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Bリーグ 2016-17

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Bリーグ 2016-17とは、2016年9月22日から2017年5月27日まで、日本各地で行われたBリーグの第1回目のシーズンである。

概要 運営法人, リーグ ...
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概要

それまで日本の男子バスケットボールのトップカテゴリとして並立していたナショナル・バスケットボール・リーグ (NBL) と日本プロバスケットボールリーグ(TKbjリーグ)の統合により発足したB.LEAGUEのファーストシーズンである。

レギュレーション

B1・B2とも、レギュラーシーズンとポストシーズンにより優勝を争う。

レギュラーシーズンはB1・B2とも18クラブを6クラブ×3地区に分け、毎週末の同一カード・同一会場での2連戦を原則として、自地区のクラブ同士で各クラブ36試合、他地区のクラブ同士で24試合の計60試合を戦い、勝率により順位を決定する。

ポストシーズンは、B1は各地区上位2チーム+ワイルドカード2チームの計8チームによるノックアウトトーナメント「Bリーグチャンピオンシップ」を実施。B2リーグは各地区上位1チーム+ワイルドカード1チームの計4チームによるノックアウトトーナメント「B2プレーオフ」を実施。両ディビジョン間の入れ替えは最大3チーム(自動昇降格2チーム+入れ替え戦)で行われる。

なお1月に国立代々木競技場他首都圏4会場で行われた第92回天皇杯全日本総合選手権大会への出場枠については、B1リーグのうち今シーズン第10節終了時においての各ディビジョン上位4クラブ、合計12クラブ[1]がBリーグ代表として出場する権利が与えられ、それ以外のBリーグ(B3含む)については出場権が付与されなかった。(出場12クラブについては当該項目参照)

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参加チーム

要約
視点

2016-17シーズン参加チーム

B1

さらに見る 地区, チーム名 ...

B2

さらに見る 地区, チーム名 ...

開幕戦

要約
視点

新たなリーグの開幕に当たって、(公社)ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ (JPBL) は、「革新的」「サプライズ」「エキサイティング」をテーマに、開幕戦を特別なものとすることを決定。他の開幕カードに先駆けて2016年9月22日23日前年のNBLレギュラーシーズン1位のアルバルク東京(元・トヨタ自動車アルバルク)と、前年のTKbjリーグ覇者で最多4度の優勝を誇る琉球ゴールデンキングスとの対戦を、国立代々木競技場第一体育館で行うこととなった[31]

チケットはすべてインターネット扱いで発売され、入場者名がエンボス加工されたブラックカード風の特別仕様となった[32][33]。また、コートは公式戦では世界初となる、50cm四方のLEDディスプレイパネル1680枚を一面に敷き詰め、その上を厚さ1csのポリカーボネート板2枚で覆った「LEDコート」とし、試合中は通常木目調の映像が表示される一方、プレーに応じて文字やCGがディスプレイされるという演出を行った[34]

試合前後・ハーフタイムのエンターテインメントについては、JPBLがソニー・ミュージックエンタテインメント (SME) と「B.LEAGUE エンタテインメントパートナー」契約を締結。開幕戦はPKCZ®がプロデューサーを務め、B.LEAGUE 2016-2017公式アンセム『BREAK THE BORDER』と、ShuuKaRenの歌う開幕戦テーマソング『Take-A-Shot! feat. PKCZ®』を提供。また、ShuuKaRen、PKCZ®、SAMURIZE from EXILE TRIBEがオープニングアクトを務め、ハーフタイムショーも担当した[35]

9132人の大観衆が詰めかけた開幕戦は第1クオーターに新加入SGディアンテ・ギャレットらの活躍でA東京が先行、前半を43-36のA東京7点リードで折り返す[36]。第3クオーターでもリードを広げて64-51の13点差として迎えた[37]が、第4クオーターに入って速攻を次々に決めた琉球が猛追。残り4分の時点で74-69の5点差にまで迫る。しかし残り3分34秒、A東京SG田中大貴が3ポイントシュートを決めて突き放す。残り1分33秒に琉球SF喜多川修平の3ポイントシュートで再度3点差に追いすがるも、残り29秒に放った喜多川の3ポイントシュートがミスとなり、万事休す。A東京が琉球を80-75で下して開幕戦の勝利を飾った。この開幕試合はFNS系列(地上波)とNHK (BS1) が生中継を行った[31]

B.LEAGUE 2016-17レギュラーシーズン 開幕戦 2016年9月22日 18:55  
     アルバルク東京       80    75     琉球ゴールデンキングス    レフェリー: 宇田川貴生/片寄達/平原勇次
試合概要
第1QにA東京が先行、前半を43-36の7点リードで折り返す。第3Qでもリードを広げて64-51の13点差として第4Qを迎えたが、琉球が速攻を次々に決め猛追。残り1分33秒に琉球SF喜多川修平の3ポイントで3点差に追いすがるも、残り29秒に放った喜多川の3ポイントがミスとなり、A東京が琉球を80-75で下して開幕戦勝利。
チームリーダー  チームスタッツ   クォーター・スコア   チームスタッツ  チームリーダー
得点14:トロイ・ギレンウォーター
アシスト6:田中大貴
リバウンド13:竹内譲次
スティール3:田中大貴
FG%  : 44%
3P%  : 36%
リバウンド  : 44
アシスト  : 17
スティール  : 10
TO  : 15
PF  : 16
1勝0敗
26-19
17-17
21-15
16-24
40.8% : FG%
41.2% : 3P%
45 : リバウンド
10 : アシスト
9 : スティール
20 : TO
16 : PF
0勝1敗
得点16:喜多川修平
アシスト4:ラモント・ハミルトン英語版
リバウンド10:モー・チャーロー英語版
スティール2アンソニー・マクヘンリー
        :ラモント・ハミルトン
国立代々木競技場第一体育館 / 入場者数: 9,132人 / TV:FNS系列(地上波),NHK (BS1) 詳細  
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オールスターゲーム

要約
視点

概要

B.LEAGUE 2016-17のオールスターは2017年1月15日に国立代々木競技場第一体育館で開催された。今大会はドラフト会議でメンバーが振り分けられ、ファン投票などでも選手を選出された[38]。また、B.BLACKのマネージャーにはマギー、B.WHITEは安田美沙子が出演した。

ユニフォーム

★ B.BLACK
★ B.WHITE
B.BLACKのジャージ
チームカラー
B.BLACK
B.WHITEのジャージ
チームカラー
B.WHITE

メンバー

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結果

B.LEAGUE ALL STAR GAME 2017 2017年1月15日(日) 18:05  
Thumb
MVPの富樫
 ★B.BLACK   117    95   ★B.WHITE  レフェリー: 相原 伸康/緒方 崇/増渕 泰久
試合概要
16得点、6アシスト、5リバウンドを記録した千葉富樫勇樹が初代オールスターMVPを獲得した。
チームリーダー  チームスタッツ   クォーター・スコア   チームスタッツ  チームリーダー
得点18:ジャスティン・バーレル
アシスト6:富樫勇樹,田臥勇太
リバウンド12:ジャスティン・バーレル
スティール3ニック・ファジーカス
FG%  : 55.8%
3P%  : 30.6%
リバウンド  : 57
アシスト  : 31
TO  : 18
PF  : 6
1勝0敗
28-16
30- 33
30-23
29-23
41.4% : FG%
20.0% : 3P%
44 : リバウンド
16 : アシスト
14 : TO
4 : PF
0勝1敗
得点27:ディアンテ・ギャレット
アシスト4:五十嵐圭,ディアンテ・ギャレット
リバウンド10:ディアンテ・ギャレット
スティール2張本天傑
国立代々木競技場第一体育館 / 入場者数: 9,567人 / TV:NHKBS1)17:55~20:49、スカパー! スポナビライブ 詳細  
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B1 結果

要約
視点

レギュラーシーズン

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Bリーグチャンピオンシップ

       B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2016-17
  QUARTERFINALS SEMIFINALS FINAL
     2017/05/13(土),05/14(日)              2017/05/19(金)~05/22(月)              2017/05/27(土)      
  1     川崎ブレイブサンダース    89 98 -  
8      サンロッカーズ渋谷     75 82 -  
  A     川崎ブレイブサンダース    84 77 26  
 QF  1 トッケイセキュリティ平塚総合体育館
  B       アルバルク東京      76 78 18  
4       アルバルク東京      90 83 -
  5      三遠ネオフェニックス     75 74 -      SF  A 川崎市とどろきアリーナ
   QF  4 国立代々木競技場第一体育館         川崎ブレイブサンダース    79  準優勝  -
        栃木ブレックス      85  チャンピオン  -
  3       シーホース三河      76 81 -      FINAL  国立代々木競技場第一体育館
6     琉球ゴールデンキングス    72 75 -  
C       栃木ブレックス      83 63 14
 QF  3 ウィングアリーナ刈谷
  D       シーホース三河      68 65 12  
2       栃木ブレックス      80 77 -
  7        千葉ジェッツ       73 70 -      SF  C ブレックスアリーナ宇都宮
   QF  2 ブレックスアリーナ宇都宮

FINAL

B.LEAGUE CHAMPIONSHIP FINAL GAME 2017 2017年5月27日(土) 15:10   
   川崎ブレイブサンダース     79    85       栃木ブレックス      レフェリー: 宇田川貴生/片寄達/加藤誉樹
チームリーダー  チームスタッツ   クォーター・スコア   チームスタッツ  チームリーダー
得点23:ニック・ファジーカス
アシスト4:辻直人
リバウンド11:ニック・ファジーカス
スティール2ジュフ磨々道
FG%  : .309
3P%  : .133
リバウンド  : 32
アシスト  : 10
TO  : 6
PF  : 17
 準優勝 
21-21
16-22
26-16
16-26
.346 : FG%
.238 : 3P%
44 : リバウンド
19 : アシスト
9 : TO
20 : PF
初代 CHAMPION 
得点25:ジェフ・ギブス
アシスト8:ライアン・ロシター
リバウンド16:ライアン・ロシター
スティール2ジェフ・ギブス
国立代々木競技場第一体育館 / 入場者数: 10.144人 / TV:BS:NHKBS1)、地上波:フジテレビ、CS:スカパー! スポナビライブ BOX SCORE  

詳細成績

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B1個人スタッツリーダー

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年間表彰

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B2 結果

要約
視点
さらに見る 地区順位, 全体順位 ...

詳細成績

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B2個人スタッツリーダー

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観客動員

B1 2016 - 2017

さらに見る チーム, 平均 ...

B1平均/通算 2754/1482462

B2 2016 - 2017

さらに見る チーム, 平均 ...

B2平均/通算 1199/647505

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2017-18シーズンライセンス審査結果

※印は第2回判定において交付されたクラブ[54]

 B1ライセンス 

  • B1 : ※北海道、仙台、秋田、栃木、千葉、※A東京、※SR渋谷、川崎、横浜、新潟、富山、※三遠、三河、名古屋D、滋賀、京都、大阪、琉球
  • B2 : 山形、※福島、茨城、※群馬、西宮、島根、広島、熊本

 B2ライセンス 

  • B2 : 青森、岩手、※東京Z、信州、※FE名古屋、※奈良、愛媛、※香川
  • 準加盟 : 埼玉、※金沢、フクオカ

ライセンス不交付

  • B2 : 東京EX、鹿児島
    上記2クラブは2016-17シーズンの成績にかかわらず、2017-18シーズンはB3以下への降格が決定。このうち東京EXはBリーグ準加盟としての参加が認められたが、鹿児島については財政問題が解決していないため、準加盟としてのB3参加は未定となっている[55]。この結果により、2017-18シーズンもB2は18チームで行う方針であることから、B2・B3入れ替え戦の開催は中止となり、B3の準加盟、なおかつB2ライセンスを保有する3クラブのうち、2016-17シーズンのB3成績上位2クラブを2017-18シーズンのB2参加に推薦(昇格権利)させることになった。最終的に、B2ライセンスを取得しB3リーグで優勝したライジングゼファーフクオカと同準優勝の金沢武士団が昇格した[56]

テーマソング

関連項目

脚注

外部リンク

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