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やまゆき (練習艦)
はつゆき型護衛艦の8番艦、後に練習艦に種別変更(しまゆき型練習艦4番艦) ウィキペディアから
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やまゆき(ローマ字:JS Yamayuki, TV-3519、DD-129)は、海上自衛隊の練習艦。はつゆき型護衛艦の8番艦。晩年は練習艦に種別変更され、しまゆき型練習艦の4番艦となった。艦名は「山に降る雪」即ち「山雪」に由来する。なお、艦艇名としては旧海軍通して初の命名である。
この「やまゆき」以降フォークランド紛争の戦訓(英駆逐艦シェフィールドの戦没)[1]を踏まえ、上部構造物を全鋼化し、抗堪性の向上を図った関係上、排水量は基準で100t、満載で200t、増加している。さらに吃水が0.2m増加し、4.4mとなっている。
フィンスタビライザーについても、当初はイギリスのヴォスパー社製だったが、本艦装備分より三菱重工業でのライセンス生産に移行した[2]。
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艦歴
要約
視点
「やまゆき」は、中期業務見積もりに基づく昭和56年度計画2,900トン護衛艦2217号艦として、日立造船舞鶴工場で1983年2月25日に起工され、1984年7月10日に進水、1985年12月3日に就役し、第2護衛隊群に直轄艦として編入され呉に配備された。
1986年3月19日、第2護衛隊群隷下に第44護衛隊が新編され、同日付で就役した「まつゆき」とともに編入された。
1989年7月20日から7月27日まで護衛艦「まつゆき」と共に米海軍ミサイル巡洋艦「スタレット」等との日米士官候補生交歓訓練に参加する。
1991年6月13日から11月30日まで練習艦「かとり」、護衛艦「はつゆき」と共にヨーロッパ各地を回る遠洋練習航海に参加。
1992年、環太平洋合同演習(RIMPAC) に参加。
1993年10月から定期検査のため、三井造船玉野事業所に入渠。OQR-1 戦術曳航ソナー(TASS)を増備し、1994年3月中旬に完工。
1997年3月24日、隊番号の改正により第44護衛隊が第2護衛隊に改称。
2008年3月26日、自衛艦隊の大改編により第22護衛隊が第12護衛隊に改称され、護衛艦隊隷下に編成替え。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による東日本大震災に際し、災害派遣される。
同年3月16日、第11護衛隊に編入され、定係港が呉から横須賀に転籍。
2016年4月27日、練習艦に種別変更され、艦籍番号がTV-3519に変更。練習艦隊第1練習隊に編入され、定係港が再び呉に転籍。
2019年10月、令和元年度自衛隊観艦式に受閲艦艇部隊第2群として参加するため、横須賀に移動していたが、令和元年東日本台風(台風19号)によって観艦式は中止となった。
2020年3月19日、除籍[3]。総航程は801,550.3NM(地球32周相当)[4]。艦内で使用されていた食器盤や操舵輪などは防衛省で初となるせり売りに出品された[5]。
歴代艦長
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ギャラリー
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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