トップQs
タイムライン
チャット
視点
人外教室の人間嫌い教師
日本のライトノベル ウィキペディアから
Remove ads
『人外教室の人間嫌い教師』(じんがいきょうしつのにんげんぎらいきょうし)は、来栖夏芽による日本のライトノベル。イラストは泉彩が担当している。MF文庫J (KADOKAWA) の新文芸より、2022年2月から刊行されている。
にじさんじのバーチャルYouTuberとして知られる来栖の作家としてのデビュー作品[1]。
メディアミックスとして、紅野あつによるコミカライズが『人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……?』のタイトルで『月刊少年エース』(KADOKAWA) にて2022年10月号から2025年9月号まで連載された[2]。また、テレビアニメが2026年1月から放送予定[1]。
Remove ads
あらすじ
人間零は2年前まで学校の教師だったが、ある事件によって人間関係でトラウマを抱えてニートになっていた。ある時、求人サイトで見つけて気まぐれで応募した私立不知火高校の教師になるが、そこは人外の少女たちが通う学校だった。人間に憧れる生徒たちとの交流を通じて、零は嫌いな人間について見つめ直していく。
登場キャラクター
声の項はテレビアニメ版の声優。
作風・制作背景
→「来栖夏芽」も参照
『人外教室の人間嫌い教師』は著者の来栖夏芽にとって、商業作品の処女作にあたる[4][5]。来栖は、2019年12月よりバーチャルYouTuber配信プロジェクト、にじさんじに所属し、バーチャルライバーとして配信活動を行っている[6][7][4][5]。
来栖夏芽は、配信活動のなかでゲーム『Minecraft』のゲーム実況配信をしており、2020年11月に天宮こころが開催した企画「にじ文豪になろう!」に合わせ、『Minecraft』内で短編小説「吾輩はネコである」および「バナナの皮で滑ったら異世界に!」を執筆した。この配信がMF文庫Jの編集者の目に留まり、本作が執筆されることになった[8][6][7][4]。来栖によると、本作は前述した2作品の「どちらも足して2で割った感じの作品」だという[6]。
来栖は配信で安価をよく用いており、本作の執筆においても、自身のリスナーとにじさんじのバーチャルYouTuber[注 1]を対象に三題噺形式でお題を決めてもらっている[6]。
来栖夏芽は編集者に対して「なんでもします」と過去に回答していたことを明かしており、本書に関する多数のプロダクトを担当している。本書の執筆をはじめ、表紙漫画、店舗特典(漫画、イラスト、同人誌、ショートストーリー)、告知用イラストなどを担当している[6]。
評価
『人外教室の人間嫌い教師』はKADOKAWA が主催するライトノベルの賞「次にくるライトノベル大賞2022」において、単行本賞7位を獲得した[10]。また、宝島社が主催するライトノベルの賞「このライトノベルがすごい!2023」においては、単行本・ノベルズ部門で11位を獲得している[11]。
既刊一覧
小説
- 来栖夏芽(著)・泉彩(イラスト)、KADOKAWA〈MF文庫J〉、既刊4巻(2025年2月25日現在)
- 『人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……?』2022年2月25日発売[12]、ISBN 978-4-04-681095-3
- 『人外教室の人間嫌い教師2 ヒトマ先生、私たちの希望を見つけてくれますか……?』2022年8月25日発売[13]、ISBN 978-4-04-681579-8
- 『人外教室の人間嫌い教師3 ヒトマ先生、私たちと未来に進んでくれますか……?』2024年3月25日発売[14]、ISBN 978-4-04-681580-4
- 『人外教室の人間嫌い教師4 ヒトマ先生、私たちの理想を届けてくれますか……?』2025年2月25日発売[15]、ISBN 978-4-04-684560-3
漫画
- 来栖夏芽(原作)・紅野あつ(漫画)・泉彩(キャラクター原案) 『人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……?』 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、全4巻
- 2023年3月25日発売[3][16]、ISBN 978-4-04-113232-6
- 2023年11月25日発売[17]、ISBN 978-4-04-114359-9
- 2024年7月25日発売[18]、ISBN 978-4-04-115180-8
- 2025年9月26日発売[19]、ISBN 978-4-04-116407-5
Remove ads
テレビアニメ
![]() | この節には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
2026年1月から放送予定[1]。
スタッフ
- 原作 - 来栖夏芽[1]
- キャラクター原案 - 泉彩[1]、来栖夏芽[1]
- 監督 - 岩永彰[1]
- シリーズ構成 - 高山カツヒコ[1]
- キャラクターデザイン - 岡田万衣子[1]
- サブキャラクターデザイン - 平山英嗣[1]、渡辺佳奈子[1]、小島智加[1]
- 美術監督 - 藤澤陽[1]
- 色彩設計 - 塩田智聖[1]
- プロップ設定 - 原由和[1]
- 美術設定 - 長澤順子[1]
- 3Dディレクター - 長岡雄太[1]
- 撮影監督 - 武原健二[1]
- 編集 - 伊藤潤一[1]
- 音響監督 - 八木沼智彦[1]
- 音響制作 - ザック・プロモーション[1]
- 音楽 - 宮崎誠[1]
- 音楽制作 - ポニーキャニオン[1]
- アニメーション制作 - asread.[1]
主題歌
Remove ads
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads