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SUPERBIRD
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SUPERBIRD(スーパーバード)とは、スカパーJSAT株式会社が保有する通信衛星のうち、旧・宇宙通信株式会社から続くXバンドを含む中継器を搭載するシリーズである。
2024年9月現在、「SUPERBIRD B3」・「SUPERBIRD C2」の2機が稼動中である。全ての衛星は静止軌道に打上げられた。2027年上期を目処に「SUPERBIRD 9」の運用を開始する予定である[1]。
主にサービスされる周波数帯はKa、Kuバンドである。衛星には株式会社MCCが所有するXバンド中継器が搭載され、「SUPERBIRD B3」・「SUPERBIRD C2」の2機が防衛省・自衛隊に対し、艦船、航空機、地上移動体等と基地間又は移動体間同士でのデジタル衛星通信サービスを提供している[2]。
衛星のカバーエリアは日本・北東アジア・東南アジアとし、可動ビームを使用してオセアニア地域やハワイ・ミクロネシア等の太平洋諸島地域とも通信が可能である。
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衛星一覧
- ※)SUPERBIRD A2 は航行プログラムミスにより燃料を大量に使用したため、早期に運用を終了した。
運用中の衛星
- SUPERBIRD B3
- SUPERBIRD C2
運用を終了した衛星
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SUPERBIRD C2
2008年8月15日(JST)にギアナ宇宙センターよりアリアンロケットに搭載し打ち上げられたSUPERBIRD-7の発注では、宇宙通信が2005年当時傘下に入っていた三菱グループの三菱電機が国際競争入札を勝ち抜き、システムを担当することになった(それまで三菱電機においては通信系サブシステムのみを担当し、その経験が初の日本製プライム受注商用衛星OPTUS-C1や国土交通省保有の運輸多目的衛星MTSAT-2=愛称・ひまわり7号の開発に生かされてきていた)。
静止軌道への投入や機能試験等を経て、同年10月17日にスカパーJSATへ引き渡され、日本企業が保有する初の国産民間商用衛星SUPERBIRD C2となった。
脚注
関連項目
外部リンク
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