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坂田おさむ
日本の俳優 ウィキペディアから
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坂田 おさむ(さかた おさむ、1952年〈昭和27年〉12月10日[注釈 1] - )は、日本のシンガーソングライター、歌手、声優、タレント、俳優。第7代うたのおにいさん。
本名・坂田 榮一(さかた えいいち)。愛称はおさむお兄さん。北海道旭川市出身。
作詞・作曲活動では「坂田修」や「坂田修一」(いずれも読みは芸名と同じ)名義を用いることもある。白鳳女子短期大学の客員教授を務める[3]。
娘はタレントの坂田めぐみ。
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経歴
要約
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旭川市立東町小学校、北海道札幌北高等学校、明治大学政治経済学部卒業。
1975年(昭和50年)、フォークロックバンド「宿屋の飯盛」のメンバーとしてデビュー。本名の「坂田栄一」名義でギターを担当。同年、アルバム『飛んでみたのさ』をリリース。
1977年(昭和52年)、「坂田修」名義で『BYE BYE東京』を発表し、ソロシンガーとしてデビュー。1982年にはなぎら健壱とユニット「フォークマン・ブラザーズ」を結成し、活動していた。
1984年(昭和59年)、作詞家の遠藤幸三[注釈 2]からNHKの幼児向けテレビ番組『おかあさんといっしょ』への楽曲提供を勧められ、同番組のプロデューサーに曲を売り込んだところ、娘のイメージから作詞・作曲した『はるのかぜ』など計3曲が同番組に採用された。それから半年後、再度自身の曲を売り込みに訪れた際に、同番組のうたのおにいさん選考オーディションへの参加を勧められ、実際にオーディションを受けた結果採用された、1985年(昭和60年)4月に第7代目のうたのおにいさんに就任。以降、1993年(平成5年)3月まで8年間出演した[4]。後述の通り、出演中にも同番組に多数の楽曲を提供している。2024年7月現在、40歳以上で現役だったおにいさん・おねえさんは歴代唯一である[注釈 3](うたのおにいさんとしては最高齢記録)。
番組内の共演者は、以下の通り。うたのおねえさんは、最初の2年間(1985年度から1986年度)は、第15代の森みゆき。1987年度以降の6年間は、第16代の神崎ゆう子(同期退任)。たいそうのおにいさんは、最初の2年間(1985年度から1986年度)は、第8代の瀬戸口清文。1987年度以降の6年間は、第9代の天野勝弘(同期退任)。身体表現のおねえさんは、初代の馮智英。他に、当時「志ん輔ショー」に出演していた古今亭志ん輔とも共演していた。
うたのおにいさんを退任した後もNHKの子供番組等に数多く出演し、コンサートや舞台などで幅広く活躍。番組で6年間共演した神崎ゆう子とは度々各地でコンサートを開いているほか、2014年(平成26年)から2019年まで毎年5月5日にNHK-FMで放送された『今日は一日家族三世代 NHKキッズソング三昧』で共演し、公開放送パートでは『おかあさんといっしょ』の楽曲を披露していた。その他、『おかあさんといっしょ』の人形劇を冠したイベントツアーに参加している。また、夏休みや冬休み時期に放送される特別編成版の『おかあさんといっしょ』にもたびたびゲストとして出演した。
うたのおにいさんに就任するきっかけとなった楽曲『はるのかぜ』をはじめ、『おかあさんといっしょ』のうたのおにいさん在任中から現在まで「坂田修」名義(2010年頃からは、歌手活動と同じく「坂田おさむ」名義を主に使用。2017年頃からは「坂田修一」名義も使用している[注釈 4])で子供番組を中心に多数の楽曲を提供しており、1986年以降のおかあさんといっしょの今月の歌に限定しても2019年7月時点で29曲(作詞、もしくは作曲のみの楽曲も含む)と、同コーナーの最多楽曲提供者となっている。中には、今も番組内外で歌い継がれる楽曲となったものもあるほか、小学校用の音楽の教科書に採用された楽曲もある。
2002年(平成14年)には、NHK『みんなのうた』向けに制作した楽曲『ママの結婚』が、2004年6月時点でシングルと『みんなのうた』のベスト盤の合計で1万1000枚を売り[5]、CD付き絵本は初版1万5000部が約2か月でほぼ完売する[5]などヒットしている。
娘の坂田めぐみもタレントとして活躍しており、CDやステージ、テレビなどでたびたび父娘共演をしている。父娘共演の多くはめぐみが20歳を過ぎた2002年(平成14年)以降であるが、坂田がうたのおにいさんだった時にも共演歴がある。正式に出演者としてクレジットされた例としては1990年(平成2年)春の「おかあさんといっしょ ファミリーコンサート」で、この時は親子であることは伏せた形での共演だった。また、坂田の自著エッセイ『オーロラを見たよ』には、坂田がうたのおにいさんに就任直後の時期の『おかあさんといっしょ』の収録に当時3歳だっためぐみが参加しており、「うたのおにいさんと一般参加者の子供」という思わぬ形で親子共演したエピソードが記されている。うたのおにいさんが在任中に自身の子供と共演した実例は、2024年(令和6年)現在も坂田のみである。
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主な提供作品
要約
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おかあさんといっしょ[6]
- そろそろもぐもぐ(1984年)
- うばぐるま(1985年)
- はるのかぜ(1985年)
- どんどんゴロゴロ
- わっしょい(1987年10月の歌)
- みんなでクリスマス(1989年12月の歌)
- かあさんカラス(1991年9月の歌)
- どんな色がすき(1992年6月の歌)
- つめ・かみ・みみ太郎(1992年9月の歌)
- 星ひとつ(1993年2月・3月の歌)[注釈 6]
- ぼくらのロコモーション(1993年5月の歌)
- 元気のキホン(1993年10月の歌)
- にじのむこうに(1996年4月の歌)
- 公園にいきましょう(1997年6月の歌)
- どっこいしょ(1997年12月の歌)[注釈 7]
- マカポカヒラリン(1998年3月の歌)[注釈 7]
- あしたははれる(1999年3月の歌)
- シアワセ(1999年9月の歌)
- 夢のパレード(2000年10月の歌)
- タンポポ団にはいろう!!(2003年5月の歌)
- 風のおはなし(2004年5月の歌)
- とんでもトン吉(2004年10月の歌)
- しろいともだち(2006年2月・3月の歌)
- 夢の中のダンス(2007年9月の歌)
- 君に会えたから(2008年3月の歌)
- ありがとうの花(2009年9月の歌)
- キッチンオーケストラ(2011年5月の歌)[注釈 8]
- みんなだれかがすきになる(2012年2月・3月の歌)[注釈 9]
- 地球ぴょんぴょん(2014年2月の歌)
- メダルあげます(2015年11月の歌)
- やくそくハーイ!(2017年2月の歌)
- やさしいうた(2018年9月の歌)
- ワン・ツー・スリー!(2019年7月の歌)[注釈 10]
- ネガイゴト(2021年2月の歌)
- 地球の歌(2023年1月の歌)
- きっとキセキ(2025年4月の歌)
- たからものみつけた(おかあさんといっしょファミリーコンサート 2005年度全国公演)
- ニンニンニコニコ!(おかあさんといっしょファミリーコンサート 2012年度全国公演)
- みんないっしょに(おかあさんといっしょ スペシャルステージ2013「空までとどけ!みんなの想い!」)
みんなのうた[7][8]
- ママの結婚(2002年)
- ねむいいぬ(2014年)[注釈 11]
その他NHKの番組
★の楽曲は該当番組に加え、番組放送中もしくは終了後に『おかあさんといっしょ』内でも放送された。
- すてきな言葉(あさごはんだいすき)★
- ハイ!ハイ!HIGH!(みんなの広場だ!わんパーク)★
- ダメ ダメ ダ~メ!(みんなの広場だ!わんパーク)[注釈 12]
- ダンシング・メイト(うたっておどろんぱ)★[注釈 13]
- ヤッホ・ホー(夢りんりん丸)★
- シャラ・リラ・ルーラ(BSおかあさんといっしょ)[注釈 14]
- せいせいどうどう!!(BSおかあさんといっしょ)★
- みんなDEどーもくん!(みんなDEどーもくん!)
イベント
- ぴぴハピー(2008 ぐ~チョコランタン ファミリーステージ)[9]
その他
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歌唱
- げきそうマシン大集合!!(激走戦隊カーレンジャーイメージソング)
- おとうさんの電車(うたの科学館シリーズ のりものの歌〜ハイスピードエクスプレス〜)
- ヤマハ音楽教室教材 グループレッスン おんがくなかよし教材 旧おんがくなかよし2.6ヶ月用 CD,VHS,DVD(歌唱)
- ヤマハ音楽教室教材 みゅーじっくらんどCD(歌唱)
著作
- 「どんないろがすき うたのおにいさんの絵本」(絵:ロコ・まえだ)、小学館、ISBN 4-09-727121-0、1993年4月
- 「ピアノがひきたい うたのおにいさんの絵本」(絵:ロコ・まえだ)、小学館、ISBN 4-09-727122-9、1993年4月
- 「つめかみみみたろう うたのおにいさんの絵本」(絵:ロコ・まえだ)、小学館、ISBN 4-09-727123-7、1993年4月
- 「オーロラを見たよ」、河出書房新社、ISBN 4-309-00875-5、1993年12月
- 「親子でよかったしょ」、河出書房新社、ISBN 4-309-00981-6、1995年4月
- 「ママの結婚 NHKみんなのうた」(坂田修名義、絵:西内としお、コンパクトディスク付属)、アスコム、ISBN 4-7762-0156-9、2004年4月
テレビ番組
- ブラザー劇場「コメットさん」第50話(TBS・国際放映、1979年5月21日) - 星光男役※俳優
- おかあさんといっしょ(NHK教育、1985年4月1日 - 1993年4月5日) - 第7代うたのおにいさん。退任後も不定期にゲスト出演。
- 2005年夏特集「森の音楽会」※7月25日 - 7月29日
- 2006年夏特集「夏の音楽会」※8月2日
- 2009年夏特集「50周年特集」※7月24日
- 2009年冬特集※12月18日
- 2013年冬特集「クリスマススペシャル〜うたうカフェ〜」※12月25日
- 2024年「おかあさんといっしょ おたんじょうびウィーク」※9月30日
- 母と子のテレビタイム日曜版→あつまれ!わんパーク(日曜版→土曜版)→ニャンちゅうといっしょ(NHK教育、1992年4月 - 1994年3月) - レギュラー降板後も2004年度まで不定期にゲスト出演していた。
- 夢のクレヨン王国(1997年9月7日 - 1999年1月31日、朝日放送・テレビ朝日系列) - アラエッサ役※声の出演
- みんなDEどーもくん!(NHK BSプレミアム) - 不定期出演
- ワンワンパッコロ!キャラともワールド(NHK BSプレミアム)
- 準レギュラー出演(2015年4月 - 2017年3月)
- ゲスト出演(2013年12月22日、2015年1月4日、2017年4月9日、2017年5月21日、2017年9月3日、2017年10月22日、2018年4月8日、2018年7月29日、2018年9月2日、2018年11月25日、2018年12月9日、2019年1月6日、2019年2月3日、2019年4月7日、2020年5月31日、2020年7月12日、2020年8月23日、2020年11月1日、2021年2月21日、2021年3月21日)
- おばけの学校たんけんだん(NHK Eテレ) - ホーレイ先生役 ※声の出演
- すたあと(NHK Eテレ) - すたあせんせい役 ※声の出演。テーマ曲「すたあとのうた」の作詞・作曲・歌唱も担当。
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ファミリーコンサート・スペシャルステージ
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脚注
関連項目
外部リンク
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