トップQs
タイムライン
チャット
視点

奥州市立田原小学校

岩手県奥州市にある小学校 ウィキペディアから

奥州市立田原小学校map
Remove ads

奥州市立田原小学校(おうしゅうしりつ たわらしょうがっこう)は、岩手県奥州市江刺田原にある公立小学校

概要 奥州市立田原小学校, 過去の名称 ...
Remove ads

概要

1966年に、江刺市立石原小学校と同校原体分校、江刺市立小田代小学校を統合して誕生した小学校である。江刺市街地からは南東方向、標高85メートルの高台に立地する[2][3]。校名に「田原」を冠しているのは、この地区の地名による[4]大田代小学校の統合以降は田原地区全域を学区としている[5]

現校舎は、2010年代初頭に建設した鉄筋コンクリート造2階建ての普通教室棟と鉄筋コンクリート造平屋建ての特別教室棟から成る[6]。白基調の角ばった外観は旧校舎から受け継いでいる[7][8]

校章校歌はどちらも1970年の制定[9]。校章は田原地区出身の彫刻家・小野寺玉峰の図案による[10][9]サクラの花弁を大きく配置し、下部中央には小学校を表す「小」の文字を記している[9]。校歌は菊地規の作詞、鷹觜洋一の作曲[9]。菊池は田原地区の出身。歌は3番まであり、地区の風土を色濃く取り入れた内容となっている[9]。例えば1番の「松風そよぐ丘のうえ[9]」は、学校のある場所がマツが点在する丘の上にあることを表している。

Remove ads

沿革

  • 1966年昭和41年)
    • 4月1日 - 江刺市立石原小学校・同校原体分校・江刺市立小田代小学校を統合し、「江刺市立田原小学校」として開校[11][9]。従前の校舎を引き続き使用(校舎制をとる)。
    • 11月 - 江刺田原字駒場(現在地)に新校舎を着工[3]
  • 1968年(昭和43年)
    • 統合校舎を落成。事業費は2,086万円[12]
    • 4月 - 実質統合。3校舎を統合したうえで統合校舎へ収容[9]
    • 10月 - 新校舎落成式を開催[9]
  • 1970年(昭和45年)
    • 3月 - 校歌を制定[9]
    • 5月 - 校章を制定[9]
  • 1972年(昭和47年)7月 - プールを落成[9]
  • 1976年(昭和51年)10月 - 校庭を拡張[9]
  • 1982年(昭和57年)
    • 3月 - 体育館を落成[9]
    • 大田代小学校との交流(青少年交流会)を開始[4]
  • 1985年(昭和60年)5月 - 校旗を樹立[9]
  • 1988年(昭和63年)1月 - 校庭を拡張[9]
  • 1989年平成元年)12月 - 全国花いっぱいコンクールにて優良賞を受賞[3]
  • 1990年(平成2年)5月 - 遊具を移動し、花壇を設置[3]
  • 1991年(平成3年)
    • 1月 - 全国花いっぱいコンクールにて優秀賞を受賞[3]
    • 10月 - 全国花いっぱいコンクールにて最優秀賞を受賞[3]
  • 1992年(平成4年)11月 - 全国花いっぱいコンクールにて優秀賞を受賞。観察池を設置[3]
  • 1993年(平成5年)10月 - 全国花いっぱいコンクールにて優秀賞を受賞[3]
  • 1994年(平成6年)12月 - 全国花いっぱいコンクールにて優秀賞を受賞[3]
  • 2005年(平成17年)4月 - 児童クラブを開設[3]
  • 2006年(平成18年)2月20日 - 市町村合併により、「奥州市立田原小学校」に改称。
  • 2009年(平成21年)
    • 6月 - 新校舎を着工[6]
    • 9月 - 学校図書館ボランティア「おはなしの森」を発足[9]
  • 2010年(平成22年)
    • 3月 - 普通教室・管理棟を落成[9]
    • 4月 - 新校舎を使用開始。新校舎お披露目式を開催[13]
  • 2011年(平成23年)
  • 2012年度(平成24年度) - 新プールを落成[1]
  • 2013年(平成25年)6月 - 新プールを使用開始[9]
  • 2014年(平成26年)4月 - 校庭を拡張。特別支援学級(知的障害)を開設[9]
  • 2015年(平成27年)4月 - 知的障害学級を廃止し、肢体不自由学級を開設[9]
  • 2022年令和4年)4月1日 - 奥州市立大田代小学校を統合[15]
  • 2023年(令和5年)4月 - 特別支援学級(病弱・身体虚弱)を開設[9]
Remove ads

教育目標

心豊かな子(明るく)自ら学ぶ子(かしこく)たくましい子(たくましく)の育成

  • 心豊かな子(豊かな心を育む)
  • 自ら学ぶ子(確かな学力をつける)
  • たくましい子(健康・安全・体力作り)

出典:[9]

施設

主な施設を掲載。

  • 校舎 - 建築面積は2,037平方メートル[1]
    • 管理棟・普通教室棟 - 2010年竣工の鉄筋コンクリート造2階建て[9][6]。延床面積は1,570平方メートル[6]。普通教室をはじめ、職員室や保健室などの管理室、理科室を配置している[6]
    • 特別教室棟 - 2011年竣工の鉄筋コンクリート造平屋建て[9][6]。延床面積は430平方メートル[6]。音楽室や図工室といった特別教室のほか、会議室や田原学童クラブを配置している[6][16][17]
  • 体育館 - 1982年竣工[9]。建築面積は708平方メートル[1]
  • 屋外プール - 2012年度竣工。槽はステンレス造で、縦25メートル、横13メートル(325平方メートル)[1]
  • 校庭 - 10,532平方メートル[1]

児童・学級数

2000年度以降の児童数と学級数の推移。

児童数は、学区内の少子化過疎化[4]により2004年度の112人をピークに減少に転じている。2012年度からは複式学級が常態化し、一時期は全学年が複式学級編成だったものの、大田代小学校を統合した2022年度[18]には10年振りに全学年が単独学級となった[19]

さらに見る 年度, 児童数 ...
Remove ads

学区

奥州市江刺田原の全域[32][5]行政区では田原第1区から田原第9区にあたる[5]

進学先の中学校

アクセス

国道456号沿い、江刺カントリー倶楽部のそばに位置している。

バス

自動車

  • 江刺市街地から国道456号経由で約10分

周辺

  • 国道456号
  • 江刺カントリー倶楽部
  • 岩手県南家畜市場

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads