劇団スーパー・エキセントリック・シアター
日本の東京都品川区にある劇団 ウィキペディアから
日本の東京都品川区にある劇団 ウィキペディアから
劇団スーパー・エキセントリック・シアター(Super Eccentric Theater)は、日本の劇団。アミューズ傘下の株式会社スーパーエキセントリックシアターが運営している。通称「SET」(エス・イー・ティー)。
1979年、劇団大江戸新喜劇を母体として三宅裕司、斎藤洋介を中心に旗揚げした。劇団の命名者は斎藤洋介である[注 1]。上記しているが、劇団の命名者は斎藤洋介とあるが、これは斎藤が新たに考えたのではない。旗揚げ前に池袋の喫茶店にメンバーが集まって各々考えていた劇団名の案を持ち寄るも良い名前がなく、劇団大江戸新喜劇最後に自分達で一本舞台を作ると作った舞台の開催告知のチラシに書かれていた「血も凍る世にも恐ろしいスーパーエキセントリックシアター」と言うキャッチコピーから取られている。当時劇団大江戸新喜劇の製作に斎藤洋介がいて、先述の「血も凍る世にも恐ろしいスーパーエキセントリックシアター」と言うキャッチコピーを斎藤が作ったのが斎藤が劇団の命名者になった理由である[注 2]。
「ミュージカル・アクション・コメディ」を旗印に、幅広いジャンルの舞台を上演。特定のジャンルにこだわらず多くの人を楽しませるという「総合芸術」を標榜し、年1回の公演では、東京公演のみで1万6000人以上の観客を動員している。
『高橋幸宏のオールナイトニッポン』にレギュラー出演し注目を集め、その縁で1983年、三宅裕司・山崎大輔・永田耕一・小倉久寛・八木橋修・三谷悦代・石井桂子・今村明美のメンバーでYMOのアルバム『サーヴィス』に参加する。更に1984年には、高橋幸宏プロデュースにてSET名義のアルバム『THE ART OF NIPPONOMICS』を発表する。
2007年、オール劇団員キャストのオーディオドラマ『THE FANTASTIC HOTEL』が制作・発表された。
2017年、次世代の育成のために、小中学生を対象とした「劇団こどもSET」を設立。「劇団SETの俳優たちが演じてきた過去の本公演を子供達だけで再上演する。」をコンセプトとし毎年公演を行っている。
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