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トミーテック

日本の玩具メーカー ウィキペディアから

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株式会社トミーテック: TOMYTEC CO.,LTD.)は、玩具模型フィギュア天体望遠鏡等の製造・販売を行っている日本の企業。玩具メーカー・タカラトミーの完全子会社

概要 種類, 本社所在地 ...
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事業内容

鉄道模型TOMIX、天体望遠鏡BORG、各種玩具、模型、フィギュア等の製造販売を行っている。

他に玩具、文具等のOEM生産やローランドディージー3DスキャナーPICZA・3DプロッタMODELAの販売等を行っている。

なお当社は旧トミーが旧タカラと合併する10年も前の1996年の時点で旧トミーから独立した経緯により、基本的に旧タカラの商品は引き継がない方針だったが、『チョロQzero』の発売以降、この方針は変更された[注釈 1]

沿革

  • 1996年 -トミーから分社設立。
  • 2001年9月3日 - トミーホビー事業部の業務全般、および精密鉄道模型TOMIXのブランドを継承[2]。ただし販路のみトミー本体のネットワークを利用する。
  • 2003年 - ジオラマコレクションシリーズの元祖となる、ザ・バスコレクションを発売。
  • 2004年 - トミカリミテッドヴィンテージを発売。バスコレクションのイメージキャラクター『バスガール』のフィギュアをイベント限定で発売。
  • 2005年 - (ドッツと読み、dot's、DOT'Sと表記されることもある)、鉄道むすめ、マグステージを発売。
  • 2006年
    • 3月1日 タカラとトミーの合併によりタカラトミーの子会社となる。コレクションシリーズのシリーズ統一名称を「ジオラマコレクション」とする。
    • 4月 岩手県交通から最後まで残ったBU04を引き取り、動態保存車とする。
  • 2008年 - バスむすめ、サボコレクションを発売。
  • 2009年
    • 3月 TOMIXブランドで販売されていた人形や自動車などNゲージスケールのアクセサリーをジオコレに統合。
    • 7月 京都バスから日産ディーゼルUA32を引き取り、動態保存車とする。
  • 2010年 - 技MIXを継承。
  • 2011年 - 旧タカラの伝統を受け継ぐ初めての商品となる『チョロQzero』を発売。
  • 2013年4月21日 - 大宮駅近郊に直営店トミックスワールドテックステーション大宮」をオープン。(2019年1月31日営業終了)
  • 2016年 - 32年ぶりのHOナロー(1/80・9mm)規格製品となる『鉄道コレクション ナローゲージ80』を発売。
  • 2019年7月27日 - 神田駅近郊に「トミックスショールーム東京」をオープン。
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製品一覧

要約
視点

鉄道模型

ジオコレ

ジオコレ/ジオラマコレクションシリーズは、鉄道模型のレイアウトにも利用できる縮尺1/150・1/80のディスプレイモデル。製品はブラインドパッケージのものとオープンパッケージのものがあり、縮尺1/80モデルは全てオープンパッケージである。

部品模型

部品模型シリーズは、サボ(行先標)や方向幕などの鉄道関連部品を模型化したものである。

  • サボコレクション - 鉄道車両に使われたサボ(行先標)の縮尺1/10モデル。

スケールミニカー

トミカシリーズはタカラトミー(旧トミー)のシリーズと異なり、大型スケールの細密モデルである。また、旧トミー時代の標準サイズミニカーだった『トミカダンディ』とも異なり、ディスプレイ専用モデルとなる。

  • トミカリミテッドヴィンテージ - トミーの同名シリーズを元にした縮尺1/64(一部1/43)の自動車の細密モデル。トミカ発売開始以前の車両をモデル化した製品は「トミカリミテッドヴィンテージ」として、トミカ発売開始以後の車両をモデル化した製品は「トミカリミテッドヴィンテージNEO」としてそれぞれ製品化している。
  • トミカエブロ - 縮尺1/43(一部縮尺1/24)の乗用車の細密モデル。
  • チョロQzero - 構造は従来のチョロQと同じだが、車種はチョロQ発売当時の1980年代の実車が選択され、よりリアルで実車に忠実な仕上がりとなっている。
  • モデラーズスピリット - 縮尺1/35のセドリックバンの細密モデル。自衛隊の業務車1号やパトカー仕様などがラインナップされる。

キャラクターモデル

  • 鉄道むすめ ~鉄道制服コレクション~ - 鉄道現業の制服を着たオリジナルキャラクターのトレーディングフィギュア。これを元にしたメディアミックス展開も行い、一部親会社のタカラトミーから発売された関連商品もある。
  • バスむすめ - 上記鉄道むすめの姉妹品。バスガイドをモデルにしたトレーディングフィギュア。

分冊百科

トミーテックが製造を担当し、講談社から発売された「Nゲージ ジオラマ製作マガジン」。車両や情景部品などの多くは通常製品の色違いであったが、一部は新規作製された。第3弾の小型ターンテーブルは、特許を取得した製品[3]で、のちに限定発売された[4]

その他

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保存車両

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いすゞ・BU04
日産ディーゼル・UA32L改

過去の保存車両

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静態保存されている鹿島参宮鉄道5号(旧東武鉄道A3形58)
(2010年2月6日 / おもちゃのまち駅
  • 鹿島参宮鉄道5号蒸気機関車 - 1921年日本車輌製造製。宇都宮石材軌道(後の東武大谷線)が軽便線の貨物輸送用に作らせたもので、東武鉄道に編入されてA3形58号機となった後、鹿島参宮鉄道に転じて5号となった。戦後は竜崎鉄道から引き継いだ竜ヶ崎線(現・関東鉄道竜ヶ崎線)に移り貨物輸送に従事。1970年に廃車後、オリエンタルランド所有の土地に1400形と共に保管されていたが1979年に旧トミー工業が引き取り、メーカーの日本車両による修復作業を経て静態保存した。1982年に東武宇都宮線おもちゃのまち駅前に移された。
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業務提携

  • Atlas英語版 - TOMIXの『マルチレールクリーニングカー』を米国で販売していた[6]
  • Dapol - TOMIXの『マルチレールクリーニングカー』を英国で販売しているほか、同製品の技術を利用したOOゲージ版の『Motorised Track Cleaner』を製造・販売している[7]。上記製品はトミーテックでも輸入販売している[8]
  • Faller - TOMIXやジオコレ、欧州向けの鉄コレ・バスコレを欧州で販売している[9]。一部製品はトミーテックでも輸入販売している[10][11][12]
  • Walthers英語版 - TOMIXやジオコレ、米国向けのバスコレを米国で販売している[13]。同製品はトミーテックでも輸入販売している[12]

関連項目

  • 科捜研の女 - 2019年11月21日に放送されたSeries 19の第21話「ドクターKの失敗/ぬいぐるみは見た!? 鉄道模型を魔改造する殺人犯の謎」[14]ではトミーテックの撮影協力[15]により、猫屋線の車両が事件を解くカギとして使用された[注釈 2]

脚注

外部リンク

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