朱

指事。「木」の中間部を点で示したもの。「木の根」を意味する漢語｛株 /*tro/｝を表す字。のち仮借して「あか」を意味する漢語｛朱 /*to/｝に用いる。^{[字源 1]}
また一説に、「束 /*TOK/」の仮借分化字。^{[字源 2]}

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[字 1]
郭沫若「釈朱」『金文余釈之余』文求堂書店、1932年、18頁。
高鴻縉『中国字例』台湾省立師範大学出版、1960年、372-373頁。
張世超、孫凌安、金国泰、馬如森『金文形義通解』中文出版社、1996年、1444-1446頁
[字 2]
季旭昇「説朱」『甲骨文一百周年学術検討会論文集』文史哲出版、1998年、129-144頁。
季旭昇撰『説文新証』芸文印書館、2014年、486-487頁。
林志強等評注『《文源》評注』中国社会科学出版社、2017年、358頁。

甲骨文字	金文	小篆	流伝の古文字

殷	西周	《説文》（漢）	《六書通》（明）

音	呉音: ス漢音: シュ表内
訓	訓読み: あけ、あか、あき

-	Unicode: U+6731
日	JIS X 0213/0208: 1面28区75点 [第1水準] (`Shift_JIS=0x8EE9`, `EUC-JP=0xBCEB`, `ISO-2022-JP=0x3C6B`) MJ文字図形: MJ013583
中	GB18030: `0xD6EC`
台	Big5: `0xA6B6` CNS 11643: 1面 `0x4837`
韓	KS X 1001: `0x7139`

漢字