トップQs
タイムライン
チャット
視点

ふきのとう (フォークグループ)

日本のフォークグループ (1972-1992) ウィキペディアから

Remove ads

ふきのとう(FUKINOTOU)は、山木康世細坪基佳によるフォークデュオ

概要 ふきのとうFUKINOTOU, 出身地 ...

1970年代フォーク/ニューミュージックブームの牽引役となったグループのひとつ。ともに北海道出身。

メンバー

さらに見る 人名, 生年月日 ...

来歴

  • 1972年北海学園大学にて山木康世細坪基佳と他二名で、マッド・スライド・スリムを結成。その後、山木康世と細坪基佳の二人でふきのとうの前身である、メロディーを結成[注 1]ニッポン放送系列「バイタリス・フォークビレッジ」アマチュア・フォークコンテスト札幌地区予選に出場するが、一次予選落ちした[1]。その後、NHK札幌放送局のテレビ番組にふきのとうに改名して出演した。
  • 1973年コンテストに多数出場し、ヤマハ・ライトミュージック・コンテスト北海道大会にて「帰り道」で優秀グループ賞、また、日本テレビキンキン&ムッシュのザ・チャレンジ!!』で準優勝した経験がある[1][注 2]
  • 1974年、「白い冬」でデビュー[注 3]。以後「風来坊」「春雷」「やさしさとして想い出として」などがヒット。
  • 1981年、ふきのとうのプライベートレーベル「Silverland」(シルバーランド)を設立。その第1弾として、同年の5月21日にシングル「メロディー」とアルバム『D.S.ダルセーニョ』を発売した。この頃から、二人は相次いでソロアルバムを発表。ともに2枚ずつ制作している。
  • 1984年日比谷野外音楽堂にて、「ふきのとうデビュー10周年記念コンサート」を行う。予約の定員を遥かに上回る4万通の応募があった[1]
  • 1987年、ふきのとう最初で最後の日本武道館コンサート「緑輝く日々」を行い、1万人を動員する[1]。この頃から、山木と細坪の間には亀裂が入り始める。背景には、楽曲・歌唱力双方で力をつけてきた細坪と、「あくまで自分の曲を細坪が歌うことがふきのとうのスタイルである」とこだわった山木との考えの違いが大きくなっていったということがあった[注 4]
  • 1992年5月8日北海道厚生年金会館でラストライブ『ever last concert』を開催し解散。ライブでは、ステージに登場した二人はまず、互いにがっちり手を握り合い、曲を次々に披露。アンコールは2回を超えて、山木が「守衛のおじさんがいいって言ったから」と、コンサートは夜10時を過ぎても終わらなかった。これで結成からおよそ18年続いたグループに幕を降ろした。
  • 解散後、ふきのとうにとってのメモリアルイヤーなども含め、2020年現在まで一度も再結成をしていない。これに対して細坪は「お互いにやり残したことがまだある。だから再結成はまだない。」と話しており[2]、山木も、「ないだろうなあ。もしやるとしたら、現役引退の最後の最後でしょう。」と語っている[2]
Remove ads

音楽性

  • 二人ともに作詞作曲をしリードボーカルをとるが、シングルでは山木が制作した歌を細坪がメインに歌い、山木が6度下のハーモニーを重ねるという独特なパターンが主で、後述のように、山木はこのパターンこそがふきのとうであると考えていた。[要出典]
  • それぞれのソロアルバムでは、「ふきのとう」とはひと味違う世界観を表現しようという軌跡がうかがえる。[独自研究?]細坪は、を表現するのにアコースティック・ギターストリングスピアノの音色を最大限に活用して寓話的な要素を織り交ぜながら細坪ワールドの奥行きを示し、山木は「自分の楽曲の原点を示すこと」を意識して、ハーモニーに頼らずに、自転車で感じる空気、友やへの想いを飾らずに音でスケッチして見せた。[要出典]
  • 1976年6月21日リリース5枚目のシングル「風の船」リリース時『報知新聞』1976年7月19日付のレコード評「佐渡島、金沢などの地名をおりこんだ、"ディスカバー・ジャパン"的な旅の歌だね。メロディーにうまくあって、なかなかいい。ちょくちょく地方公演を行い、全国を歩きまわっている二人組らしい歌だと思う。今様吟遊詩人ってとこかな。実に軽く、おしつけがましさのない曲だ。しろうとっぽいけど、そこがこのグループの持ち味みたい。机の上や、頭の中でこねくりまわして作ってる感じが全然なく、自然に歌っている。歌自体は別に深い意味はないからイージーリスニングとして聴けるよ」[3]
  • 全国コンサートツアーをコンスタントに続け、1978年には年間250本のコンサートを行った。また、沖縄県で特に人気が高く[注 5]、同じく1978年には沖縄限定シングル「ここは沖縄」を発売している。

ディスコグラフィー

シングル

さらに見る #, 発売日 ...

アルバム

オリジナル・アルバム

さらに見る #, 発売日 ...

ベスト・アルバム

さらに見る #, 発売日 ...

ライブ・アルバム

さらに見る #, 発売日 ...

セルフカバー・アルバム

さらに見る #, 発売日 ...

CD-BOX

さらに見る #, 発売日 ...

映像作品

さらに見る #, 発売日 ...

タイアップ曲

さらに見る 楽曲, タイアップ ...
Remove ads

脚注

Loading content...

関連項目

外部リンク

Loading content...
Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads