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やれたかも委員会
日本の漫画作品 ウィキペディアから
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『やれたかも委員会』(やれたかもいいんかい)は、吉田貴司による日本の恋愛コメディ漫画。本項ではこれを原作とした実写ドラマ作品も取り扱う。
概要
吉田貴司が2016年4月からウェブサイト・noteにて掲載を開始[1]。のちにcakesでも掲載。毎回主人公の違うオムニバス形式の漫画作品。
2016年6月に電子書籍で自主出版(短編集「スイートメモリー(1)」収録)。オチとなる判定結果はもちろん、心理描写や情景描写が「男子あるある」としてSNSを中心に話題となる[2]。2017年に単行本化。2017年末に実写ドラマ化が決定し、2018年から配信された[3]。
物語
毎回、女性との「やれたかもしれない」(セックスできたかもしれない)思い出を持つ男性が、面接会場のような場所を訪れ、女性との甘酸っぱさやほろ苦さ残る思い出を独白形式で語る。女性が独白する回もある。聞き手である男性2名、女性1名で構成される「やれたかも委員会」メンバーが、最後に「やれた」か「やれたとは言えない」かを判定する。
作品のきっかけ
第1作の着想は2013年。友人との「あの時こうしたら(女性と)やれたんじゃないかみたいのってあるよね?」「誰かにやれたかやれなかったか判定してもらいたい」という他愛もない会話から発想が生まれ、その逸話はそのまま第1話の元となっている[1][2]。作品タイトル『やれたかも委員会』もこの会話の中で生まれた[1]。
出版社を挟まず作品発表しているのは、編集者を挟むと面白くなくなると思ったから[1][2]。雑誌で発表すると埋もれると思ったから[2]、としている。半面、予算が少なくアシスタントを使用していないため、背景の白さなど作画クオリティの低さを気にしている[4]。
登場人物
演者はウェブドラマ版。
やれたかも委員会
- 能島 明(のうじま あきら)
- 演 - 秋山竜次
- 犠星塾塾長。塾長を名乗るが、どのような塾なのかは不明。委員会ではセンター位置に座り、空手着のような道着を着用。「やれたかもしれない夜は人生の宝です」など名言を残す。
- ウェブドラマ版では主人公とされる。
- テレビドラマ版では名前が能島 譲(のうじま ゆずる、演 - 佐藤二朗)に変更[5]。
- パラディソ
- 演 - 本多力
- ミュージシャン。委員会では能島の向かって右側に座る。チューリップハットをかぶり、サングラスを着用。男性の独白中はパソコンなど機器をいじり、判定の多くは塾長の意見に追随する。
- テレビドラマ版では名前がオアシス(演 - 山田孝之)に変更[5]。
- 月 満子(つき みちこ)
- 演 - 朝比奈彩 [6]
- 財団法人ミックステープ代表。委員会では能島の向かって左側に座る。唯一の女性委員として「やれたとは言えない」札を掲げ、男性を厳しい意見で切って落とす。最後にただし書きとして「今後もやれないとは言ってません」と補足する。
- テレビドラマ版では名前が月 綾子(つき あやこ、演 - 白石麻衣)に変更[5]。
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書誌情報
- 吉田貴司「スイートメモリー(1)」(2016年6月24日、電書バト)ASIN B01H3JZGCM ※短編2編が収録。
- 吉田貴司「やれたかも委員会」双葉社 ※電子書籍版は電書バトから発売
- 2017年6月27日、ISBN 978-4-575-31273-7[7]
- 2018年3月28日、ISBN 978-4-575-31348-2
- 2019年2月2日、ISBN 978-4-575-31423-6
- 2022年1月20日、ISBN 978-4-575-31650-6
- 2022年1月20日、ISBN 978-4-575-31651-3
実写ドラマ
要約
視点
2018年、インターネット配信業者AbemaTV版と毎日放送制作・TBS系(TBSほか一部のみ)の地上波テレビ放送において、それぞれ別企画で実写ドラマ化される[8]。ともに山口雅俊が演出として関わる[9]。
インターネット配信版
2018年1月27日から毎週土曜23:00 - 23:30にAbemaTVのAbemaSPECIALチャンネルで配信される。全8話。
ドラマオリジナルキャラクターとして、委員会室に謎のウエートレス、秘書・真野(西内ひろ)が配置される[10]。
3月10日の最終回で堀江貴文のエピソードが配信されるに当たり、脚本をもとにした漫画を原作者の吉田貴司がcakesに描き下している[11]。
キャスト(インターネット配信版)
スタッフ(インターネット配信版)
関連番組(インターネット配信版)
事前特別番組としてバラエティ番組を2本制作。配信元はいずれもAbemaTV。
地上波テレビ放送版
2018年4月23日(22日深夜)から毎日放送の制作により、毎日放送およびTBSテレビをはじめとする同系列局の一部で放送の『ドラマイズム』枠で放送開始(TBSでは同月25日(24日深夜)開始)[8]。dTVとNetflixでも配信される。
インターネット配信版とは異なり、制作の毎日放送の判断からキャラクター設定を原作から変更している[8]。原作の吉田は「漫画とは一味違う一つのパラレルワールドとしてお楽しみください」と話している[5]。以下、放送日は特記ない限り制作局である毎日放送のものを記する。
キャスト(地上波テレビ放送版)
- エピソード0:「特別編 やれたかもの夜明け」(2018年4月23日)
- エピソード1:「山なみ編 横たわる山なみ」(2018年4月30日)
- 増田伸照(間宮祥太朗)
- 高校2年の増田(勧修寺保都)
- 倉橋由美子(小倉優香)
- エピソード2:「クラブナイト編 クラブナイトへGo!」(2018年5月7日)
- 芳村朔太郎(浜野謙太)
- マリエ(倉持由香)
- マスター(般若)
- エピソード3:「お米編 焼きそら豆と内もものぬくもり」(2018年5月14日)
- 長谷部良宏(森永悠希)
- 川上ヒロミ(武田玲奈)
- エピソード4:「告白編 告白しちゃう問題」(2018年5月21日)
- 長迫まさゆき(永野宗典)
- 原ゆり子(江夏詩織)
- エピソード5:「後日編 プディング特集と指ウニウニ」(2018年5月28日)
- 澤部わたる(杉野遥亮)
- マチルダこと町田伸子(山本舞香)
- 澤部の想像中の高橋しょう子(高橋しょう子)
- エピソード6:「映画編 映画友だちになってよ」(2018年6月4日)
- 安永紳一郎(中尾明慶)
- 平山あやの(森川葵)
- エピソード7:「カラオケボックス編 地上に降りたキスだけ天使」(2018年6月11日)
- 谷戸啓介(矢野聖人)
- 円塔夏海(山地まり)
- エピソード8:「太陽の塔編」(2018年6月18日)
- 岩瀬さつき(MEGUMI)
- 10年前のさつき(福田麻由子)
- 越田圭介(小関裕太)
放送日程
放送局
初回は特別編を放送。
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脚注
外部リンク
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