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ケンタッキーオークス
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ケンタッキーオークス (Kentucky Oaks) は、アメリカ・ケンタッキー州にあるチャーチルダウンズ競馬場で行われる競馬の競走である。
概要
アメリカ合衆国の競馬におけるオークス相当の競走で、例年ケンタッキーダービーの前日に行われる。
競走条件は馬場がダートコース、距離が1マイル1/8 (9ハロン・約1811メートル)。出走条件は3歳牝馬限定。負担重量は121ポンド(約54.9キロ)。出走可能頭数は14頭。
かつてアメリカではニューヨーク州のCCAオークスが最大のオークスと目されていた時期があり、1973年のグレード制導入時にCCAオークスがG1に格付けされたのに対し、ケンタッキーオークスは翌週から始まる当時のニューヨーク牝馬三冠とローテーションの影響もあってかG2の格付けにされてしまった。しかし5年後の1978年にG1に昇格し、現在では全米各地から有力馬が集まる全米最大の3歳牝馬限定戦になっている。入場人員や売り上げでは古馬との混合戦であるBCディスタフをはるかに上回っている。
優勝馬にはユリのレイが掛けられる。このユリはスターゲイザーリリーと呼ばれる品種が使われていて、女性らしさと強さを示すことから選ばれた。公式スポンサーの地元の店でレース前にこのレイを見ることができる。
乳がん克服財団と連携をしてさまざまなイベントを行い、乳がんへの社会的関心を高める意思表示として、競馬ファンにはピンク色の服を着るように求めている[2]。
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ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーオークス
要約
視点
2013年からケンタッキーオークスに向かうまでの主な競走にロード・トゥ・ザ・ケンタッキーオークスのポイントが設定され、プレップシーズン(1着10ポイント、2着4ポイント、3着3ポイント、4着2ポイント、5着1ポイント)、セレクトプレップレース(1着20ポイント、2着8ポイント、3着6ポイント、4着4ポイント、5着2ポイント)、チャンピオンシップシリーズ前半(1着50ポイント、2着20ポイント、3着15ポイント、4着10ポイント、5着5ポイント)、チャンピオンシップシリーズ後半(1着100ポイント、2着40ポイント、3着30ポイント、4着20ポイント、5着10ポイント)、最終戦のワイルドカード(1着10ポイント、2着4ポイント、3着3ポイント、4着2ポイント、5着1ポイント)の各競走で獲得したポイント上位順にケンタッキーオークスの出走権が与えられることになっている。2022年まではポイントの付与対象が4着までであったが、2023年より5着までに変更された。
ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーオークス対象競走
出典:[3]
プレップシーズン
チャンピオンシップシリーズ
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歴史
1875年に当時のチャーチルダウンズ競馬場運営者のメリウェザー・ルイス・クラーク大佐の発案により、イギリスのオークスを模範とした競走として創設。
創設から現在まで中止はなく、全ての競走がチャーチルダウンズ競馬場で開催されている。
- 1875年 創設、施行距離12ハロンで行われる
- 1891年 施行距離を12ハロンから10ハロンに短縮
- 1896年 施行距離を10ハロンから8.5ハロンに短縮
- 1920年 施行距離を8.5ハロンから9ハロンに延長
- 1924年 1位入線したGlideが進路妨害により失格、Princess Doreenが繰り上がりで優勝となる
- 1942年 施行距離を9ハロンから8.5ハロンに短縮
- 1959年 分割競走で施行
- 1973年 グレード制の開始にともない、G2に格付けされる
- 1978年 G1に昇格
- 1982年 施行距離を8.5ハロンから9ハロンに延長
- 2012年 ロージー・ナプラヴニク騎手騎乗のBelieve You Canが優勝、女性騎手が初制覇
- 2020年 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で5月1日に開催予定だったが、延期(9月4日開催)になった。
歴代優勝馬
要約
視点
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脚注・出典
関連項目
外部リンク
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