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大崎オーソル

日本の男子ハンドボールチーム ウィキペディアから

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大崎オーソル埼玉(おおさきオーソルさいたま)は、大崎電気工業の男子ハンドボールチームである。日本ハンドボールリーグ所属。本拠地は埼玉県入間郡三芳町

概要 大崎オーソル埼玉OSAKI OSOL SAITAMA, 基本情報 ...

「OSOL(オーソル)」は、イタリア語で「地球の核」を意味する。ウェアの基本カラーは、赤。黄色。特定シーズンでは黒を基調にしたものもあり。

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歴史

要約
視点

1960年に創部。同年から行われた全日本実業団ハンドボール選手権大会では10年連続優勝を果たした。日本ハンドボールリーグ創設時にはノミネートで第2ランク(9チーム目)に位置付けられたが、学生勢が参加を断ったため繰り上げとなり加盟が決定[1][2]

1970年代から1980年代は湧永製薬大同特殊鋼に後塵を拝し、2部落ちするなどタイトルから遠ざかる低迷の時代が続いた。1980年代後半から復活するも、1990年代には2部入れ替え戦の対象となるなど再び低迷。男子部よりもよい成績を収めていた女子部を休部して男子に力を集中するようになる。2000年代に入り三陽商会のハンドボール活動休止にともない岩本真典中川善雄永島英明といったトップクラスの選手とプロ契約を結び選手層を厚くして再びトップチームとなった。

アテネ五輪に向けての強化という中で、日本リーグで連覇を続けていたホンダの運営規模の縮小によって始まった新たな盟主争いの中、将来を嘱望されていた宮﨑大輔の参加もあり、2004-05シーズンで全日本実業団、国民体育大会、さらにチーム初の日本リーグ制覇を合わせ「3冠」を達成。全日本総合では決勝で湧永製薬に破れた。

その後、韓国のエース白元喆を擁する大同特殊鋼のリーグ連覇、躍進の前に競り負けることも多く、タイトルは白が出場できない国体に限定されるような状況になった。

2009-2010年には、エースとして君臨していた宮﨑大輔のスペインリーグへの移籍、首藤信一監督から岩本真典監督への移行による采配の変化、HONDAの横地康介、エストニアからの吉田耕平、韓国から日本リーグに復帰した豊田賢治とプロ契約によって受け入れることなどにより、戦術・選手層の幅が広がった。若手選手の積極的な活用などを行い日本リーグの開幕戦など順調な滑り出しであったが、国体では六連覇どころか四位に甘んじるにとどまらず、日本リーグでも五位となりプレーオフ進出を阻まれ無冠だった。

2010-2011年は、創立50周年という節目の年であり、宮﨑大輔がスペインリーグから復帰、全日本候補選手が複数加わった。宮崎が参加できなかった国体こそ2位に甘んじたが、実業団、総合の二冠を達成。日本リーグについては首位で終了しプレーオフの結果待ちとなったが、プレーオフ前日の3月11日に東日本大震災が起こったため大会が延期・中止となり、リーグ成績が日本リーグの成績となり、三冠を達成した。

2011-12年シーズンは日本体育大学小室大地大阪体育大学時村浩幹が加入。レギュラーシーズンを1位で通過したものの、プレーオフ決勝で大同特殊鋼に敗退。

2012-13年シーズンは日本体育大学信太弘樹早稲田大学馬場佑貴大阪体育大学植垣貴志が加入。1位でレギュラーシーズンを終えたが、プレーオフ決勝で再び大同特殊鋼に敗れた。

2013-14年シーズンは日本体育大学木村昌丈大阪体育大学植垣健人植垣貴志の弟)が加入。レギュラーシーズンを2位で終了。プレーオフでは準決勝で大同特殊鋼に敗れ、3位に終わった。シーズン終了後に浦和克行永島英明、内田雄士、吉田耕平のベテラン勢が引退。

2014-15年シーズンは日本体育大学元木博紀が加入。全勝(16勝)で2季ぶりにレギュラーシーズン1位突破を果たしたが、プレーオフ決勝でまたもや大同特殊鋼に敗れた。猪妻正活が現役を引退。

2015-16年シーズンは日本体育大学平子健人大阪体育大学柴山裕貴博村上凌太名城大学柳雄大が加入。2年連続でレギュラーシーズンを1位で通過。決勝でトヨタ車体を破り、5季ぶりの優勝を果たした。このシーズン限りで豊田賢治が現役を引退。石川出が出場機会を求め、地元の琉球コラソンへ移籍した。

2016-17年シーズンは日本体育大学小山哲也が加入。2位でレギュラーシーズンを通過したが、プレーオフ決勝まで勝ち進み、大同特殊鋼を破り2連覇を達成。

2017-18年シーズンは大阪体育大学の中谷憲弥が加入。レギュラーシーズン1位でプレーオフでも優勝を果たし、3連覇を記録した。夏山陽平植垣貴志が現役を引退。

2018-19年シーズンは大阪体育大学香川壮次郎国士舘大学玉川裕康安倍竜之介法政大学の高間アミンが加入。第8回社会人選手権では3年ぶりの優勝を果たしたが、日本選手権は準決勝で豊田合成と対戦し、終盤残り10分の17対23から5点を奪うも1点が届かず22対23で敗戦[3]。ベスト4に終わった。日本リーグは1位でレギュラーシーズンを通過したが、プレーオフ決勝でトヨタ車体に敗れ2位となった。このシーズン限りで岩本真典監督が退任。宮﨑大輔が退団したほか、岩永生が現役を引退し、新監督に就任した。

岩永生体制となった2019-20年シーズンは日本体育大学安平拓馬入谷泰成フランスのシャルトル・メトロポールHB28から日本代表の土井レミイ杏利が加入した。5月の第9回社会人選手権では2年連続の優勝を果たした。11月の日本ハンドボール選手権大会では決勝の対トヨタ車体戦を23対21で破り単独首位となる2年ぶり15度目の優勝を果たした。

2024年から日本ハンドボールリーグが「リーグH」となり、新リーグ参入に際して「チーム名に地域名を入れること」が条件だったため、チーム名を「大崎オーソル埼玉」へ変更した[4]

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選手・スタッフ

現役選手

#Pos.選手名年齢出身校備考
1日本の旗GK高光凌27国士舘大学
4日本の旗PV狩野優太25国士舘大学
5日本の旗RW武良悠希23明治大学
6日本の旗LB濱津秀斗24国士舘大学2025年加入
7日本の旗LB木太隆雅24大阪体育大学
8日本の旗CB藤田響24大阪体育大学
9日本の旗PV林原空翔23明治大学2025年加入 (2024年度)
11日本の旗RB井手悠登25日本大学日本の旗 日本代表 (PSGツアー)
13日本の旗RW山崎佑真26名城大学
15日本の旗RB安平拓馬28日本体育大学
19日本の旗CB末岡拓美26福岡大学日本の旗 日本代表 (PSGツアー)
22日本の旗GK高橋海26明治大学
25日本の旗RW鈴木幸弥27日本体育大学
27日本の旗LB西山尚希30早稲田大学
33日本の旗GK坂井幹29筑波大学日本の旗 日本代表 (PSGツアー)
35日本の旗RB松浦慶介34法政大学
39日本の旗CB松原敦希22国士舘大学2025年加入 (2024年度)
41日本の旗PV久保寺歩夢25中央大学
44日本の旗PV窪田礼央25日本体育大学
55日本の旗LW神初真郁22国士舘大学日本の旗 日本代表 (日韓定期戦 / PSGツアー) / 2025年加入 (2024年度)
70日本の旗PV香川壮次郎30大阪体育大学
2025年8月14日更新[5][6] / ○は新人、☆は内定選手、△は移籍、□は復帰
さらに見る 入退団 (2024-25 ⇒ 2025-26) ...

スタッフ

役職氏名
オーナー渡辺佳英
オーナー代行渡辺光康
部長大橋則一
GM近藤恒俊
監督小澤広太
コーチ馬場佑貴
マネージャー染谷雄輝
トレーナー村田博明
2025年8月14日更新[5]
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成績

要約
視点

日本ハンドボールリーグ

プレーオフは1992-93年シーズンから導入。

さらに見る 年, 順位 ...

大会・選手権

社会人選手権2010年まで実業団選手権として開催。

さらに見る 年, 日本選手権 ...
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歴代監督

歴代選手

2019-20年シーズン

さらに見る 入退団 (2018-19 ⇒ 2019-20) ...

2018-19年シーズン

さらに見る 選手一覧 ...
さらに見る 入退団 (2017-18 ⇒ 2018-19) ...

2017-18年シーズン

さらに見る 選手一覧 ...
さらに見る 入退団 (2016-17 ⇒ 2017-18) ...

2016-17年シーズン

さらに見る 選手一覧 ...
さらに見る 入退団 (2015-16 ⇒ 2016-17) ...

2015-16年シーズン

さらに見る 選手一覧 ...
さらに見る 入退団 (2014-15 ⇒ 2015-16) ...

2014-15年シーズン

さらに見る 選手一覧 ...
さらに見る 入退団 (2013-14 ⇒ 2014-15) ...

2013-14年シーズン

さらに見る 選手一覧 ...
さらに見る 入退団 (2012-13 ⇒ 2013-14) ...
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背番号

日本ハンドボールリーグ登録選手のみ。

1-10

年度12345678910
1976年福本弘飯田信行東一敏佐藤章治井手信一橋本隆三小松原保彦前渕正義坂口健二大熊昌己
1977年佐藤章治井手信一橋本隆三坂口健二斉藤幸司新田明能波羊二佐伯宏治椿原美春
2009年浦和克行染谷雄輝小澤広太前田誠一中川善雄豊田賢治望月孝太郎-永島英明太田芳文
2010年畑山政也東長濱秀希-
2011年小室大地
2012年-宮﨑大輔
2013年--
2014年東佑三--森淳
2015年平子健人柴山裕貴博-
2016年-宮﨑大輔
2017年--
2018年--
2019年入谷泰成--
年度12345678910

11-20

年度11121314151617181920
1976年斉藤幸司原田昭昌新田明椿原美春佐伯宏治-----
1977年武藤保宜岡部大飯田信行家村一敏-原田昭昌----
2009年横地康介東佑三森淳岩永生夏山陽平石原秀久秋山喜彦内田雄士猪妻正活-
2010年-篠崎達也石川出
2011年-
2012年馬場佑貴-
2013年木村昌丈植垣健人
2014年木村昌丈--石川出-
2015年柳雄大村上凌太--
2016年--小山哲也
2017年-中谷憲弥
2018年安平拓馬香川壮次郎-
2019年土井杏利中谷憲弥
年度11121314151617181920

21-30

年度21222324252627282930
1976年----------
1977年----------
2009年-吉田耕平--------
2010年---------
2011年-時村浩幹-------
2012年-信太弘樹---植垣貴志--
2013年-元木博紀----
2014年------
2015年------
2016年------
2017年---玉川裕康--
2018年安倍竜之介高間アミン----
2019年----
年度21222324252627282930

31 -

年度77
1976年-
1977年-
2009年-
2010年宮﨑大輔
2011年
2012年-
2013年-
2014年-
2015年宮﨑大輔
2016年-
2017年-
2018年-
2019年-
年度77
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脚注

外部リンク

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