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はこだてライナー
北海道旅客鉄道が運行している普通列車・快速列車 ウィキペディアから
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はこだてライナーは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が、函館本線の函館駅 - 新函館北斗駅間で運行している普通列車・快速列車である。
概要
2016年(平成28年)3月26日に北海道新幹線の新青森駅 - 新函館北斗駅間が開業するのに伴い、函館駅 - 新函館北斗駅間を結ぶ新幹線アクセス列車として運行を開始した[JR 1][JR 2]。
列車名は、2014年(平成26年)11月20日から12月22日まで一般公募を行い、公募順位1位であることと、目的地である"函館"と"ライナー"を掛け合わせた愛称であり、親しみやすく分かりやすいこと[JR 1]として決定した。
運行概況
函館駅 - 新函館北斗駅間に定期列車16往復32本を設定し[1]、朝の上り始発列車と深夜の下り最終列車を除き、全ての新幹線「はやぶさ」・「はやて」と接続する[JR 2]。そのうち、下り6本・上り7本は快速列車として運行される。また、北海道新幹線開業直後とゴールデンウィーク・年末年始など多客期は、臨時快速列車が最大3往復増発される[2]。
新幹線開業まで、函館駅 - 七飯駅間で運転されていた区間列車(かつての「うきうき号」[3])のほとんどが、「はこだてライナー」の普通列車に置き換えられており、函館の郊外輸送の役割も担っている。
停車駅
快速列車
普通列車
使用車両・編成
全列車が函館運輸所所属の733系1000番台電車(3両編成)を使用する。なお、道南地区の国鉄・JRの路線で、普通列車に電車が使われるのは初めてとなる[注釈 1]。
なお、3両編成の定員は441人で、新幹線の1編成の定員(731人)に対して大幅に少ないことから[4]、多客時には2編成を連結した6両での運転を行うこともある[5]。
- はこだてライナーの車内(2022年9月)
- トイレと車椅子スペース(2022年9月)
- ドア上部の電光掲示板(2022年9月)
- 車体の行先表示器(2022年9月)
沿革
- 2011年(平成23年)12月13日:JR北海道が、北海道新幹線の新青森駅 - 新函館駅(仮称)間開業に合わせて、函館駅 - 新函館駅(仮称)間を結ぶアクセス列車を導入することを発表[JR 3]。
- 2014年(平成26年)11月20日:函館駅 - 新函館北斗駅間のアクセス列車用として、733系1000番台電車を導入すると発表[JR 4]。また、同日から同年12月22日まで、アクセス列車の愛称名の公募を実施[JR 5]。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)3月26日:ダイヤ改正。「はこだてライナー」運転開始[JR 2]。
- 2017年(平成29年)3月4日:ダイヤ改正。一部の「はこだてライナー」の時刻を見直し[JR 7]。
- 2018年(平成30年)3月17日:ダイヤ改正。一部の「はこだてライナー」の時刻を見直し[JR 8]。また、深夜の函館発の「はこだてライナー」の運転時刻を57分繰り下げ[注釈 2][JR 8]。
- 2019年(平成31年)3月16日:ダイヤ改正。青函トンネル内の最高速度引き上げによる「はやぶさ」「はやて」の所要時間短縮に伴い、「はこだてライナー」の運転時刻を見直し[JR 9]。
- 2020年(令和2年)5月2日 - 5月6日:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による北海道新幹線で運行予定であった臨時「はやぶさ」の運休の影響で、運休する列車に接続する臨時快速「はこだてライナー」を運休[注釈 3][JR 11]。
- 2021年(令和3年)3月13日:ダイヤ改正。東北新幹線の上野駅 - 大宮駅間の最高速度引き上げによる一部の「はやぶさ」の所要時間短縮に伴い、一部の「はこだてライナー」の運転時刻を見直し[JR 12]。
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商標
「はこだてライナー」は、北海道旅客鉄道が商標として登録している[6]。
脚注
関連項目
外部リンク
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