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井原中継局

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井原中継局(いばらちゅうけいきょく)は、岡山県井原市城山にあるテレビジョン放送FMラジオ放送の重要中継局及び小規模中継局である。

概要 井原中継局, 局名 ...

放送区域

地上デジタル放送におけるこの中継局の電波法に定める放送区域(1mV/m)は岡山県井原市の一部、約5,500世帯である[1]

歴史

アナアナ変換

この中継局もデジタル放送開始にあわせて全国的に行われた現行アナログチャンネルの移行、いわゆる「アナアナ変換」の対象となり、2005年7月12日[5]より対策を開始、同年9月27日[6]には旧チャンネルを停波し新チャンネルに移行した。対象となったアナログチャンネルはNHK教育(55ch→47ch+)、RNC西日本放送(34ch→54ch)及びKSB瀬戸内海放送(32ch→56ch-)の3波。対策世帯は井原市の一部、1万700世帯である。

停波した旧アナログチャンネルのうち32chはNHK岡山総合テレビのデジタルチャンネルとして岡山金甲山親局や当局を含めたその周辺サテライト局(笠岡中継局など)で使用されている。また、NHK教育が使用していた55chはこの地区ではデジタルチャンネルとしては使用されていないが、今回のアナアナ変換でRNC西日本放送が34chから54chに変更になり、その結果チャンネルが隣接してしまうため同時に移行された[7]

地上デジタル放送

この中継局のデジタル化は大規模局のデジタル化が完了し、この地区でも小規模局のデジタル化が始まった2008年末のことである。

2008年9月30日中国総合通信局より予備免許交付[8]、12月中旬より試験放送を開始し、12月22日[9]に本放送を開始した。

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施設

中継局は井原市中心部に位置する標高約90mの城山山頂に存在する。

TSCテレビせとうちはこの中継局から電波を出しておらず、同チャンネルは岡山金甲山親局(水平偏波)・笠岡中継局(垂直偏波)のいずれかを遠距離受信するか、ケーブルテレビ井原放送に加入しないと視聴できない。過去にTSCはアナログ48chで開局する予定だったが、結局開局することはなくアナログ放送が終了することになった。

TSCの同様の例に「高梁中継局」と「美作中継局」があるが、高梁と美作ではデジタル放送開始にあたり高梁が2008年、美作が2012年4月20日にそれぞれデジタル新局として開局済であるのに対し、井原ではデジタル放送でも開局の予定は未だに無く、引き続き岡山金甲山親局・笠岡中継局のいずれかを遠距離受信するか、ケーブルテレビの井原放送に加入するなどしなければTSCは視聴できない。

なお、TSCアナログに割り当てられていた48chはアナアナ変換によってNHK教育の47chと隣接してしまったため、その時点で事実上48chを使用して放送するのは不可能となった[7]

地上デジタルテレビジョン放送送信設備

さらに見る リモコンキーID, 放送局名 ...

地上アナログテレビジョン放送送信設備

さらに見る チャンネル, 放送局名 ...

FMラジオ放送送信設備

さらに見る 周波数(MHz), 放送局名 ...

脚注

関連項目

外部リンク

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