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アドリー・ラッチマン
アメリカ合衆国のプロ野球選手 ウィキペディアから
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アドリー・スタン・ラッチマン(Adley Stan Rutschman, 1998年2月6日 - )は、アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド出身のプロ野球選手(捕手)。右投両打。MLBのボルチモア・オリオールズ所属。
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経歴
要約
視点
プロ入り前
高校時代に2016年のMLBドラフト40巡目でシアトル・マリナーズから指名されたが、契約せず[2][3]、オレゴン州立大学へ進学した[4]。2018年、メンズ・カレッジ・ワールドシリーズで優勝し最優秀選手賞を受賞。
プロ入りとオリオールズ時代
2019年のMLBドラフト1巡目(全体1位)でボルチモア・オリオールズから指名され[5]、6月24日に契約金810万ドルで契約を結んだ。2011年にピッツバーグ・パイレーツから全体1位指名を受けたゲリット・コールの契約金800万ドルを上回り、MLB史上最高額を更新した[6]。傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・オリオールズでプロデビューし、シーズン途中にA-級アバディーン・アイアンバーズ、A級デルマーバ・ショアバーズに昇格した[7]。3チーム合計で37試合に出場して打率.254、4本塁打、26打点の成績を記録した[7]。
2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグのシーズンが中止となり[8]、公式戦への出場はなかった[7]。
2021年はAA級ボウイ・ベイソックスで開幕を迎えた[7]。シーズン途中にAAA級ノーフォーク・タイズへ昇格[7]。2チーム合計で123試合に出場して打率.285、23本塁打、75打点の成績を記録した[7]。
2022年は開幕前に右肘を痛め出遅れた[9]。4月26日にA+級アバディーンで実戦復帰し、その後すぐにAAA級ノーフォークへ昇格した[7]。5月21日にメジャーに昇格し、同日のタンパベイ・レイズ戦に「6番・捕手」で先発出場してメジャーデビューを果たした[10]。同試合の7回、レイズのラルフ・ガーザ・ジュニアからメジャー初ヒットとなる、ライト線への三塁打を記録した。オフの11月14日に全米野球記者協会(BBWAA)から1位票が1、2位票が18、3位票9の計68ポイントで最優秀新人選手賞には2位にランクインした[11]。また、2位にランクインしたことにより、同年のシーズン開幕前の3月にMLBとMLB選手会で合意された新しい統一労使協約に盛り込まれた特別ボーナス制度により、同じくナ・リーグで2位だったスペンサー・ストライダーと共に50万ドルのボーナスを取得した[12]。また同じくBBWAAの投票による最優秀選手賞(MVP)では5位票1、8位票1、9位票1、10位票3の計14ポイントで12位にランクインした[13]。
2023年7月2日に選手間投票で初となるオールスターゲームに選出された[14]。7月3日に自身のインスタグラムで本塁打競争への初参加を表明した[15]。本塁打競争での打撃投手は父親が務めた[16]。この年はア・リーグの捕手の中でトップとなる打率.277、OPS.809を記録し、自身初となるシルバースラッガー賞を受賞した[17]。
2024年前半戦は90試合に出場して16本塁打、OPS.780を記録し、2年連続となるオールスターゲームに選出された[18]。一方で後半戦は3本塁打、OPS.585と不調に陥った[18]。
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人物
生まれ、高校、大学とオレゴン州で育ち、車で3時間程のシアトル・マリナーズのファンとして育った[15]。ラッチマンにとって初の野球観戦もT-モバイル・パークだった[15]。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
MLBポストシーズン打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
表彰
- シルバースラッガー賞(捕手部門):1回(2023年)
- オールMLBチーム
- ファーストチーム(捕手):1回(2023年)
記録
- MLBオールスターゲーム選出:2回(2023年、2024年)
背番号
- 35(2022年 - )
脚注
関連項目
外部リンク
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