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大石昌良

日本のシンガーソングライター (1980-) ウィキペディアから

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大石 昌良(おおいし まさよし、Masayoshi Oishi1980年昭和55年〉1月5日 - )は、日本シンガーソングライターSound Scheduleボーカルギター担当。愛媛県宇和島市出身。血液型A型CAT entertainment所属。特にアニメソングシンガーなどとして「オーイシマサヨシ」名義でも活動する。

概要 大石 昌良, 別名 ...
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概要 大石昌良の弾き語りラボ, YouTube ...
概要 オーイシマサヨシ, YouTube ...
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来歴

要約
視点

生い立ちからSound Schedule解散まで

1980年1月5日愛媛県宇和島市で生まれ[4]宇和島市立城北中学校[5]愛媛県立宇和島東高等学校[6]を経て神戸商科大学(現・兵庫県立大学)へ進学[7]

大学在学中の1999年川原洋二沖裕志Sound Scheduleを結成し、2001年9月にメジャーデビュー[4]2003年1月24日、Sound Scheduleのメンバーとして『ミュージックステーション』に初出演し「ピーターパン・シンドローム」を披露するも[8]、ブレイクには繋がず2006年10月にバンドが解散[9]

2007年 - 2012年:ソロデビュー以降

2007年8月よりコロムビアアーティストマネジメントに所属[10]2008年6月25日に1stシングル『ほのかてらす』をリリースし「大石昌良」名義でソロデビュー[4]。また、2009年頃からソロ活動と並行して元cuneの小林亮三とのユニット「OKコンビ」としても活動する[11]

2010年8月よりポニーキャニオンアーティスツに移籍。

2011年9月にはSound Scheduleが再結成。当初は期間限定の予定だったが、解散せずにSound Scheduleとしての活動も続けることを発表[12]

2013年 - 現在:アニメソングへの進出以降

2013年10月、テレビアニメ『ダイヤのA』主題歌「Go EXCEED!!」にボーカリストとして参加し、アニメソングシンガーとしての活動を開始する[13]

2014年3月、OKコンビの活動を終了し[11]、5月にポニーキャニオンアーティスツを退所[14]。同年6月にアニメ・ゲームコンテンツ向けの名義「オーイシマサヨシ」を立ち上げ[15]、8月に『君じゃなきゃダメみたい』でデビュー[16]。翌2015年にはTom-H@ckとのユニットOxT(オクト)の結成を発表、5月にデビューした[17]

また、前述の「君じゃなきゃダメみたい」では自らが作詞・作編曲も行ったほか、2015年にTVアニメ『血液型くん!2』主題歌「ブラッドタイプ☆ハートビート」を声優ユニットアース・スター ドリームに楽曲提供するなど[18]、アニメソングクリエイターとしての活動も開始[注 1]

2019年3月、平成アニソン大賞において「ようこそジャパリパークへ」が作詞賞、「君じゃなきゃダメみたい」が作曲賞(ともに2010年 - 2019年)に選出[20]

2020年5月24日、自身のYouTubeチャンネルの登録者数が10万人を突破。なお、前日に「10万人行くまで終われない大石昌良」という登録者数が10万人を達成するまで生配信を続けるという企画を予告していたが、配信を開始する10分前に10万人に到達。配信が企画倒れとなってしまったことがTwitterのトレンドトピックとなった[21][22]。同年7月1日より、所属していたF.M.Fの独立・合併によりCAT entertainmentへ移籍[23]。31日に、一般女性との結婚を自身のTwitterで発表[24][25][26]

2021年1月5日、自身の41歳の誕生日を記念して、オンラインワンマンライブ「世界が君を必要とする時が来たんだ」をチケット料金1000円で開催。Twitterにてライブの感想を書き込む際に使用していたタグ「#オーイシ1000円」が、Twitterの世界トレンドで1位を記録した[27]。同年11月6日、『世にも奇妙な物語 '21秋の特別編』「優等生」に出演し、役者としてのデビューを果たす[28]

2022年12月26日、「愛媛・伊予観光大使」に任命された[29]

2024年3月2日、自身初となる日本武道館でのワンマンライブ『オーイシ武道館 ~オーイシマサヨシ ワンマンライブ at 日本武道館~』が開催された[30]

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人物・プロフィール

小中高時代はサッカー部に所属していた[31][32]。中学1年の頃に「彼女に曲を作ってやれよ」とクラスメイトに言われ、初めて作曲をした。タイトルは「きっと今夜はホーリーナイト」[32]。高校時代にバンドを組み、学校では部活をし、帰宅後にバンドをやる生活をしていた。田舎で練習スタジオが無かったため、大工の資格を持っていた父と共にスタジオを自作して練習していた[32]

メインで使用しているアコースティックギターはYAMAHAのLS36[3]。影響を受けた音楽にビートルズオアシスサイモン&ガーファンクルギルバート・オサリバンT-REX、90年代J-POP、昔のアニメソング[33]、ミュージカルのCHICAGOなどがある[34]。また、雑誌内での「現在注目しているクリエイターは」との質問に対し、Tom-H@ck田淵智也UNISON SQUARE GARDEN)、田中秀和MONACA)の3名を挙げている[35]。所持しているDVDの3割が音楽作品で、7割がアニメ作品。特にスタジオジブリ細田守の作品を多く所持している[36]。趣味に家庭菜園[37]、エゴサーチ等を挙げている[38]

2013年から「弾き語りラボ」というアコースティックライブのツアーをほぼ毎年冬に行っている。これは、弾き語りで日本一を目指すシンガーソングライターとして、アコースティックギター1本で観客とどこまでエンターテイメントが出来るのか、その可能性を研究しようというコンセプトで始まったライブである[39]。演奏自体はストロークやアルペジオだけではなく、スラップ奏法などを織り交ぜることで、ギターからベース、ドラム、ギターが聴こえてくるような軽快な演奏をすることが特徴。開催年によっては舞台装置をステージ上に散りばめての演奏や[40]、CO2ガスを使った特殊効果演出を行うなど、演奏だけでなく演出面も含め、よりエンタメに特化したライブとなる。また、同タイトルによる弾き語りの動画配信も2013年から不定期で行っており[41][42]、こちらは大石が雑談を交えながら自身の曲やカバー曲をアコースティックギターで披露する流れが定番となっている。

顔立ちや体型、髪型やメガネをかけたときの風貌が声優の櫻井孝宏に酷似しており、ネット上で話題となるばかりか、大石が櫻井に間違えられる、あるいはその逆のことが起きることがある。大石本人もSNSでこのことをネタにしており、時には櫻井と並んだツーショット写真を公開することもある[43][44]。ほかに、元プロ野球選手で元阪神タイガース監督の矢野燿大とも似ていると話題になったこともある[45]

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楽曲制作について

作曲の際には、コードから作り始めることが多く、次にメロディーから作るパターンが多い。その後AメロやBメロの4小節などサビの部分的なパターンが出来たらiPhoneのボイスメモに録り、曲のパーツが揃ったらDAWソフトに移行しバッキングを作っていく。よく使うコード進行としては、ディミニッシュや代理コードを使って半音進行させることが多い。またストックはなく、楽曲提供の際は資料や原作を読んでから曲を書き下ろしていく。これはクライアントからの細かいオーダー(「Bメロとサビはこう」など構成面の指示を受けることもある)に応える時、ストックを当てはめていくと何処かで無理が生じてしまうという考えであり、基本的に楽曲はオーダーメイドで作ることを心掛けている[46]

作詞についてはかつてはひねり出すような感じだったが、「文字にすると文章だったり説明になってしまう気がする」という理由から制作スタイルを変えた。「頭の中や実際に自分で歌ってみてみてハマる言葉っていうのが一番メロディに近いところにあるのかなって」「リリック(曲に乗せる歌詞)をライム(韻を踏む)な言葉をより新鮮な状態で手にするためには、音で出てきたそのものがすべてなんだから」と、最終的な言葉のまとめやライムに関わらない「てにをは」を変える作業はパソコンで行っているものの、基本的に紙に歌詞を書くことは控えている。また、そのような制作スタイルを行うようになったことで作詞に詰まることがなくなり、言葉が自然に出てくるようになったという[47]

楽曲提供を始めたきっかけは、新人時代に付いていたマネージャーと偶然再会したことだと語っている。当時ピザ屋のアルバイト中に配達を行った際、インターフォンを押すと21、22歳の頃に大石に付いていたマネージャーが出てきた事に驚き、その場は急いで帽子を深くかぶり、声色も変え他人のふりをしてやり過ごした。その後会計を終え一人になった際、自身の現状に情けなさ、恥ずかしさに直面し号泣したという。店舗に戻った後、当時入っていたシフトで辞める事を店長に伝え、その後当時所属していた音楽事務所も辞め、音楽だけで食べていくために楽曲提供の仕事を始めた[48][49]。また、クリエイターとしての特徴として大石自身はアート・芸術性よりもエンターテインメントに重きを置いており、提供した楽曲の先にいるユーザーをどう満足させるか、クライアントがどうリピーターになってくれるのかを考えているという。ミュージシャンとして売れない時期の経験も踏まえ、人に必要とされることで幸せや喜びを感じるとも語っている[48]

オーイシマサヨシとしての活動

アニメやゲームコンテンツなどでの歌手活動および、MC業(バラエティ色の強い番組)に出演する際にはカタカナのオーイシマサヨシとして活動している。大石昌良とは遠い親戚という設定であり、外見の違いに大きな黒縁メガネを掛けている事が特徴である[50]

立ち上げのきっかけは、Tom-H@ck featuring 大石昌良名義でリリースした『Go EXCEED!!』以降アニメに関する仕事が増えた大石に対し、「別の主題歌を書いてみないか」という話を受けたことであり、その曲(「君じゃなきゃダメみたい」)を歌うときに、「今まで培ってきたスキルや技術はそのままに、一回別の人格としてリセットして、もう一回キャラづけを改めてしていく」「アニメコンテンツとか、ゲームコンテンツファンに向けて、1番刺さりやすいそんなキャラクターを作ろうと思ったのが、きっかけでした」とインタビューにて答えている[51]

オーイシマサヨシとしての活動時には「アニソン界のおしゃべりクソメガネ」と自称する。これに至った経緯として、アニメコンテンツに関わるようになり、自身が人に喜んでもらうサービス業であるという認識が非常に大事だと思うようになったことを挙げている[51]。しかし、他人に「おしゃべりクソメガネ」と言われることは好まない[52]

アニソンを歌うときの支柱としてオーイシは「原作こそが絶対に正義」であり、ゼンマイになるのが一番大事だと考えている。これは主張のないゼンマイではなく、作品が円滑にまわるための素晴らしいギア(黄金のゼンマイ[53])になるということで、それこそが一番の役割であり、求める形になるまで何度でもリトライすると述べている[54]

オーイシ名義での活動について当人は、自身にとっての活動の一部であり、だからこそ「何やっても大丈夫」というような開き直り感があり、「この歳から新しいこと始めるんだから、どうせだったらはっちゃけよう」とか、「今までとはまったく別の角度からやってみよう」と思ったと述べている[48]。また「君じゃなきゃダメみたい」のMVでのダンスに関しても、「『オーイシマサヨシはもう何でもできるな』って思いました。カタカナの名前を作ったことで。漢字の大石昌良、サウスケのボーカル&ギターとしては踊れないですから。」と後年に語っており[40]、実際に近年では特撮コンテンツの主題歌[55]や音楽配信番組のMC[56][57]を行うなど、その仕事の幅は年々広がりを見せている。

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ディスコグラフィ

シングル

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配信デジタルシングル

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オリジナルアルバム

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カバーアルバム

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ライブアルバム

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映像作品

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参加作品

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その他の作品

サウンドトラック
  • 『プチカフェ 〜カフェ・ド・TOKYO〜』(2015年04月10日) - 扇谷研人との共作[60]
  • 『プチカフェ 〜ディズニー・バラード コレクションPLUS+〜』(2015年05月29日) - 扇谷研人との共作[61]
未音源化楽曲
  • 「オレを越えていけ」(歌唱:オーイシマサヨシ&ichigo、作詞・作曲:ゆよゆっぺ[62]
  • 「FLYER」(歌唱・作曲・作詞:オーイシマサヨシ[63][注 5]
  • 「嗚呼、素晴らしき日常」(歌唱・作詞・作曲・編曲:大石昌良[65]
  • 「ただいま」(歌唱・作詞・作曲:大石昌良、編曲:RINZO・大石昌良[65]
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タイアップ

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主なライブ

ワンマンライブ・主催イベント

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提供作品

アーティスト

アニメ作品等

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出演

テレビ

バラエティ

アニメ

ドラマ

ラジオ

インターネット配信

コマーシャル

  • 金冠堂キンカン」(2020年6月 - )
    • 「キンカンポップダンス かゆみ篇」「キンカンポップダンス 肩こり篇」(2021年3月31日 - )[93]

雑誌

  • Go!Go! GUITAR
    • 「大石昌良のおしゃべりアコギ」(2017年10月 - 2018年9月)
    • 「大石昌良のシンガーソングライター実践塾」(2018年10月 - 12月[注 8]

WEB連載

  • 大石昌良の本音「音楽にも物語を」(2019年 - 、KAI-YOU[95]

書籍

楽譜

  • バンドスコア オーイシマサヨシ/OxT セレクション(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス、2018年2月23日)ISBN 978-4-636-95251-3
  • ピアノソロ オーイシマサヨシ 「仮歌」(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス、2018年2月23日)ISBN 978-4-636-95250-6

単行本

脚注

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外部リンク

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