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たびら平戸口駅

長崎県平戸市田平町山内免にある松浦鉄道の駅 ウィキペディアから

たびら平戸口駅map
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たびら平戸口駅(たびらひらどぐちえき)は、長崎県平戸市田平町山内免にある松浦鉄道西九州線である。

概要 たびら平戸口駅, 所在地 ...

概要

九州最西端及び、鉄道事業法に基づく普通鉄道における日本最西端の駅であり、「本土」を北海道本州四国・九州の四島とした場合には本土最西端の駅である。

2003年沖縄県那覇市沖縄都市モノレール線軌道法準拠路線)が開業したことで、同線那覇空港駅が「日本最西端の駅」を名乗ることとなった。ただし、松浦鉄道及び地元平戸市では、現在でも当駅を「(普通鉄軌道方式で、全国の各駅とレールで繋がっているものでは)日本最西端の駅」であるとしており、当駅到着前の車内放送でもそのように案内されている[注釈 1]。駅前には地元平戸市出身の作曲家藤浦洸の揮毫による「日本最西端の駅」の碑がそのまま存置されている他、2015年平成27年)には松浦鉄道が当駅の愛称として「日本最西端の駅」を公式に採用するなど、「最西端」の称号は現在も沿線地域活性化のために積極的に活用されている[1]

鉄道が通じていない平戸島の最寄駅であるため、(旧)平戸市ではなく北松浦郡田平町(開業当時は南田平村)にありながら「平戸口駅」として開業した。1988年に松浦鉄道が発足すると、田平町中心部にあることから翌1989年に「たびら平戸口駅」に改称された。その後、2005年10月1日に田平町が平戸市ほか2町村と対等合併して(新)平戸市となったため、この駅も平戸市内に含まれることになった[2]

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歴史

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駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有する地上駅である。単式ホームが1番のりば、島式ホームが2・3番のりばとなっており、互いのホームは構内踏切で連絡している。なお、営業時間内(9:00 - 18:00)は観光客の案内とカーブ上に位置している構内の安全確保のため、駅員が列車発着時にホーム上で放送案内を行う。

のりば

さらに見る ホーム, 路線 ...
備考
  • 旧最西端としての駅は当駅であるが、線路上の最西端地点は当駅からやや佐世保寄りのカーブの所にある。
  • 2番のりばは上下線共有となっているが、一部列車しか使用しない。
  • 夜間停泊は1・3番のりばで行う。
  • 日中営業の売店がある。不定休。
  • トイレは駅舎の外にある(男女別汲取)。
駅舎・ホームに関する画像
「日本最西端の駅」に関する画像

鉄道資料館

駅舎の一部が鉄道資料館となっており、営業時間内は無料で見学できる。

主な展示物

利用状況

1日平均乗車人員は以下の通り。

さらに見る 乗車人員推移, 年度 ...

駅周辺

駅周辺は平戸市田平町の中心地である。平戸島へは駅から約500 m先に田平港があるが、現在は平戸への定期航路はなく、平戸大橋国道383号)を経由してのアクセスとなる。

バス路線

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平戸口駅前バス停(平戸島・佐世保方面)。なお、松浦方面のバス停はたびら平戸口駅へのアプローチ道路の真前にある。
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田平港(旧平戸口桟橋)バス停がある田平港ターミナルビル

平戸市中心部へは西肥自動車(西肥バス)の「平戸桟橋」行バスがある。駅すぐ前の「平戸口駅」バス停か国道204号に下りた「平戸口駅前」バス停が近いがどちらも本数は少なく、田平港そばの「田平港」バス停の方が利便性が高い。

平戸口駅バス停 - 駅すぐ前

<平戸島方面>

平戸口駅前バス停 - 駅から徒歩約2分、国道204号上

松浦方面>

<平戸島方面>

  • 平戸口駅前 - 田平港 - 平戸桟橋
田平港バス停 - 駅から徒歩約7分、田平港そば
田平港#バス路線 の項を参照

位置情報

隣の駅

松浦鉄道
西九州線
中田平駅 - たびら平戸口駅 - 西田平駅

脚注

関連項目

外部リンク

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