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サッカーサウジアラビア代表

サウジアラビアの男子サッカーナショナルチーム ウィキペディアから

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サッカーサウジアラビア代表(サッカーサウジアラビアだいひょう、: منتخب السعودية لكرة القدم, : Saudi Arabia national football team)は、サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)によって構成される、サウジアラビアサッカーナショナルチームである。

概要 サッカーサウジアラビア代表, 国または地域 ...
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概要

AFCアジアカップで優勝3回(1984年1988年1996年)、準優勝3回(1992年2000年2007年)という輝かしい実績を誇るアジアの強豪である。

FIFAワールドカップでは初出場の1994年アメリカ大会でベスト16に入賞するなど通算6度の出場歴がある。それ以降のW杯では苦しんでおり、2002年日韓大会ではドイツに0-8という歴史的な大差で敗れるなど4勝2分13敗と大きく負け越している(2022年カタール大会時点)[2]

歴史

要約
視点

1970年代 - 2000年代

サウジアラビアの国際試合への参加は、1978年FIFAワールドカップ・アルゼンチン大会の予選からである。1984年1988年AFCアジアカップでは砂漠のペレと称されたマジェド・アブドゥラーらの活躍で大会連覇を成し遂げた。1984年のロサンゼルスオリンピック出場も果たしている。

ワールドカップ本大会初出場は1994年アメリカ大会である。前年に催されたアジア最終予選では、1位で同予選を通過した。同予選では初戦の日本戦で主将のアブドゥラーが負傷し、第3戦の韓国戦ではモハメド・アル=デアイエのミスから先制を許し攻勢にさらされたが、終了間際にアフマド・ジャミール・マダニーのヘディングで同点に追いついて危機を乗り切った。

本大会ではオランダモロッコベルギーのグループリーグを2勝1敗のグループ2位で通過。第3戦のベルギー戦では、アブドゥラーが前半で負傷したもののサイード・オワイランが4人抜きドリブルからゴールを決め[3][4]、グループリーグを通過。決勝トーナメント1回戦でスウェーデンに敗れるもベスト16の成績を残している。これがワールドカップにおけるサウジアラビアの最高成績である。

世代別代表では、1989年FIFA U-16世界選手権で優勝を果たしている。これは当時の男子サッカーでは、アジア唯一のFIFA主催の世界大会における優勝であった。このメンバーが中心となり、1994年のワールドカップ出場に導いている。オリンピックのサッカー競技では、年齢制限が設けられた以降では1996年アトランタ五輪に出場したが、それ以後2016年リオデジャネイロ五輪まで5大会連続で出場を逃している(2021年東京五輪で6大会ぶりに出場)。

ガルフカップ2004AFCアジアカップ20042006 FIFAワールドカップと立て続けにグループリーグ敗退に終わったが、AFCアジアカップ2007では復活し決勝まで進んだ[5]2010年W杯南アフリカ大会アジア最終予選では韓国北朝鮮イランUAEと同組で3位になり、バーレーンとのアジア5位決定戦に進んだ。しかし、ホーム・アンド・アウェーの第2戦でアディショナルタイムに勝ち越し、すぐに追いつかれるという形でバーレーンに敗れ(アウェーゴールを参照)、大陸間プレーオフ進出を逃し予選敗退を喫した[6]

2010年代前半の低迷

AFCアジアカップ2011では、シリアヨルダンといった新興国に敗北を喫し[7][8]日本には0対5のスコアで大敗[9][10]、2度目のグループリーグ敗退に終わる。さらにこの件を受けて2011年2月からの対外試合禁止を発表し、中東遠征を行ったU-22日本代表U-23サウジアラビア代表戦のキャンセルを余儀なくされた[11][12][13]。その後、2014 FIFAワールドカップ・アジア3次予選ではグループ3位に終わり、最終予選に進めずに2大会連続でワールドカップ出場を逃した[14]AFCアジアカップ2015でもグループリーグで敗退し、2大会連続でベスト8進出に失敗して低迷からは抜け出せなかった。

2018年W杯ロシア大会

2018 FIFAワールドカップではアジア3次(最終)予選に進出し、最終戦で日本に勝利したことでオーストラリアに勝ち点で追いつき[15][16]、得失点差で上回ったためB組2位で3大会ぶりの本大会出場を決めた。本大会ではロシアエジプトウルグアイと同じグループAに入り、初戦のロシア戦では0-5と大敗[17]、2戦目のウルグアイ戦でも0-1で敗れ[18]そのままグループリーグ敗退が決まるも、3戦目のエジプト戦では2-1と逆転勝利を収め、24年ぶりに勝利を収めた[19]

2022年W杯カタール大会

2022 FIFAワールドカップに向けたアジア3次予選では、グループBを首位で突破して2大会連続で本大会出場を決めた。本大会ではグループCに入り、初戦でFIFAランキング3位のアルゼンチンと対戦。10分にリオネル・メッシのPKで先制点を奪われるが、後半にサレー・アル=シェフリサーレム・アッ=ドーサリーのゴールで逆転した。シュート数はわずか3本だったが、アルゼンチンの攻撃を最後まで耐え凌んでW杯優勝経験国から歴史的勝利を挙げた[20]。しかし、続くポーランド戦では終了間際にPKを獲得するも、ポーランドのGKヴォイチェフ・シュチェスニーに阻まれたことで0-2で敗れ[21]、勝利すれば無条件で1994年大会以来28年ぶりの決勝トーナメント進出が決まるメキシコ戦でも1-2で惜敗し、 2大会連続でグループリーグ敗退となった[22]

マンチーニ監督時代

2023年8月27日、元イタリア代表監督であったロベルト・マンチーニと2027年までの4年契約を締結した[23][24]

AFCアジアカップ2023

28年ぶりのアジア制覇を目指して挑んだAFCアジアカップ2023では、1次リーグを2勝1分で首位通過した[25]。ラウンドオブ16の韓国戦では、勝利まであと1分というところで同点ゴールを許し[26]PK戦の末敗れて前回大会に続いてベスト16で散った[27]

2026 W杯

2026年北中米W杯・アジア3次予選(最終予選)では、ホームでインドネシア、バーレーンと引き分けるなど苦戦が続き、2024年10月24日、サウジアラビアサッカー連盟とマンチーニの双方の合意のもと、契約解除が決定した[28]。前述の監督就任からわずか1年2ヶ月での退任となった[29]。W杯アジア予選が中断される2024年12月から翌年1月にかけてクウェートで開催されたガルフカップ2024英語版でも、バーレーン[30]オマーン[31]と格下に相次いで敗戦を喫してベスト4敗退と不振を脱却できなかった。

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成績

FIFAワールドカップ

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FIFAコンフェデレーションズカップ

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AFCアジアカップ

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ガルフカップ

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FIFAアラブカップ

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西アジアサッカー選手権

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歴代監督

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歴代選手

W杯の大会メンバー

主な代表選手

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脚注

関連項目

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外部リンク

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