十三隊が現世で開催されるジャンプフェスタに参加するための出店用企画を各隊が考案し、早急に提出するよう求める。それを受け、各隊が計画案を練る様子を、黒崎一護とコンが取材して回り、その一部始終をVTRとして紹介していく。
各隊を代表するような商品が企画され、一番隊は特製抹茶、二番隊はねこ形べっこうあめ、三番隊はきつね饅頭、四番隊は特製滋養強壮スープ、五番隊はメガネクッキー、六番隊はわかめ大使人形焼き、七番隊は狛村印のポークリブ、八番隊は特製花ちらし寿司(飲み物つき)、九番隊は檜佐木副隊長の特製にぎりめし、十番隊は日番谷隊長特製かき氷、十一番隊は特製みたらし団子、十二番隊は毒キャンディー(りんご味)、十三番隊は護廷十三隊集合わたあめを販売することとなる。
スタッフ(2008)
- 原作 - 久保帯人
- 監督 - 阿部記之
- 脚本 - 大久保昌弘
- キャラクターデザイン - 工藤昌史
- 美術 - 高木佐和子
- 撮影監督 - 福島敏行
- 編集 - 植松淳一、奥野英俊
- 音楽 - 鷺巣詩郎
- プロデューサー - 萩野賢
- アニメーション制作 - studioぴえろ
- 製作 - BLEACH製作委員会(集英社、テレビ東京、電通、ぴえろ)
DVD(2008)
イベント上映中の2008年11月1日より、ローソンのLoppiにて『劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』スペシャルオリジナルDVD付き前売券の予約販売が開始され、『スペシャルオリジナルDVD -BLEACH カラブリ!護廷十三屋台大作戦!-』としてパッケージ化された[387]。また、『TV Animation BLEACH 5th Anniversary BOX』(2009年7月29日発売)に、特典DVDとして収録された[280]。
ジャンプスーパーアニメツアー2010
2010年10月23日から11月21日まで、全国5都市で開催された「ジャンプスーパーアニメツアー2010」にて上映されたオリジナルアニメ[368]。地デジ化を題材とした[388]ショートアニメである[389]。
2011年8月24日に発売されたDVD『劇場版BLEACH 地獄篇 完全生産限定版』に映像特典として収録された[322]。
あらすじ(2010)
ある日、朽木家に大型の薄型テレビが送られてくる。『BLEACH』の放送を尸魂界で見るために白哉がテレビ局に話をつけて手配したものであった。しかし、スイッチを押しても映像が映らない。そこへ日番谷冬獅郎がやってくる。
劇場版
劇場アニメは、以下の4作品が公開された。
- 『劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY』(2006年12月16日公開[390])
- 『劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸』(2007年12月22日公開[391])
- 『劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』(2008年12月13日公開[392])
- 『劇場版BLEACH 地獄篇』(2010年12月4日公開[393])
脚注
参考文献
外部リンク
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