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劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険
2025年に公開の映画 ウィキペディアから
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『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険』[4][5][6][7][8](げきじょうばんスマーフ おどるキノコむらのパラレルアドベンチャー、英: Smurfs)は、2025年に公開されたスマーフの実写アニメーションミュージカルファンタジー映画。ペヨによるスマーフ (漫画)を原作としている。
クリス・ミラーが監督を、マット・ランドンが助監督を、パム・ブラディが脚本を務めた[9][10][11]。またリアーナがスマーフェット役として主演を務めた[11]。
複数の公開日程の変更があったが、映画は2025年6月28日にブリュッセルでプレミア上映がされ、2025年7月18日にパラマウント・ピクチャーズによってアメリカ合衆国で公開された。2025年9月19日に日本で公開された[5][6][7][8]。
また短編映画の『スポンジ・ボブ: いっちょあがり!』が同時上映される[12]。
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あらすじ
パパスマーフがラーザメルとガーガメルの2人の悪い魔法使いらによって連れ去られてしまう。スマーフェットは連れ去られてしまったパパスマーフを救うミッションのために、スマーフ達を率いて人間たちのいる世界へと飛び出す。新たな仲間との出会い、新たな仲間の助け、スマーフ達はこの世界を救うために何がスマーフ達の運命を決めているのか見つけ出さなくてはならない[10][11]。
登場キャラクター
要約
視点
→「スマーフの登場キャラクター一覧」も参照
(この節の出典[4][5][6][7][10][13][14][15][16][17][18])
※括弧内は日本語吹替。
スマーフ村のスマーフ
- スマーフェット (Smurfette)
- パパスマーフ (Papa Smurf)
- ノーネーム (No Name Smurf)
- 英語版声優: ジェームズ・コーデン、日本語版吹替声優: 宮野真守
- クラムジー(Clumsy Smurf)
- 英語版声優: ヒューゴ・ミラー[13]
- ブレイニー(Brainy Smurf)
- 英語版声優: ショロ・マリデュエニャ[19]、日本語版吹替声優: 林幸矢
- グラウチー(Grouchy Smurf)
- ヘフティ(Hefty Smurf)
- バニティ(Vanity Smurf)
- ハンディ(Handy Smurf)
- ベイカー(Baker Smurf)
- 英語版声優: ジョニー・マンガネロ[13]
- ドクター(Doctor Smurf)
- レイジー(Lazy Smurf)
- びくびく(Worry Smurf)
- インフルエンサー[22](Influencer Smurf)
- カムフラージュ[22](Camouflage Smurf)
- 英語版声優: クリス・ミラー[13]
- 音響効果スマーフ[22](Sound Effects Smurf)
- 英語版声優: Spencer X[13]
- リストメーカー(List Maker Smurf)
- 英語版声優: レイチェル・ビュテラ[13]
- ウェイ・バック・ゼア・スマーフ(Way Back There Smurf)
- 英語版声優: クリス・プリノスキ[13]
- クアイエット(Quiet Smurf)
- 英語版声優: クリス・プリノスキ[13]
スマーフ村以外のスマーフ
敵キャラクター
- ガーガメル (Gargamel)
- 英語版声優: J. P. カーリアク、日本語版吹替声優: 山寺宏一
- アズレール(Azrael)
- 英語版声優: レイチェル・ビュテラ[13]
- ラーザメル (Razamel)
- 英語版声優: J. P. カーリアク、日本語版吹替声優: 山寺宏一
- ガーガメルの兄弟[15]。
- ジョエル(Joel)
- アスモディウス(Asmodius)
- 英語版声優: オクタヴィア・スペンサー[20]、日本語版吹替声優: 小宮和枝
- 銀河外空間の悪い魔法使い[20]。
- チェルノボグ(Chernobog)
- ジェゼベス(Jezebeth)
- 英語版声優: ハンナ・ワディンガム[20]、日本語版吹替声優: 勝生真沙子
- 銀河外空間の悪い魔法使い[20]。
スヌータープート達(Snooterpoots)
味方キャラクター
その他の吹替声優
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製作
背景と開発
パラマウント・ピクチャーズとニコロデオン・ムービーズは以前2000年代にジョーダン・カーナーとともにアニメーション映画を製作しようと試みていたが、突如コロンビア ピクチャーズとソニー・ピクチャーズ アニメーションが2011年にスマーフ (映画)の権利を取得し、その後スマーフ2 アイドル救出大作戦!とスマーフ スマーフェットと秘密の大冒険の2作の続編が製作された[25][26][27][28]。
2022年2月にLAFIG BelgiumとIMPSがパラマウント・アニメーションと複数のスマーフの映画を製作するパートナーシップを結び、最初のものはミュージカル映画となると報じられた[29]。2022年中にパム・ブラディが脚本を[29]、クリス・ミラーが監督を務める事が決まり[30]、2023年4月にはリアーナが声優とプロデューサーとして製作チームに加わった[14]。またアニメーションはシネサイトが担当した。
映画のタイトルは『The Smurfs Movie』(直訳: 劇場版スマーフ)となると報じられていたが[14]、その後『The Smurfs Musical』(直訳: スマーフ達のミュージカル)に変更されたと報じられた[31]。2024年4月に全米劇場所有者協会のCinemaConにおいて『The Smurfs Movie』というタイトルとなる事が公式に発表された[32]。
2025年2月に最初の予告映像が公開され、それと共にタイトルがシンプルに『Smurfs』(直訳: スマーフ)となるとされた[33]。また映画へのNickelodeon Moviesの関与が不明な理由で中断された[33]。
キャスティング
2024年4月に全米劇場所有者協会のCinemaConにおいてニック・オファーマン、ナターシャ・リオン、J. P. カーリアク、ダン・レヴィー、エイミー・セダリス、ニック・クロール、ジェームズ・コーデン、オクタヴィア・スペンサー、ハンナ・ワディンガム、サンドラ・オー、アレックス・ウィンター、ビリー・ラード、ショロ・マリデュエニャ、カート・ラッセル、ジョン・グッドマンが声優として参加する事が発表された[9][32]。
アニメーションとデザイン
ニコロデオン・アニメーション・スタジオが製作を行い、シネサイトがアニメーション製作を行った[34]。また今作のアニメーションはペヨによる原作コミックに強く影響を受けているとされている[28]。
日本語版製作
(この節の出典[18])
音楽
要約
視点
リアーナが楽曲の作詞とレコードを行った。
- 2025年2月21日、デシ・トリルによる新曲『Higher Love』が公開された。製作にはカーディ・B、DJキャレド、ナタニア、スブヒも関与した[10][35][36]。
- 2025年5月19日、監督のクリス・ミラーと以前交流のあったヘンリー・ジャックマンが映画の楽曲を作曲した事が明らかにされた[37]。
- 2025年5月24日、リアーナが映画のサウンドトラック用に3年ぶりの新曲となる『Friend of Mine』を公開した[38][39]。
- 2025年6月13日、映画のサウンドトラック(映画で使われたものと映画にインスパイアされたものを含む)「Smurfs Movie Soundtrack (Music From & Inspired By)」がロック・ネイションを通して公開された[40]。
- 2025年6月18日、ヘンリー・ジャックマンによる映画のオリジナルの楽曲集がロック・ネイションを通してデジタルで公開された[41]。
サウンドトラック
(この節の出典[42])
14番目の「Always On The Outside」は「自分って何者だろう?」というノーネームの心のうちにある悩みを表現をテーマにした曲で、オリジナル版ではノーネームのオリジナル版声優であるジェームズ・コーデンが、日本語吹替版においては「なにもない僕」というタイトルでノーネームの日本語吹替版声優である宮野真守が歌った[43]。曲の吹替に際して宮野真守は次のようなコメントを述べた[43]。
「原音のジェームズ・コーデンさんの歌とお芝居が素晴らしいので、そのマインドやニュアンスも吹き替えで表現できたらと挑みました。その上で、日本語だからこそ見せられるものにも迫っていければと。ノーネームの『みんなと違って“名前すらない”というつらい悩み』を歌声にも乗せられるように、想いをしっかり意識して『歌いすぎない』と言いますか……でも、ちゃんと歌のテクニックも入れるという、お芝居と歌の絶妙なバランスを目指していきました。『自分は何者だろう?』というテーマは、きっと誰しもが持ち得る悩みなのではないのでしょうか。それでも支えてくれる人がいたり、かけがえのない仲間がいたり。その先に何を見つけるのか。ノーネームのひたむきな冒険から、みなさまにも大切なものを受け取ってほしいと思います。」[43]
オリジナル楽曲集
(この節の出典[44])
その他の楽曲
サウンドトラック及び楽曲集に含まれていない楽曲に「Anyone」(あなたはあなた)があり、サウンドトラック14番に収録されているノーネームの歌った「Always On The Outside」(なにもない僕)に対するスマーフェットからのアンサーソングとなっている[43][45]。曲はひとり悩むノーネームに対するスマーフェットからの答えであり、オリジナル版ではスマーフェットのオリジナル版声優であるリアーナが歌い、日本語吹替版においてはスマーフェットの日本語吹替版声優である早見沙織が歌った[43]。
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公開
要約
視点
映画館での公開
アメリカ合衆国においては2025年7月18日に公開された[9][46]。元々は2024年12月20日に公開予定であったが[29]、『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』が2024年12月に公開される事に伴い2025年2月14日に変更された[46]。さらにその後2025年7月18日に公開が延期された[46]。
日本における映画館での公開
2025年6月26日、日本においては東和ピクチャーズの配給で、2025年9月19日より『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険(パラレルアドベンチャー)』というタイトルで日本全国の映画館で公開される事が発表された[5][6][7][8][47]。また本作のオンラインのムビチケ前売券が、2025年6月27日より発売される事も決定した[8]。
2025年8月1日から2025年9月21日までの期間に全国ロードショーを記念して、「スマーフ夏のぬりえ祭りキャンペーン」という賞品の当たるキャンペーンが行われる[48]。
2025年9月15日、映画公開に先立ちノーネーム、スマーフェット、パパスマーフの3人が来日し、MOVIE WALKER PRESS編集部のインタビューに答えた[49][50][51]。
2025年9月16日、2025年9月17日放送のおはスタが『劇場版スマーフスペシャル』と題されて放送される事が発表された[52][53]。
2025年9月19日、日本において映画が公開された[54]。上映映画館はユナイテッド・シネマ福岡ももちを除いて、全てTOHOシネマズ系列で、26都道府県、計52館で上映がされる[55]。TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ六本木ヒルズの2館では音声が英語の字幕版が上映され、その他の劇場では吹替版が上映される[56]。(なお字幕版の上映があるTOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ六本木ヒルズの2館において吹替版は2025年9月19日から2025年9月25日の期間限定での上映がされる[57][58]。)
2025年10月3日、日本国内での上映映画館がTOHOシネマズ福津のみとなる[59][60]。その後2025年10月9日をもってTOHOシネマズ福津が上映を終了し、日本国内での上映映画館が無くなった[61][62][63]。
デジタル配信
DVD、Blu-Ray
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コラボレーション
国際連合とのコラボレーション
映画は国際連合のActNowキャンペーン及びUNICEFと連携し、「Speak Up with the Smurfs!」(スマーフ達と声をあげよう)と題した子ども達の権利促進をはかり、よりインクルーシブで明るい世界を目指すキャンペーンを2025年7月12日より開始し、8週間にわたり継続するとした[70][71]。キャンペーンには映画に出演した声優らも参加をし、パラマウントの各種プラットフォームで宣伝される[71]。
国際連合は、スマーフ(smurf)は名詞、動詞、形容詞など何でも意味できるとした上でメッセージは明白だとした[71]:
「Smurf your voice, smurf your rights, smurf the future.」
あなたの声をスマーフしましょう、あなたの権利をスマーフしましょう、未来をスマーフしましょう。
Microsoftとのコラボレーション
映画はMicrosoft社のMicrosoft Surfaceとコラボレートし、「Smurface Laptop」[注 1]と題した、スマーフの登場キャラクターがレーザー刻印されており、Windowsのロゴの色がスマーフブルー色となっている13インチのノートパソコンをアメリカ合衆国のAmazon限定で999ドルで発売した。販売台数は100台のみ[注 2]であり、これはこれまでに存在したMicrosoft Surfaceの限定バージョンの中でも最も希少なもののひとつとなっている[72][73][74][75][76]。
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脚注
外部リンク
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