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FIFAクラブワールドカップ2025
2025年に開催された21回目のFIFAクラブワールドカップ ウィキペディアから
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FIFAクラブワールドカップ2025(英: FIFA Club World Cup 2025、公式大会名: Mundial de Clubes FIFA 25[3][4])は、2025年6月14日から7月13日にかけて、アメリカ合衆国で開催されていた第1回目の新しい開催方式となったFIFAクラブワールドカップである。

最終結果は、決勝でチェルシーがパリ・サンジェルマンを3-0で下し、3大会ぶりとなる2度目の優勝を獲得した。
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概要
要約
視点
出場チームが32チームに拡大される初めての大会であり[5]、今後は4年に1度の開催になると発表されている。また、2026 FIFAワールドカップの1年前に開催され、プレ大会の一つとなっている。
新クラブワールドカップ開催のきっかけ
2005年に始まった各大陸の王者がトーナメント方式で戦うFIFAクラブワールドカップは毎年12月に開催されていた。2016年、FIFAの会長ジャンニ・インファンティーノは、この大会をさらに魅力的なものとするように、2019年大会から参加チームを32チームとし、開催日程を6月から7月にするよう提案した[6]。2017年、FIFAは参加チームを24チームに拡大し4年ごとに開催する案を議論し[7]、2019年3月、FIFAはこの24チーム拡大案を決定し、拡大された初の大会を2021年6月から7月にかけて開催すると発表した[8]。その後、開催国を中国としたが[9]、この大会は新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより中止された[10]。2022年12月、FIFAは、参加チームを32チームとし4年ごとに開催することおよび2025年6月にその第1回大会を開催することを発表し[11]、2023年6月、2026 FIFAワールドカップを控えるアメリカで開催されることが決定された[1]。2024年1月、同時期にアメリカ合衆国西海岸で開催される2025 CONCACAFゴールドカップとの競合を避けるため、今大会はアメリカ合衆国東海岸で行われると報じられた[12]。
フォーマット
参加32チームが4チームずつ8グループに分かれて総当たり戦を行い、各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進出する。3位決定戦は行わない。3位決定戦がないこと以外は、FIFAワールドカップの1998年大会から2022年大会までと同じである[3]。
選手登録
本大会に参加する各クラブは、26名から50名までの選手(うち少なくとも4名はゴールキーパー)から成る暫定リストを提出する必要があった[13]。本大会の参加クラブが所属する協会は、2025年6月1日から10日までに通常の移籍期間(年に2回、合計最大16週間)とは別に特別移籍期間を設けることが許可された(この移籍期間は、当該協会に所属する本大会に参加しないクラブも利用可能)[14][注釈 2]。26名から35名までの選手(うち少なくとも3名はゴールキーパー)から成る最終リストは、6月10日までに提出された[15][16]。試合では、最終リストの選手のうち最大26名(先発11名、交代要員最大15名)を登録する。
6月27日から7月3日までの間、各クラブは、所属する協会の設定した移籍期間内であることを条件に、大会期間中に契約満了となった選手の交代と新規選手(最大2名)の追加を合わせて6名までの選手の変更が認められている。これらの変更選手は、キックオフ時刻の48時間前までにFIFAに正式に通知された場合のみ当該試合に出場することができる。また、ゴールキーパーについては、負傷や病気が原因の場合、大会期間中いつでも交代することができる[13]。
FIFAの選手の地位および移籍に関する規則 (RSTP)によれば、1選手が1シーズン中に登録することができるのは3クラブまでで、その期間中公式戦に出場できるのは2クラブまでであるが、本大会の試合は、例外としてその制限の数には含まれない。ただし、本大会において複数クラブで出場することは認められない[13]。
RSTPによれば、クラブは、FIFAインターナショナルマッチカレンダーの期間に活動する代表チームに選手を派遣する義務があるが、例外として本大会参加クラブは、大会期間中その義務を負わない[13][注釈 3]。
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出場クラブ決定方法
要約
視点
2023年2月14日、FIFA評議会は大陸連盟別の出場枠を承認した[18]。出場枠の割り当てはUEFAには今大会最大の12枠、CONMEBOLに6枠、AFC、CAF、CONCACAFにそれぞれ4枠が与えられ、OFCと開催国にそれぞれ1枠が与えられる。2023年3月14日、FIFA評議会は出場チーム決定方法の基本原則について承認した[19]。2021年から2024年までの4年間の期間の成績をもとに以下の通り決定する。
- CONMEBOL、UEFA(5枠以上の連盟): 2021年から2024年に行われる各大陸の最上位のクラブ大会の優勝チームと同期間を対象としたクラブランキング[20] による追加チーム(CONMEBOLは2チーム、UEFAは8チーム)
- AFC、CAF、CONCACAF(4枠の連盟): 2021年から2024年に行われる各大陸の最上位のクラブ大会の優勝チーム[注釈 4]
- OFC(1枠の連盟): 2021年から2024年のOFCチャンピオンズリーグ優勝チームの中で最もクラブランキングが高いチーム[注釈 5]
- 開催国(1枠): 開催国のクラブのうち1チーム。2024年のMLSレギュラーシーズン(サポーターズ・シールド)優勝チーム
加えて以下の基準も適用される。
- 2021年から2024年の間に1クラブが最上位のクラブ大会で2回以上優勝した場合、追加チームはクラブランキングにより決定する。
- 1つの協会から出場できるのは2クラブまでだが、最上位のクラブ大会で同じ協会のクラブが3クラブ以上優勝した場合は例外とする。
- クラブランキングの策定方法は、スポーツ基準に従い大陸連盟や関係者と協議の上決定する。
- クラブランキングについては、2023年12月17日に開かれたFIFA評議会で2021年から2024年までに終了する各大陸の最上位のクラブ大会における成績に基づいて決定されることが承認された[3]。UEFA以外の各大陸連盟では、各大会のグループステージ以降の試合における勝利で3ポイント、引き分けで1ポイントが、また、グループステージ以降の各ステージに進出するごとに3ポイントが付与される。UEFAでは、既存のUEFAランキングをもとにしており、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ以降の試合における勝利で2ポイント、引き分けで1ポイントが、また、グループステージ進出で4ポイント、ラウンド16進出で5ポイント、準々決勝以降の各ステージに進出するごとに1ポイントが付与される。ポイントが同点の場合は、1) 対象期間中のクラブ大会での最高成績、2) 最新のクラブ大会での成績、3) 得失点差、4) 得点、の基準で順位が決定される。
クラブランキング
フルランキングはFIFAのサイト参照
大陸王者として出場権を獲得したクラブ
クラブランキングの順位により出場権を獲得したクラブ
開催国枠の出場クラブ
MP: 試合ポイント、CP: 大会ポイント
AFC
CAF
CONCACAF
CONMEBOL
OFC
UEFA
レオンの除外
レオンは当初、 CONCACAFチャンピオンズリーグ2023の優勝クラブとして本大会に参加する予定だった。2025年3月21日、レオンとパチューカの所有者が同一であるため、複数クラブ所有に関する規則に違反したとして、FIFA上訴委員会によってチームは大会から除外された[23]。2025年5月6日、スポーツ仲裁裁判所は、レオン、パチューカおよび当初FIFAに訴訟を起こしたアラフエレンセ[注釈 7]による上訴を棄却した。レオンの除外はFIFAによって確認され、クラブワールドカップの出場枠は、代わりに2023年CONCACAFチャンピオンズリーグでレオンに次ぐ準優勝チームのロサンゼルスFCと、 CONCACAFの連盟ランキングでトップのチームであるアメリカとのプレーオフの勝者に与えられることになった[25][22]。2025年5月16日、FIFAは公式に試合を5月31日にロサンゼルスのBMOスタジアムでロサンゼルスFCの主催で開催すると発表した[26][27][28]。
プレイインマッチ
主審:
BRA ウィルトン・サンパイオ

対戦の結果、ロサンゼルスFCの本大会出場が決定。
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出場クラブ
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会場
2024年9月28日、FIFAは試合会場となる12のスタジアムを発表した[29][30]。決勝は、ニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムで行われる。
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審判員
要約
視点
FIFAは2025年4月14日、41の加盟協会から117人の審判員が選出されると発表した。これには主審35人、副審58人、VAR審判員24人が含まれる[31][32]。
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組み合わせ抽選
要約
視点
組み合わせ抽選は2024年12月5日13:00 (EST)からマイアミで行われた[33]。
出場チームは、クラブランキングにより大陸連盟内の順位が定められ、それに基づいて以下のとおり8チームずつポット1からポット4の各ポットに振り分けられた[34]。
- ポット1: UEFAとCONMEBOLの上位4チームずつ
- ポット2: UEFAの残り8チーム
- ポット3: AFC、CAF、CONCACAFの上位2チームずつとCONMEBOLの残り2チーム
- ポット4: AFC、CAF、CONCACAFの残り2チームずつとOFCのチームと開催国枠のチーム
抽選においては以下の条件が設定された[34]。
- 12チームが出場するUEFAを除いて、同じ大陸連盟のチームは、同じグループに入らない(UEFAのチームについては、1チーム入るグループと2チーム入るグループが4つずつ作られる)。また、同じ加盟協会のチームは、同じグループに入らない。
- 競争のバランスを確保するため、ノックアウトステージでは4つのグループのまとまりを元にした2つの経路(経路1: グループA、C、E、Gの1位とグループB、D、F、Hの2位を含む組み合わせ、経路2: グループB、D、F、Hの1位とグループA、C、E、Gの2位を含む組み合わせ)が設定され、UEFAの1、2位チームとCONMEBOLの1、2位チームは、グループ1位となった場合に準決勝まで対戦しないように別の経路のグループに割り当てられる。同様の原則がUEFAの3、4位チームとCONMEBOL3、4位チームの間にも適用される。
- UEFAの1-4位チームは、各グループで1位となった場合に準決勝まで対戦しないようにグループに割り当てられる。同様の原則がCONMEBOLの1-4位チームにも適用される。
- ポット1から抽選されたチームは、自動的にグループのポジション1に入る。
- ポット2の抽選については、UEFAの5-8位チームは、CONMEBOLの1-4位チームが入るグループに割り当てられ、UEFAの9-12位チームは、UEFAの1-4位チームが入るグループに割り当てられる。
- 開催国のチームとして、また、スケジュールの都合上インテル・マイアミは、自動的にグループAのポジション4に入り、シアトル・サウンダーズは、自動的にグループBのポジション4に入る。その結果、グループAとBに振り分けられたチームは、ポットに対応するポジション(ポット2のチームはポジション2、ポット3のチームはポジション3)に入る。
抽選は、ポット1から始まり、順にポット4まで行われる。ポット2から4におけるグループCからHのグループ内のポジションについては、抽選で決定される。
シード順
ポット分けは以下のとおり[34]。
抽選結果
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試合スケジュール
FIFAは2023年12月17日、大会が2025年6月15日から7月13日に開催されることを確認した[35] 。抽選に先立ち、開幕戦(インテル・マイアミが出場)と決勝戦の日時と会場、シアトル・サウンダーズのグループステージの試合会場のみが確定していた。会場とキックオフ時間を含む完全な試合スケジュールは、抽選後に確定し、発表される。スケジュールは「スポーツと選手中心の基準、地元と遠征中のファン、世界的な放送の考慮」などの要素を考慮に入れる予定である[36]。
登録選手
→詳細は「en:2025 FIFA Club World Cup squads」を参照
各クラブは、大会に向けて26人から50人の選手からなる暫定メンバーを発表する必要があった。2025年6月1日から10日まで、全参加クラブの加盟協会は、新規契約選手の登録を可能にするため、臨時移籍期間を設けた。クラブは6月10日までに、少なくとも3人のゴールキーパーを含む26人から35人の選手からなる最終メンバーを発表する必要があった[37]。大会期間中、クラブの加盟協会がこの期間中に移籍期間を開いている場合、クラブは6月27日から7月3日までの間、最終メンバーリストに限定的な変更を加えることができるが、大会期間中に1人の選手が2つのクラブでプレーすることはできない[38]。クラブのゴールキーパーが負傷または病気になった場合、その選手はいつでも交代することができる[13]。
開会式
マイアミガーデンズのハードロック・スタジアムで行われたアル・アハリ対インテル・マイアミCFの開幕戦前に行われた開会式では、フレンチ・モンタナとスウェイ・リーがヘッドライナーを務めた。ヴィキーナとリチェリオも式典中にパフォーマンスを披露し、その模様はDAZNで放送された[39]。
グループステージ
要約
視点
各グループ上位2チームが、ノックアウトステージに進出する。
順位決定方法
順位は、勝ち点(勝利3、引き分け1、敗北0)の合計で決定する。勝ち点が同じ場合は以下の順に従い順位が決定される[13]。
- 当該チーム間の対戦における勝ち点
- 当該チーム間の対戦における得失点差
- 当該チーム間の対戦における得点
- 1から3を適用後も同順位のチームがある場合、そのチーム同士で再度1から3を適用して順位を決定する。それでも決まらない場合5以降を適用する。
- 全試合での得失点差
- 全試合での得点
- フェアプレーポイント(選手およびチーム役員)
- イエローカード: -1ポイント
- イエローカード2枚によるレッドカード: -3ポイント
- 一発レッドカード: -4ポイント
- イエローカードの後一発レッドカード: -5ポイント
- 抽選
グループA
→詳細は「FIFAクラブワールドカップ2025・グループA」を参照
グループB
→詳細は「FIFAクラブワールドカップ2025・グループB」を参照
- 直接対決の勝ち点は3で並んでいる。直接対決の得失点差:パリ・サンジェルマン +3、ボタフォゴ 0、アトレティコ・マドリード –3。
グループC
→詳細は「FIFAクラブワールドカップ2025・グループC」を参照
グループD
→詳細は「FIFAクラブワールドカップ2025・グループD」を参照
グループE
→詳細は「FIFAクラブワールドカップ2025・グループE」を参照
グループF
→詳細は「FIFAクラブワールドカップ2025・グループF」を参照
グループG
→詳細は「FIFAクラブワールドカップ2025・グループG」を参照
グループH
→詳細は「FIFAクラブワールドカップ2025・グループH」を参照
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ノックアウトステージ
要約
視点
→詳細は「FIFAクラブワールドカップ2025・ノックアウトステージ」を参照
ノックアウトステージ では、45分ハーフの試合で決着が付かない場合は15分ハーフの延長戦が行われる。この延長戦でも決着がつかない場合は引き分けとなり、PK戦で勝ち進むチームを決める[13]。
進出チーム
8つの各グループから上位2チームがノックアウトステージに以下の通り進出した。
トーナメント表
ラウンド16 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | |||||||||||
6月30日 – シャーロット | ||||||||||||||
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7月4日 – オーランド | ||||||||||||||
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6月30日 – オーランド | ||||||||||||||
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7月8日 – イーストラザフォード | ||||||||||||||
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6月28日 – フィラデルフィア | ||||||||||||||
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7月4日 – フィラデルフィア | ||||||||||||||
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6月28日 – シャーロット | ||||||||||||||
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7月13日 – イーストラザフォード | ||||||||||||||
![]() | 4 | |||||||||||||
![]() | 3 | |||||||||||||
6月29日 – アトランタ | ||||||||||||||
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7月5日 – アトランタ | ||||||||||||||
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6月29日 – マイアミガーデンズ | ||||||||||||||
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7月9日 – イーストラザフォード | ||||||||||||||
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![]() | 4 | |||||||||||||
7月1日 – マイアミガーデンズ | ||||||||||||||
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7月5日 – イーストラザフォード | ||||||||||||||
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7月1日 – アトランタ | ||||||||||||||
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ラウンド16
準々決勝
準決勝
決勝
→詳細は「FIFAクラブワールドカップ2025・決勝」を参照
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マン・オブ・ザ・マッチ[42]
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優勝クラブ
FIFAクラブワールドカップ2025優勝クラブ |
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![]() チェルシー 3大会ぶり2回目 |
得点ランキング
FIFAの基準に基づき、得点数が同じ選手は、アシスト数が多い順に、それも同じ場合は出場時間の短い順に並べている。
表彰
- フェアプレー賞
バイエルン・ミュンヘン
総合順位
要約
視点
順位は、成績、勝点、得失点差、得点、フェアプレーポイント(グループステージでのポイント付与方法による)の順で基準を適用し決定した。PK戦となった試合については、その勝敗に関わらず引き分けとして勝点を付与した。
賞金
FIFAは2025年3月26日、クラブが受け取る賞金の詳細を発表し、賞金総額は10億ドル(約1501億円)にのぼる。賞金内訳は成績による賞金とは別に、各大陸に設定された参加賞金が与えられる[45]。
成績による賞金
グループステージ全3試合すべてに勝利して優勝した場合、合計1億1762万5000ドル(約176億6000万円)が支払われる。
- グループステージ(3試合):勝利ごとに200万ドル/引き分けごとに100万ドル
- ベスト16:750万ドル
- 準々決勝:1312万5000ドル
- 準決勝:2100万ドル
- 決勝:3000万ドル
- 優勝:4000万ドル
参加賞金
各大陸における参加賞金は以下の通り。ヨーロッパはFIFAが定める「スポーツと商業に基づくランキング」によって参加賞金が異なる。
- ヨーロッパ:1281万ドルから3819万ドル
- 南アメリカ:1521万ドル
- 北中米及びカリブ海諸国:955万ドル
- アジア:955万ドル
- アフリカ:955万ドル
- オセアニア:358万ドル
放送・配信
FIFAは、当初この新クラブワールドカップの放映権料収入を40億ドルと見積もっていた。しかし、その放送メディア交渉は難航し、2024年4月になってAppleが、4分の1の10億ドルでFIFAと契約間近であると報じられたが[46]、その後契約締結の発表はなかった。2024年7月には、2025年大会と2029年大会の放映権の入札が開始されたが2か月経過後も契約締結の発表はなされず、FIFAのインファンティーノ会長が世界中の放送局幹部を集め緊急ミーティングを開くこととなった[47]。視聴者に馴染みがある大会ではないことに加え、ヨーロッパのいくつかのビッグクラブやその他の地域の人気クラブ・人気選手が参加しないこと、同時期に開かれるスポーツイベントとの競合があることなどの理由により放映権交渉が難航したとされる[47]。2024年12月4日、DAZNが放映権を獲得し、全世界を対象に無料配信[注釈 22]を行うこと(各国の現地無料テレビ放送局へのサブライセンス付与も可能)が発表された[48][49]。
大会公式スポンサー
以下のスポンサーは本大会決勝戦時点のもの[50]。
FIFAクラブワールドカップ2025パートナー
エグゼクティブグローバルブロードキャスター
FIFAクラブワールドカップ2025サプライヤー
- アディダス(公式試合球)[54]
- AIM Sport
- BEYOND Hospitality(公式ホスピタリティプロバイダー)[55]
- エボルブ・テクノロジー
- chargeFUZE
- Rock-It Cargo(公式物流プロバイダー)[56]
- シャンパーニュ・テタンジェ(公式シャンパン)[57]
- ティファニー(公式トロフィープロバイダー)[58]
脚注
関連項目
外部リンク
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