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サッカーメキシコ代表
メキシコの男子サッカーナショナルチーム ウィキペディアから
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サッカーメキシコ代表(サッカーメキシコだいひょう)は、メキシコサッカー連盟(FEMEXFUT)によって構成される、メキシコのサッカーのナショナルチームである。
ホームスタジアムは、首都・メキシコシティにあるエスタディオ・アステカである。
CONCACAFゴールドカップでは大会最多となる9度の優勝を果たしている[1]。前身のCONCACAF選手権も含めると通算12度。
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歴史
要約
視点
メキシコは北中米を代表する強豪国として知られ、1930年のFIFAワールドカップ第1回大会に参加して以来、これまでヨーロッパと南米以外の国では最多となる17回のワールドカップ出場を果たしている。自国開催の1970年大会と1986年大会ではいずれもベスト8に輝き、1994年以降の7大会連続で決勝トーナメント進出を果たすなど存在感を発揮してきた。
その一方で、ワールドカップにおける通算最多敗戦記録(28敗、2022年大会終了時点、決勝トーナメントにおけるPK戦敗退2を除く)も記録している。また、南米の大陸選手権コパ・アメリカには招待国扱いながら1993年から全ての大会に出場しており、準優勝2回、3位が3回と好成績を収めている。
2010年代
2011年6月にアメリカにて開催された CONCACAFゴールドカップはグループリーグと決勝トーナメントの6試合を全勝して優勝した[2]。翌月のコパ・アメリカには、翌年のロンドンオリンピックに向けたU-22代表として参加した。しかし、直前のキャンプ地であるエクアドルの首都キトのホテルでコールガールを呼びパーティーを開いていたことで、8人の選手がメキシコサッカー連盟によって6か月の出場停止及びそれぞれ50,000ペソの罰金が科せられた[3][4]。結局南米選手権はグループリーグ3連敗の惨敗に終わった。
北中米カリブ海王者として出場したFIFAコンフェデレーションズカップ2013では、イタリアに1-2[5][6]、ブラジルに0-2と連敗して最終節を前に1次リーグ敗退が確定[7]。消化試合と化した日本との一戦はハビエル・エルナンデスの2得点で2-1と勝利して、グループ3位で大会を終えた[8][9]。
2013年2月に開幕した2014年ブラジルW杯北中米カリブ海最終予選では、本大会出場を決めたグループ上位3カ国(アメリカ、コスタリカ、ホンジュラス)から1勝も挙げられないなど苦戦を強いられ、最終節前でグループ4位で(3位以上が本大会出場権獲得、4位が大陸間プレーオフ)最終節の結果次第では8大会ぶりの予選敗退(1990年大会は失格:詳細)の可能性も残していた。結果、最終戦ではアウェーでコスタリカに1-2で敗れたものの、勝利で4位浮上の可能性があったパナマがホームでアメリカに2-3と敗れたため、メキシコが4位となり予選敗退を免れ、大陸間プレーオフへと進むことになった。尚、この最終予選では10試合の間に3人の代表監督が更迭されている。大陸間プレーオフでは、オセアニア代表のニュージーランドを2試合合計9-3と圧倒し6大会連続の出場を決めた[10]。本大会では、グループAでクロアチア、カメルーンに勝利し開催国のブラジルにはスコアレスドローと2勝1分、グループ2位で決勝トーナメントに進出した。決勝トーナメント1回戦ではオランダに先制点を挙げたものの、後半終了間際に逆転され1-2で敗れ6大会連続のベスト16となった。
2018年ロシア大会の北中米カリブ海最終予選では上述の前大会とは対照的に確実に勝ち点を積み重ね、同地区一番乗りで本大会出場を決めた。本大会ではグループFに入り、初戦のドイツ戦をイルビング・ロサノのゴールにより1-0で勝利する金星を挙げ、2戦目の韓国戦も2-1で勝利。3戦目のスウェーデン戦を0-3で落としたが、同時刻に行われた韓国-ドイツ戦でドイツが敗れたため、グループ2位で決勝トーナメントに進出した。決勝トーナメント1回戦でブラジルに0-2で敗れ、7大会連続のベスト16で大会を終えた。
2020年代
2022 FIFAワールドカップではグループCに入り、初戦でポーランドと対戦した。ロベルト・レヴァンドフスキのPKをギジェルモ・オチョアが阻止するなど、得点は無かったものの守備陣の粘り強さが光り0-0で勝ち点1を獲得[11]。続くアルゼンチン戦でリオネル・メッシのゴールを含む0-2で敗戦したため、自力での決勝トーナメント進出が消滅した[12]。勝利以外ではグループリーグ敗退が確定する3戦目のサウジアラビア戦では後半に先制点を奪うと、5分後にもルイス・チャベスの直接FKで追加点を奪った。この時点でポーランドと得失点差で並んだため、あと1点取れば8大会連続の決勝トーナメント進出が決まるが度重なるオフサイドで3点目は奪えず、逆に試合終了間際にサーレム・アッ=ドーサリーのゴールによって失点を喫した。その結果、試合には2-1で勝利したものの得失点差でポーランドを下回ったため8大会連続の決勝トーナメント進出とはならなかった[13]。
コパ・アメリカ2024ではグループBに入り、初戦でジャマイカと対戦し、69分にヘラルド・アルテアガのゴールで1-0で勝点3を獲得。だが続くベネズエラ戦では57分にホセ・サロモン・ロンドンにPKを決められ最後まで同点に追いつけず0-1で敗戦。勝利以外グループステージ突破はないという状況で挑んだエクアドル戦は終始攻め続けたが得点を奪うことはできず、このまま終了かと思われた90+7分にペナルティエリア内でギジェルモ・マルティネスが倒されてPKを獲得した。ところが、VARで確認した結果、DFがボールに触れていたことが確認されたため、PKは取り消されそのまま0-0で試合終了。勝点1を獲得したものの得失点差でエクアドルを逆転できなかったため決勝トーナメント進出はならなかった[14][15]。
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成績
FIFAワールドカップ
コパ・アメリカ
FIFAコンフェデレーションズカップ
CONCACAFゴールドカップ
オリンピック
→詳細は「U-23サッカーメキシコ代表 § オリンピックの成績」を参照
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歴代記録
出場数ランキング
2023年7月17日現在
水色は現役代表選手
得点数ランキング
2023年7月17日現在
水色は現役代表選手
歴代監督
ボラ・ミルティノビッチ 1982-1986
セサル・ルイス・メノッティ 1991-1992
ミゲル・メヒア・バロン 1992-1995
ボラ・ミルティノビッチ 1995-1997
マヌエル・ラプエンテ 1997-2000
エンリケ・メサ 2000-2001
ハビエル・アギーレ 2001-2002
リカルド・ラボルペ 2002-2006
ウーゴ・サンチェス 2006-2008
ヘスス・ラミレス 2008
スヴェン=ゴラン・エリクソン 2008-2009
ハビエル・アギーレ 2009-2010
エンリケ・メサ 2010
エフライン・フローレス 2010
ホセ・マヌエル・デ・ラ・トーレ 2010-2013
ルイス・フェルナンド・テナ 2013
ビクトル・マヌエル・ブセティッチ 2013
ミゲル・エレーラ 2013-2015
フアン・カルロス・オソリオ 2015-2018
ヘラルド・マルティーノ 2019-2022
ディエゴ・コッカ 2023
ハイメ・ロサーノ 2023-
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歴代選手
要約
視点
→詳細は「Category:サッカーメキシコ代表選手」を参照
W杯の大会メンバー
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主な代表選手
GK
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脚注
関連項目
外部リンク
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