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RISKY (アルバム)

B'zのアルバム ウィキペディアから

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RISKY』(リスキー)は、日本音楽ユニットB'zが1990年11月7日にBMGビクターからリリースした4作目のオリジナル・アルバム。このアルバムは、後にBMGルームス(現:VERMILLION RECORDS)の設立に伴い、発売権がBMGルームスに移行している。

概要 B'z の スタジオ・アルバム, リリース ...
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概要

B'z初の、シングルと同時発売ではない単独アルバム作品[注 1]

1990年10月4日から翌年2月10日にかけて、アルバムツアー『B'z LIVE-GYM '90-'91 "RISKY"』が行われ、その最中に発売された。

アルバムタイトル「RISKY」には「危険(リスク)を冒してでも『とあるもの』を手に入れる」という意味が込められている[2]。松本は「いい意味で期待を裏切らないといけない」とコメントした。

ハードロックサウンドとデジタルビートの融合を試みたアルバム。90年代初頭のB'zは打ち込みを多用したダンスビート路線が主流だったが、本作が同路線としては現時点で最後のアルバム。ミックスマスタリングマドンナスティーヴィー・サラスを手がけたジェイソン・コーサロを起用しており、過去の作品よりサウンドがハードになっている。また、各曲の曲間がほとんど無い。

表・裏ジャケットの「B'z」のロゴマークは先行シングル『Easy Come, Easy Go!』と『愛しい人よGood Night...』で使用されたもの。『RISKY』のロゴも今回の「B'z」ロゴとトータルでデザインされ、『RISKY』ロゴ上部の凹みに「B'z」マークが配置できるようになっている。初回盤のみブックレット(写真集)、ブックレットとCDケースを入れるプラスティック製のスリーブケース、オリジナルテレホンカード応募券、1stビデオ『FILM RISKY』予約券が付属している[3]

前作『BREAK THROUGH』の後に発売されたシングルのうち「BE THERE」と「太陽のKomachi Angel」は未収録となった。なお、7thアルバム『The 7th Blues』までは直近に発売されたシングル1作のみの収録だったが、アルバム収録曲として制作された「愛しい人よGood Night...」が急遽シングルカットされたため、本作のみ先行シングルが2作存在する。

本アルバム[注 2]から、松本はサウンドプロデュースのみならず、全面プロデュースを手掛けている。

映像作品『FILM RISKY』には本作のプロモーション・ビデオに加え、レコーディング風景やオフショットなどを見ることができる。

B'zのアルバムでは初の首位を獲得[4]。本作以降に発売されたオリジナル・アルバムはすべて首位を獲得している。また、自身のオリジナル・アルバムでは初めてミリオンセラーを記録した(オリコン調べ)。

2018年に結成30周年記念として『DINOSAUR』までのオリジナル・アルバムと共にアナログレコード化された[5]

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収録曲

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楽曲解説

  1. RISKY
  2. GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER-
  3. HOT FASHION -流行過多-
  4. EASY COME, EASY GO! -RISKY Style-
    • 6thシングルのアルバムバージョン。
    • 本作に収録のアルバムバージョンはジェイソン・コーサロによってミックスされた。
  5. 愛しい人よGood Night...
    • 7thシングル。上記の通り、本作の収録曲として制作されたが、この曲のタイアップ先のドラマの関係者が気に入ったため、急遽シングルカットされた[8]
  6. HOLY NIGHTにくちづけを
  7. VAMPIRE WOMAN
    • 歌詞は主人公の男が女性(バンパイア・ウーマン)を誘うが、やがてその魅力に夢中にされていくという設定。
    • 主人公の声を稲葉が、女性の声を坪倉唯子が担当。
    • 後にZ'bとしてセルフカバーした。
    • 1995年のツアー『B'z LIVE-GYM Pleasure '95 "BUZZ!!"』では演出付きで演奏される予定だったが、代わりに「LOVE PHANTOM」が新しく制作された経緯がある[10][11]
  8. 確かなものは闇の中
    • 本作の制作過程で最初に完成した曲。
    • ライブ未演奏。
  9. FRIDAY MIDNIGHT BLUE
    • 歌詞は、稲葉がたまたま乗り合わせたタクシードライバーから聞いた話を元に作られた[12]。松本のお気に入りの歌詞のひとつ。
  10. It's Raining...
    • 曲のほとんどが稲葉による語りで構成されている[13]
    • 会話部分を稲葉は半分寝転んで煙草を吸いながらレコーディングをした[13]
    • 歌詞カードにはサビ部分の歌詞しか記載されていない。
  11. HOT FASHION -流行過多- (LIVE ver.)
    • 台湾盤、香港盤にのみ収録されているボーナストラック。音源は過去の映像作品のもの。
  12. EASY COME, EASY GO! (LIVE ver.)
    • 台湾盤、香港盤にのみ収録されているボーナストラック。音源は過去の映像作品のもの。

タイアップ

シングル曲については各作品の項目を参照

参加ミュージシャン

ライブ映像作品

シングル曲については各作品の項目を参照

GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER-

HOT FASHION -流行過多-

脚注

外部リンク

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