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坂道の家
松本清張の小説 ウィキペディアから
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「坂道の家」(さかみちのいえ)は、松本清張の小説。『週刊朝日』1959年1月4日号から4月19日号まで、「黒い画集」第3話として連載され、1959年4月に単行本『黒い画集1』収録の一編として、光文社より刊行された。
これまで6度テレビドラマ化されている。
あらすじ
![]() | この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
寺島吉太郎は場末の町で小間物店を営んでいた。質素に生活を切りつめ倹約を守り、46歳の現在まで、痩せた女房以外に女性を知らなかった。ある時22・3歳の、今まで見かけない女性が店を訪れた。けだるそうな口の利き方であったが、その口調には妙な魅力があった。名前は杉田りえ子というのだった。商品をまけてくれるよう頼みつつ、吉太郎を見上げるりえ子。次第に彼女にのめり込んでいく、吉太郎の蟻地獄が始まる。
主な登場人物
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
書誌情報
→「黒い画集 § 書誌情報」を参照
テレビドラマ
要約
視点
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
1960年版
1960年9月12日と9月19日と10月3日、KRテレビ(現:TBS)系列の「ナショナル ゴールデン・アワー」枠(20:30-21:00)、「松本清張シリーズ・黒い断層」の1作として3回にわたり放送された。
1962年版
1962年9月6日と9月7日(22:15-22:45)、NHKの「松本清張シリーズ・黒の組曲」の1作として2回にわたり放送された。
1965年版
1965年12月14日、関西テレビ制作・フジテレビ系列(FNS)の「松本清張シリーズ」枠(21:00-21:30。早川電機工業一社提供)にて放送。
1983年版
『松本清張の坂道の家』。1983年2月8日、日本テレビ系列の「火曜サスペンス劇場」枠(21:02-22:54)にて放送。視聴率21.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
- キャスト
- 杉田りえ子:坂口良子 (クラブ「キュリアス」のホステス)
- 寺島吉太郎:長門裕之 (小間物屋)
- 山口武豊:石田純一 (りえ子の同郷の恋人)
- 寺島の妻:正司歌江
- さゆり:永島暎子 (「キュリアス」のママ)
- おでん屋台:梅津栄
- 南:大地常雄 (風呂を覗く男)
- 渡辺医師:唐沢民賢 (監察医)
- 刑事:佐藤英夫
- 刑事:大場順
- マスター:杉江廣太郎
- 医師:中村竜三郎 (吉太郎を看取る医師)
- 不動産屋店主:森章二
- 医師:成田次穂 (りえ子の主治医)
- 植木まり子
- 市村博
- 俵一
- 渡辺紀行
- 加島潤
- 小森英明
- 城戸卓
- 熊谷雄二
- 小林克哉
- 村上記代
- 水木涼子
- 麻茶れい
- 西沢正代
- 萩尾なおみ
- 麻生みちこ
- 桜井ゆうこ ほか
- スタッフ
1991年版
『松本清張作家活動40年記念・黒い画集 坂道の家』。1991年8月26日、TBS系列の「月曜ドラマスペシャル」枠(21:00-22:51)にて放映。1960年版テレビドラマをプロデュースした逸見稔が、自身設立のプロダクションを通じて再度関与した作品。視聴率20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。第29回ギャラクシー賞奨励賞受賞作品。
- キャスト
- スタッフ
2014年版
『松本清張〜坂道の家』。2014年12月6日(21:00-23:06)、テレビ朝日系列で「松本清張二夜連続ドラマスペシャル」の第一夜として放送。本ドラマオリジナルストーリーとして、杉田りえ子の過去を描いている。
- キャスト
- スタッフ
- 受賞
- 第41回放送文化基金賞[3][4]
- 奨励賞(テレビドラマ部門)
- 番組部門演技賞(柄本明)
- 東京ドラマアウォード2015[5]
- 単発ドラマ部門・優秀賞
- 第41回放送文化基金賞[3][4]
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脚注
外部リンク
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