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伊賀上野駅
三重県伊賀市にある西日本旅客鉄道・伊賀鉄道の駅 ウィキペディアから
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伊賀上野駅(いがうえのえき)は、三重県伊賀市三田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・伊賀鉄道の駅である。
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概要
JR西日本の関西本線と、当駅を起点とする伊賀鉄道伊賀線の接続駅である。JR西日本および伊賀鉄道の共同使用駅で、JR西日本が管理している。事務管コードは▲620809[5]。
駅業務はJR西日本が担当し、関西本線非電化区間(亀山駅 - 加茂駅間)の途中駅及び、三重県内の鉄道駅で唯一、JR西日本が管理している直営駅である[注釈 1]。2021年7月の亀山鉄道部の廃止以降は奈良駅管区の駅となっている。
なお、伊賀市の中心駅は当駅ではなく上野市駅である。
歴史
JR西日本
伊賀鉄道

- 1916年(大正5年)8月8日:開業[4]。当駅と上野町間開通に伴った開業であり、当時の駅名は上野駅連絡所であった[9]。この時点の運営会社名は「伊賀軌道」[10](のちの伊賀鉄道[注釈 2]→伊賀電気鉄道)である。
- 1919年(大正8年)10月1日:軌道から地方鉄道へ転換[11]。
- 1920年(大正9年)3月:上野駅連絡所廃止して、国有鉄道伊賀上野駅に統合し、業務委託。
- 1929年(昭和4年)3月31日:伊賀電気鉄道が大阪電気軌道に合併し、同社へ移管。
- 1931年(昭和6年)9月26日:伊賀線が参宮急行鉄道に譲渡され、駅も同社へ譲渡。
- 1941年(昭和16年)3月15日:参宮急行電鉄が大阪電気軌道と合併し、新発足した関西急行鉄道へと移管。
- 1944年(昭和19年)6月1日:戦時統合により関西急行鉄道が近畿日本鉄道に改組され、同社へ移管。
- 2007年(平成19年)10月1日:伊賀線が近鉄より経営分離され、伊賀鉄道[注釈 2]へ移管。
- 2017年(平成29年)4月1日:伊賀鉄道が公有民営化[12][13]。
- 2024年(令和6年)3月9日:ICOCAの利用を開始。
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駅構造
地上駅であり、切欠きホームの1番のりばがある単式ホームの2番のりばと、島式ホームの3・4番のりばの複合型2面4線のホームを持つ。伊賀鉄道が1番のりば、JRが2・3・4番のりばを使用している。
駅設備

自動券売機が設置されており、JRの券売機で伊賀鉄道の乗車券も販売している[注釈 3]。
ホーム上には伊賀鉄道からJRへの乗り換え乗車券の券売機が設けられているが、JRから伊賀鉄道への乗り換え乗車券の券売機はない。そのため、JRから伊賀鉄道へ乗り換える場合は、伊賀鉄道の駅または車内で伊賀上野駅からの運賃を精算しなければならない。
ICOCAの利用については、JRが車内の改札機、伊賀鉄道がホーム上の改札機で対応している。
トイレは駅舎の東側にあり、バリアフリー対応・男女別の水洗式である。改札内と改札外の双方から使用可能であるが、改札内と改札外は壁で仕切られている。2007年に改築されるまでは男女共用の汲取式であった。
のりば
- 付記事項
- 駅舎は2番ホーム側にあり、島式ホームへは跨線橋で結ばれている。
- 2・3番のりばの信号機は片方向しか設置されていないため、逆線入線ができない。4番のりばの信号機は両方向に設けられているため、両方向とも入線・発車をすることができる。
- 4番のりばは当駅始発の加茂方面行きや、亀山方面行きの一部が使用する。
- 伊賀鉄道ホームの駅名標はJR仕様と同じ物(関西本線のラインカラーが入ったもの)が使われており、JRロゴが入っている。
- その他
- 関西本線は夜間留置の設定があり、夜遅くに運行する加茂発と亀山発の最終列車(ともに当駅止り)がその対象となる。なお、夜間留置を行った車両は翌朝に当駅始発として運行する列車に使用する。
- かつては貨物側線や中線を有していたが、すべて撤去された。なお、当駅には特急「あすか」や急行「かすが」も停車していたが、ともに廃止された。
- 駅舎内(2022年4月、自動券売機と改札口)
- ホーム(2012年7月、右側の車両は伊賀鉄道線の列車)
- トイレ(2017年9月、駅前側から)
- 駅名標(JR西日本)
- 駅名標(伊賀鉄道)
利用状況
要約
視点
年度別(JR西日本・伊賀鉄道)
2019年度の1日平均の乗車人員はJR西日本が約525人、伊賀鉄道が278人(JRからの乗り継ぎ人員を含む)である[15]。
なお、JR西日本の2023年度の1日当たりの利用者数は956人である[3]。
当駅乗降人員(伊賀鉄道)
近年における当駅(伊賀鉄道)の1日乗降人員の調査結果は以下の通り。
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駅周辺
駅から少し離れた南側を服部川が流れる。駅付近は民家が多いが、川の辺りは田畑が広がっている。この川を渡ると伊賀上野武道館や上野運動公園競技場に至るが、駅からはやや離れている。駅裏側にはタイル工場があり、その東側は住宅が多く建つ。駅南東側には工業団地[18]があり、流通倉庫や印刷機の製造工場などが建つ。駅から北へ進むと三田坂を経て桜峠に至るが、バイパスの開通によってその峠へのアクセスが改善された[18][19]。
バス路線
駅前ロータリーに「伊賀上野駅前」停留所があり、三重交通の路線が発着する。
- 三重交通
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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