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三井住友VISA太平洋マスターズ

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三井住友VISA太平洋マスターズ(みついすみともビザたいへいようマスターズ)は、日本ゴルフツアー機構公認によるゴルフトーナメントの一つである。三井住友カード太平洋クラブ(2011年で一時撤退後、2016年に復帰)[3]TBSテレビが主催、VJA三井住友フィナンシャルグループが特別協賛する。

概要 トーナメント情報, 創設 ...
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概要

要約
視点

毎年11月第2週[4]に、静岡県御殿場市にある太平洋クラブ御殿場コースを舞台に開かれている[注 1]。ただし2001年は同地でWGCワールドカップ開催のため9月に開催された。

太平洋クラブ単独主催時代は「太平洋クラブマスターズ」(1972年~1978年、1981年~1985年)、東芝がスポンサーとなり「東芝太平洋マスターズ」(1979年、1980年)、VISAが主催に加わり「VISA太平洋クラブマスターズ」(1986年~1992年)→「住友VISA太平洋マスターズ」(1993年~2000年)と幾度も大会名が変更されていたが2001年大会より現大会名となる。

なお、三井住友カードと太平洋クラブとは、旧住友銀行の関係により遠縁である。

過去の大会では、1974年1975年アメリカジーン・リトラーが大会初の連覇を達成したあと、1979年1980年鈴木規夫が史上2人目、日本人初の連覇を達成。1989年1990年スペインホセ・マリア・オラサバルが3人目の連覇を達成したあと、1996年から1998年にかけてイングランドリー・ウエストウッドが史上初の大会3連覇を達成したことがある。2000年2001年には伊沢利光が史上5人目、日本人2人目の連覇を達成し、2005年には北アイルランドダレン・クラークが史上6人目の連覇を達成した。 2021年現在、賞金総額1億5000万円、優勝賞金3000万円[1]。ただし2020年は新型コロナの影響で賞金額が40%削減された[2]。優勝者には副賞としてBMWが贈呈される[6]が、アマチュア選手が優勝した場合は大会規定に基づき、賞金・賞品は贈呈されず、プロの最上位者に贈呈される[7]。なお、ホールインワン300万円はプロ・アマ関係なしに贈呈される。

ちょうどこの時期は欧米ツアーは実質オフシーズンであり、これまで多くの名選手が出場してきたが、近年は同週にアラブ首長国連邦ドバイで開催される欧州PGAツアーの「AVIVドバイ選手権」にトップ選手が多く出場する傾向がある。2008年については有力招待選手はトレバー・イメルマン今田竜二の2名にとどまり、こうした上述の傾向に歯止めをかけることができなかった。

三井住友VISA太平洋マスターズ
50回記念ラッピングバス

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50回記念ラッピングが施された送迎バス
(2022年11月10日:御殿場駅前にて撮影)

2012年1月に主催者の一つである太平洋クラブが民事再生法を申請して再生手続きに入ったことからスポンサー・会場の変更を含め、大会が実施されるかどうか懸念されていた[8]が、名称と会場はそのままながら、太平洋クラブが主催から撤退する以外は予定通り開催された。なお太平洋クラブは2016年に主催者に復帰した[3]

2022年度は50回記念大会として、来場者は全日入場無料となり、御殿場駅からは記念ラッピングが施された専用のギャラリー送迎バスも運行された[9][10] [11]

2023年度は23,569人が来場。2022年度に続き、2年連続で国内男子ツアー来場者数No.1の大会となった。(出典:一般社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会)

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大会歴代優勝者

要約
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*天候不良の影響などで54ホール短縮

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テレビ中継

テレビ中継は、大会を主催するTBSの製作で、3日目・最終日をTBS系列28局ネットで放送する(3日目は生中継、最終日は中継録画)[40]。過去には、大会2日目をTBSローカルで放送した年もある。2022年の50回記念大会のコメンタリー陣は以下の通り。

またBSデジタル放送BS-TBSでも2日目から(年によって初日から)中継を行うほか、2011年からはCS放送のTBSチャンネルで、予選ラウンドの中継も行っている。2022年大会のコメンタリー陣は以下の通り。

初日・2日目

  • 解説 : 加瀬秀樹
  • 実況 : 佐藤文康

3日目・最終日

更に、本選の前日に行われるプロ・アマトーナメントを、TBSと静岡放送(開催地地元局)にて放送する。

2010年には、ゴルフネットワーク「LIVEスペシャル(現在はとことん1番ホール生中継)」が放送された。

住友VISA太平洋クラブレディース

この男子の大会と同様に、三井住友カード(VISAジャパン協会)・太平洋クラブ・東京放送の主催により日本女子プロゴルフ協会公認の女子プロゴルフトーナメントも1998年から開催された。男子の大会とは異なり、会場を固定せずに行われていたがわずか3回開催されただけで2000年をもって打ち切りとなった。2000年実績、賞金総額6000万円、優勝賞金1080万円[41]

本大会終了後の2001年は太平洋クラブ単独で大会名を『太平洋クラブレディースレーベンカップ』に変更して開催したが、その年限りで終了している[42]

歴代優勝者・開催コース

さらに見る 開催年, 優勝者名 ...
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脚注

外部リンク

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