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志摩市志摩総合スポーツ公園(しまししまそうごうスポーツこうえん)は、三重県志摩市にある運動公園である。同市志摩町のスポーツの拠点であり、志摩市内で唯一400mトラックを有する[1]。
ここでは隣接する志摩市志摩B&G海洋センター及び志摩ふれあい公園についても記述する。
志摩市最南端にある先島半島(さきしまはんとう)の中央部に位置する。女子バレーボール日本代表の山口舞が小・中学校時代に練習に励んだ志摩市志摩B&G海洋センター[2]、多目的グラウンドなどを有する志摩市志摩総合スポーツ公園、志摩ふれあい公園の3つの施設からなる。
夏休みを中心に合宿利用があり、志摩町スポーツ少年団・志摩スポーツクラブが本拠地としている[2][3]。
太平洋岸広の浜に面する公園。「布施田ふれあい公園」とも称する[5]。
特に遊具はない[5]が、公園からは和具大島や小島が見渡せ、夏にはハマユウが咲き乱れる[6]。鳥羽一郎の演歌「志摩半島」の歌碑がある[5]。
1986年(昭和61年)8月にブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団)による海洋センターの誘致が決定、9月に着工を開始、翌1987年(昭和62年)5月16日にアリーナやプールなどが完成した[4]。
これを受けて志摩町(当時)は海洋センターの周辺に「総合スポーツ公園」を建設する計画を1989年(平成元年)より策定を開始[1]。1990年(平成2年)にはB&G財団から志摩町に海洋センターが無償譲渡された[1]。1995年(平成7年)4月29日に「志摩町総合スポーツ公園」が竣工した[1]。
2001年(平成13年)、三重県鳥羽市出身の演歌歌手・鳥羽一郎が当地を歌った「志摩半島」をリリース、翌2002年(平成14年)10月20日に同曲の歌碑がふれあい公園内に設置された[5]。
2016年(平成28年)5月19日から5月29日までの間、伊勢志摩サミットに伴う警備拠点として利用されるため、一般の利用制限が課せられる[7]。
あわび王国まつりは、志摩ふれあい公園で開催されるイベントである[10]。2013年(平成25年)は5月4日に開催され、ステージ発表で和具小学校鼓笛隊や和具荒波太鼓の演奏、1000人にアワビの刺身とトコブシ(フクダメ)のうま煮の盛り合わせの振る舞いなどが行われた[10]。
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