ジェフ・ギブス

ジェフ・ギブス（Jeff Gibbs, 1980年8月4日 - ）は、アメリカ合衆国のプロバスケットボール選手。オハイオ州コロンバス出身。B1リーグの越谷アルファーズ所属。ポジションはパワーフォワードまたはセンター。2010年に来日し、2013年と2016年にはNBLリーグベスト5に選出された。

ジェフ・ギブス
Jeff Gibbs

トヨタ時代
引退
ポジション	PF/C
基本情報
愛称	Mr.lncredible
国籍	アメリカ合衆国
生年月日	(1980-08-04) 1980年8月4日（45歳）
出身地	オハイオ州コロンバス
身長(現役時)	188 cm (6 ft 2 in)
体重(現役時)	110 kg (243 lb)
キャリア情報
高校	イースト高校
大学	オターバイン大学[1][2]
経歴
選手時代:
2004-2005	TSG Humana Ehingen
2005-2009	Ratiopharm Ulm
2009-2010	Eisbären Bremerhaven
2010-2016	トヨタ自動車アルバルク トヨタ自動車アルバルク東京
2016-2021	栃木ブレックス 宇都宮ブレックス
2021-2023	長崎ヴェルカ
2023-2024	サンロッカーズ渋谷
2024-2025	越谷アルファーズ
コーチ時代:
2023	長崎ヴェルカ（サポートコーチ）
受賞歴
2012-13　レギュラーシーズンベスト5 2013-14　オールジャパン2014ベスト5 2014-15　スティール1位 2015-16　レギュラーシーズンベスト5、スティール1位 2021-22　B3リーグ年間ベスト5
選手情報  B.LEAGUE.jp

来歴

オターバイン大学を卒業後、2004年よりドイツでプレー^[3][4][5]。

2010年に来日し、JBLのトヨタ自動車アルバルク（現Bリーグ・アルバルク東京）に入団^[6]。トヨタにはJBLとNBLあわせて6シーズン在籍し、JBL2012-13シーズンとNBL2015-16シーズンのリーグベスト5を受賞。また2014-15シーズンと2015-16シーズンは2シーズン連続でNBLのスティール数1位のタイトルを獲得した。全日本総合選手権でも2014年にベスト5を受賞。

2016年8月、B.LEAGUE1部の栃木ブレックスに移籍^[7]。

2021年、B3の長崎ヴェルカに移籍^[8]。 入団発表の際には事前に「重大発表あり」と予告されていた^[9]。 2021-22シーズンはフリースロー成功率がリーグ3位になる^[10]など活躍し、年間ベスト5を受賞する^[11]など、チームのB3優勝・B2昇格に貢献した。

2023-24シーズンは、長崎ヴェルカのサポートコーチに就任すると発表になった^[12]。選手登録はされないが、選手として引退するかどうかは未定としていた^[13]。10月20日、長崎ヴェルカとのサポートコーチ契約を双方合意の上解除し、同日付でジェームズ・マイケル・マカドゥーの怪我で急遽補強が必要となったサンロッカーズ渋谷と選手契約をした^[14]。2024年5月14日に契約満了となった^[15]。

2024年7月3日に越谷アルファーズと契約を結んだ^[16]。10月3日、2024-25シーズン終了をもって現役引退することを発表した^[17]。

個人成績

略称説明
GP	出場試合数	GS	先発出場試合数	MPG	平均出場時間
FG%	フィールドゴール成功率	3P%	スリーポイント成功率	FT%	フリースロー成功率
RPG	平均リバウンド数	APG	平均アシスト数	SPG	平均スティール数
BPG	平均ブロック数	TO	平均ターンオーバー数	PPG	平均得点
太字	キャリアハイ	*	リーグリーダー	†	優勝シーズン

レギュラーシーズン

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	TO	PPG
JBL 2010-11	トヨタ	36	0	20.4	.530	.125	.695	8.9	1.3	0.9	0.6	1.4	11.3
JBL 2011-12	トヨタ	42	6	20.3	.583	.500	.729	8.1	1.7	1.7	0.6	1.7	12.8
JBL 2012-13	トヨタ	39	3	20.2	.551	.357	.789	8.7	1.6	1.3	0.5	1.3	13.1
NBL 2013-14	トヨタ	52	47	25.6	.575	.433	.766	10.4	1.9	1.9	1.2	1.3	17.7
NBL 2014-15	トヨタ	50	17	22.9	.571	.284	.815	8.9	2.2	2.2	0.6	1.2	16.3
NBL 2015-16	トヨタ	54	48	26.3	.523	.393	.799	9.2	2.9	2.0	0.7	1.6	14.9
B1 2016-17	栃木	55	2	20.5	.513	.180	.820	8.0	1.7	1.3	0.8	1.3	11.7
B1 2017-18	栃木	35	29	21:54	.492	.294	.822	7.0	1.9	1.6	0.5	1.5	12.3
B1 2018-19	栃木	53	53	28:35	.498	.283	.785	9.7	3.9	2.1	0.5	1.1	13.9
B1 2019-20	宇都宮	31	29	24:25	.500	.383	.860	8.2	3.1	1.2	0.4	1.2	11.8
B1 2020-21	宇都宮	60	7	19:49	.481	.203	.790	6.2	2.2	1.1	0.3	1.1	9.1
B3 2021-22	長崎	45	2	19.8	.561	.379	.854	7.2	2.8	1.8	0.3	1.3	12.8
B2 2022-23	長崎	48	20	22:13	.431	.310	.801	7.3	3.8	1.5	0.4	1.9	12.6
B1 2023-24	SR渋谷	56	27	24:08	.472	.206	.831	6.6	1.2	1.2	0.3	1.1	8.1

ポストシーズン

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	TO	PPG
B1 2016-17 CS	栃木	6	1	22:08	.548	.250	.762	7.2	2.8	1.0	0.7	1.2	14.3
B1 2017-18 CS	栃木	2	2	23:55	.476	.333	.857	9.5	2.5	1.0	1.0	1.0	13.5
B1 2018-19 CS	栃木	4	4	30:05	.476	.000	.615	9.0	4.3	3.3	0.0	2.0	12.0
B1 2020-21 CS	宇都宮	7	0	21:23	.480	.571	.700	4.1	1.7	1.6	0.0	1.6	8.4
B2 2022-23 PO	長崎	6	0	20:41	.533	.545	.714	5.7	3.3	2.2	0.3	2.7	10.7

アーリーカップ

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	TO	PPG
EC 2018	栃木	2	2	26:31	.333	.000	1.000	11.5	2.5	0.5	0.0	1.0	10.0

プレースタイル

80〜90年代にNBAで活躍したチャールズバークレーに例えられるように、身長は高くないが、フィジカルを活かしたプレーが得意な選手。ローポストからダックインしてのシュート、ミドルレンジからのジャンプシュートが主な攻撃。またリバウンドにも強く他の大型PFにも競り負けない。そして、ギブスの最大の特徴であるウィングスパンの長さを活かしたスティールが相手にとって脅威であり、現在のB.LEAGUEでもトップクラスにある^[要出典]。