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ギャレット・リチャーズ
アメリカの野球選手 (1988 - ) ウィキペディアから
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ギャレット・トーマス・リチャーズ(Garrett Thomas Richards, 1988年5月27日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州リバーサイド出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのテキサス・レンジャーズ所属。
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経歴
プロ入り前
プロ入りとエンゼルス時代
2009年のMLBドラフト1巡目追補(全体42位)でロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムから指名され、プロ入り。契約金は80万2800ドルだった[1]。
2011年8月10日のニューヨーク・ヤンキース戦でメジャーデビューを果たした[2]。
2012年は6月5日に傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズから昇格し、その日のシアトル・マリナーズ戦でメジャー初勝利を挙げた[3]。
2014年は13勝、防御率2.61の好成績を挙げるなどブレイクした。しかし、8月20日のボストン・レッドソックス戦で一塁ベースカバーに入った際に左膝を負傷して靭帯を断裂し、全治6〜9ヶ月かかる見込みで残りのシーズンを棒に振ることとなった[4]。この故障の為、26試合の先発登板に留まったが、規定投球回にはぎりぎり達した。特筆すべきは、打たれた本塁打は僅かに5本だけであり、被本塁打率0.27はアメリカンリーグ1位だった。
2015年はフルシーズン先発ローテーションで投げ、エース格として好投。チームで唯一、200.0イニングと二桁勝利を超える数字を残した。15勝12敗、防御率3.65、176奪三振という成績をマークし、他部門では17暴投を記録して、これは2年連続リーグ最多だった。
2016年は5月1日まで6試合に先発して1勝3敗、防御率2.34の成績を残していたが、右ひじ痛のため6日に15日間の故障者リスト入りした。さらに5月10日には右肘内側側副靱帯の損傷が確認され、60日間の故障者リストに異動した。トミー・ジョン手術を受ける可能性が取り沙汰されたが、手術は回避することになった[5]。その後は幹細胞療法による治療を続けたが、7月29日に残りシーズンを全休し、治療と休養にあてることが発表された[6]。翌2017年も完全復活とはならず、6試合の登板に終わった。
パドレス時代
2018年11月30日にサンディエゴ・パドレスと2年契約を結んだ[8]。
レッドソックス時代
2021年2月3日にボストン・レッドソックスと1000万ドルの単年契約を結んだ[10]。この年は40試合(先発22試合)に登板して7勝8敗3セーブ、防御率4.87、115奪三振を記録した。オフの11月7日にFAとなった。
レンジャーズ時代
2022年3月20日にテキサス・レンジャーズと450万ドルの単年契約を結んだ[11]。
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投球スタイル
平均球速153km/hの3種類の速球(フォーシーム、ツーシーム、カットボール)と、140km/h台のスライダー、チェンジアップ、さらに130km/h台のカーブを持ち球とする。基本球種をフォーシームとした速球3種が投球全体の約60%以上を占め、変化球ではスライダーが約25~30%で、残りがカーブ、チェンジアップの順に多い。
カーブは2012年から投げ始めており、これによって投球の幅を広げた[12]。
2017年からカットボールとチェンジアップを投げなくなった。2020年途中からはツーシームも投げなくなり、フォーシームとスライダーの2球種が大半を占めたが、2022年にはスライダー主体で、再びチェンジアップを投げるようになり、この2球種にフォーシームを混ぜた技巧派へと転身した[13]。
詳細情報
年度別投手成績
- 2022年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別守備成績
- 2022年度シーズン終了時
背番号
- 43(2011年 - )
脚注
関連項目
外部リンク
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