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ケビン・コスナー

アメリカの映画俳優、映画監督、映画プロデューサー (1955 - ) ウィキペディアから

ケビン・コスナー
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ケビン・コスナー: Kevin Costner1955年1月18日 - )は、アメリカ合衆国映画俳優映画監督映画プロデューサー。監督・製作・主演を務めた『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(1990年)でアカデミー作品賞アカデミー監督賞ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した。

概要 ケビン・コスナー Kevin Costner, 本名 ...
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経歴

1955年カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のリンウッドに生まれる[1]ドイツアイルランド、 チェロキー族インディアンの混血である[2][3][4]。少年時代より野球アメリカンフットボールに熱中し、ハイスクール時代には全米選抜に選ばれた経験を持つ[1]カリフォルニア州立大学フラトン校経営学を学び[1]、卒業前にサウス・アクターズ・コーポに参加[5]。短期の就職期間を経て、俳優業に専念することを選ぶ。

下積みを経て『女優フランシス』(1982年)で本格デビューするが、出演シーンは決定版でカットされる[5]。『再会の時』(1983年)でも同じ目に遭うが、ローレンス・カスダン監督と親しくなり、『シルバラード』(1985年)に出演する。同年には『ファンダンゴ』で主役を演じ、ケヴィン・レイノルズ監督と以後も組むことになる。

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2003年、第56回カンヌ国際映画祭でのコスナー

1987年、『アンタッチャブル』の主演に抜擢され、ショーン・コネリーロバート・デ・ニーロを相手に正義感溢れる主人公を演じる。「ゲイリー・クーパーの再来[1]」と評価され、遅咲きながらハリウッドのトップスターの仲間入りをする。

フィールド・オブ・ドリームス』(1989年)や『ロビン・フッド』(1991年)、『ボディガード』(1992年)では善き父親やヒーローを演じる一方、『JFK』(1991年)や『パーフェクト・ワールド』(1993年)ではシリアスな役柄にも挑む。監督業やプロデューサー業にも進出し、1990年の『ダンス・ウィズ・ウルブズ』ではアカデミー賞最優秀作品賞最優秀監督賞を授与され、後のクリント・イーストウッドと共に、オスカー監督兼俳優としての地位を得た。

1995年の『ウォーターワールド』は、ハワイ島沖の巨大海上セットで撮影した大作として注目されたが、期待されたほどの成績を収められない結果に終わった。

『ロビン・フッド』と『ワイアット・アープ』(1994年)ではゴールデンラズベリー賞最低主演男優賞、『ポストマン』(1997年)では最低監督賞および最低主演男優賞をそれぞれ受賞した[6][7][8]

近年では2012年放送のミニシリーズ『宿敵 因縁のハットフィールド&マッコイ』の演技でエミー賞ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞を獲得するなど評価された。

1998年から1999年にかけて、スバルレガシィツーリングワゴンのCMに出演している。

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私生活

家族

前妻のシンディ・シルバとはキャンパスから下積み時代まで苦楽を共にし、3人の子供を持つおしどり夫婦として知られたが、『ウォーターワールド』撮影当時コスナーの不倫スキャンダルが発覚し、1994年に慰謝料100億円を支払って離婚した[9]

2004年に19歳年下のクリスティーン・バウムガートナーと再婚し、2007年に1児を儲けている[10]が2023年の時点ではバウムガートナーから離婚を申請されている[11]。また、元恋人との間にも息子がいる[10][12]

環境保護活動

1989年のエクソンバルディーズ号原油流出事故をきっかけに、1992~1993年ごろから、石油回収技術を開発している企業オーシャン・セラピー・ソリューションズに2000万ドル以上の私財を投じて、水と油を分離させる遠心分離機を開発させた。2010年メキシコ湾原油流出事故において、事故を起こしたBPはこの装置の性能を評価し、32台を購入する契約を交わした[13]

確執

2012年には、投資に関連したことでスティーヴン・ボールドウィンから訴えられるも勝訴した[14]

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主な出演作品

映画

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テレビシリーズ

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日本語吹き替え

専属声優(フィックス

津嘉山正種
1988年の『さよならゲーム』(ANA機内上映版[16])以降、フィックスとして大半の作品で吹き替えを担当[17][18][19][20]
津嘉山によるコスナーの吹き替えは同業者間でも「名配役」との評価が高く[21]、津嘉山に憧れて声優を目指したという小山力也はコスナーの日本における人気は『ボディガード』などにおける津嘉山の吹き替えによる影響が大きかったのではないかと分析している[22][23]ほか、小原雅人のように津嘉山がコスナーを吹き替えた同作を観たことが、声の役者をはじめるきっかけの一つになったと公言している者もいる[24]
2021年1月のザ・シネマの特集『月刊吹替声優 声優【津嘉山正種】×俳優【ケビン・コスナー】』[25]にて、インタビューを受けた際には「ケビン・コスナーは私にとって、これからも当て続けていきたい俳優です」とコメントしている[注 1]

その他の担当声優

原康義
メッセージ・イン・ア・ボトル』で初担当。『13デイズ』(ソフト版)以降は起用が途絶えていたが、ドラマ『イエローストーン』で再登板を果たし、以降は近年のコスナーの吹き替えを多く担当している。
大塚芳忠
ボディガード』(ANA機内上映版)で初担当。主にキャリア中期のソフト収録用の新録を務めている。

このほかにも、磯部勉仲野裕内田直哉森田順平大塚明夫なども複数回、声を当てている。

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監督作品

  • Horizon

出典

外部リンク

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