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DetonatioN FocusMe
日本のプロゲーミングチーム ウィキペディアから
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DetonatioN FocusMe(デトネーション・フォーカスミー、略称:DFM)は、日本を本拠地としてeスポーツシーンで活動するプロゲーミングチーム[DFM 1]。旧称はDetonatioN Gaming(DNG)[1]。
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概要
2012年に設立されたチームDetonatioNが母体となっている。設立当初はカウンターストライク オンラインのチームであったが、現在は8つの部門が活動しており、世界大会出場経験を持った個人やチームが存在する[DFM 1]。CEOは元日本eスポーツ連盟共同代表理事、東京アニメ・声優専門学校講師の梅崎伸幸[2]。
テレビ番組や新聞各紙、ラジオ、WEBメディアなどに多数の掲載実績がある[DFM 2]。NHKで2015年12月16日に放送された「シブ5時」では、フルタイム給料制の「DetonatioN FocusMe」が取り上げられたが、番組の後半で将来性を疑問視するような報道がなされ、チーム代表である梅崎が苦言を呈する事態となった[3]。その後、梅崎は自身のTwitterにおいて、NHK側から謝罪があったことを明かしている[4]。
略歴
- 2012年(平成24年)
- 7月 - カウンターストライク オンラインのチームとして「DetonatioN」設立[DFM 1]。
- 2013年(平成25年)
- 4月 -『League of Legends』部門(以下、LoL部門)設立[DFM 1]。
- 5月 -『StarCraft2 (SC2)』部門設立[DFM 3]。
- 8月 -『World of Tanks』部門設立[DFM 4]。
- 2014年(平成26年)
- 3月 -『BATTLEFIELD 4 (BF4)』部門設立[DFM 1]。
- 11月 -『大乱闘スマッシュブラザーズ』部門設立[DFM 5]。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 3月12日 - 公式ショップ「DetonatioN Gaming Store(DNGストア)」を開設[DFM 6][8]。
- 6月 -『STREET FIGHTER』部門設立[DFM 7]。
- 9月 -『Overwatch』部門設立[DFM 8]。
- 9月 -『Shadowverse』部門設立[DFM 9]。
- 9月 - BlackSquad広報チーム結成[DFM 10]。
- 12月 -『Counter-Strike:Global Offensive(CS:GO)』部門設立[DFM 11]。
- 12月 -『Vainglory』部門設立[DFM 12]。
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
- 1月 -『Call of Duty:WWII』部門設立[DFM 15]。
- 4月24日 -『Clash Royale』部門設立[DFM 16]。
- 6月18日 -『Rainbow Six Siege(R6S)』部門設立[DFM 17]。
- 2019年(平成31年)
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
- 2023年(令和5年)
- 11月28日 - Crazy Raccoonと包括的業務提携契約を締結[11]。
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現在活動している部門
要約
視点
2023年8月現在編成されているチーム・部門は以下の通り[DFM 25]。
League of Legends
現在のチーム名「DetonatioN FocusMe」としてチーム名統合前から元々活動していたチーム。2013年4月に部門設立。2015年1月、日本初のフルタイム・給料制ゲーミングチームとして活動開始[DFM 1][5]。同時には兄弟チームの「DetonatioN RabbitFive」が存在していた。LJL Grand Finals優勝や、世界大会IWCI(International Wildcard Invitational)2015、2016、MSI(Mid-Season Invitational)2019、World Championship 2018、2019、2021、2022への出場経験があるなど、LJLで多数の実績を残している[DFM 26]。最高の成績は2021WCSでtop16だった。
所属メンバー
以前所属していたメンバー
- Evi (エビ):Top レーナー。2022年11月まで所属していた。 日本人初となるメジャーリージョンへの挑戦を発表し、ヨーロッパの一部リーグに出場しているTeam Hereticsに移籍した[13]。
- Kazu (カズ):2018年、ヘッドコーチとして加入[DFM 31][14]。2023年7月7日、後述のハラスメント行為で契約解除[15]。
- Ceros (セロス):2013年から2022年まで選手として、それ以降はコーチとして活動していた[16]。2023年7月7日、後述のハラスメント行為で契約解除[15]。
- tol2(トルツー):2023年1月27日に同チームのAcademyから昇格し、加入[DFM 32][17]。2023年8月15日、双方合意の上で契約解除[18]。
VALORANT
名称統合前のチーム名は「DetonatioN Gaming White(DGW)」。2020年6月部門設立[DFM 19]。2021年10月、PUBG部門で活動していた「DetonatioN Gaming White」の選手が移籍加入[DFM 22]。 現在はVALORANTのインターナショナルリーグ「VCT Pacific」に所属している[19]。
所属メンバー
Street Fighter
EVOLUTION 2017 Championship Seriesに2名の選手が参加し、板橋ザンギエフが4位という結果となった[DFM 39]。2023年現在は『ストリートファイター6』を中心に活動中。
所属メンバー
PUBG MOBILE
名称統合前のチーム名は「AQUOS DetonatioN Violet(ADV)」。2020年2月28日に部門を設立し、チーム「AQUOS DetonatioN Marine(ADM)」を発足。続く3月10日に2チーム目として「AQUOS DetonatioN Violet(ADV)」が発足。PMJL S1の1企業1チームの規定によりADMが解散し、ADVにチームを統一[DFM 42]。シャープのスマートフォンブランド「AQUOS」ともに様々な取り組みを行う。
所属メンバー
Splatoon
2022年10月11日部門設立[DFM 24]。
所属メンバー
Super Smash Bros
2014年11月部門設立[DFM 5]。
所属メンバー
Shadowverse
名称統合前のチーム名は「auデトネーション」。2016年9月部門設立[DFM 9]。
所属メンバー
eFootball
2019年3月22日部門設立。
所属メンバー
Fortnite
2022年12月12日に、GameWithの「TEAM GAMEWITH」と統合し設立。
所属メンバー
Streamers
所属メンバー
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活動を休止・解散・移籍した部門
- DetonatioN Silly Ducks Revolution(World of Tanks部門)
- 2013年8月の設立以降、同年11月に開催されたWorld Cyber Gamesに日本代表として出場し、世界ベスト8という結果を残す。2015年4月10日部門解散[DFM 4]。
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- DetonatioN RabbitFive(デトネーション ラビットファイブ、LoL部門・第2チーム)
- 2013年11月3日、LoL部門の第2チームとしてDetonatioN FrenzyXが設立。12月17日にDetonatioN RabbitFive(略称:DeT RF)へと改名。2015年5月13日、世界の通例(1チーム1オーナー制)に従い、RabbitFiveの独立が発表される。
-
- DetonatioN Rising(デトネーション ライジング、LoL部門・アカデミックチーム)
- 2016年5月12日、LJL進出を目指すアカデミックチーム(CSチーム)としてDetonatioN Rising(略称:DNR)が設立。2017年3月27日にLJL2017 Summer Splitの出場権をかけたLJL 2017 Spring Promotion Seriesが実施され、SCARZに3-0という結果で勝ち上がり、出場権を獲得した[21][22]。しかしLJLの規約上、一部リーグでは一団体一チームまでの参加と定められており、DetonatioNは既に参加権のあるDFMを有しているため、同チームから出場することが認められなかった。そのため、2017年4月よりDNRの出場権を入札方式にて交渉が開始され、権利を獲得したBurning Core(BC)への移籍・BCとして参戦することが、2017年5月15日に発表された[DFM 53][23]。
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- DetonatioN Requish(デトネーション レクィッシュ、Alliance of Valiant Arms部門)
- 2015年5月16日設立。2017年2月24日にAVA部門の活動を終了し、BLACK SQUAD部門への移籍が発表される。移籍に伴い、チーム名もDetonatioN RequishからDetonatioN Gamingへと統一された。
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- DetonatioN CS:GO(カウンターストライク グローバルオフェンシブ部門)
- 2016年12月の設立以降[DFM 11]、PGL Asia Minor Championship 2017 East Asia Qualifierにおいて5位タイなどの実績を残している。現在所属選手はいない。
- DetonatioN Splatoon2(スプラトゥーン2部門)
- 2017年10月設立以降、第2回ウラ甲子園準優勝、Master Cup優勝、第3回スプラトゥーン甲子園 5位タイといった実績を残している。2018年5月23日、部門解散が発表された[DFM 58]。
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- DetonatioN Gaming・Call of Duty部門(コール オブ デューティ)
- 前身であるチームvAvは、2017年12月の「ww2 e-sports Another tournament」で優勝[24]、2018年1月の「CoD:WWII CyAC e-Sports Rule Tournament」で優勝[25] という実績がある。また、同時加入したよしますコーチも、CoD:AW時代に出場した大会においてすべて優勝 という結果を残している。2019年1月7日部門解散[DFM 60]。
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- DetonatioN Shadowverse(Shadowverse部門)
- 2016年9月以降に活動を開始し、2017年5月現在は4名の選手が所属している[DFM 61]。
- DetonatioN OCG(HearthstoneやShadowverseなどのオンラインカードゲーム部門)
- さまざまなカードゲームを取り扱う。
- DNG RAINBOW 6 SIEGE(レインボーシックス シージ部門)
- 2018年6月18日に部門設立[DFM 17]。2020年5月8日部門解散[DFM 62]。
- DetonatioN PUBG(PUBG部門)
- 2017年9月20日に部門設立。スターターメンバーとして、BATTLEFIELD部門からDustelBox、オーバーウォッチ部門からSUMOMOXqXが参加している[DFM 13]。また、以前バトルフィールド4など他部門に所属していた選手もPUBG部門に転入している[DFM 56]。大会に出場する際は部門内で2チームを構成し、2018年11月頃からそれぞれDetonatioN Gaming White(DGW)、DetonatioN Gaming Black(DGB)として出場している。
- DetonatioN ClashRoyale(クラッシュ・ロワイヤル部門)
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スポンサー
→スポンサー・パートナーについては、「SPONSERS」 を参照
※2023年9月10日時点
- au (携帯電話)(KDDI株式会社)
- ctc(中部テレコミュニケーション株式会社)
- DXRACER(有限会社関西創愛ファニチュア)
- EDION(株式会社エディオン)
- Iiyama(株式会社マウスコンピューター)
- JOW(ワールド化成株式会社)
- Logicool G (株式会社ロジクール)
- Newzoo(Newzoo)
- NIDEK(株式会社ニデック)
- Note (配信サイト)(note株式会社)
- NVIDIA(NVIDIA Corporation)
- OMEN(株式会社日本HP)
- OPENREC.tv(株式会社CyberZ)
- SAMURAI ENERGY(ジャパンエナジー株式会社)
- Vプリカ(ライフカード株式会社)
- WD_BLACK(ウエスタンデジタル コーポレーション)
- WILDish(マルハニチロ株式会社)
- XTEN(オーティス株式会社)
- 外為ファイネスト(外為ファイネスト株式会社)
- ニトリ (株式会社ニトリ)
- 明治ミルクチョコレート(株式会社明治)
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メディア出演
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テレビ
所属選手に関するトラブル
選手への出演料滞納
2018年6月1日にチームのShadowverse部門からYushiの脱退が発表された[DFM 69]。Yushiは脱退と同時に『国内トップレベルのe-sportsチーム 「DetonatioN Gaming」に1年間所属してみた。』という題のブログ記事を投稿し、チーム加入後の番組出演料を半年に渡り滞納されていた事実を告白した[28]。これを受けてチーム代表である梅崎伸幸は、自身のTwitter上でYushiが投稿した記事の内容を全面的に認め、同日中に公式ウェブサイトで謝罪と経緯説明を行った[DFM 70][29]。トラブルの起こった原因として経理担当者が不在であったことなどを挙げ、出演費滞納分については2018年3月30日に振込済みであると発表している。
選手へのハラスメント行為
2023年7月6日、League of Legends部門に在籍しているtol2が自身のTwitterアカウントにて、同部門コーチのKazu、Cerosから恫喝や人格否定といったハラスメントを受けていること、ハラスメントに関する相談をしたことが代表の梅崎に伝わり、罰金の支払いを命じられたことをツイートした[30]。これを受けDFMは謝罪と経緯説明を行い、恫喝や人格を否定されたと捉えられる発言は事実であったとしてKazu、Cerosとの契約を7月7日付けで解除した[15]。罰金については、tol2が許諾を得ずに第三者へ契約内容を漏洩した際の違約金と訂正した[17]。また、梅崎の監督責任に対する処遇について、1年間役員報酬を50%の減給にすると発表した[31]。
8月16日、DFMが参加しているeスポーツリーグ「League of Legends Japan League(LJL)」がハラスメント行為に関する調査報告と裁定を行った[32]。LJLが調査した結果、ハラスメントと取れる発言が一部コーチから選手にあったが、その他差別や暴行などの違反行為は認められなかったと結論付けた[32]。裁定については、Kazu、Cerosに対して6か月間「LoLespors」に関する活動の禁止、ハラスメント行為を事前に防ぐことができなかったとして、DFMに対して200万円の罰金とハラスメント対策強化を義務付けることを課した[32]。また同日、DFMはtol2との契約を双方合意の上で解除したと発表した[18]。
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脚注
関連項目
外部リンク
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