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富山県富山市楡原にある西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)[8][12]。傾斜面上にあるため、ホームへは階段を登る必要がある[8]。この階段は1987年(昭和62年)当時で30段あり、駅舎との高低差21mは昭和30年代には国鉄線で1番の高低差、1983年(昭和58年)時点でも土合駅・筒石駅等に次ぐ国鉄線第4位であったとされる[13]。
以前は相対式ホーム2面2線の交換可能駅であったが、旧下り線線路は撤去されており、ホームへ通じる地下道は閉鎖されている[8]。ただし、その下りホームは残存している[12]。
北陸広域鉄道部管理下の無人駅[14][8]。木造駅舎は1989年(平成元年)3月18日に竣工したもので、1930年(昭和5年)の開業以来用いられていた駅舎が老朽化したために、JR西日本金沢支社の無人駅老朽駅舎改築事業の一環として建てられた[10]。平屋建であり、広さは旧駅舎に比して約3分の1の50.1平米を有する[10]。また、駅舎内には待合室があり、また除雪用具を入れる倉庫と便所を備える[10]。
当駅における貨物取扱は、1959年(昭和34年)11月1日に専用線発着車扱貨物に限定され[5]、その後1960年(昭和35年)8月1日には配達取扱が廃止になり[6]、1969年(昭和44年)10月1日に手荷物及び小荷物と共に取扱が廃止された[7]。
1951年(昭和26年)12月15日付『鉄道公報』第732号通報「専用線一覧について(営業局)」別表によると、当駅接続の専用線は次の通りであった[15]。
1953年(昭和28年)10月10日付『鉄道公報』第1254号通報専用線一覧別表掲載中、当駅接続の専用線は次の通りであった[16]。
1967年(昭和42年)7月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[17]。
日本国有鉄道貨物局が編纂した『専用線一覧表 昭和45年10月1日』には当駅接続の専用線は記載されていない[18]。
「富山県統計年鑑」と「富山市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[19][20]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 127 |
1996年 | 115 |
1997年 | 100 |
1998年 | 101 |
1999年 | 95 |
2000年 | 87 |
2001年 | 73 |
2002年 | 66 |
2003年 | 63 |
2004年 | 54 |
2005年 | 54 |
2006年 | 50 |
2007年 | 55 |
2008年 | 52 |
2009年 | 57 |
2010年 | 49 |
2011年 | 54 |
2012年 | 49 |
2013年 | 45 |
2014年 | 42 |
2015年 | 35 |
2016年 | 32 |
2017年 | 27 |
2018年 | 30 |
2019年 | 34 |
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