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仙台管区気象台
日本の宮城県仙台市にある管区気象台 ウィキペディアから
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仙台管区気象台(せんだいかんくきしょうだい)は、日本の気象庁において東北地方6県を担当する管区気象台[1]。各県の気象情報の発表や、地震・火山の観測などを行なっている。
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沿革
- 1881年(明治14年)4月1日:野蒜築港に伴い、野蒜測候所が東北地方初の測候所として現在の宮城県東松山市に設置される[2]。
- 1887年(明治20年)8月31日:野蒜築港の頓挫に伴い移転することになり、宮城県立石巻測候所へ改称[2]。
- 1923年(大正12年)9月1日:関東大震災が発生。これを受けて、中央気象台(気象庁の前身)が仙台市鉄砲町に地震の精密観測地点を設けることを計画[2]。
- 1926年(大正15年)
- 10月1日:宮城県立石巻測候所仙台出張所として気象・地震観測を開始[2]。
- 1935年(昭和10年)
- 1937年(昭和12年)10月28日:新設された国営測候所との併設になる[2]。
- 1939年(昭和14年)11月1日:県立の測候所が廃止され、国営測候所が仙台地方気象台へ昇格[2]。
- 1941年(昭和16年)9月11日:三陸地方沿岸への津波警報を制定[2]。
- 1942年(昭和17年)4月12日:東北地方の長期的な天気予報(季節予報)の発表を開始[2]。
- 1945年8月11日:中央気象台の東部気象管区仙台地方気象区が東北気象管区と改められたことに伴い、仙台管区気象台に改称されるとともに、新設された仙台測候所を併置[2]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:仙台測候所が廃止される[2]。
- 1963年(昭和38年)6月3日:気象レーダーを開局[2]。
- 1974年(昭和49年)11月1日:地域気象観測システムアメダス(AMeDAS)による雨量観測を開始の[2]。1977年(昭和52年)1月1日には風向・風速、気温、日照にも拡大[2]。
- 1981年(昭和56年): 9月9日:仙台第3合同庁舎が完成し、事務部門を移転[2]。翌年3月3日に観測などを担う現業部門も移転 [2]。
- 1985年(昭和60年)10月1日:天気相談所を開設[2]。
- 1995年(平成7年)7月18日:仙台地域地震情報センター設置[2](現在の地震火山課)。
- 2002年(平成14年)3月1日:火山監視・情報センター設置 [2]。
- 2007年(平成19年)2月22日:ドップラーレーダー運用開始[2]。
- 2013年(平成25年)
- 1月25日:合同庁舎3階の天気相談所を1階に移動。
- 10月1日:組織改編に伴い、地球環境・海洋課設置。
- 2024年(令和6年)9月5日:気象台近くに活断層があるため、被災時には東北大学災害科学国際研究所を利用する協定を締結[3]。
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組織
→詳細は「管区気象台 § 組織」を参照
- 地震火山課の前身(旧・仙台地域地震情報センター)
天気相談所
仙台第3合同庁舎1階には、仙台管区気象台天気相談所が設けられている。ここでは、天気に関する質問をしたり、過去の気象データを閲覧することができる。天気相談所はこのほか、気象庁などにもある。
管内の地方気象台
下記のうち航空地方気象台の所在空港については「航空地方気象台#日本の航空地方気象台及び航空測候所」を参照。
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脚注
関連項目
外部リンク
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