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佐知川

埼玉県さいたま市西区の大字 ウィキペディアから

佐知川
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佐知川(さじかわ[4]、さぢかわ[1])は、埼玉県さいたま市西区大字郵便番号は331-0064[2]

概要 ■佐知川, 国 ...

地理

さいたま市西区中央部の、北部は大宮台地の指扇支台の南端部に位置され、南部は古入間川[5]が乱流したことで作り出した沖積平野(荒川低地)やその自然堤防上に位置する[6]。 地区の南端を新川が流れ下る。東側で大宮区三橋や西区大字水判土に、南側で大字飯田や大字二ツ宮に、西側で大字西遊馬に、北側でプラザや大字指扇に隣接する。土地利用としては水田が多かったが、その後住宅団地の建設より宅地化が進み[4]、全体的には主に住宅地などであるが、一部で農地も見られ、南西側の新川の流域沿いには水田も見られる。県道沿いには古くからの民家が多く見られる[4]

地内の台地上に植水古墳群に属する古墳のひとつである原稲荷古墳[4]がある。

地価

住宅地の地価は、2019年平成31年)1月1日の都道府県地価調査によれば、大字佐知川字前1374-6の地点で9万8000円/m2、大字佐知川字原228-56の地点で10万8000円/m2となっている[7]

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歴史

要約
視点

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡植田谷領に属する佐知川村で、古くは水判土荘に属していたと云われている[8]。さらに古くは室町期より見出せる足立郡のうちの佐地川であった[8]。佐知川は佐地川とも記す[6]。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では257余(田13町7反余、畑34町余)、『元禄郷帳』では465石、『天保郷帳』によると462石余であった。助郷中山道大宮宿に出役していたが、正徳安永年間は日光御成街道大門宿にも出役していた。化政期の戸数は96軒で[8]、村域は古来より上組と下組に二分され名主が両組に置かれていていたが[6]、村の規模は不明。地名は地形に因むものであり、サジは傾斜地を意味し、カワは縁辺を意味する[6]。地内に普光山慈眼寺末の覚音院と覚蔵院があり[8]、覚音院には明和年間、覚蔵院には安政年間に寺子屋が開設されていた[6]

佐知川村に存在していた小字

  • 粕田[15]
  • 後谷
  • 金山
  • 八反田
  • 井戸尻
  • 上新田
  • 中新田
  • 太郎衛門野
  • 吉祥寺野
  • 尼ヶ島
  • 八貫野
  • 八反目
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世帯数と人口

2019年平成31年)1月1日時点の世帯数と人口は以下の通りである[1]

さらに見る 大字, 世帯数 ...

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[16]

さらに見る 区域, 小学校 ...

交通

鉄道

  • 地区内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅は川越線指扇駅であるが、大字佐知川字前1374-6の地点よりおよそ2.3 km[7]離れている。

道路

バス

大宮駅西口方面からの路線バスが運行されている。

西武バス大宮営業所
地区内は「佐知川原」、「佐知川住宅」、「中野林」、「佐知川」、「佐知川東」「市営住宅前」「金山神社」停留所が設置されている[17]
さいたま市コミュニティバス
地区内はさいたま市民医療センターから川越線指扇駅を経由して同線西大宮駅に至る「西区コミュニティバス」が通り、「佐知川」、「佐知川東」、「市営住宅前」、「金山神社」、「プラザ南」停留所が設置されている[18]

寺社

  • 願満堂
  • 正願寺
  • 金山神社
  • 原稲荷神社 - 拝殿は植水古墳群の原稲荷古墳の上に鎮座する。
  • 第六天神社

施設など

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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