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刑事ニコ/法の死角
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『刑事ニコ/法の死角』(けいじにこ・ほうのしかく、Above the Law)は、アンドリュー・デイビスが脚本、製作、監督した1988年のアメリカ合衆国の犯罪アクション映画。
スティーヴン・セガールの初主演作で、のちに合気道を使ったアクションがヒットする。セガールはデビュー作ながらプロデューサーにも名を連ねており、『エイリアン』の脚本家、ロナルド・シャセットも参加している。
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あらすじ
シチリア島パレルモにルーツを持つニコ・トスカーニ元軍曹は、シカゴ警察に所属する刑事。7歳の頃に家庭の事情で日本に渡り、特に感銘を受けた合気道の武者修行に打ち込んでいた青年ニコは、中央情報局(CIA)エージェントのネルソン・フォックスにスカウトされ、ベトナム戦争中に特殊工作員としてヴェトナムに渡ったが、現地で行われる残虐な拷問を見て嫌気をさし、拷問を楽しむ上司のゼーガンを殴り倒した末、CIAを退職する。
心に傷を抱えてアメリカへ帰国したニコは、その後、犯罪都市シカゴで辣腕をもって鳴る刑事になっていた。結婚し、行方不明の従兄妹を探すうちに大きな事件にぶつかることになる。精肉工場での麻薬取引現場に張り込んでいたニコは激しい銃撃戦の末、密売人たちを逮捕する。ところが押収物は麻薬のはずが、プラスチック爆薬のC4であった。しかも、逮捕したはずの密売人の主要人物2人が、証人保護プログラム適用者だと主張するFBIによって釈放されてしまう。憤慨したニコは相棒の女刑事ジャクソンらと共に引き続きこの捜査にあたるのだった。
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登場人物
- ニコ・トスカーニ
- 演 - スティーヴン・セガール
- シカゴ警察の刑事。元CIA特殊工作員。シシリア生まれ。7歳の頃に家庭の事情で日本に渡り、特に感銘を受けた合気道の武者修行に打ち込んでいた。捕虜にも優しい人柄だが無法者に対する躊躇は一切ない。また戦略上の都合とはいえ、たまたまあった関係のない店に無法者たちを入れて、そこで暴れて店を半壊させるなど非常識な一面もある。一悶着を起こし、退職して刑事になり、風紀課の部長刑事になる。複数の男から銃で撃たれそうになっても上手く隠れて回避し、弾切れを狙い返り討ちにするなど頭も切れる。
- デロリス・ジャクソン
- 演 - パム・グリア
- 女刑事。ニコの相棒。明るい性格。
- サラ・トスカーニ
- 演 - シャロン・ストーン
- ニコの妻。夫婦仲はいいが、仕事柄、危ないことをしている夫にあきれることもある。
- カート・ゼーガン
- 演 - ヘンリー・シルヴァ
- ニコのCIA時代の上司。薬物と尋問の専門家。拷問を心から楽しむ残忍な男。
- トニー・サルバノ
- 演 - ダニエル・フェラルド
- 麻薬密売人。部下に厳しいがゼーガンには頭が上がらない。
- ニーリー
- 演 - ニコラス・クセンコ
- FBI特別捜査官。少女と情事を楽しむなど節操がない男。
- ネルソン・フォックス
- 演 - チェルシー・ロス
- 中央情報局(CIA)エージェント。裏では汚職に手を染めている。
- スキーフ
- 演 - ロニー・バロン
- CIAのバーテンダー。
- ルーク
- 演 - ロン・ディーン
- ニコの同僚。
- ブランカ
- 演 - ジャック・ウォレス
- ニコのおじさん。
- ストローザ
- 演 - ジョゼフ・F・コサラ
- 警部補。
- ハリソン
- 演 - ジョー・D・ローク
- 上院議員。
- ハロラン
- 演 - グレゴリー・アラン・ウィリアムズ
- FBI捜査官。
- クローダー
- 演 - サルマス・ラスララ
- 副本部長。
- オハラ
- 演 - マイク・ジェームズ
- 巡査。
- ローザ
- 演 - メッタ・デイヴィス
- ニコの母。息子との仲は良く、常に彼の身を案じている。
- ジェナーロ
- 演 - ジョー・グレコ
- 神父。ニコとは昔からの顔なじみ。教会の爆発テロに巻き込まれて死亡する。
- トマシーノ
- 演 - ヘンリー・ゴディネズ
- 神父。福祉もしている。
- シスター・マリー
- 演 - インディア・クーパー
- 教会のシスター。
- ワタナベ・エツコ
- 演 - シェリル・ハマダ
- カフェの店員。ニコの知り合いで裏ではハッキングをしている。
- カルロス・アバンダーノ
- 演 - ラファエル・ゴンザレス
- 弁護士。汚職に手を染めている。
- ヘンダーソン
- 演 - ジーン・バージ
- 刑事。
- ルチア
- ニコの従姉妹。
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キャスト
参考文献
外部リンク
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