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THE3名様
石原まこちんによる日本の漫画 ウィキペディアから
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『THE3名様』(ザ さんめいさま)は、石原まこちんによる日本の漫画。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて2000年より2007年まで連載され、その後2008年にBbmfマガジンの携帯コミックにて、2010年からはアスキー・メディアワークスの『電撃コミック ジャパン』として配信されている。
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単行本は、これまでに小学館から全10集、Bbmfマガジンから「追加注文編」が1集、アスキー・メディアワークスから「新装開店編」が2集発行されている。
現在『THE3名様』をマンガオンウェブ、stamps magazineなどで連載中。
2005年にオリジナルDVDとして実写シリーズ化[1]。『SMAP×SMAP』『ココリコミラクルタイプ』などを手がけた構成作家・福田雄一が監督・脚本を務めた。2005年5月16日発売の『スピリッツ』本誌内で実写化を告知した(その回の内容は実写化のキャスティングにまつわるエピソード)。
また2006年には、作品の一部分が『他人を見下す若者たち』(速水敏彦著・講談社現代新書)の帯に使用された。
2022年4月8日から映画「THE3名様〜リモートだけじゃ無理じゃね?〜」が1週間限定で公開された[2]。
2024年5月24日よりFODにてドラマ『THE3名様Ω』を配信(全24話)[3]。8月30日に映画『THE3名様Ω〜これってフツーに事件じゃね?!〜』が公開された[3]。
ドラマ化と映画化を記念して描きおろされた『THE3名様Ω ドラマ・映画化特別編』が、FODにて2024年6月21日より連載されている[4]。ファミレスでダラダラと過ごすジャンボ、まっつん、ミッキーの3人が描かれる[4]。
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概要
これといったストーリーはなく、フリーターの3人組がファミリーレストラン・サニーデイ(実写版ではビッグボーイ)にてダラダラと緩い会話を繰り広げる深夜の日常を描いた「だけ」の内容。毎週4ページの1話完結。
当作品と同様のコンセプトの作品としてファミレスで4人の主婦が会話を繰り広げるだけの『La 4名様』がある(この作品は『ファミレス以外! 石原まこちん短編集』に収録されている)。
登場人物
要約
視点
メインキャラクター
- ふとし(実写版ではジャンボ)
- 本名:木村卓也(きむら たくや、実写版ではきむら まさし)。一番年上(あくまで誕生日が一番早いということ。3人は同級生)だが、その内向的性格から、グループ内では一番下の扱いを受ける。ファミレスではいつもフライドポテトを注文する。それ故にかフライドポテトの食べ方にかなりうるさく、ミッキーがフライドポテトを注文した際、あれこれ口出しをして鬱陶しがられた。幅広い趣味を持っており、一時期「ミルフィーユ木村」というペンネームで漫画家を目指していたこともある。
- まっつん
- 本名:松田謙介(まつだ けんすけ)。マイペースで無口だが呟く言葉には重みがあり、ミッキーの言動に対して的を射た発言も。当初は大人しい性格だったが、回が進むにつれて他の客の目や、迷惑を顧みない傍若無人な振る舞い(ケチャップで窓にでかでかと絵を書く、キーが抜けなくなったからといって自転車を引きずって店内まで持ってくる、70匹以上のミドリガメを店内に持ち込もうとするなど)をするようになっていき、反社会的な行動を取ることも少なくないなど、3人の中で(行動面では)一番常識に欠けているような描写をされることが多い。オカルト系に多くの興味あり。また、ヘヴィメタルを心から愛する(主にスラッシュメタル好きでメガデスのファン)。一年中半袖のTシャツ姿といういでたちである。
- ミッキー
- 本名:森原幹夫(もりはら みきお)。グループの自称リーダー格。社会情勢を斬ってみたりとスケールの大きいことを豪語しているが、客観的に見れば「口だけ」タイプ。本人はファッションセンスと流行には敏感のつもりだが、実のところ全くゼロである。網シャツに真っ赤なコートやホットパンツを軽々と取り入れる、ある意味ツワモノ。アメリカ合衆国好き。
なお、3人の詳細な設定はかなりいい加減であり、話によって誕生日が違っていたり、過去や生い立ちが矛盾している時が多々ある。
サブキャラクターや特別ゲストキャラクター
- もっちゃん
- 彼らの第4の仲間。連載当初からキャラクター紹介に現れていたが、様々な理由で登場することはなかった。しかし『ビッグコミックスピリッツ』2005年4月11日発売号で彼の正体が明らかになった。
- 朝倉さん
- サニーデイの女性店員。物腰は優しく、カロリー数や産地でメニューが分かる。一時期まっつんが惚れていたことがあったが、既に彼氏がいるらしい。時給は川守くんより上。
- 川守くん
- サニーデイの男性店員。気が弱く仕事もあまりできないが、いたって真面目。同僚に恋する場面も。人生初のバイトがこの仕事と語っている。
- 寺崎克己(てらさき かつみ)
- サニーデイ本町通りの雇われ店長。登場回数も多かったが他店に移動させられた。
- 清水
- ふとしのバイト先からやってきたまっつんの代理メンバー。ふとしやミッキーを見下し尊大な態度を取るが、まっつんに脅されてファミレスから逃げ出す。ボクシングをやっているらしい。
- アイコ
- aikoらしきキャラクター。3人の輪に入ったチャキチャキの関西人。ミュージシャンのaiko本人が本作品のファンであることから登場に至った。
- パフェおやじ
- 実写版のみのキャラクター。細身で毛髪が薄く、縁の太い大ぶりの眼鏡をかけたサラリーマン風の中年男性。ビッグボーイを訪れては、毎回パフェを注文し、ひたすら食べ続ける。パフェに対する食欲は尋常ではなく、巨大なチョコレートパフェを平らげた後、さらに巨大なフルーツパフェを頼み食べ尽くしたこともあり、その様子を「わんこパフェ」と形容された。原型は原作版第7話「スーツケースの流れ者」に登場するひとりパフェのサラリーマン(姿は1コマだけ描かれている)。
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コラボ
単行本
単行本は通常の巻数システムだったが第3集以降、ファミレスのメニュー風の名称を採用した。
小学館
BIG SPIRITS COMICS SPECIAL
My First BIG
Bbmfマガジン
GA COMICS
- 追加注文編(2010年5月)
アスキー・メディアワークス
DENGEKI JAPAN COMICS
その他
- 明星食品「一平ちゃん 夜店の焼きそば 大盛り」付録「3分コミック THE3名様」(2002年)
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オリジナルビデオ
DVD
- THE3名様(2005年8月)
- THE3名様「秋は恋っしょ!」(2005年11月)
- THE3名様「春はバリバリバイトっしょ!」(2006年4月)
- THE3名様「渚のダンシングナイト」(2006年8月)
- THE3名様「夏はやっぱり祭っしょ!!」(2006年11月)
- THE3名様「いい意味でアイラブユー」(2007年5月)
- THE3名様「みんなが選んじゃったベスト11 これってどーよ!?」(2007年8月)
- THE3名様「俺たちのサマーウインド」(2008年5月)
- THE3名様「ファミレズの今夜はオールナイト!」(2009年3月)
- THE3名様「ワーってなっちゃう5秒前」(2009年12月)
シングルDVD
- THE3名様「マキシちゃってもよかですか?」(2010年3月発売)
キャスト
スタッフ
スピンオフ作品
- THE3名様 スピンオフ「人生のピンチを救うパフェおやじの7つの名言」(2008年4月)
書籍
- THE3名様 DVD公式ガイドブック「読まなきゃダメっしょ?」(2007年8月)
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アニメ
DVD(アニメ)
- THE3名様 アニメはアニメでありっしょ!(2009年2月4日)
- 実写版キャストが同一の役で声優を務めている。
キャスト(アニメ)
スタッフ(アニメ)
- 脚本・監督:福田雄一
- 原作:石原まこちん
- 企画:森谷雄、小林智浩
- アソシエイトプロデューサー:小榑洋史、加藤智子
- プロデュース:森谷雄
映画
要約
視点
第1作『THE3名様〜リモートだけじゃ無理じゃね?〜』
『THE3名様〜リモートだけじゃ無理じゃね?〜』のタイトルで、2022年4月8日に1週間限定で公開された[2]。
キャスト(第1作)
スタッフ(第1作)
第2作『THE3名様Ω 〜これってフツーに事件じゃね?!』
映画第2弾として『THE3名様Ω〜これってフツーに事件じゃね?!〜』のタイトルで、2024年8月30日に公開された[3][5]。
キャスト(第2作)
スタッフ(第2作)
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配信ドラマ
映画第2弾に先んじて『THE3名様Ω』のタイトルで、2024年5月24日よりFODにて配信中[3]、また7月25日より9月19日までフジテレビ(関東ローカル)で毎週木曜0時40分(水曜深夜)から、全8回で地上波放送された[6]。
キャスト(配信ドラマ)
スタッフ(配信ドラマ)
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関連項目
脚注
外部リンク
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