トップQs
タイムライン
チャット
視点
BLEACH 千年血戦篇
ウィキペディアから
Remove ads
『BLEACH 千年血戦篇』(ブリーチ せんねんけっせんへん[3])は、久保帯人による漫画『BLEACH』の最終章「千年血戦篇」を原作とする日本のテレビアニメシリーズ。テレビアニメ『BLEACH』の続編として制作され、分割4クール構成で順次放送されている[4][5]。本作は、2020年3月に「BLEACH20周年プロジェクト&久保帯人新作発表会」で原作最終章のアニメ化として発表され[6]、第1クールは2022年10月から12月まで、テレビ東京系列ほかにて放送された[5][7]。
この項目には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
第2クール『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』(ブリーチ せんねんけっせんへん けつべつたん[8])は2023年7月から9月まで、第3クール『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』(ブリーチ せんねんけっせんへん そうこくたん[9])は2024年10月から12月まで、それぞれテレビ東京系列ほかにて放送された[5][10][11]。第4クール『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』(ブリーチ せんねんけっせんへん かしんたん[12])は、2026年に同系列ほかにて放送予定[13]。
本作より登場するキャラクターの声優は、アプリゲーム『BLEACH Brave Souls』の声優陣が続投する[4]。
Remove ads
スタッフ
Remove ads
反響・評価
要約
視点
批評
リアルサウンドのライター・キットゥン希美は、これまでのテレビシリーズと比べて作画のクオリティが大幅に向上しており、戦闘シーンについても劇場アニメと遜色なく、スタイリッシュな戦いが忠実に再現されていると評している[2]。同メディアのライター・あんどうまことは第1クール『BLEACH 千年血戦篇』について、原作漫画のストーリーが凝縮されテンポよく描かれており、「1話1話が非常に濃密なものとなっている」と評している[17]。アニメイトタイムズ編集部の岩崎航太は第2クール『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』について、「原作では描かれなかった要素が数多く盛り込まれた、これぞ理想的な脚本・脚色の形と言えるアニメ化作品」と評している[18]。
ライターの照沼健太は本作の音楽について、鷺巣詩郎が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズで培った技術を全面的に『BLEACH』の世界に反映させていると述べている。また、テレビアニメ作品でありながら、その音楽的なクオリティや風格において映画音楽の品格を備えていると称賛している[19]。
ランキング・賞
第1クール
アニメイトタイムズ編集部が独自に集計した「2022秋アニメみんなが選んだ人気おすすめランキング・トップ20」では第6位[20][21]、「2022年アニメ人気作品総選挙」では第9位にランクインした[22][23]。Filmarksがサービス内のデータに基づいて発表した「2022年秋アニメ 満足度ランキング」では第2位を獲得した[24]。
英語圏のアニメメディアAnime Cornerが発表した「Fall 2022 Anime of the Season Rankings」では本作が第1位[25]、「Best Boy of the Fall 2022 Anime Season」では黒崎一護が第1位を獲得した[26]。英語圏のアニメメディアAnime Trendingが発表した「FINAL FALL 2022 ANIME RANKINGS」では第6位となった[27]。MyAnimeListが発表した「Top Anime From 2022 」では第1位を獲得した[28]。
中国のソーシャル・カルチャー・サイトDoubanが発表した「2022年度映画ランキング(豆瓣2022年度电影榜单)」では、テレビアニメ部門で第1位を獲得した[29][30]。
第2クール
Filmarksがサービス内のデータに基づいて発表した「2023年夏アニメ 満足度ランキング」では第1位を獲得した[38]。アニメイトタイムズの編集部とライターが選ぶ「2023夏アニメおすすめランキング」では第4位に選出された[18]。
英語圏のアニメメディアAnime Cornerが発表した「Summer 2023 Anime of the Season Rankings」では本作が第2位[39]、「Best Boy Ranking: Summer 2023 Anime Season」では黒崎一護が第4位[40]、「Best Girl Ranking: Summer 2023 Anime Season」では朽木ルキアが第3位を獲得した[41]。
第3クール
ドワンゴがニコニコでの動画視聴数やコメント数、アクセス数を元に集計した「2024年秋アニメランキング」では第2位を獲得した[48]。
英語圏のアニメメディアAnime Cornerが発表した「Fall 2024 Anime of the Season Rankings」では第1位を獲得した[49]。また、同メディアによる2024年秋アニメの「Best Male Character Ranking」では黒崎一護が第3位に選ばれた[50]。「Best Supporting Character」では、男性キャラクター部門で涅マユリが第2位、阿散井恋次が第3位、京楽春水が第5位に、女性キャラクター部門で涅ネムが第1位、伊勢七緒が第2位、四楓院夜一が第8位にそれぞれランクインした[51]。
Remove ads
主題歌
- 「スカー」[7]
- キタニタツヤによる第1クールオープニングテーマ。作詞・作曲・編曲はキタニタツヤ。
- 「最果て」[7][60]
- SennaRinによる第1クールエンディングテーマ。 作詞は茜雫凛、作曲・編曲・プロデュースは澤野弘之。
- 「Rapport」[61]
- キタニタツヤによる第1クール第1話のスペシャルエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲はキタニタツヤ。
- 2021年12月18日より開催された原画展「BLEACH EX.」のテーマソング[61]。
- 「STARS」[10]
- w.o.d.による第2クールオープニングテーマ。作詞・作曲はサイトウタクヤ、編曲はw.o.d.。
- 「Endroll」[62]
- 神山羊による第2クールエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は神山羊。
- 「言葉にせずとも」[11]
- SIX LOUNGEによる第3クールオープニングテーマ。作詞はナガマツシンタロウ、作曲はヤマグチユウモリ、編曲はSIX LOUNGE。
- 「MONOCHROME」[11]
- 水槽による第3クールエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は水槽。
各話リスト
Remove ads
放送局
Remove ads
BD / DVD
第1クールのBlu-ray&DVD BOXは2023年4月26日に発売された。完全生産限定版特典として三方背ケース+描き下ろしデジジャケット、特製ブックレット、リバーシブルアイキャッチカードが付属されたほか、映像特典として原作・総監修の久保帯人が新規の台詞を執筆した「#05 ベレニケ・ガブリエリ “Q” フルVer.」などが収録された[96]。
第2クールのBlu-ray&DVD BOXは2024年2月28日発売予定であったが、制作上の都合により発売が延期され[97]、同年3月27日に発売された。完全生産限定版特典として三方背ケース+描き下ろしデジジャケット、特製ブックレット、リバーシブルアイキャッチカードが付属されたほか、映像特典として「キタニタツヤ「永遠」×TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』ANIMATION MV」などが収録された[98]。
第3クールのBlu-ray&DVD BOXは2025年5月28日に発売された。完全生産限定版特典として三方背ケース+描き下ろしデジジャケット、特製ブックレット、リバーシブルアイキャッチカードが付属されたほか、映像特典として「SennaRin「Reaper」×TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』ANIMATION MV」などが収録された[99]。
Remove ads
サウンドトラック
本作の音楽は、前シリーズに引き続き鷺巣詩郎が手がけている[19]。
2022年12月14日には、本作のティザーPVで使用された楽曲"Number One - Bankai"が各サブスクリプション・ダウンロードサービスにてリリースされた[100][101]。
2023年9月27日には第1クールの劇伴を収録したオリジナル・サウンドトラック (OST) が発売された。同OSTのジャケットはキャラクターデザインの工藤による描き下ろしで、初回限定盤には"Blaze of soul - orchestra 2022"のフルスコアを収録した特製ブックレットのほか、ジャケットイラストのオリジナル・ステッカーが封入された[19]。
2024年12月18日にはOST第2弾が発売された。同OSTのジャケットは工藤による描き下ろしで、初回限定盤にはOSTを手掛けた鷺巣、総監督の田口智久、音響監督の長崎行男による鼎談が収録された特製ブックレットのほか、ジャケットイラストのオリジナル・ステッカーが封入された[102]。
Remove ads
特別番組
第1クールの放送に合わせ、第1作で放送された原作エピソードのうち、ユーザー投票で第1位から第13位に選出されたエピソードをセレクション放送する『BLEACH ANIMATION BEST』(ブリーチ アニメーション・ベスト)が、2022年7月3日から9月25日までTOKYO MX・BS11にて放送された[103][104]。また、本放送前の同年9月26日にはテレビ東京(関東ローカル)にて『「BLEACH 千年血戦篇」放送直前特番 まだ間に合う!BLEACH 振り返り篇』が、同年10月4日には同系列地上波6局にて『BLEACH千年血戦篇放送直前特番 放送まで待てない!千年血戦篇見どころ凝縮篇』がそれぞれ放送された[7][105]。
テレビアニメ20周年を記念して傑作選『BLEACH ベストバウトセレクション』が、2024年7月4日から9月26日までテレビ東京(関東ローカル)にて放送された[106][107]。
2025年4月1日にはテレビ東系列にて『第4クールまで待てない!まるごと「BLEACH」特別譚』が放送された[108]。
Remove ads
イベント
要約
視点
2020年3月21日にYouTube Live、Periscopeにて「BLEACH20周年プロジェクト&久保帯人新作発表会」が生配信された[109][注 1]。この配信内で「千年血戦篇」のアニメ化が発表された[6]。
2022年9月11日に品川THE GRAND HALLにて、「TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』千人先行上映会」が開催された。第1話・第2話の上映後にトークショーが行われ、第1部には久保帯人(原作・総監修)、田口智久(監督・シリーズ構成)、平松正樹(シリーズ構成)、富永禎彦(studioぴえろプロデューサー)、集英社少年ジャンプ編集部担当が、第2部には森田成一(黒崎一護役)、折笠富美子(朽木ルキア役)、杉山紀彰(石田雨竜役)が登壇した[110]。第2部の模様は全国の映画館でライブビューイングされた[111]。同年10月27日発売の『ジャンプGIGA』2022 AUTUMNには、長谷川智広による第1部のルポ漫画「BLEACH 千年血戦篇と僕」が掲載された[112]。
2023年5月7日に東京・animate hall BLACKにて、Blu-ray&DVD『BLEACH 千年血戦篇 I』の発売記念イベントが開催され、森田成一と杉山紀彰が登壇した[113]。
2023年6月25日にヒューリックホール東京にて、「TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』先行上映会」が開催された。第14話・第15話の上映後にはトークショーが行われ、第1部には第1クール先行上映会と同様のスタッフ陣が、第2部には森田成一、杉山紀彰、梅原裕一郎(ユーグラム・ハッシュヴァルト役)、武内駿輔(アスキン・ナックルヴァール役)が登壇した[114][115]。第2部の模様は全国の映画館でライブビューイングされた[114]。
2023年6月30日から7月31日まで東京・Space Galleria、9月1日から10月2日まで大阪・Space Gratusにて、展覧会「BLEACH 千年血戦篇 ANIME EXHIBITION into the other side」が開催された[116][117]。
2024年3月29日に東京・animate hall BLACKにて、Blu-ray&DVD『BLEACH 千年血戦篇 II』の発売を記念したコンの着ぐるみによるグリーティング会が行われた[118]。同年5月6日にはyokohama LANDMARK HALLにて、森田成一、杉山紀彰、w.o.d.が登壇する発売記念イベントも開催された[119]。
2024年4月26日から5月26日まで、横浜ランドマークタワーにてアニメ20周年記念特別イベント「BLEACH THE LOCUS OF BRAVE」が開催された[120]。5月6日には森田成一とアニメ制作スタッフによるトークイベントも行われた[121]。
2024年5月から10月にかけて、東京・大阪・福岡のバンダイナムコ Cross Storeにて、アニメ20周年を記念した体験型イベント「BLEACH THE BLOOD WARFARE -REVIEW EVENT-」が順次開催された[122]。
2024年9月14日から2025年2月11日まで、兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」にて、コラボイベント『BLEACH 千年血戦篇』×ニジゲンノモリが開催された。夜間には「BLEACH THE NIGHT WALK WARFARE」、日中には『BLEACH』ドラマチック謎解きラリー inニジゲンノモリ「星十字騎士団 尸魂界諜報篇」という2つの企画が催された[123]。
2024年9月16日に山野ホールにて、「TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』プレミア上映会」が開催された。第27話・第28話の上映後にトークショーが行われ、第1部には久保帯人、田口智久(総監督・シリーズ構成)、村田光(監督)、富永禎彦(PIERROT FILMS プロデューサー)、集英社少年ジャンプ編集部担当が、第2部には森田成一、杉山紀彰、小野友樹(バズビー役)が登壇した[124][125]。第2部の模様は全国の映画館でライブビューイングされた[124]。
2025年1月25日から4月3日まで、大韓民国・ソウルのAK PLAZA HONGDAEにて「TVアニメ20周年記念 アニメBLEACH展 ソウル展示」が開催された[126][127][128]。
2025年6月13日から、池袋エリアにて大型イベント「BLEACH THE DEATHBERRY」が開催された[129]。企画の一環として、同日から7月13日までサンシャイン60展望台 てんぼうパークにて、久保の画稿や制作資料を含む展示型イベント「BLEACH THE LOCUS OF BRAVEⅡ」が開催された[129][130]。東京会場終了後には、仙台・名古屋でも順次開催される予定である[131]。また、同日から7月27日までバンダイナムコ Cross Store 東京にて、体験型イベント「BLEACH WORLD」が開催された[129]。東京会場終了後には、大阪・福岡・横浜でも順次開催される予定である[129]。6月28日にはアニメイト池袋本店B2Fのアニメイトシアターにて、森田成一らがDJプレイを披露するクラブイベント「BLEACH THE DEATHBERRY SOUL GROOVER powered by aninight」が実施された[132]。
Remove ads
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads