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小田急電鉄などが発売している企画乗車券 ウィキペディアから
箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイ、箱根海賊船、箱根登山バス(指定区間)、小田急ハイウェイバス(指定区間)、東海バス(指定区間)が乗り降り自由の周遊券である(詳細は#利用可能な交通機関参照)。小田急線(小田原駅を除く)・西武線・相鉄線内の駅では、小田急線小田原駅までの往復乗車(割引料金)がセットで発売される。
有効期間は1996年以前は4日間、その後は3日間を基本とし、繁忙期を除く平日のみ2日間有効の「箱根ウィークデイパス」(冬季は料金をさらに割り引いた「冬季割引箱根ウィークデイパス」)が発売されていた。有効日数と利用日以外の効力は通常のものと同様であったが、いずれも2007年9月30日をもって発売を終了した[2]。一方で、自家用車で箱根に来訪する観光客を対象に、通用範囲を利用すること自体が観光となり得る海賊船とロープウェイに限定した海賊船・ロープウェイ1日きっぷが発売開始された。
2007年10月1日より2日間有効を基本とし、500円(2019年4月1日より400円)の追加で3日間有効[3]とする改定が行われた。本券の提示により、箱根地区の各施設で優待が受けられる。
発売箇所は以下の通り[4]。
2022年5月1日現在の2日間有効券の価格は、フリーエリア内で購入する場合5,000円(小児は1000円)[9]となる[3]。
3日間有効券の価格は、2日間有効券の価格に400円加算した額となる[3]。
箱根地域では、かつて小田急グループと西武グループが箱根山戦争と呼ばれる争いを繰り広げた(詳細は当該項目を参照)。現在は様々な協力関係を築いた結果、西武鉄道や箱根園、箱根 駒ヶ岳ロープウェーでも発売や割引が行われるようになったが、伊豆箱根バスは箱根登山バスと運行区間が重なっている場合でも利用できない。また、富士急グループの箱根 十国峠パノラマケーブルカー、芦ノ湖遊覧船も利用できない。
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