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KikUUiki

サカナクションのスタジオアルバム (2010) ウィキペディアから

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kikUUiki』(キクウイキ)は、日本ロックバンドサカナクションの4作目のオリジナルアルバム2010年3月17日ビクターエンタテインメントから発売された。

概要 サカナクション の スタジオ・アルバム, リリース ...
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概要

  • 前作『シンシロ』より、約1年ぶりとなるオリジナルアルバムオリコンでは、初登場3位を獲得した。
  • タイトル「kikUUiki」は、海水淡水が交わる水域「汽水域」に由来する造語汽空域」から来ており「本来相容れないものが混ざり合うところ」という意味が込められている[4]
  • 初回盤には、ボーナストラックとして「Paradise of Sunny」が収録されている。
  • リリースに先駆け、2月24日から2月28日の期間限定で、レーベルのサイトにて先行試聴が行われた。タイトルにちなみ、夜と朝が交じり合う「汽空域」な時間として、朝4時から5時30分の間のみ、ランダムに4・5曲の試聴ができた。
  • また、3月14日には「サカナクション『kikUUiki』爆音試聴PARTY」と題した試聴会が行われ、Ustreamで生中継された。CMナレーションには、吉高由里子が起用された。
  • Appleが主催する「iTunes Rewind 2010」ロック部門・ベストアルバムを受賞している。
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収録曲

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楽曲解説

  1. intro = 汽空域
    アルバムタイトル「kikUUiki」は「混ざり合わないものが混ざり合う感覚や美学、いい意味の違和感」といった意味を持つ造語であるが、本楽曲はそれを表現したものである。また、曲中では、山口がレコーディング現場をiPhoneで盗み撮りした音が使用されている[5]
  2. タイトルは「うしお」と読む。
    歌詞は「世の中には哲学や思想をもって生きている人がいるけど、果たしてそれは自分から発信したものなのか?」「実は社会や何かのコミュニティから得ただけのものであって、その中で躍らされているだけなのではないか?」「そして躍らされていることに気付いていないのではないか?」といったテーマに基づいて書かれたもので「ポップでありつつサイケである」ことを目指して、アレンジが行われている。なお、曲中のコーラスは、バンドのチーム(スタッフ)全員で録音したもの[5]
  3. YES NO
  4. アルクアラウンド
    2ndシングルの表題曲
  5. Klee
    サビに登場する「クレー」という歌詞は、実はこじつけで、山口曰く、元々「くれー くれー 休みをくれー」ということを指すものであったが、最終的に、山口が敬愛する20世紀のスイス画家であるパウル・クレーを指すものとなった[6]
  6. 21.1
    タイトル「21.1」は、2009年に新木場Studio Coastにて行われたライブイベント「version 21.1」から来ている[7]
    フジテレビFNN Live News α』内、プロ野球の試合ダイジェストにて、BGMとして使用されている。
  7. アンダー
  8. シーラカンスと僕
    サウンド上では、前曲と繋がっており、2010年のツアー「SAKANAQUARIUM 2010 "kikUUiki"」や、日本武道館公演「SAKANAQUARIUM 21.1(B)」などのライブでも、2曲続けて演奏されている。
    金欠で食べるものもなく、空腹だったときに作った曲だという。
    2017年5月9日に開催されたファンクラブ限定10周年記念イベントでは、ファンによる投票で9位を獲得している。また、ファンクラブ内で行われたリアレンジ投票でも3位を獲得しており、後に限定リアレンジアルバムに収録された。ライブを除き、本楽曲が新たな音源としてリリースされるのは初となる。
  9. 明日から
  10. 表参道26時
    Base Ball Bear小出祐介の影響で、歌詞をフィクションで書くことに挑戦した曲。山口は「書きながら笑ってしまって……(笑)。書き上げてみたらバービーボーイズのような世界観になりましたけどね(笑)」と語っている[5]
  11. 前身バンド・ダッチマン時代から存在する楽曲で「カベ」というタイトルだった。
  12. 目が明く藍色
    本アルバムのリード曲。ミュージックビデオが制作されている。
  13. Paradise of Sunny
    初回盤にのみ収録されているインスト曲。「YES NO」に使用されたフルートの音が使用されている。アルバムツアー「SAKANAQUARIUM 2010 "kikUUiki"」でも演奏された。
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ライブ映像作品

要約
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脚注

外部リンク

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