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ボブとはたらくブーブーズ

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ボブとはたらくブーブーズ
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ボブとはたらくブーブーズ』(原題:Bob the Builder)は、イギリスの子供向けアニメーションである。

概要 ボブとはたらくブーブーズ Bob the Builder, ジャンル ...
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概要

擬人化した建設機械(ブーブーズ)と大工のボブ、その他の仲間達の日常を描いたテレビシリーズ。1998年から2008年までストップモーション・アニメーションとして製作され、2010年以降は3DCGで製作されている。2015年以降はキャラクターと設定を改定したリブートシリーズが展開された。

シリーズ考案は『パウ・パトロール』のクリエイターとしても知られるキース・チャップマン。また初期シリーズにおいて監督及び脚本を務めたサラ・ボールは、本作が3DCGに移行する前に製作を離れ、本作同様擬人化した乗り物鉄道車両)が登場するテレビシリーズ『チャギントン』の製作総指揮、監督を務めた。

製作

1997年に、フランスカンヌで開催された国際テレビ番組見本市MIPCOMに出品するための90秒のパイロット版が制作された。このパイロット版には主人公のボブと、後にシリーズで登場するキャラクター、スクープの原型となるショベルカーのディグが登場する。ディグのプロップは、ウォレスとグルミット等にも携わったジョン・ライトが制作した。

その後テレビシリーズ化され、2008年まで本作の権利会社ヒット・エンターテインメントの子会社であるストップモーション・アニメーション作品制作スタジオ「HOT Animation」にて制作された。2010年にはヒット社の方針により3DCGアニメーションに移行。その後2011年にヒット社が玩具大手のマテルに買収されたことに伴い、2015年よりキャラクターデザインや設定、キャストを刷新した新シリーズが制作、放映されている。

尚、ストップモーション・アニメーション製作のシリーズの撮影で使用された人形やモデルの一部はイギリス、マンチェスターに在るマンチェスター科学産業博物館(Museum of Science and Industry)にて展示されている。

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日本での展開

日本では2000年4月5日から放送がスタート[1]テレビ東京系列の『のりものスタジオ(→のりスタ!→のりスタは〜い!→のりスタ1・2・3!→のりスタ100%)』にてコーナードラマとして放送した。2000年9月17日からはキッズステーションで独立番組として再放送されたことがある[2]。放送開始以降、幼児雑誌「めばえ」「ベビーブック」等でも連載が組まれた他、小学館及びポプラ社から絵本やDVDなども発売された。タカラトミーレゴソニークリエイティブプロダクツを通じて玩具も発売されたが、2010年3月31日の「のりスタ100%」最終回をもって国内放映を終了し、同時に雑誌の掲載、全ての商品の販売を終了した。

日本語吹き替え版のキャスティングは全て81プロデュース所属の声優が起用された。

影響

主題歌CD『Can We Fix It?』と『Mambo No.5』は、イギリスのミュージック・ウィークではシングルチャート1位を記録。中でも『Can We Fix It?』はイギリス国内だけで累計110万枚を売り上げたほか、オーストラリアのARIAビデオ・チャートでも1位を獲得。そのほか、長編「クリスマス・トゥ・リメンバー」はBAFTA最優秀アニメーション賞を受賞している。

シリーズ概要

オリジナルシリーズ(第1 - 9シリーズ、1998年 - 2003年)

「ボブの工事サービス」という事務所で働くボブとそのパートナーであるウェンディブーブーズ(ショベルカーのスクープ、ダンプカーのマック、セメントミキサーのディジー、ロードローラーのローリー、クレーン車のロフティ)が町での建設や修理、改装などを通じて問題の解決方法や協調を学ぶ。全117話。第4シリーズ第1話「Roley and the Rock Star」(邦題不明)のみ日本国内ではVHS、DVD化されなかった。

NEWプロジェクトシリーズ(長編「ボブのおおしごと」及び第10 - 16シリーズ、2005年 - 2009年)

ボブとブーブーズが新しいメンバー(オフロードカーのスクランブラー、ミニショベルカーのベニー、フォークリフトのサムジー)らと共に町から離れた「ひまわりの丘」を開発するスピンオフシリーズ。環境保護をテーマとしており、キャラクター達が環境に優しい街を造るために必要な知識や3Rを学ぶといった内容が含まれている。全93話。第14シリーズ第9話以降のエピソードは日本国内ではDVD化されなかった。本シリーズを以てストップモーションアニメーションでの制作は終了した。

Ready, Steady, Build!(第17、18シリーズ、2010年 - 2012年)

日本未公開シリーズ。初のフル3DCGシリーズであり、製作は米国のCG会社SDエンターテインメントが行った。フィクサムハーバーという街でボブとブーブーズ達が建築や改修を行う。キャラクターデザインや設定は一部を除き過去のシリーズから継承されている。全40話。

リブートシリーズ(2015年 - 2018年)

日本未公開シリーズ(ただし『きかんしゃトーマス』とのコラボ商品は上陸)。舞台を大都会に移動し、ビルダー見習いのレオやトレーラートラックのツートン、タワークレーンのタイニーなどがレギュラーに加わった。シリーズ原案のキース・チャップマンは本シリーズに携わっておらず、オリジナルシリーズのキャラクターは性格やビジュアルなどの設定が大幅に変更されている。キャストも全て変更され、ボブ役には「ハリーポッター」シリーズ等にも出演したリー・イングルビーが起用された。全130話。

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登場キャラクター(人物)

ボブの工事サービス

ボブ(Bob)
鈴木琢磨[3][4]
主人公のビルダー。ブーブーズを仲間として深く信頼し、広い心を持つ男性。黄色いヘルメットがトレードマーク。
ウェンディ(Wendy)
(声:熊谷ニーナ[3][4]
ボブの仕事のパートナーで明るく溌剌とした女性。青いヘルメットをかぶっている。
ロバート(Robert)
(声:千田光男[4]
ボブの父親。ひまわりの丘に行っているボブの代わりに、町の事務所で仕事をしている。以前は町外れの古いお城に住んでいた。ボブによると「ぼくたちが住んでいた町の建物は、ほとんど父さんが作った」という。
ドロシー(Dorothy)
(声:前田敏子[4]
ボブの母親で、ロバートの妻。町でウェンディの代わりをしている。

ピクルスさんの農場

ピクルス農夫(Farmer Pickles)
(声:平野俊隆)
農夫。ボブたちやブーブースからは「さん」付けでよばれる。
スパッド(Spud)
(声:永野広一[3]太田哲治[4]
ピクルスさんと仕事をするワラでできたカカシ。本人に悪気はないが、そそっかしくすぐ調子に乗るところがある。イタズラ好きでたびたびトラブルを起こすこともしばしばだが、しっぺ返しを受けたり自分の間違いを指摘されるときちんと反省して後始末をする。
バズ(Buzz)
ピクルスの従兄弟。ヒツジの毛を刈るのが得意。
アニー・ピクルス(Annie Pickles)
(声:植竹香菜
ピクルスの従姉妹。ひまわりの丘の近くの海岸で、海草を栽培している。

ひまわりの丘に住む人々

バーナード・ベントリー(Bernard Bentley)
(声:宇垣秀成)
ひまわりの丘の初代村長。
バーバラ・ベントリー(Barbara Bentley)
(声:菊池いづみ
ビーズリーさん(Mr. Beasley)
(声:土田大
サンディ・ビーチ(Sandy Beach)
(声:古屋貴史
化石の研究家。
ジェイジェイ(JJ)
(声:西本理一)
パイパー・マクドナルド(Piper McDonald)
(声 : 土田大)
バグパイプを吹くのがすきな男性。
メグ・マクドナルド(Meg McDonald)
(声:米澤円
山の上でヤギを飼っている。
ルパート(Rupert)
ガラス工芸の芸術家。

マージョリーの家族

マージョリー(Marjorie)
(声:久嶋志帆
ひまわり工場で働く女性。白いヘルメットをかぶっている。
マックス(Max)
マージョリーの夫。ひまわり工場で妻と共に働く。
サニーとサフラン(Sunny and Safron)
(声:的井香織(サニー)、和久田み晴(サフラン))
マージョリーとマックス夫妻の子供たち。ひまわりの丘の学校に通っている。

サバティーニ一家

アンジェロ・サバティーニ(Angelo Sabatini)
(声:永野広一→坂口候一
ソフィア・サバティーニ(Sophia Sabatini)
(声:城雅子
カルロとカッシア(Calro and Casshia)
(声:永野広一→坂口候一(カルロ)、城雅子(カッシア))
アンジェロとソフィアの子供。サニーやサフランたちともよく遊ぶ。

その他

エリス(Elis)
(声:永野広一→田中完
町の美術館の館長。
ディクソンさん(Mr. Dixon)
(声:平野俊隆)
町の配達員。
トム(Tom)
(声 : 土田大)
ボブの双子の兄。北極で観測隊(?)の仕事をしている。
ピルチャード(Pilchard)
ネコ。
バード(Bird)
鳥。
ヘイミッシュ(Hamish)
(声:下山吉光
オウム。
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登場キャラクター(作業車)

ブーブーズ

スクープ(Scoop)
(声:佐藤まさよし[3][4]
黄色いホイールローダー付きショベルカー。明るい性格で、ブーブーズのリーダー格。
マック(Muck)
(声:山口隆行[3][4]
赤いブルドーザー付きダンプカー。やんちゃな性格で、泥んこ遊びが大好き。暗所恐怖症。
ディジー(Dizzy)
(声:石村知子[3][4]
オレンジ色の小型セメントミキサー。マックの親友。サッカーと音楽が好き。
ローリー(Roley)
(声:宇垣秀成[3][4]
緑のロードローラー。のんびりした性格で、歌の自作が好き。
ロフティ(Lofty)
(声:平野俊隆[3][4]
青いクレーン車。穏やかな性格。大変な怖がりで、特に高所恐怖症。ボブやスクープが「やる気はあるかい?」と声をかけ、ブーブーズが「Yes We can!(もちろんさ!)」と元気に応じるシーンでは、その後「もちろんさ」「ぼ、ぼくもあるよ」などとポツリとロフティが一人つぶやくのが毎回の恒例になっている。
スクランブラー(Scrambler)
(声:青山桐子[4]
ボブのオフロードカー
ベニー(Benny)
(声:成田紗矢香
スクープに憧れるミニショベルカー。
ズーマー(Zoomer)
ボブが使っているスノーモービル。

ピクルスさんの農場

トラビス(Travis)
(声:宮田幸季[3][4]
トラクター
サムジー(Sumsy)
(声:仲西環
フォークリフト
パッカー(Packer)
(声:高橋良吉
配達用トレーラーヘッド

長編(DVDオリジナルストーリー)

スクート(Scoot)
(声:太田哲治)
トムの使っている、スノーモービル
ジャッカルー(Jackaroo)
(声:セイン・カミュ
水色のクレーン車付きピックアップトラック。

ジェイ・ジェイの材料屋

スキップ(Skip)
(声:筒美奈子
ライムグリーンのスキップトラック。
トリックス(Trix)
(声:根本圭子
サムジーと同型のフォークリフト。冗談好き。

cgシリーズ及リブートシリーズのみに登場するキャラクター

ツートン (Two-town)
藍色のトレーラートラック
タイニー (tiny)
黄色のタワークレーン
トレッド (tread)
オレンジ色のピックアップトラック
ストレッチ (stretch)
青緑のショベルカー
シフター (sifter)
黄緑のフォークリフト
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各話リスト

要約
視点

当項目では日本国内で放映された、或いは放映されたと考えられる第1シリーズから第16シリーズまでのサブタイトルのみ記載する。その他のシリーズは英語版のエピソードリストを参照。

オリジナルシリーズ

第1シリーズ

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第2シリーズ

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第3シリーズ

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第4シリーズ

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第5シリーズ

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第6シリーズ

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第7シリーズ

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第8シリーズ

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第9シリーズ

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NEWプロジェクトシリーズ

第10シリーズ

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第11シリーズ

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第12シリーズ

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第13シリーズ

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第14シリーズ

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第15シリーズ

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第16シリーズ

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長編(DVDオリジナルストーリー)

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日本語吹替え版スタッフ

プロデューサー:関田有應、森村祥子[3]
演出:西名武[3][4]
翻訳:中村久世[3][4]
音響プロデューサー:南沢道義[3][4]
録音スタジオ:HALF H・P STUDIO[3][4]

脚注

外部リンク

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