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Ґ
ウクライナ語のアルファベットの文字 ウィキペディアから
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Ґ, ґ は、キリル文字のひとつ。ラテン文字のGに相当する。ウクライナ語、ルシン語で使われる文字である。ロシア語などではこの音にГを用いるが、Гはウクライナ語、ルシン語では/h/を表すため、区別するためにこの文字を使用する。1933年まではベラルーシ語でも使用された。外来語を中心に使用される。
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由来
ギリシア文字の Γ γ(ガンマ)の書体に由来する。14世紀から二重音字の「кг」で表記された(例:ґрунт → кгрунт)。後にラテン文字の「g」として記された。初めての「ґ」の表記はペレソープヌィツャ福音書(1561年)で見られる。公式なキリル文字としてメレーティイ・スモトルィーツィクィイによって古ウクライナ語の『文法書』(1616年)で登録された。
ウクライナにおいてはスターリン時代の1933年に廃止され Г に統合されたが、ソ連崩壊直前の1990年に復活した。そのため、Ґ はウクライナ独立の象徴ともされている[1]。
呼称
- ウクライナ語: ґе(ゲー)
音素
アルファベット上の位置
- ウクライナ語・ルシン語:第5字母
符号位置
脚注
参考文献
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