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Hybrid Child

中村春菊による日本の連載漫画 ウィキペディアから

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Hybrid Child』(ハイブリッドチャイルド)は、中村春菊の漫画作品である。

概要 ジャンル, 漫画 ...
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概要

2003年「BE×BOY GOLD」8月号に掲載された後、2004年6月号から同年10月号まで連載された。その後、描き下ろしも収録したコミックスが2005年3月10日に発行された。

持ち主の愛情を反映して成長する不思議な人形・ハイブリッドチャイルドを巡る、短編3作からなるオムニバス形式の純愛物語であり、マリン・エンタテインメントからドラマCDも発売されている。

あらすじ

一生に一度の恋。あなたを愛した記憶だけが、この胸にただ一つ……。それはある意味、鏡。機械でも人形でもなく、持ち主の愛情を反映して成長する人の形、それが「ハイブリッド・チャイルド」。

これは主人と「ハイブリッド・チャイルド」が紡ぐ、想いの物語。主人は「ハイブリッド・チャイルド」に何を願ったのか。「ハイブリッド・チャイルド」は主人の何を映したのか。 そして、「ハイブリッド・チャイルド」は、なぜ生まれたのか……。

生涯ただ一人だけを想い続ける一途な恋を描く、切なく愛おしいお伽噺。

登場人物

※担当声優は、ドラマCD版 / OVA版の順。

和泉小太郎(いずみ こたろう)
声 - 福山潤 / 岡本信彦[1]、幼少 - 岩崎愛
名門・和泉家の御曹司にして16代目当主である、第1話の主人公。当主としてはまだまだ出来が悪く怠け者で、葉月に小言を言われる日々を送っている。葉月とは8歳の時からずっと一緒であり、本心では彼を大切に思っている。
葉月(はづき)
声 - 鳥海浩輔、幼少 - 近野真昼 / 平川大輔[1]
小太郎と10年間一緒にいるハイブリッドチャイルド。第1話の準主人公。有能かつ冷静沈着で、小太郎を日々厳しく指導するお目付け役。動き出すのに5年、言葉を話すのに1年半かかった型番0001の旧式タイプ。拾われた当時はボロボロの状態だったため、体裁を重んじた和泉家の家人に3回も捨てられ、その度に小太郎によって拾い戻されてきた。自身がじきに動かなくなることを冷静に受け止め、自分を救おうと必死になる小太郎を諌める。
黒田(くろだ)
声 - 井上和彦、幼少 - 早水リサ / 小野友樹、幼少 - 丸山ナオミ
本作品の実質的主人公。全ハイブリッドチャイルドの生みの親で、普段は薄暗い実験室に篭もり研究に明け暮れている人形師。かつてはとある藩に仕えていたカラクリ好きの武官であったが、月島の死後ハイブリッドチャイルドの製作に打ち込む(その数は現在3000体以上。型番の数字が上がるほど、持ち主にとって扱いやすくなっていく)。葉月の外見だけでなく、中身も人間に近い風貌の変化に驚いている。
ゆず
声 - 宮田幸季 / 代永翼[1]
少年型のハイブリッドチャイルドで、第2話の主人公。壱を心から慕っている。純真無垢かつ明るい性格な一方、自分がなかなか成長しないことに悩んでいた。カステイラが大好物。最近春画本をこっそり読んでいる様子。
瀬谷壱(せや いち)
声 - 諏訪部順一 / 木村良平
ゆずの主人で、かつては黒田と同じ藩に仕えていた元武官。優しく穏やかで誰からも好かれており、ゆずのことも大事に想い慈しんでいる。黒田とは付き合いの長い友人同士でもある。ある日突然、刺客に襲われて失明する。
月島(つきしま)
声 - 緑川光、幼少 - 升望 / 松岡禎丞、幼少 - 木村繭
黒田と瀬谷の幼馴染(同い年)で、2人が勤めていた藩の家老。第3話のキーパーソン。黒田が製作するハイブリッドチャイルドのモデル。普段少々幼いが、いざという時には芯が強い性格。黒田とは憎まれ口を叩くばかりだったものの、彼とは両想いであり、御一新の際に責任をもって切腹する。甘党で、中村屋のひよこまんじゅうが大好物。

OVA

2011年7月にアニメ化が発表され[2]、2014年10月よりOVAが全4巻で発売された。

スタッフ

主題歌

「syncretism」
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 柘植敏道 / 歌 - Annabel

各話リスト

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BD / DVD

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脚注

外部リンク

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