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加藤陽一 (脚本家)

日本の脚本家 ウィキペディアから

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加藤 陽一(かとう よういち、1979年[1]2月10日 - )は、日本脚本家東京都杉並区出身。株式会社プラスワン代表取締役、アーチ株式会社非常勤取締役。日本脚本家連盟会員。立教大学中退。妻は作詞家シンガーソングライターこだまさおり[2]

概要 かとう よういち加藤 陽一, プロフィール ...
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来歴・人物

要約
視点

2000年代より、テレビアニメの脚本家として作品のジャンルを問わず活動している。大学時代に放送作家としてデビュー[1]

アイカツ!』・『妖怪ウォッチ』・『宇宙兄弟』を始めとする多数の作品で、シリーズ構成・脚本を担当し、幅広い層に向けてヒット作品を送り出している。

個性的な台詞とともにキャラクターや作品を世間に浸透させていくのが特徴のひとつで、『妖怪ウォッチ』ではコマさんが驚いた時に言う台詞の「もんげー」を発案[3]。また、『アイカツ!』でも「芸能人はカードが命」、「おしゃもじをマイクに持ちかえて」、「うんうん、それもまたアイカツ!だね」(星宮いちご)、「穏やかじゃない」(霧矢あおい)、「これ、アイカツか?」(紫吹蘭)、「あなたがドならあたしはレ」(音城セイラ)、「オケオケオッケー」(冴草きい)、「世界の中心はここね!」(栗栖ここね)などを発案[4]。『ドリフェス!』では「応援(エール)はドリカが示すもの」、「イケるっしょ!」(天宮奏)[5]、「控えめに言ってサイコー超えてる」(三神遙人)、「貴方のためなら即位する」(風間圭吾)などを発案[6]。『デジモンユニバース アプリモンスターズ』では「キサマの未来は検索済みだ!」(ガッチモン)、「あなたのハートにドッカンパンチ!」(花嵐エリ)、「ノレる? ノレない? 超ノレる!」(飛鳥虎次郎)などを発案[7]。『デュエル・マスターズ』では「激しくアツかりしカードバトル」、「このドローは重いぜ! でも俺は引く、たとえこの指がペッキリ折れようと! 見せてやる、俺の熱血デュエ魂! ドーロドロドロドロドロドロドロドロドロドロ…ドロォオーーーーーーッ!!」(切札勝太)などを発案[8]。『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』では「イケない心、ちょーだいします!」、「私のハート、ファンファンしてる!」(桜衣ココミ)、「完全に始まってる!」(明日海サキ)などを発案している[9]

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のマスコットキャラクター・ミライトワとソメイティのアニメの脚本も手がけるなど、活動の幅を広げている[10]

アイカツ!』・『ドリフェス!』・『アイドルマスター ミリオンライブ! 』・『アイドルマスター シャイニーカラーズ』など、アイドルアニメを多く手がけ、その手腕には定評がある。その特徴等について、『アイドルマスター ミリオンライブ! 』の監督を務めた綿田慎也は、「これだけのキャラクターを登場させ、比較的短い尺の中で特徴を出し、視聴者に印象付けをしなければならない。加藤さんの手腕が顕著に出ている」「あれだけの情報量をまとめてしまえるのは、プロ中のプロの仕事」「ドラマの段取りはまさに加藤さんが『アイカツ!』でお手の物でしたから、ライブシーンをどのようにドラマに落とし込んでいくかの話はしやすかった。あとは数回聞いただけで覚えてしまうようなワード、「現場大臣さん」とか「原っぱライブ」とか。そういったところにライターとしての強みが出ている」と語っている[11]。また、「キャラクターの芝居やセリフだけでも、通常のTVアニメの3〜4倍の情報量を整理しなければいけない。そこの情報量だけでもパンクしてしまいそうでした。加藤陽一さんのようなロジカルなタイプのシナリオライターにまとめていただけたのは、本当にありがたいことでした」とも評している[12]

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参加作品

アニメシリーズ

2003年
2004年
2005年
2006年
2008年
2009年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
2025年

劇場作品

2014年
2015年
2016年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
2025年
  • アイカツ!メモリアルステージ~輝きのユニットカップ~(脚本)
  • 遠井さんは青春したい!『バカとスマホとロマンスと』(脚本)[22]

テレビドラマ

2008年
2019年
2020年
2021年
2022年
2024年

DVD / Blu-ray

2007年
2010年
2012年

ノベル

2008年
2009年
2010年
2014年
2016年
2019年
2020年
2021年
2022年

漫画

2009年
2010年
2011年
2022年
  • デビル・イン・ウラワンダーランド(2022年-、脚本[23]

ゲーム

2010年
2011年
2012年
2014年
2016年
2018年
2024年

舞台脚本/イベント構成

2010年
2012年
2013年
  • Kiramune Presents リーディングライブ『悪魔のリドル ~escape 6~』(脚本)
2017年
  • LAWSON presents Sphere live tour 2017 "We are SPHERE!!!!!"(朗読パート 脚本)
2018年
  • アイカツ!シリーズ 5thフェスティバル!!(ドラマパート・開演前アナウンス・ブリッジ 脚本)
2024年
  • アイカツ!「あかりGeneration 10周年記念イベント『キラッキラ!』」(朗読パート・開演前アナウンス 脚本)
2025年

雑誌連載

2010年

プラネタリウム

2012年
2016年
2022年

講演

2015年
  • AnimeJapan 2015 クリエイター体験講座 『妖怪ウォッチ』『アイカツ!』にみるヒットアニメ脚本術[25]
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脚注

関連項目

外部リンク

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