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ビルマ文字拡張B
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ビルマ文字拡張B(ビルマもじかくちょうB、英語: Myanmar Extended-B)は、Unicodeの139個目のブロック。
解説
ビルマ文字のうち、ミャンマーのシャン州などで用いられているビルマ文字の変種のシャン文字において仏教の典礼言語のパーリ語を記述する際に用いられる拡張文字や、カチン州及びザガイン地方域などで話されている、タイ・カダイ語族のタイ・ライン語で用いられる文字など、ビルマ文字及びビルマ文字拡張Aのいずれのブロックにも含まれていないものが収録されている。
Unicodeのバージョン7.0において初めて追加された。
収録文字
要約
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小分類
このブロックの小分類は「シャン文字パーリ語用の追加」(Additions for Shan Pali)、「重複記号」(Reduplication mark)、「タイ・ライン語の子音字」(Tai Laing consonants)、「タイ・ライン語の数字」(Tai Laing digits)、の4つとなっている[2]。本ブロックでは、Unicodeのバージョン更新時の文字追加が隙間を埋める形で行われた影響で、同一の小分類に属する文字が飛び飛びの符号位置に割り当てられていることがある。
シャン文字パーリ語用の追加(Additions for Shan Pali)
この小分類にはビルマ文字のうち、シャン語の表記に用いられるビルマ文字の変種であるシャン文字で、仏教の典礼言語であるパーリ語の表記に用いられる文字が収録されている。
重複記号(Reduplication mark)
この小分類にはビルマ文字のうち、シャン文字のパーリ語文献において直前の音節を2回繰り返して読むことを表す記号1つのみが収録されている。
タイ・ライン語の子音字(Tai Laing consonants)
この小分類にはビルマ文字のうち、ミャンマーのカチン州及びザガイン地方域などで話されている、タイ・カダイ語族のタイ・ライン語で用いられる子音字が収録されている。
タイ・ライン語の数字(Tai Laing digits)
この小分類にはビルマ文字のうち、タイ・ライン語で用いられる数字が収録されている。
文字コード
ビルマ文字拡張B(Myanmar Extended-B)[1] Official Unicode Consortium code chart (PDF) | ||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | A | B | C | D | E | F | |
U+A9Ex | ꧠ | ꧡ | ꧢ | ꧣ | ꧤ | ꧥ | ꧦ | ꧧ | ꧨ | ꧩ | ꧪ | ꧫ | ꧬ | ꧭ | ꧮ | ꧯ |
U+A9Fx | ꧰ | ꧱ | ꧲ | ꧳ | ꧴ | ꧵ | ꧶ | ꧷ | ꧸ | ꧹ | ꧺ | ꧻ | ꧼ | ꧽ | ꧾ | |
注釈
|
履歴
以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。
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出典
関連項目
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