トップQs
タイムライン
チャット
視点
科捜研の女
日本のテレビドラマ番組シリーズ ウィキペディアから
Remove ads
『科捜研の女』(かそうけんのおんな)は、1999年よりテレビ朝日系列で断続的に放送されている、東映制作のサスペンスドラマのシリーズ。
Remove ads
概要
要約
視点
京都府警科学捜査研究所を舞台に、DNA鑑定・画像解析等を駆使し、凶悪化・ハイテク化する犯罪を解明する法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)の活躍を描くミステリードラマ。当初は木曜20時台の連続ドラマ枠(「木曜ミステリー」)にて放送を開始し、以降20年余りにわたって同枠の定番シリーズの一つとして、断続的に放送を継続。同枠の廃止後は、ドラマ枠が新設された火曜21時台での放送(season22)を経て、2023年放送のseason23以降は同じ東映制作枠である水曜21時台での放送が定着しつつある。
番組タイトルは、2004年から2008年までに放送されたシーズン(season5 - season8)のみ『新・科捜研の女』とされていた時期もある他、2022年放送のseason22では、タイトルに西暦を加えた『科捜研の女 2022』が使用されている。
前述の通り、本シリーズは「木曜ミステリー」の一作品として立ち上げられた都合上、同枠の他作品(シリーズ)と同様に京都府内(およびその周辺)が物語の主な舞台として設定されている。同枠が廃止され、放送時間帯が変更されてからもこの点については不変である一方、水曜21時台にて放送されるようになったseason23以降はスポンサーとの兼ね合いから、劇用車両のほとんどが日産自動車製のものに変更されている。
作風と登場人物
各シーズンとも、基本的には1話完結のエピソード[注 1]群で構成されているが、事件の複雑化などにより、1話で完結できないストーリーの場合は前後篇として2週連続でエピソードが展開される場合もあり、その場合は後編の放送の冒頭にて「前回のあらすじ」のテロップとともに、主人公のマリコが前編でのあらすじをナレーションで紹介することもある[注 2]。特に塚田英明がチーフプロデューサーとなったseason12以降は、こうした前後編仕立てのエピソードが増加傾向にある。
本シリーズは登場人物の入れ替わりも頻繁に発生し、初期のシーズンから長期間継続して出演するキャストについても、シーズンによって演出・設定などにも変化が見られる。その代表格とも言えるのが内藤剛志であり、season2からseason4ではプロファイラーの武藤要を演じ、season5からは刑事の土門薫へと役柄を変えつつ、2024年現在に至るまで出演を継続している。この他にも、斉藤暁(season1では物理研究員の榎戸輝男、season5より文書研究員の日野和正としてレギュラー出演)や風間トオル(season7第9話で弁護士の香月誠一役でゲスト出演、スペシャル3より科学研究員の宇佐見裕也としてレギュラー入り)などのように、「(視聴者側から見て)よく似ているが全くの別人役」で出演しているキャストも少なくない。
主人公であるマリコについても、season4まではコミカルな要素が随所に盛り込まれていたが、番組自体がシリアスな作風へとシフトしだしたseason5以降は、それに合わせて冷静沈着で真面目な人物造形とされた。season18からは再びコミカルな要素が盛り込まれるようになったものの、マリコが大人の女性として成長したこともあり、初期のシーズンよりも落ち着いた部分が強調されている。この他、season5まではマリコと同僚が対立する場面も多く描かれていたが、season6以降はそうした対立もほとんど見られなくなり、皆で協力し事件を解決するのが基本路線とされている。
反響と記録
年を追うごとに平均視聴率を上げ、単発の2時間スペシャルでは15%以上の視聴率を記録[3]、season17の200回スペシャルまでの全平均視聴率が12.3%を達成している[3]など安定した人気を保ち、再放送も全シーズンを対象に、不定期ながらテレビ朝日や各地方局で行われている。
前述の通り1999年のシリーズ開始以来、2024年現在まで一部の例外(2003年および2007年)を除いて、ほぼ途切れることなく続編の制作が継続しており、2015年10月のseason15開始時点において、日本の連続テレビドラマ史上で最も長期間継続して続編が制作されているドラマとなっている[4]。また同時に、同一人物による主演・同曜日かつ同時間帯での放送という面においても、最長の記録を持っていた。
2015年10月には京都府警察本部より「京都府警察の科学捜査力の高度化に貢献し、府民の警察に対する信頼を確保することに貢献した」などとして本番組に対し感謝状が贈られた[5]。
Remove ads
あらすじ
主人公・榊マリコは京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)に所属する法医研究員である。「科学は嘘をつかない」を信条とし、真実を追い求める彼女は、一癖も二癖もある研究員たちと共に、法医、化学、物理、文書鑑定などの専門知識や最新技術を武器として、数々の事件の真相解明に挑んでいく……。
キャスト
→詳細はそれぞれの役名を、他の登場人物は「科捜研の女の登場人物」を参照
テーマカラー
主なキャストにはテーマカラーが設定されている。榊マリコは情熱の赤。又はピンク。衣装や所持品は赤系でコーディネートされている。土門薫は白シャツにエンジのネクタイ。日野和正は茶色。宇佐見裕也はクールな寒色系(青)。涌田亜美は陽気な黄色。橋口呂太は自然児らしい緑である[6][7]。
京都府警科学捜査研究所
- 榊マリコ(さかき まりこ)
- 演 - 沢口靖子(主人公)
- 京都府警科学捜査研究所の法医研究員。
- 日野和正(ひの かずまさ)
- 演 - 斉藤暁( season5 - )
- 科学捜査研究所所長。専門は文書鑑定。
- 君嶋直樹(きみじま なおき)
- 演 - 小池徹平[8]( season22 - )
- 科学捜査研究所研究員。専門は物理。
- 加瀬淳平(かせ じゅんぺい)
- 演 - 加藤諒[9]( season24 - )
- 京都市役所から科捜研に派遣されてきた会計係。
- 涌田亜美(わくた あみ)
- 演 - 山本ひかる( season13 第3話 - )
- 科学捜査研究所研究員。専門は映像データ。
- 宇佐見裕也(うさみ ゆうや)
- 演 - 風間トオル(スペシャル3 - )
- 科学捜査研究所研究員。専門は化学。お茶が好きで、お茶を淹れるシーンが劇中にしばしば登場する。
京都府警察本部
- 土門薫(どもん かおる)
- 演 - 内藤剛志( season5 - )
- 京都府警捜査一課の刑事・警部補。
- 蒲原勇樹(かんばら ゆうき)
- 演 - 石井一彰[10]( season15 - )
- 京都府警捜査一課の刑事・巡査部長。土門薫の部下。
- 所轄署時代は落合佐妃子の元部下であった。
- 藤倉甚一(ふじくら じんいち)
- 演 - 金田明夫( season13 - )
- 京都府警刑事部長・警視正。元鑑識課長。
- 佐伯志信(さえき しのぶ)
- 演 - 西田健( season12 第1話・最終話 / season13 第1話・第2話・第7話・最終話 / スペシャル4 / season14 [注 3] - )
- 京都府警察本部長・警視監。京都府警察のトップ。
洛北医科大学
用語
※ストーリー内にたびたび登場する施設・会社・組織・部署などを記す。
- 京都府警科学捜査研究所
- 京都府警刑事部に所属する研究機関。専門知識を持つ技術職員が在籍し、科学捜査の鑑定を行う。京都府警本部の外観ロケ地には、積水化学工業株式会社京都研究所の建物が使われている他、所内のセットは東映京都撮影所内に建てられており、数シーズンごとに度々リニューアルがなされている。
- 洛北医科大学
- 風丘の所属する、京都市内にあると思われる架空の医科大学。外観ロケ地には京都造形芸術大学のキャンパスが使用されている。
- 二条院大学
- 京都市内にあると思われる架空の私立大学。総合大学と思われる。また、市内に附属植物園があり、一般の人も入園できる模様。2016年1月放送の正月スペシャルでのロケ地は京都産業大学。
- 昔から生活困窮者向けに炊き出しをしているボランティアサークルがある( season19 第1話)。
- エルドビア共和国 (Eldovia)
- 南米に位置する架空の国家で、国土は
コロンビアの西隣の架空の三角形状の半島[注 4]に位置すること、首都はマウベ(Maube)であることが作中にて言及されている。[注 5]
- 本シリーズだけでなく、制作会社や一部スタッフが共通する刑事ドラマシリーズ『相棒』にも度々登場することがある。
- ルベルタ共和国
- エルドビア共和国の西側の太平洋上に位置する島国の架空国家で、首都はペルグランディア。
- デルデ共和国
- エルドビア共和国の南隣に位置する架空の国家。領土は
エクアドルの国土と同じとされている。
- アルキベルズ
- エルドビア共和国の北隣に位置する架空の国家。領土はコロンビア北部から
パナマの
ダリエン県、
エンベラ自治県にかけて。
- コスロア共和国
- アルキベルズの西側に位置し、パナマ湾を領土とする架空の国家。
- ボイルネラ
- コスロア共和国の西側に位置し、アスエロ半島を領土とする架空の国家。
Remove ads
スタッフ
※2024年9月現在
- 原案 - 須藤武雄+科学捜査研究会「科学捜査(秘)犯罪ファイル」ほか ※現在はノンクレジット
- 脚本 - 櫻井武晴(79回)、戸田山雅司(71回)、真部千晶(30回)、岩下悠子(20回)、李正姫(16回)、松本美弥子(17回)、瀧川晃代(5回)
- 音楽 - 川井憲次(season3 - )
- 音楽(過去) - e-KLAY(遠藤浩二・黒木千波留・土屋玲子、season2) ※ season1 は不在
- 監督 - 森本浩史(57本)、兼崎涼介(36本)、田﨑竜太(34本)、濱龍也(23本)、西片友樹(17本)、宗野賢一(11本)、柏木宏紀(10本)
- プロデューサー → チーフプロデューサー → ゼネラルプロデューサー - 井圡隆(テレビ朝日 / season1 - season15)
- ゼネラルプロデューサー - 関拓也[注 6](season15 - )
- プロデューサー
- プロデューサー(過去)
- 制作 - テレビ朝日、東映
Remove ads
主題歌
Remove ads
放送日程
要約
視点
- 基本的には1クール作品として制作されることが多いものの、シーズンによっては2クールもしくはそれ以上の放送期間となる場合もある。
- 話数カウントの表記は、一部の例外を除いて基本的には「File.」が採用されており、最終回は「Last File」と表記されるが、シーズンによってはさらに細かな部分での差異が見られる場合もある(詳細は各シーズンの節を参照)。
season1 / season2/ season3 / season4 / season5 / season6 / season7 / スペシャル(2008年) / season8 / season9 / スペシャル(2010年) / season10 / スペシャル(2011年) / season11 / season12 / season13 / スペシャル(2013年) / season14 / スペシャル(2014年 - 2015年) / season15 / スペシャル(2016年) / season16 / スペシャル(2017年) / season17 / スペシャル(2018年) / season18 / スペシャル(2019年) / season19 / season20 / season21 / season22 / season23 / season24
科捜研の女 season1(1999年)
→ゲストは「科捜研の女 season1(1999年)」を参照
- 放送期間:1999年10月21日 - 12月16日
- 放送回数:全9回
- キャッチコピーは「科学は私を裏切らない」。
- 関東地方のみ、19:59 - 20:54にて放送。
科捜研の女 season2(2000年)
→ゲストは「科捜研の女 season2(2000年)」を参照
- 放送期間:2000年10月19日 - 12月14日
- 放送回数:全9回
- 同シーズンでは、話数のカウント表記が大文字統一の「FILE.」とされている。
- 2025年現在の時点で唯一、科捜研内にマリコの上司にあたるメインキャラクターが存在しないシーズンである。また、科捜研内に解剖医とプロファイラーを担当するメインキャラクターがそれぞれ存在するのもこのシーズンのみである。
- 2025年現在の時点で唯一、主題歌がオープニングとして流れ、長尺のオープニング映像が存在するシーズンである。
科捜研の女 season3(2001年)
→ゲストは「科捜研の女 season3(2001年)」を参照
- 放送期間:2001年11月1日 - 12月20日
- 放送回数:全8回
- 最終話のみ、2時間枠(20:00 - 21:48)でのスペシャル版として放送。
- キャッチコピーは「それは死者からのメッセージ」。
- 同シーズンのみ、話数のカウント表記が小文字統一の「file.」である他、数字表記もローマ数字とされている(例:「file.I」(第1話))。
科捜研の女 season4(2002年)
→ゲストは「科捜研の女 season4(2002年)」を参照
- 放送期間:2002年7月25日 - 9月19日
- 放送回数:全8回
- 最終話のみ、2時間枠(20:00 - 21:48)でのスペシャル版として放送。
- キャッチコピーは「これ以上あなたを悲しませない」。
- season2と同様に、話数のカウント表記は大文字統一の「FILE.」とされている。
- マリコ以外の多くのキャラクターが、前のシーズンから変わらず科捜研メンバーとして続投した初めてのシーズンである。
新・科捜研の女1 season5(2004年)
→ゲストは「新・科捜研の女1 season5(2004年)」を参照
- 放送期間:2004年4月15日 - 6月10日
- 放送回数:全9回
- 第1話のみ、2時間枠(20:00 - 21:48)でのスペシャル版として放送。当日は放送時間中の21:11 - 21:14までの3分間にわたって、イラク日本人人質事件人質解放の臨時ニュース放送のため番組が一時中断されており、その際放送時間の繰り下げがなされなかったことから、後日各局で改めて全編を再放送した。
- 第4話・第5話は2話完結(前後編)のエピソードとして制作。
- 話数のカウント表記は、season3と同様に小文字統一の「file.」であるが、数字表記はアラビア数字とされている。この表記は以降2006年放送の『新・科捜研の女3』(season7)まで踏襲された。
新・科捜研の女2 season6(2005年)
→ゲストは「新・科捜研の女2 season6(2005年)」を参照
- 放送期間:2005年7月14日 - 9月15日
- 放送回数:全10回
- 第1話のみ、2時間枠(20:00 - 21:48)でのスペシャル版として放送。
- キャッチコピーは「真実へのカケラ…。」。
- 同シーズンよりハイビジョン制作へと移行。
新・科捜研の女3 season7(2006年)
→ゲストは「新・科捜研の女3 season7(2006年)」を参照
- 放送期間:2006年7月6日 - 9月7日
- 放送回数:全9回
- 第1話のみ、2時間枠(20:00 - 21:54)でのスペシャル版として放送。
- キャッチコピーは「完全な犯罪などありえない。」。
新・科捜研の女 スペシャル(2008年)
→ゲストは「新・科捜研の女 スペシャル(2008年)」を参照
- 木曜夜の2時間枠(20:00 - 21:54)にて放送。
新・科捜研の女4 season8(2008年)
→ゲストは「新・科捜研の女4 season8(2008年)」を参照
- 放送期間:2008年4月17日 - 6月19日
- 放送回数:全9回
- 同シーズンの第8話にて、2025年現在の歴代最高視聴率タイとなる17.1%を記録。
- 話数カウントの表記は、season1以来となる「File.」を再び採用。
科捜研の女 season9(2009年)
→ゲストは「科捜研の女 season9(2009年)」を参照
- 放送期間:2009年7月2日 - 9月10日
- 放送回数:全10回
- 第1話のみ、2時間枠(20:00 - 21:48)でのスペシャル版として放送。
- キャッチコピーは「真実を、闇へ降らせはしない。」。
- 同シーズンでは、話数カウントの表記に「CASE」を採用。数字表記もseason3以来のローマ数字とされており(例:「CASE I」(第1話))、翌年放送のseason10でもこのスタイルが踏襲された。
科捜研の女 スペシャル(2010年)
→ゲストは「科捜研の女 スペシャル(2010年)」を参照
- 木曜夜の2時間枠(20:00 - 21:48)にて放送。
科捜研の女 season10(2010年)
→ゲストは「科捜研の女 season10(2010年)」を参照
- 放送期間:2010年7月8日 - 9月16日
- 放送回数:全10回
- 第1話、第10話(最終回)は2時間枠(20:00 - 21:48)でのスペシャル版として放送。
- 7月15日は『第139回全英オープンゴルフ第1日』中継のため休止。
科捜研の女 スペシャル(2011年)
→ゲストは「科捜研の女 スペシャル(2011年)」を参照
- 木曜夜の2時間枠(20:00 - 21:48)にて放送。
- 本放送は東日本大震災の直後だったため、被災地のネット局・福島放送(KFB)と東日本放送(KHB)では報道特別番組に切り替えられた。その後、KFBでは2011年10月15日の「KFBスーパーサタデー」枠(12:00 - 13:55)、KHBでは同年11月17日の「午後のワイド劇場」枠(13:00 - 15:50)にて、それぞれ初放送が実施された。
科捜研の女 season11(2011年 - 2012年)
→ゲストは「科捜研の女 season11(2011年 - 2012年)」を参照
- 2011年10月20日 - 2012年3月8日、全16話。
- シリーズ開始以来初となる、2クール放送のシーズンでもある。
- 第1話のみ、2時間枠(20:00 - 21:48)でのスペシャル版として放送。
- 第15話・第16話(最終回)は2話完結(前後編)のエピソードとして制作。
- キャッチコピーは「その時、真実が浮かび上がる。」。
- 同シーズンより、エンドロールのフォントやサイズが変更された他、セットも大幅に刷新されているが、後者については同シーズンのみの使用に留まった。
- 同シーズンの第1話にて、歴代最高視聴率タイとなる17.1%を記録(S8-8と同率)。
- 同シーズンのみ、話数カウントの表記に「ep.」を採用。最終2話については通常回とは異なり「Last ep.-I」(第15話)、「Last ep.-II」(第16話)の表記が用いられた。
科捜研の女 season12(2013年)
→ゲストは「科捜研の女 season12(2013年)」を参照
- 放送期間:2013年1月10日[46] - 3月14日
- 放送回数:全9回
- 第1話のみ、2時間枠(20:00 - 21:54)でのスペシャル版として放送。
- 第4話・第5話は2話完結(前後編)のエピソードとして制作。
- 2月7日は『いきなり!黄金伝説。2時間スペシャル』放送のため休止。
- キャッチコピーは「必ずあなたに たどり着いてみせる」。
- 同シーズンより、10数秒程度のオープニングムービーを採用。楽曲は川井憲次作曲で同シーズン以降ほぼ毎シーズンリアレンジされる『科捜研のテーマ』のイントロ部分が使用されることが多い。
- 科捜研のセット(内装)が大幅に刷新され、season21まで使用された。
- 話数カウントの表記はピリオド抜きの「File」を採用、以降season14まで踏襲された。
科捜研の女 season13(2013年 - 2014年)
→ゲストは「科捜研の女 season13(2013年 - 2014年)」を参照
- 放送期間:2013年10月17日 - 2014年3月13日
- 放送回数:全16回
- 第1話・第2話、第15話・第16話(最終回)は2話完結(前後編)エピソードとして制作。
- 特番などによる休止は以下の通り。
- 2013年12月5日:『フィギュアスケートグランプリファイナル』中継のため
- 2014年1月30日:『いきなり!黄金伝説。3時間スペシャル』放送のため
- 同シリーズより、テレビ朝日では放送時間が2分拡大され、開始時間も19:58へと繰り上げられた。系列局においては、テレビ朝日と同時刻に開始する局と、従前までの開始時刻である20:00に飛び乗る局が混在しており、この放送形態は続くseason14でも踏襲された。
- キャッチコピーは「その眼は、真実を見逃さない。」。
科捜研の女 スペシャル(2013年)
→ゲストは「科捜研の女 スペシャル(2013年)」を参照
- 水曜夜の2時間枠(21:00 - 23:15)にて放送。木曜以外での放送は番組史上初となる。
科捜研の女 season14(2014年)
→ゲストは「科捜研の女 season14(2014年)」を参照
- 放送期間:2014年10月16日[51] - 12月11日
- 放送回数:全9回
- 第1話・第2話、第8話・第9話(最終回)は2話完結(前後編)のエピソードとして制作。
- キャッチコピーは「科学の先にある、真実の光と影。」。
科捜研の女 スペシャル(2014年 - 2015年)
→ゲストは「科捜研の女 スペシャル(2014年 - 2015年)」を参照
- いずれも「日曜エンタ・ドラマスペシャル科捜研の女」として放送(21:00 - 23:10)。直前の20:58 - 21:00には「今夜のドラマスペシャル」も別途放送された。
科捜研の女 season15(2015年 - 2016年)
→ゲストは「科捜研の女 season15(2015年 - 2016年)」を参照
- 放送期間:2015年10月15日 - 2016年3月10日
- 放送回数:全15回
- 第14話・第15話(最終回)は2話完結(前後編)のエピソードとして制作。
- 特番などによる放送休止は以下の通り。
- キャッチコピーは「「科学」の力で「鑑定」をつなぎ合わせるー浮かび上がる「こころ」」。
- 同シーズンより、再度全局一律で放送時間を54分へと変更。開始時間も20:00へと繰り下げられた。
- 話数カウントの表記は、season8以来となる「File.」を採用。以降season23まで踏襲された。
科捜研の女 スペシャル(2016年)
→ゲストは「科捜研の女 スペシャル(2016年)」を参照
科捜研の女 season16(2016年 - 2017年)
→ゲストは「科捜研の女 season16(2016年 - 2017年)」を参照
- 放送期間:2016年10月20日[61] - 2017年3月9日
- 放送回数:全17回
- 第1話・第2話、第7話・第8話は2話完結(前後編)エピソードとして制作。
- 第2話は当初2016年10月27日に放送予定であったが、当日開催された『SMBC日本シリーズ2016第5戦・北海道日本ハム×広島』中継(18:03 - 21:50)のため1週順延とされた。
- キャッチコピーは「科学が解き明かす真実 勇気が導き出す真相。」。
科捜研の女 スペシャル(2017年)
→ゲストは「科捜研の女 スペシャル(2017年)」を参照
- いずれも2時間枠のスペシャル版として放送。
- 2017年正月スペシャル(スペシャル第9弾)は、シリーズ初となる火曜夜での放送となった(21:00 - 23:10)。
- スペシャル第10弾は日曜夜にて放送(21:00 - 22:54)[63]。
科捜研の女 season17(2017年 - 2018年)
→ゲストは「科捜研の女 season17(2017年 - 2018年)」を参照
- 放送期間:2017年10月19日[65] - 2018年3月22日
- 放送回数:全18回
- 第9話のみ2分拡大(20:00 - 20:56)。
- 最終回のみ、2時間枠(20:00 - 21:48)でのスペシャル版として放送。
- 2017年12月7日は『フィギュアスケートグランプリファイナル2017 男子ショート』中継のため休止。
- キャッチコピーは「科学と正義は、進化する。」。
- 同シーズンの2018年3月14日放送分(第17話)にて、通算放送回数200回を達成[66]し、同話数はこれを記念したスペシャル版として制作・放送された[67]。同話数にて記録した視聴率15.1%[3]は、同シーズン中での最高視聴率であると同時に、season11以来の15%超えともなった[68]。
科捜研の女 スペシャル(2018年)
→ゲストは「科捜研の女 スペシャル(2018年)」を参照
- 『日曜プライム』枠(21:00 - 23:05)にて放送。
- 同スペシャルでは、season4を最後に長らく登場の機会のなかった武藤要が、VTRという形で登場。演者の内藤は土門も含めて一人二役での出演となった。
- 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。
科捜研の女 season18(2018年)
→ゲストは「科捜研の女 season18(2018年)」を参照
- 放送期間:2018年10月18日 - 12月13日
- 放送回数:全8回
- 2018年11月1日は『プロ野球SMBC日本シリーズ2018第5戦・ソフトバンク×広島』中継(18:34 - 21:54)のため休止。
- キャッチコピーは「私は真実が知りたい 科学の進化が試される」。
科捜研の女 スペシャル(2019年)
→ゲストは「科捜研の女 スペシャル(2019年)」を参照
- 『テレビ朝日開局60周年記念』と銘打ち、2時間枠(木曜21:00 - 23:10)にて放送された。
- 同スペシャルでは、同月より木曜ミステリー枠にて放送される刑事ドラマ『刑事ゼロ』より、主人公の時矢暦彦(沢村一樹)がゲスト出演している[72]。
- 当初の予定では、(一部地域のみ)直前の時間帯にて放送された『アナと雪の女王』とのステブレレスで、20:58 - 21:00に『このあと科捜研の女 正月スペシャル』を別途放送する予定であったが、当日18:10に発生した熊本県和水町震度6弱の地震情報を放送するため休止とされた。
- 放送終了後、重大発表として主演の沢口から「本番組の20周年記念」、そして「テレビ朝日開局60周年記念」の二つの節目を記念し、同年4月より新シリーズ(season19)の通年での放送決定が発表された。テレビ朝日のプライム帯のドラマとしては、1998年11月 - 1999年9月に放送された『暴れん坊将軍』以来、実に20年ぶりの通年放送であり[73]、同時に木曜20時台にて放送されるドラマで通年放送となるのは、同時間帯が木曜時代劇であった頃の『遠山の金さん』(1982年 - 1985年、高橋英樹主演版第1シリーズ)以来、実に34年ぶりとなる。
科捜研の女 season19(2019年 - 2020年)
→ゲストは「科捜研の女 season19(2019年 - 2020年)」を参照
- 放送期間:2019年4月18日 - 2020年3月19日
- 放送回数:全34回
- 第6話のみ放送時間を6分拡大(20:00 - 21:00)。直後の時間帯にて放送される『5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」』第2話にステブレレスで接続という形とされた。
- 第7話・第8話、第17話・第18話、第23話・第24話は、いずれも2話完結(前後編)のエピソードとして制作。
- 最終話のみ、2時間枠(20:00 - 21:48)でのスペシャル版として放送。
- 2024年現在、唯一となる通年放送のシーズンである。
- キャッチコピーは「あなたはまだ、榊マリコを知らない——。」[74][75]
- 同シーズンでは、年間を通して過去の科捜研在籍者が再登場するエピソードも度々制作された(第3話の相馬涼、第25話の吉崎泰乃、第34話(最終話)の榊伊知郎など)。
科捜研の女 season20(2020年)
→ゲストは「科捜研の女 season20(2020年)」を参照
- 放送期間:2020年10月22日 - 12月17日
- 放送回数:全9回
- 最終話のみ、2時間枠(20:00 - 21:48)でのスペシャル版として放送。
- キャッチコピーは「科学の進化は止まらない。さあ、希望の未来へ。」。
- 制作当時に世界的な流行を見せていた、新型コロナウイルス対策のため、本シリーズでも撮影時にはマリコがフェイスシールドをしたり、ソーシャルディスタンスを保ったり、手を消毒用アルコールで消毒するといったシーンが盛り込まれた[78]。
- 同シーズン終了後にはシリーズ初となる劇場版の制作も決定・発表され、翌2021年9月3日に公開された[79]。
科捜研の女 season21(2021年 - 2022年)
→ゲストは「科捜研の女 season21(2021年 - 2022年)」を参照
- 放送期間:2021年10月14日 - 2022年4月7日
- 放送回数:全18回
- 第9話・最終話は2時間枠(20:00 - 21:54)でのスペシャル版として放送。
- 第17話は通常より6分拡大(20:00 - 21:00)の上、時間帯の連続する『木曜ドラマ「となりのチカラ」』最終話にステブレレスで接続という形とされた。
- 特番などによる放送休止は以下の通り。
- 2021年10月21日:「世界体操 女子個人総合決勝」放送のため休止。
- 2021年12月9日:「世界アニマル&キッズ動画 100連発」放送のため休止。
- 2022年1月27日:「2022 FIFAワールドカップカタールアジア地区最終予選 日本×中国」放送のため休止。
- 2022年2月3日:「北京オリンピック スキーモーグル 男女予選」放送のため休止。
- 2022年2月17日:「2022年北京オリンピック スピードスケート女子1000m、フィギュアスケート女子フリー」放送のため休止。
- シリーズ開始以来の放送枠であった、「木曜ミステリー」枠にて最後に放送されたシーズンであると同時に、2024年現在最後となる2クール放送のシーズンでもある。
科捜研の女 2022 season22(2022年)
→ゲストは「科捜研の女 2022 season22(2022年)」を参照
- 放送期間:2022年10月18日 - 12月20日
- 放送回数:全9回
- 第1話のみ2時間枠(20:00 - 21:54)でのスペシャル版として放送。
- 最終話のみ6分拡大(21:00 - 22:00)。
- 2022年11月22日は「有吉クイズ 2時間SP」放送のため休止。
- 2022年秋改編にて新設された、火曜21時台の連続ドラマ枠の第1弾でもあり[82][83]、 直後の時間帯に放送される『報道ステーション』とは、ステブレレス接続とされた(レギュラー放送では初)。
- 同シーズンより、科学捜査研究所のセットの内装が刷新された他、収録時には劇場版と同等のクオリティを持つVFX技術を駆使した、24fpsによるフィルムライク処理(DOFアダプタも参照)が導入されるようになった。
科捜研の女 season23(2023年)
→ゲストは「科捜研の女 season23(2023年)」を参照
- 放送期間:2023年8月16日 - 10月4日
- 放送回数:全8回
- 第1話のみ、2時間枠(20:00 - 21:54)でのスペシャル版として放送。
- キャッチコピーは「科学と感動が交差する、至高の事件解決ストーリー」。
- 新たな放送時間帯である水曜21時台[2][85]の編成見直しに伴い、同シーズンでは放送期間が8月中旬から10月初頭までの約2ヶ月間とされた。
- 放送開始に先駆け、前番組である『刑事7人 SEASON9』とのコラボも行われ、第1話放送前週の8月9日に放送された同作品の最終話に、本シリーズよりマリコがゲストとして登場した[86]。
- 同シーズンより、タイトルロゴに「SCIENCE RESEARCH INSTITUTE」のフレーズが併記されるようになった。
- 配信でのサムネイルでは、放送回のカウントが「EPISODE.○(数字)」と表記されている。
科捜研の女 season24(2024年)
→ゲストは「科捜研の女 season24(2024年)」を参照
- 放送期間:2024年7月3日 - 9月11日
- 放送回数:全10回
- 第1話のみ、2時間枠(20:00 - 21:54)でのスペシャル版として放送。
- 2024年8月7日はパリ五輪中で、『朝メシまで。 スペシャル』放送のため休止。
- キャッチコピーは「科学が日本を明るくする」。
- 公式サイトの表紙では「SEASON24」、タブでは「season24」の表記がそれぞれ用いられている。
- 前シーズンまで使用されてきた「File.」に代わり、同シーズンでは新たに「EPISODE.」が放送回のカウント表記に用いられるようになった。
Remove ads
関連商品
要約
視点
DVD・Blu-ray
- 「新・科捜研の女’06」
- 2024年現在唯一となる、テレビシリーズ(season7)からの映像ソフト化であり、2007年4月 - 8月にかけて全5巻がリリースされた。映像特典として各巻にキャストインタビュー、キャストデータファイル、科捜研用語集が収録されている。
- 「科捜研の女 -劇場版-」
- 2022年2月9日にDVDとBlu-ray(ともに1BOX仕様)で発売。DVD映像特典は特報・予告。Blu-ray限定音声特典は兼﨑涼介(監督)×櫻井武晴(脚本家) MC:武内絵美(テレビ朝日アナウンサー)によるオーディオコメンタリー、Blu-ray映像特典は特報・予告・TVスポット・PR集・カウントダウンリレー・完成報告イベント・舞台挨拶集・メイキング・スペシャルオンライン特番が収録されている[103]。
CD
科捜研の女 オリジナル・サウンドトラック
収録されている全41曲とも、作曲・編曲は川井憲次が担当[104]。川井が本シリーズに携わるようになった season3 から season10までのサウンドトラックCDとしてリリースされている。
ブックレットにおける川井のコメントによれば、同CDでは今までに作ったすべての曲を収録したかったものの、収録時間の都合でそれがかなわないため(10年間で作った曲は合計160曲以上で、CD3枚でも収まらないという)、使用頻度の高い曲を優先した上で残りを川井の趣味で選曲したという。
収録内容
科捜研の女 オリジナル・サウンドトラック Part.2
サウンドトラック集の第2弾で、収録曲数は全39曲[106]。規格品番はCOCP-39546[107]。2011年 - 2012年制作の season11 から、2015年 - 2016年制作の season15 までに製作された楽曲を中心とした収録内容となっている[注 9]。
収録内容
科捜研の女 オリジナル・サウンドトラック Part.3
サウンドトラック集の第3弾で、収録曲数は全32曲[108]。規格品番はCOCP-40993[109]。2016年 - 2017年制作の season16 から、2019年 - 2020年制作の season19 までに製作された楽曲を中心とした収録内容となっている[注 9]。
収録内容
科捜研の女 -劇場版- オリジナルサウンドトラック
2021年公開の「科捜研の女 -劇場版-」のサウンドトラック盤で、メインテーマのアレンジ版をはじめ、それぞれのシーンに合わせた全29曲が、映画のストーリーどおりに収録された[110]。規格品番はCOCP-41547[111]。
収録曲のうち、Track10「催眠術!?」の原曲は2001年に製作され、ドラムパートはテレビシリーズでも頻繁に使われているが、同CDではあえて手を加えずにそのままドラムソロ曲として収録されている(科捜研の女-劇場版-サウンドトラック・ブックレットより引用)。
収録内容
書籍
雑誌
- 「科捜研の女」コンプリートBOOK(2019年4月2日発売、ぴあ、ISBN 978-4-8356-4032-7)[注 10][112]
ノベライズ
- 「科捜研の女 -劇場版-」(2021年8月5日発売、宝島社、ISBN 978-4-2990-1887-8)
コミカライズ
- コミック「科捜研の女」Vol.1(2017年10月5日発売、AKITA TOP COMICS、ISBN 978-4-2532-4487-9)
- コミック「科捜研の女」Vol.2(2017年11月2日発売、AKITA TOP COMICS、ISBN 978-4-2532-4488-6)
- コミック「科捜研の女」Vol.3(2017年12月28日発売、AKITA TOP COMICS、ISBN 978-4-2532-4489-3)
Remove ads
映画
→詳細は「科捜研の女 -劇場版-」を参照
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads