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世界一受けたい授業

日本テレビ系列の教育バラエティ番組 (2004-2024) ウィキペディアから

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世界一受けたい授業』(せかいいちうけたいじゅぎょう、英字表記:THE MOST USEFUL SCHOOL IN THE WORLD)は、2004年平成16年)10月30日から2024年令和6年)3月23日まで日本テレビ系列で毎週土曜日の19:56[注 2] - 20:54 (JST)に放送されていた教育バラエティ番組

概要 世界一受けたい授業, 演出 ...

なお、通称は「せかじゅ」だが、普段はホームページやキャラクター(せかじゅーくん)でしか使われていない。また、一部新聞テレビ欄では『世界一受けたい授業!!』と「!!」が入ることもある。

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概要

要約
視点

各界の著名人を先生(講師)として招き、世の中の仕組みやその人の考え方などをわかりやすく講義してもらう。講義内容は大まかに「国語」「算数」「理科」「社会」「保健体育」といった、小学校で学習するような授業にあてはめられているが、なかには「食育」や「能力開発」といった特殊な分類の講義もある。初期は紹介前に講師に対しての推薦人がコメントをしていた。

主題歌は、1978年に同局で放送されたテレビドラマ熱中時代』の主題歌で、原田潤が歌った「ぼくの先生はフィーバー」を採用している。番組でかかっているのは「世界一バージョン」というもので、バック演奏のみをリメイクしたものである(2005年1月19日にCD発売)。


番組開始以来安定して高視聴率を獲得している。2010年4月24日2014年7月5日放送分では番組史上最高となる19.3%を記録している。

国際的著名人が特別講師として招かれるケースもあり、2005年12月24日放送分では元ソビエト連邦大統領ミハイル・ゴルバチョフ、2006年2月4日放送分では当時ニューヨーク・ヤンキース選手の松井秀喜、2006年3月18日放送分ではケニアノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイ2007年2月3日放送分ではアメリカ元副大統領アルバート・ゴア11月3日放送分ではビリー・ブランクス(ビリー隊長)2009年1月10日放送分ではオノ・ヨーコが講義を担当した。他にも、海外NPOなどのメンバーが活動にまつわる最新の国際情勢などを講義することも多い。

この番組がきっかけでテレビ出演が増えた人物も多く、米村でんじろうは今や子供向けの科学番組に欠かせない存在になりつつある。また、秋山仁唐沢俊一茂木健一郎はそれぞれ番組で題材にしたものをニンテンドーDSPlayStation Portableなどでゲーム化している。

なお、本番組では講師には「先生」、有田学級委員長および司会者以外のゲストパネリストには芸歴・キャリアの年数に関係なく「◯◯」という呼称を必ず徹底させているのが特徴(テロップでも表示される)。

当番組では、ディレクターやカメラマンなどのスタッフは全員、スーツを着て収録に臨んでいる。

文字多重放送字幕放送)を実施しており、堺の声は黄色、上田の声は水色、講義毎の講師の声は緑色で表示される(2010年3月放送分まではリアルタイム字幕放送。後述の番組対抗3時間半スペシャルでは、その後もリアルタイム字幕での放送となっている[注 3])。

2010年4月から、地上デジタル放送への完全移行を前提に、地上アナログ放送では画角16:9のレターボックス放送での放送に移行した。

2011年3月12日は、 東北地方太平洋沖地震東日本大震災)による報道特別番組の放送に伴い休止。当日に予定していた放送分は3月26日に再編集した上で振替放送された。

提供読みは2020年9月まではナレーターの奥田民義が特番を含め担当していたが、それ以降は局アナが担当している。また、東日本大震災後の3月26日は提供クレジット自体はなかったが、4月9日 - 4月23日の3回の提供読みは局アナが担当した。稀に企業の事情で局アナが担当する場合もある。2018年4月から9月までは諸般の事情により、日本テレビのアナウンサーが担当した。

2013年9月21日は、プロ野球・読売ジャイアンツ(巨人)のセントラル・リーグ優勝決定の可能性が出てきたことにより、巨人×広島戦を緊急生中継したため、当番組のスペシャル版『人は短期間でどこまで変われるかスペシャルII』は同年10月12日に延期となった[注 4][1][2][3]。しかし巨人はこの試合に敗れ優勝を決められず次の日の試合で優勝を決めた。

番組開始の合図として、堺が冒頭に「Let'sホニャララ!」とコールするのが恒例となっている[注 5]。コールはその日の気分で節回しや声の強弱、溜めの間などがアレンジされる。

選曲を佳夢音が担当しているため、VTR内などでは洋楽・邦楽を問わず内容にひっかけた洒落の楽曲や日テレ系で放送された番組のテーマ曲[注 6]が使われることが多い。

2020年10月10日放送分より、放送開始以来初となる番組ロゴおよびスタジオセットのリニューアルを行い、ナレーターも交代した。これに伴い、原則1時間で3つの授業を行っていたものが2つに減った。2022年4月から「噂のヤバい先生File」というコーナーが始まったことで、実質3つに戻ったが、短期間で終了した。

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レギュラー放送の終焉

2023年12月2日に、当番組が2024年3月いっぱいでレギュラー放送が終了することが発表された[4]。なお、レギュラー放送終了後は、特番として放送していく予定[4]。そして後番組として、2024年3月をもって、『news zero』のMCを降板する有働由美子がMCを務める音楽番組『with MUSIC』が4月から開始された[5]

復活スペシャル

2025年3月1日19:00 - 20:54に約1年振りに、復活スペシャルが放送された。

出演者

校長先生(総合司会)

教頭先生(進行)

学級委員長(レギュラー)

主な生徒(ゲスト)

特番時

学長

講師

要約
視点

教員・講師

学者・研究者

医師・医学博士

  • 佐藤芹香(医師
  • 新谷弘実(医師)
  • 海堂尊(医師)
  • 鎌田實(医師)
  • 川島隆太東北大学教授・医学者
  • 天野恵子(東京大学医学部非常勤講師)
  • 井口傑(慶應義塾大学医学部教授)
  • 石井正則(東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科助教授)
  • 古賀良彦(杏林大学医学部精神神経科学教室教授)
  • 斎藤博久(国立成育医療研究センター 研究所長補佐)
  • 新谷弘実(アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授)
  • 鈴川正之(自治医科大学救急医学教室教授)
  • 田上順次(東京医科歯科大学大学院教授)
  • 夏秋優(兵庫医科大学准教授)
  • 奈良信雄(東京医科歯科大学大学院教授)
  • 野村総一郎(防衛医科大学校精神科教授)
  • 藤田紘一郎(東京医科歯科大学医学部教授)
  • 山蔭道明(札幌医科大学医学部麻酔科講師)
  • 坪田一男(慶應義塾大学医学部教授)
  • 三角和雄千葉西総合病院院長・心臓センター長、東京医科歯科大学臨床教授)
  • 加藤友朗コロンビア大学教授)
  • 藤野智哉(精神科医)

政治家

作家・写真家・ジャーナリスト

  • 飯島正広(写真家)
  • 池上彰(元NHK記者、ジャーナリスト)

※2015年4月以降、裏番組に出演している。

実業家

外国人

その他の著名人

など

アニメキャラクター

※日本語が話せない外国人の授業では先生と生徒は共に通訳用のイヤフォンを付ける。実際の放送ではナレーターによるボイスオーバーをつける。

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PTAの評価

  • 「親が子どもに見せたい番組」第5位 - 2005年度「子供メディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)
  • 「親が子どもに見せたい番組」第1位 - 2006年度「子供とメディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)
  • 「親が子どもに見せたい番組」第1位 - 2007年度「子供とメディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)
  • 「親が子どもに見せたい番組」第1位 - 2008年度「子供とメディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)
  • 「親が子どもに見せたい番組」第1位 - 2009年度「子供とメディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)
  • 「親が子どもに見せたい番組」第1位 - 2010年度「子供とメディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)
  • 「親が子どもに見せたい番組」第1位 - 2011年度「子供とメディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)
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ネット局

さらに見る 放送対象地域, 放送局 ...

不定期放送

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スタッフ

最終回時点
  • 総合演出:藤森和彦(日本テレビ、2022年4月9日 - 2024年3月23日)
  • ゼネラルプロデューサー:髙橋利之(日本テレビ、2022年4月9日 - 2024年3月23日、2013年4月20日 - 2022年3月26日までは総合演出)
  • 企画:福士睦(日本テレビ、2013年4月20日 - 2022年3月26日・2024年3月23日、以前は総合演出)
  • 構成:堀江利幸桜井慎一三木敦ヒロハラノブヒコ、小山賢太郎
  • TM:小椋敏宏(日本テレビ)
  • SW:三井隆裕
  • 美術プロデューサー:三浦昭彦
  • 美術デザイン:髙井美貴、山根茉子
  • メイク:奥松かつら
  • 技術協力:NiTROヌーベルバーグIMAGICAヌーベルアージュ
  • 美術協力:日テレアート
  • モニター:ジャパンテレビ
  • 編集:川合信吾(以前はVTR編集)
  • MA:蒔田謙太郎
  • 音効:高取謙(ブルービート
  • スタイリスト:小川カズ、設楽宗秀、作山直紀
  • 協力:ケイダッシュ
  • リサーチ:田原拓郎・五十嵐莉乃・三澤一樹(フォーミュレーション)、岡本順子・宇野竜太・角田裕(フリード)、利光宏治・依田龍介・落合悠貴(CLAFTLAB)
  • デスク:田口美和子
  • TK:春日千佳子
  • 制作進行:佐々木麻理菜(2022年10月 - 2024年3月23日)
  • 演出:渡邉友一郎(日本テレビ)、長井香織・綾部健二・鈴嶋直子(創輝)、鍋田拓朗(日企)、笠間崇(AXON)、中野貴文(ジーヤマ)、曽我翔・齋藤郁恵(えすと)
  • プロデューサー:岩崎小夜子(日本テレビ、2021年6月5日 - 2024年3月23日)/持田順也・佐藤なつね(創輝)、竹下美佐・山口絵梨香(日企)、阿河朋子・岩山夏子(えすと)、城下直子(AXON)、池田桂子(ジーヤマ)、佐藤理恵(てっぱん)/岸野基生(創輝)、田中麻里菜、丸山晴香、関直輝、大塚明(AXON)、稲積桃花(ジーヤマ)
  • チーフプロデューサー:遠藤正累(日本テレビ、2022年6月4日 - 2024年3月23日)
  • 制作協力:創輝日企えすとAXONジーヤマ
  • 製作著作:日テレ

過去のスタッフ

  • 構成:大岩賞介/富樫佳織
  • 構成協力:松岡正剛
  • TM:福王寺貴之・江村多加司・新名大作(日本テレビ)
  • 美術プロデューサー:高野豊
  • 美術デザイン:松崎純一、道勧英樹、高木智恵子
  • 演出:鴨井義明、奥村竜(えすと)、掛水伸一(ジーヤマ)、芳住昌之、滝田朋之、水野達也(水野→以前はディレクター、ジーヤマ)、藤井良記(日本テレビ)、小林淳一(えすと)、柳沢英俊(日本テレビ)
  • プロデューサー:納富隆治・矢澤真・今井大輔・廣瀬由紀子・小江翼(日本テレビ)/宇佐美友教・加藤宏実(日企、加藤→以前は演出)、正森和郎(日テレE→AX-ON)、小川潔・黒川こず枝(創輝)、高橋利一郎(ジーヤマ)、大澤裕二(AX-ON)、前田夏奈、佐藤裕昭、市野雅一(市野→以前は演出、AX-ON)、大須賀美紀(大須賀→以前はフロアーD►ディレクター)
  • 統轄プロデューサー:前田直彦(日本テレビ、2020年10月10日 - 2022年5月21日)
  • チーフプロデューサー:吉川圭三安岡喜郎、糸井聖一、横田崇、川邊昭宏(日本テレビ)

復活特番

  • 総合演出:三浦伸介(日本テレビ)
  • ゼネラルプロデューサー:髙橋利之(日本テレビ)
  • 企画:福士睦(日本テレビ)
  • Special Thanks:下田明宏(日本テレビ)
  • 構成:桜井慎一、ヒロハラノブヒコ
  • TM:小椋敏宏(日本テレビ)
  • SW:三井隆裕
  • 美術プロデューサー:三浦昭彦
  • 美術デザイン:髙井美貴
  • メイク:奥松かつら
  • 技術協力:NiTRO、ヌーベルバーグ、IMAGICA
  • 美術協力:日テレアート
  • モニター:ジャパンテレビ
  • 編集:川合信吾
  • MA:蒔田謙太郎
  • 音効:高取謙(ブルービート)
  • スタイリスト:小川カズ、設楽宗秀、作山直紀
  • 協力:ケイダッシュ
  • リサーチ:田原拓郎・五十嵐莉乃・三澤一樹(フォーミュレーション)、依田龍介・小林のぞみ・長澤め一とる(CLAFTLAB)
  • デスク:田口美和子
  • TK:南田めぐみ
  • 演出:鈴嶋直子(創輝)、鍋田拓朗(日企)
  • プロデューサー:岩崎小夜子(日本テレビ)、持田順也・長井香織(創輝)、竹下美佐・山口絵梨香(日企)/岸野基生(創輝)、加藤善一(日企)
  • チーフプロデューサー:島田総一郎(日本テレビ)
  • 制作協力:創輝、日企
  • 製作著作:日テレ
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書籍

舞台

2018年7月8月にかけて『世界一受けたい授業・タイムマシンに乗って恐竜に会いに行こう』が全国5都市のアリーナツアーとして演じられた。上演中に観客参加コーナーとして番組内のコンテンツを体感することができる。2019年にも再び開催された。

キャスト(舞台)

日テレ系人気番組 春秋の番組対抗スペシャル

要約
視点

概要

元々日本テレビの番組対抗特番としては、『4時間クイズスーパースペシャル』が放送されていたが、メインの『クイズ世界はSHOW by ショーバイ』と『マジカル頭脳パワー』が終了したため、それを大幅にリニューアルする形で新たにこの番組が放送された。

そのスーパークイズスペシャルの実質的後継番組として番組が終了した1999年秋から8年後の、2007年秋改編期から当番組をメインにした3時間強の番組対抗クイズ特番が放送された。便宜上、以下“番組対抗第1期”と記述する。

春・秋改編期の恒例特番として『日テレ系人気番組が大集合!世界一受けたい授業 (春or秋)の最強先生来襲スペシャル』または『日テレ系人気番組の最強先生が来襲 (春or秋)の番組対抗スペシャル』のタイトルで放送されていた。放送日はすべて、TBS系列の同趣旨の改編期クイズ特番『オールスター感謝祭[注 11] の1週間後であった。日本テレビ系列で放送されている人気番組・新番組、特別番組や日本テレビ制作映画の出演者が一堂に会しクイズに答えていき優勝を決めていた。また、解答者のみならず出題側も日本テレビ系列各番組が出演しており、「授業」と銘打ったクイズが行われていた。

優勝番組には「世界一行きたい修学旅行」と題して旅行券が贈呈された。

第9回までは書き問題と早押し問題が両方出題され、優勝チームは正解率により決定していた。第10回以降は全問早押し問題形式(解答権は1問につき1番組1回まで)の点数制に変更され、点数は難易度を考慮して問題毎にそれぞれ設定されていた。

放送時間は回によって異なるが、第2回を除き約3時間半となっていた[注 12]

それいけ!アンパンマン』のアンパンマンばいきんまん、『名探偵コナン[注 13]江戸川コナン毛利蘭毛利小五郎など日本テレビ系アニメのキャラクターが着ぐるみで番組に登場する事がある。ただし、解答者席には着席するものの書き取り問題には参加しない。一部のキャラクターはゲーム企画に参加することもある。

2013年春からは新たな番組対抗スペシャル『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり 日テレ系人気番組No.1決定戦』が放送されるため、当番組での番組対抗スペシャルおよび改編期のクイズ特番は2012年秋で一旦、終了となった(番組対抗第2期に関しては後述する)。

各回の放送概要

さらに見る 回, 放送年 ...
  • 視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ。
  • 18:30から放送の場合、18:30 - 19:00が第1部、19:00 - 21:54(21:48)が第2部。
さらに見る 日本テレビ系列 番組対抗, 前番組 ...
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日テレ系 春の特別授業SP

脚注

関連項目

外部リンク

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