Loading AI tools
アメリカの野球選手 (1981 - ) ウィキペディアから
ショーン・ミカル・マーカム(Shaun Michal Marcum, 1981年12月14日 - )は、アメリカ合衆国・ミズーリ州カンザスシティ出身の元プロ野球選手。投手、右投右打。
ニューヨーク・メッツでの現役時代 (2013年4月27日) | |
基本情報 | |
---|---|
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ミズーリ州カンザスシティ |
生年月日 | 1981年12月14日(42歳) |
身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 195 lb =約88.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2003年 ドラフト3巡目(全体80位)でトロント・ブルージェイズから指名 |
初出場 | 2005年9月6日 ボルチモア・オリオールズ戦 |
最終出場 | 2015年6月17日 シカゴ・カブス戦 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
|
2003年にMLBドラフトでトロント・ブルージェイズから3巡目(全体80位)指名され、プロ入り。2005年9月6日のボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビュー。翌2006年は先発ローテーションの穴埋め的な存在ながら21試合に登板(14先発)。シーズン終盤に好投した。
2007年シーズン当初はリリーフだったが、先発投手陣の相次ぐ故障や不調から先発に回り、12勝を挙げる活躍を見せた。2008年も開幕からローテーションの一員として活躍していたが、8月に不振に陥りマイナー降格。9月に復帰するが、シーズン終了後に左肘のトミー・ジョン手術を受けた。
2009年は開幕からリハビリに専念していたが、7月にA+級ダニーデン・ブルージェイズで実戦復帰を果たした。当初は8月以降のメジャー復帰を目指しているとされたが、チームが地区4位と低迷したこともあり、球団GMのJ・P・リッチアーディはマーカムに無理をさせず、2010年の復帰に向けてじっくり調整させる方針を固めたため、マイナー5試合に調整登板した時点でシーズンを終えた[1]。
2010年はそれまでブルージェイズのエースを担ってきたロイ・ハラデイが移籍したため、彼に代わる開幕投手に指名される。好投するもなかなか勝ち星に恵まれない状況にあったが、5月2日のオークランド・アスレチックス戦で7回1失点の好投で勝ち投手となり、2008年9月以来となる公式戦での勝利投手となった。最終的に自己最多の13勝を挙げ、先発登板数・投球回数・奪三振・WHIPでも自己最高を更新した。
2010年シーズン終了後の12月6日、ブレット・ロウリーとのトレードでミルウォーキー・ブルワーズに移籍[2]。ブルワーズは主砲プリンス・フィルダーがFAまであと1年という状況で、契約延長は予算的にほぼ不可能だったため、彼をトレードで放出するかどうか注目を集めていた。しかしブルワーズはフィルダーを放出せず、若手有望株のロウリーを放出して弱点の先発投手陣を強化したことで、2011年シーズンを勝ちにいく姿勢を明確にした。さらに同月19日には、ザック・グレインキーもトレードでブルワーズへ。優勝争いできるチームへの移籍を望んでいたグレインキーは当初、2010年に77勝85敗と負け越したブルワーズを移籍拒否リストに入れていたが、フィルダーを残留させマーカムを獲得したブルワーズの姿勢に考えを改め、移籍を承諾したという[3]。 2011年はレギュラーシーズン33試合に登板、自身最多投球回数となる200回1/3を投げ、13勝7敗、防御率3.54で、ブルワーズ地区優勝に貢献。しかし、ポストシーズンでは先発した3試合(ディヴィジョンシリーズ1試合、リーグチャンピオンシップシリーズ2試合)でいずれも打ち込まれ、0勝3敗・防御率14.90といいところが無く[4]、チームもセントルイス・カージナルスに敗れワールドシリーズ出場を逃した。
2013年1月30日にニューヨーク・メッツと1年400万ドルで契約[5]。シーズンでは14試合に登板して1勝10敗・防御率5.29で、7月23日に放出された。
2013年12月16日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結んだ[6]。
2014年はメジャーでの登板は無く、傘下のAAA級コロンバス・クリッパーズで8試合に登板して1勝0敗・防御率2.35だった。11月18日にマイナー契約で再契約した。
2015年は4月12日にメジャー昇格した[7]が、14日にDFAとなった[8]。その後、5月20日に再昇格した[9]。6月18日に再びDFAとなり、20日にAAA級コロンバスに配属された。
この節の加筆が望まれています。 |
直球は最速で90マイル(約145km/h)に届く程度だが、チェンジアップ、カーブ、スライダー、カッターを駆使する技巧派。決め球はチェンジアップ[10]。 球速の割に三振がとれ、四球も少ないためK/BBの値は高水準で、2010年のK/BBはアリーグの先発投手の中で3番目に良い値と記録している。その一方でフライボーラーであるため被本塁打が多くなる傾向にあるのが課題である。
年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005 | TOR | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 32 | 8.0 | 6 | 0 | 4 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 1.25 |
2006 | 21 | 14 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 0 | 0 | .429 | 357 | 78.1 | 87 | 14 | 38 | 3 | 4 | 65 | 1 | 0 | 44 | 44 | 5.06 | 1.60 | |
2007 | 38 | 25 | 0 | 0 | 0 | 12 | 6 | 1 | 1 | .667 | 660 | 159.0 | 149 | 27 | 49 | 1 | 5 | 122 | 1 | 0 | 76 | 73 | 4.13 | 1.25 | |
2008 | 25 | 25 | 0 | 0 | 0 | 9 | 7 | 0 | 0 | .563 | 630 | 151.1 | 126 | 21 | 50 | 2 | 8 | 123 | 3 | 0 | 60 | 57 | 3.39 | 1.16 | |
2010 | 31 | 31 | 1 | 0 | 0 | 13 | 8 | 0 | 0 | .619 | 800 | 195.1 | 181 | 24 | 43 | 3 | 6 | 165 | 3 | 0 | 84 | 79 | 3.64 | 1.15 | |
2011 | MIL | 33 | 33 | 0 | 0 | 0 | 13 | 7 | 0 | 0 | .650 | 823 | 200.2 | 175 | 22 | 57 | 3 | 0 | 158 | 6 | 0 | 84 | 79 | 3.54 | 1.16 |
2012 | 21 | 21 | 0 | 0 | 0 | 7 | 4 | 0 | 0 | .636 | 527 | 124.0 | 116 | 16 | 41 | 2 | 4 | 109 | 3 | 2 | 57 | 51 | 3.70 | 1.27 | |
2013 | NYM | 14 | 12 | 0 | 0 | 0 | 1 | 10 | 0 | 0 | .091 | 334 | 78.1 | 85 | 7 | 21 | 2 | 4 | 60 | 2 | 0 | 48 | 46 | 5.29 | 1.35 |
2015 | CLE | 7 | 6 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | .600 | 142 | 35.0 | 32 | 9 | 11 | 3 | 1 | 30 | 2 | 0 | 21 | 21 | 5.40 | 1.23 |
通算:9年 | 195 | 167 | 1 | 0 | 0 | 61 | 48 | 1 | 1 | .560 | 4305 | 1030.0 | 957 | 140 | 314 | 19 | 32 | 836 | 21 | 2 | 474 | 450 | 3.93 | 1.23 |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.