トップQs
タイムライン
チャット
視点
全日本大学女子選抜駅伝競走大会
ウィキペディアから
Remove ads
全日本大学女子選抜駅伝競走(ぜんにほんだいがくじょしせんばつえきでんきょうそう)は、例年冬季に行われる、日本学生陸上競技連合主催の女子の大学駅伝大会である。2013年(平成25年)より、正式略称が「富士山女子駅伝」(ふじさんじょしえきでん)となっている[1]。
概要
大学女子駅伝の中で優勝校に文部科学大臣杯が授与されるのは、10月下旬開催で出場校が予選会から勝ち上がる全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)と、出場校が選抜方式の当大会のみである。
第1回大会が2004年開催と、日本のメジャー駅伝大会のなかでは最も歴史の新しい大会であるが、有力高校生選手の大学進学志向が高まり、区間タイムおよび大会記録のレベルアップは著しいものとなっている。
第3回大会(2006年)までは2月第3日曜日に埼玉県・中山道沿いの全6区間30.0kmで開催され、第7回大会(2009年)までは年末年始の頃に茨城県つくば市の全6区間30.67kmで開催されたが、テレビ東京の主催離脱およびスポンサー降板により休会となった[2]。
世界文化遺産に富士山が登録されたのを記念して2013年より静岡県の富士山麓(富士宮市・富士市)の全7区間43.4kmで復活開催となり、フジテレビ系列で毎年放送されている[3]。2015年以降は、毎年12月30日に開催している[4]。
Remove ads
出場資格
以下の条件を満たす計24チームが出場する。
- 全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)の上位12校の中で参加を希望するチーム。
- 1チーム7名の5000m記録による10チーム。但し、当該年度4月1日から同年12月第1日曜日までに行われた記録会で出したものでなければならない。
- 地区学連選抜チームによる2チーム。但し、全国の地区から原則各1名は選抜すること。(新型コロナウイルスの影響により2020年はいずれも編成しない)
- 日本学生選抜
- 静岡県学生選抜(2015年から2017年までオープン参加で2018年より正式参加 静岡県の大学に在学している学生、または他都道府県・国外に居住・在学している場合は静岡県の中学・高校を卒業していること)
過去の出場条件(2004年 - 2009年)
以下の条件を満たす計20チームが出場する。
- 当該年度の全日本大学女子駅伝対校選手権大会の上位12校のなかで参加を希望するチーム。
- 各地区学連からの選抜チーム(北海道、東北、関東、東海、北信越、関西、中国四国、九州から各1チーム。)。
Remove ads
大会運営
大会結果
- 回数は全日本大学女子選抜駅伝競走大会の通算回数を表す。
さいたまコース
つくばコース
富士山周辺コース
Remove ads
コースとその区間の特徴
要約
視点
富士山周辺コース(2016年~)
2013年から採用された富士山麓で行われていた従来のコースからより興味が湧く白熱したレースにして欲しいという主催者側の要望からコースと中継所の変更に伴った新設コース。
また、従来のコースのうち3.3kmと走行距離の短かった共催の富士宮市からは市民の「もっと選手を応援したい、富士宮市を全国にもっとアピールしたい。」という要望から、浅間大社前を発着とした富士宮市街地を1周回する区間を1区として新設した形となり、結果コース中の富士宮市内を走行する距離は7.4kmへと延長された。
このコース変更に伴い最長区間は9.4kmから10.5kmに延長、最も厳しい区間である7区も7.7㎞から8.3㎞へ延長されより順位変動の激しいコースとなった。
全7区間 43.4km。 スタート: 富士山本宮浅間大社前~フィニッシュ: 富士総合運動公園陸上競技場
- 1区( 4.1km ) 第1中継地点: 富士山本宮浅間大社前
- 2区( 6.8km ) 第2中継地点: (株)石井鉄工所前
- 3区( 3.3km ) 第3中継地点: 富士市交流プラザ前
- 4区( 4.4km ) 第4中継地点: 富士市クリーンセンターききょう前
- 5区(10.5km ) 第5中継地点: ジヤトコ本社前[7]
- 6区( 6.0km ) 第6中継地点: 岡島運輸(株)駐車場前
- 7区( 8.3km ) フィニッシュ地点:富士総合運動公園陸上競技場
先頭が中継所を通過してから10分経過すると繰り上げスタートとなる。(第5中継所までは白タスキとなる)
区間最高記録
各区間歴代5傑
富士山周辺コース(2013年~2015年)
全7区間 43.4km。
- 1区( 6.7km ) 第1中継地点: (株)小林製作所鷹岡工場前
- 2区( 3.4km ) 第2中継地点: 富士市交流プラザ前
- 3区( 4.5km ) 第3中継地点: 富士市クリーンセンターききょう前
- 4区( 9.4km ) 第4中継地点: 富士市役所前
- 5区( 5.0km ) 第5中継地点: 富士市東部市民プラザ前
- 6区( 6.8km ) 第6中継地点: エヌピー運輸富士(株)駐車場前
- 7区( 7.6km ) フィニッシュ地点:富士総合運動公園陸上競技場
区間最高記録(2015年まで)
つくばコース(2007年~2009年)
全6区間・30.67km。
1区(5.0km) つくば中央公園(つくば駅前)→茗溪学園
2区(3.0km) 茗溪学園→筑波宇宙センター
3区(5.5km) 筑波宇宙センター→筑波大学本部棟
5区(6.0km) 大穂交差点→筑波大学附属病院
6区(7.67km) 筑波大学附属病院→筑波大学陸上競技場
区間最高記録
さいたまコース(2004~2006年)
全6区間・30.0km。
- 1区(5.0km)- 埼玉県庁前(スタート)~(浦和橋)~さいたま新都心中継所(さいたま市中央区ニューセンチュリービル前)
- 2区(3.0km)- さいたま新都心~(JR・東武陸橋下)~大宮中継所(さいたま市北区役所前)
- 3区(5.9km)- 大宮~(東北新幹線高架下)~上尾中継所(上尾市愛宕神社前)
- 4区(6.1km)- 上尾~(上尾駅前)~北本中継所(北本市准看護学校前)
- 5区(3.0km)- 北本~(北本市南歩道橋手前折り返し)~桶川中継所(桶川市)
- 6区(7.0km)- 桶川~(桶川駅前)~(上尾駅前)~上尾陸上競技場(ゴール)
区間最高記録
Remove ads
テレビ中継
要約
視点
テレビでの放送は第1回 - 第7回までテレビ東京をキーステーションにTXN系列の6局、ならびにBSデジタル放送・BSジャパンで放送されたが、2009年の第7回大会に関しては、テレビ東京の予算削減の影響等の事情により[8]後日の録画放送となった[9]。中継にはTXN系列のアナウンサーが実況ならびに中継リポートに参加していた。なお、テレビ東京は2010年に主催を降板している。
第8回からはフジテレビをキーステーションにFNS系列局で「スズキスポーツスペシャル・富士山女子駅伝」として放送されている。2013年と2014年は、レース開催当日の14時から(レーススタートは9時15分)16時50分まで録画放送された[10]。尚、開催地の地元の系列局であるテレビ静岡は、制作協力に関わっている他、中継所にはアナウンサーも配置した。第10回(2015年)からは9時50分から12時40分まで、第12回(2017年)・第18回(2023年)は9時55分から12時40分まで生放送された[11]。「男は箱根、女は富士山」のキャッチコピーも用いられている。
中継出演者(2013年)
括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー
中継出演者(2014年)
括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー
中継出演者(2018年)
括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー
- 進行・優勝チーム監督・選手インタビュー
- 西山喜久恵
- 佐野瑞樹
- 放送センター
- 解説:増田明美(スポーツジャーナリスト)
- 実況:森昭一郎
- 第1移動車
- 解説:高橋尚子(スポーツコメンテーター、シドニー五輪女子マラソン日本代表)
- 実況:谷岡慎一
- 第2移動車
- 解説:金哲彦(ニッポンランナーズ理事長)
- 実況:竹下陽平
- バイク
- 実況:酒主義久
- 中継所
- 副音声
中継出演者(2019年)
括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー
- 進行・優勝チーム監督・選手インタビュー
- 西山喜久恵
- 佐野瑞樹
- 放送センター
- 解説:増田明美(スポーツジャーナリスト)
- 実況:竹下陽平
- 第1移動車
- 解説:高橋尚子(スポーツコメンテーター、シドニー五輪女子マラソン日本代表)
- 実況:森昭一郎
- 第2移動車
- 解説:金哲彦(ニッポンランナーズ理事長)
- 実況:谷岡慎一
- バイク
- 実況:酒主義久
- 中継所
- 第1中継所:上中勇樹
- 第2中継所:吉原功兼(関西テレビアナウンサー)
- 第3中継所:センター実況が兼務
- 第4中継所:今湊敬樹
- 第5中継所:小田島卓生(東海テレビアナウンサー)
- 第6中継所:鈴木敏弘(テレビ静岡アナウンサー)
- 副音声
- 西村菜那子(NGT48)
- 藤井弘輝
中継出演者(2020年)
括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー
- 進行・優勝チーム監督・選手インタビュー
- 西山喜久恵
- 佐野瑞樹
- 放送センター
- 解説:増田明美(スポーツジャーナリスト)
- 実況:谷岡慎一
- 第1移動車
- 解説:高橋尚子(スポーツコメンテーター、シドニー五輪女子マラソン日本代表)
- 実況:竹下陽平
- 第2移動車
- 解説:金哲彦(ニッポンランナーズ理事長)
- 実況:森昭一郎
- 第3移動車
- 実況:酒主義久
- 中継所
- 第1中継所:不明
- 第2中継所:不明
- 第3中継所:不明
- 第4中継所:吉原功兼(関西テレビアナウンサー)
- 第5中継所:今湊敬樹
- 第6中継所:小田島卓生(東海テレビアナウンサー)
- 副音声
- 西村菜那子(NGT48)
- ゆりやんレトリィバァ(お笑い芸人)
- 神野大地(セルソース)- 体調不良のため出演せず
- 佐藤成葉(資生堂)
中継出演者(2021年)
括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー
中継出演者(2022年)
括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー
- 進行
- 佐野瑞樹
- 放送センター
- 解説:増田明美(スポーツジャーナリスト)
- 実況:竹下陽平
- 第1移動車
- 解説:高橋尚子(スポーツコメンテーター、シドニー五輪女子マラソン日本代表)
- 実況:酒主義久
- 第2移動車
- 解説:金哲彦(ニッポンランナーズ理事長)
- 実況:森昭一郎
- 第3移動車
- 実況:上中勇樹
- 中継所
- 第1・第3中継所:今湊敬樹
- 第2中継所:松下翔太郎(テレビ静岡アナウンサー)
- 第4中継所:西山喜久恵
- 第5中継所:吉原功兼(関西テレビアナウンサー)
- 第6中継所:小田島卓生(東海テレビアナウンサー)
- 優勝インタビュー
- ナレーション
- 花澤香菜(声優)
中継出演者(2023年)
括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー
中継出演者(2024年)
括弧書きが無い場合はいずれもフジテレビアナウンサー
- 進行
- 佐野瑞樹
- 放送センター
- 解説:増田明美(スポーツジャーナリスト)
- 実況:竹下陽平
- 第1移動車
- 解説:高橋尚子(スポーツコメンテーター、シドニー五輪女子マラソン日本代表)
- 実況:谷岡慎一
- 第2移動車
- 解説:金哲彦(ニッポンランナーズ理事長)
- 実況:上中勇樹
- 第3移動車
- 実況:今湊敬樹
- 中継所
- 第1中継所:松下翔太郎(テレビ静岡アナウンサー)
- 第2中継所:梶谷直史
- 第3中継所:森昭一郎
- 第4中継所:勝野健
- 第5中継所:西山喜久恵
- 第6中継所:小田島卓生(東海テレビアナウンサー)
- 優勝インタビュー
- 松﨑涼佳
過去(テレビ東京制作分)の実況担当アナウンサー
- 各アナウンサーの所属局は放送当時のもの。
|
|
|
|
Remove ads
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads