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日本のオリジナルビデオ ウィキペディアから
『ビルド NEW WORLD』(ビルド ニュー ワールド)は、特撮テレビドラマ『仮面ライダービルド』のオリジナルビデオ作品群。東映Vシネマのレーベル「Vシネクスト」よりリリースされる。
ビルド NEW WORLD | ||
第1作 | ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ |
2019年 2019年 4月24日(リリース) | 1月25日(劇場公開)
第2作 | ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス |
2019年 2019年11月27日(リリース) | 9月 6日(劇場公開)
テレビシリーズの続編にあたり、本編の結末をもって誕生した新世界を舞台に、『ビルド』のサブキャラクターを主人公とした物語が描かれる。2019年4月24日に第1弾『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』が発売され、同年11月27日に第2弾『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』が発売された。
シリーズ第1弾。主人公は万丈龍我 / 仮面ライダークローズ[1]。万丈と桐生戦兎のその後と新たなる敵との戦い、そしてかつての仲間たちの再結集が描かれる[1]。なお、戦兎は本作品では仮面ライダービルドに変身しない。
監督の山口恭平は、本作品について新世界に二人だけになった万丈龍我と桐生戦兎の救済の物語であると述べている[2]。また、テレビシリーズでは「戦争」をテーマにしつつも子供番組としての制約から掘り下げにくかった敵組織ファウストの悪事の非道さを強調しており、戦争下で犠牲になった一般人を描くこともテーマとしている[2]。
メインゲストの進藤学と永尾まりやは、東映プロデューサーの大森敬仁が推薦した候補の中から選ばれた[2]。山口は、進藤について芝居やダンスを観てエボルト以上にキャラクターが濃いキルバス役にふさわしいと感じ、実際に制作側の要望を上回る表現を行ったと述べている[2]。永尾については、アイドル出身でありながら過激な作品もこなす体当たりな姿勢に感銘を受けたという[2]。
仮面ライダーローグのスーツアクターである渡辺淳がアクション監督を初担当した[2]。
新世界にエボルトの兄であるキルバスが襲来し、かつてエボルトに奪われたパンドラボックスを取り戻そうとする。その最中で、猿渡一海 / 仮面ライダーグリスたちはかつての記憶を取り戻すが、万丈龍我 / 仮面ライダークローズの前にクローズの記憶を持つ馬渕由衣が現れる[3]。
本作品のみ登場する人物を記載。テレビ本編の登場人物は仮面ライダービルド#登場人物を参照。
万丈龍我が、ビルドドライバーにマッスルギャラクシーフルボトルを装填することで変身したクローズの新形態[出典 2]。
変身音声は「銀河無敵の筋肉野郎!クローズエボル!パネーイ!マジパネーイ!」。
変身時にはエボルトが龍我の中に取り込まれ、スナップライドビルダーに加えてEVライドビルダーも展開される。
エボルトの能力も有するため、額飾りやローブなどが仮面ライダーエボル ブラックホールフォームに類似した形状となっているほか、ブラックホールを操るなど高い戦闘能力を発揮する[出典 3]。
キルバスが、ビルドドライバーにキルバススパイダーフルボトルを装填したキルバスパイダーを装填することで変身する仮面ライダー[出典 4]。
変身音声は「スパイダー!スパイダー!キルバススパイダー!」。
変身時には前後に赤い蜘蛛の巣が展開され、結合と同時に絡み合い、赤い蜘蛛の足が包み込まれることで変身する。
赤く巨大な蜘蛛の足を背面から伸ばして攻撃する他、ビルドの武装を使用することができる[出典 5]。
エボル ブラックホールフォームに勝る能力を持つ[10][6]。飛び散った自身の遺伝子からオリジナルの能力・戦闘力を持つクローンスマッシュの擬態を生み出すことができ[出典 6]、それを取り込むことで強化することが可能。
Blu-ray / DVDでリリース。
シリーズ第2弾[18]。2019年9月6日に期間限定上映された後、同年11月27日にソフトがリリースされた[出典 9]。主人公は猿渡一海 / 仮面ライダーグリス[19][21]。『ビルド』シリーズの最終章と銘打たれており、旧世界やライダーシステムに関する記憶を悪用して世界を支配しようとするテロ集団ダウンフォールと、それを阻止せんとする一海たちの戦いが描かれる[出典 10]。
テレビシリーズ本編第36話オープニングナレーションで猿渡一海が発言したラブストーリーを元にした前日譚の短編『ドルヲタ、推しと付き合うってよ』[出典 11]との2本立てとなっている[25][18]。
東映プロデューサーの大森敬仁は、既に解散していた『ビルド』のスタッフ・キャストを集めるのに苦労したが、ほとんどのメンバーが集まれたのは主演の武田航平の人徳であると述べている[26]。また、ラストバトルでビルド側の仮面ライダー全員が変身しているのは、脚本を担当した武藤将吾がこれが最後の作品になるという思いからであったと証言している[26]。
ある日、国立先端物質学研究所を過激派として知られる国際的テロ組織・ダウンフォールが襲撃し、ビルドドライバーを奪い去る。仮面ライダーたちは敵の新兵器によって変身不能に陥ってしまうが、猿渡一海だけは変身能力を維持しており、誘拐された美空を救おうとする[27]。
猿渡一海がビルドドライバーにグリスフルボトルを装填したグリスパーフェクトキングダムを装填して変身したグリスの最強形態[出典 12]。
変身音声は「ファーマーズフェスティバル!グリスパーフェクト!ガキン!ゴキン!ガコン!ドッキングー!」。
パワーとスピードが強化され、両腕の鋭い剣など、三羽ガラスのスマッシュの能力を活かした攻撃を得意とする[18][28]。
浦賀啓示がビルドドライバーにハザードトリガーとメタルタンクタンクフルボトルを装填して変身したハザードフォームをさらに進化させた悪のビルド[出典 13]。
外見はビルドラビットタンクハザードフォームに酷似しているが[18]、右複眼がタンクになっているほか、複眼部も黒く染まっている。その姿から、旧世界においてラビットタンクハザードフォームに倒された青羽には「その色したビルドがこの世で一番嫌いなんだよ」と忌み嫌われた。
変身の際は虚空に泡立つように形成された警戒色のないハザードライドビルダーに挟まれた後、全身を包んだ泡が弾けるように変身が完了する。
変身音声は「アンコントロールスイッチ!ブラックハザード!ヤベーイ!」。
浦賀曰く、オリジナルのハザードフォームをさらに進化させたビルドで[30]、自我や理性を失うことなくハザード以上の戦闘力を発揮できる。
Blu-ray / DVDでリリース。
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