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月刊少年エース

日本の漫画雑誌 ウィキペディアから

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月刊少年エース』(げっかんしょうねんエース)は、株式会社KADOKAWA(以前は株式会社角川書店が発行、ブランドカンパニー化以後は角川書店BCが編集企画)が1994年平成6年)より発行している月刊漫画雑誌。2015年7月号以降はコミック&キャラクター局が企画編集を行っている。発売日は毎月26日。略称は「エース」。

概要 月刊少年エース, 愛称・略称 ...

少年エースは、発売日の2か月後を号数としている(例:少年エース2010年3月号は2010年1月26日に発売)。

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概要

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エース誕生の経緯図

1992年に起きた角川書店のお家騒動により、編集者・漫画家の多くが角川歴彦率いるメディアワークス(現・角川アスキー総合研究所)へ流出。その影響で『月刊コミックコンプ』(1988年-1994年)の連載作品の大半は、『月刊電撃コミックガオ!』(1993年-2008年)に移籍してしまった。

1993年8月29日[2]角川書店社長角川春樹が、コカイン密輸事件で麻薬取締法違反・関税法違反・業務上横領被疑事件で千葉県警察本部(千葉南警察署)により逮捕されるという出来事が発生する[3]。 これにより、同年10月角川歴彦は角川書店に復帰し、角川お家騒動は収束に向かう運びとなった[4]。これを受けて『コミックコンプ』は休刊。その2か月あまり後に、『コミックコンプ』と『コミックGENKi』の編集者が中心となって創刊された。

創刊直前には『少年キッズ』が一号だけ、実験的に発行されている。

創刊第3号の1995年2月号から『新世紀エヴァンゲリオン』の漫画連載が始まり、以降は順調に売り上げを伸ばし1997年ごろには発行部数30万部を称した[5]。この頃には本誌の台湾版や香港版も発売されていたようである[6]

しかしその後は部数が激減し、2004年度には5万部台にまで落ちてしまった。

2000年代中盤は全盛期のレベルまでは回復していないものの売り上げが好調なようで、『ケロロ軍曹』のヒット・アニメ化や『エヴァンゲリオン』人気の再燃などによって発行部数は回復傾向にあり、2007年度の発行部数は9万部を超えた。2008年には『コミックコンプ』時代から数えて20周年を迎えた。

CMナレーションは長らく渡辺久美子ケロロ軍曹)が担当していたが、2011年6月号からは相沢舞富樫美鈴等連載作品のうちその時期に放送していたアニメの声優が務めている。2012年1月26日発売の少年エース3月号にて通巻300号(本誌のほか増刊誌も含む)を達成した。2014年11月25日発売の少年エース12月号にて創刊20周年となっている。

角川グループの再編により、2015年7月号より株式会社KADOKAWA発行、コミック&キャラクター局編集企画に改められ、奥付の発行人、編集人、編集長欄については編集長の記載項目が廃止されている。

歴代編集長

  • 井上伸一郎(創刊編集長)
  • 渡辺啓之
  • 見野善則(2012年5月号まで)
  • 人見英行(2012年6月号 - 2013年5月号)
  • 田中政哉(2013年6月号 - )
  • 加藤浩嗣[1]
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発行部数

日本雑誌協会調べ、期間内における1号あたりの印刷証明付き平均印刷部数。

  • 2003年9月 - 2004年8月:59,167部
  • 2004年9月 - 2005年8月:68,917部
  • 2005年9月 - 2006年8月:80,833部
  • 2006年9月 - 2007年8月:91,666部
  • 2007年10月 - 2008年9月:85,000部
  • 2008年10月 - 2009年9月:83,334部
  • 2009年10月 - 2010年9月:75,084部
  • 2010年10月 - 2011年9月:66,500部
  • 2011年10月 - 2012年9月:60,417部
  • 2012年10月 - 2012年12月:52,667部

以下の部数は全国出版協会発行の「出版指標 年報」掲載の推定値であり、実数ではないので注意が必要である。

  • 2013年1月 - 2013年12月:4万部
  • 2014年1月 - 2014年12月:4万部
  • 2015年1月 - 2015年12月:3万部
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関連雑誌

増刊誌

再録誌は除く。現在はすべて休刊している。

姉妹誌

掲載作品一覧

  • 太字で色が付いているものは、連載中の作品を表す。
  • 開始・終了はyyyy年mm月号を「yyyy.mm」の形で略記。
  • 読み切り作品は除く。
    • エース誌上にて「短期連載」「短期集中連載」などと表記された作品については表から除いた。
    • エース誌上にて「連載開始」と表記された号を連載開始とみなす。「連載開始」と表記される前に何号か連続で読みきりが掲載されていても、それは連載開始とはみなさない。
      • ただし『喰霊』は当初「短期集中連載」とされていたものがそのまま通常の連載となったため、「短期集中連載」が開始された号を連載開始とみなした。
連載中(2025年9月号(2025年7月26日現在)) 見出し(非データ)
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映像化作品

アニメ化

テレビアニメ
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劇場アニメ
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OVA
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テレビドラマ化

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実写映画化

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脚注

関連項目

外部リンク

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